体が壊れて痛いとなると工作する気力が出ませんが、逆になんとなく「終活」っぽい動きは少し動く気が出ます。
ウレタン(要はスポンジです)が入っている箱に入った鉄道模型はそのままにしておくと「アウト」です。
如何に紙とビニールで包んであっても絶対に助かりません。
スポンジは溶けてみるみる浸透して塗装に食い込みます。
溶けたスポンジは固体であると言えなくもないですが、同時に液体で、さらに同時に粉末です。
IMONの紙箱に入れ直すしか無いのです。
スポンジを一切使わないサイズが色々揃った車両ケースは私自身がどうしても必要だったから作ったものです。
今だに1/87蒸機の両数を上回る1/80蒸機、殆どは既に箱を入れ替えています。
最後に残った20両程は元気が無くて放置されていました。
その箱入れ替えに掛かっていますが、その最後の最後の何両かを紹介します。
(最後の一群=放置扱いだった・・・コールタールの海に沈んでも良いかなという扱い・・・今見るとなかなか面白い車両たちです)
箱入れ替えの機会に写真を必ず撮る様にしています。
動輪のタイヤ外側も塗装してあります=イモンはタイヤ側面が光っている蒸機が嫌だから大概塗ります。
フォムラスモデルの大鉄デフC51です。
このモデルはC515らしいと聞いていますのでプレートもC515にしています。
この角度も撮ったのはパイピングのメリハリが足りていないらしいと聞いているので確認のために撮ったものです。
同じくフォムラスモデルのC51「秋田」(ボックス動輪)です。
驚いた事にナンバーも貼らず、動輪外側面も塗装していません。 全く模型です。(蒸汽機関車では無い感じ)
少し動輪が大きく感じます。
その理由は3つ有ります。
① 実物は決して1750mmの直径はありません。1750mm~1690mm(タイヤ交換直前)辺りの中間点の何処かです。
② 実物よりものすごく大袈裟なフランジが付いているから。
③ 車輪踏面が広いから。
銀色タイヤがそれを大袈裟に強調しています。
IMONの蒸機は交換直後に近い微妙に小さい大きさにしています。 設計サイドは私が繰り返し叫んでいても本当のところまでは理解していないかも知れませんが軸距などの心配に関してはマシかなと思います。
銀色である理由は“安物”ステンレスを使っているからです。
多用されるステンレスは直径が多種ある事から挽き難い事を補うし、洋白棒は韓国、そしておそらく中国で入手不能だと想像されます。
真鍮は直接黒ニッケルメッキすると通電不能を起こすので工程を一つ増やしてニッケルメッキをしてから黒ニッケルメッキをし直す必要があります。
洋白棒は挽いた後直接黒ニッケルメッキ可能ですが、日本で入手してから韓国や中国へ梱包して輸送する必要があります。
黒ニッケルよりも銀色の車輪の方が良いという奇抜な意見を最近聞きましたが、やはり必ず見える車輪の内側面を塗装するのは困難と同時に剥げた場合に汚すぎるのでやはり問題外と思います。
しかし、フォムラスのC51は類い稀な美点があります。 「C51に見える」という美点です。
C51という機関車は機関車自体の断面が小さく、8ー17テンダー以外のテンダーが付いた場合テンダーが一回り大きいのです。
機関車2600mmに対して12ー17、8ー20テンダー(D50&C53用、C51末期にも採用、更に付け替えて生き残りがち)は2800mmあります。
D50以降はキャブ幅が2800mmです。
何度も繰り返した話かもしれませんが。
ところで、製品に含まれるナンバープレートはC51232がボックス動輪に該当します。 しかし、秋田に短期間居たのですが、最後の長い期間は[酒田]に居た機関車です。
動輪外側面の塗装が面倒すぎて我家では滅多にない「手をつけていない」蒸機のまま置かれそうです。
IMON蒸機の話は今は封印です。
¥285,000(天賞堂蒸機の1.5倍!)が衝撃的だった“スーパーシュパーブライン”
凝ったイコライザーシステムを使った機関車が直立し、テンダーが横たわる奇抜な箱入れ方法。 今回スポンジの状態が一番危険でした。
因みに、機関車が大きな場合(例えば1/1とか)は必ず無くてはならないイコライジングですが、模型の牽引力にはあまり大きな影響はなさそうです。
むしろ私は、軸バネの「有り」は牽引力に多少はプラスと感じています。
その高価なスーパーシュパーブラインC51です。
動輪の側面も大変ですが、バルブギアの色も大事です。
本当はもう少し明るくて飴色の油が被った感じが良いのですが・・・
何しろ銀色というかニッケル色はダメです。 鋼の包丁の刃の色に飴色が被った色が理想です。
これはフェニックスの店主作品です。
やはり数段上手なディティール作りのうえに、取材結果がワンメイクで出来ているので全くの桁違いです。
この時代の店主作品は塗装が全く綺麗です。 店主作品が此処に忘れ去られていた理由は撮影していないナンバーの機関車だからです。
C59舟底テンダー広島形@天賞堂です。
この機関車は安達製作所製では無く韓国製かもしれません。 空気作用官の留め具が黒いからです。
ディティールが凝っていてなかなか良いですがやはり少し他に紹介した機関車と比べるとシャキッとした感じが足りないかもしれません。
少し気が付いて驚いたのですが、普通天賞堂の蒸機は天窓が開いていたりするのですが、このC59のキャブ天窓はスリットが拔けていますが、天窓=閉です。
工作の代わりに軽く書こうと思ったら話が終わらなくなってしまいました。
ウレタン(要はスポンジです)が入っている箱に入った鉄道模型はそのままにしておくと「アウト」です。
如何に紙とビニールで包んであっても絶対に助かりません。
スポンジは溶けてみるみる浸透して塗装に食い込みます。
溶けたスポンジは固体であると言えなくもないですが、同時に液体で、さらに同時に粉末です。
IMONの紙箱に入れ直すしか無いのです。
スポンジを一切使わないサイズが色々揃った車両ケースは私自身がどうしても必要だったから作ったものです。
今だに1/87蒸機の両数を上回る1/80蒸機、殆どは既に箱を入れ替えています。
最後に残った20両程は元気が無くて放置されていました。
その箱入れ替えに掛かっていますが、その最後の最後の何両かを紹介します。
(最後の一群=放置扱いだった・・・コールタールの海に沈んでも良いかなという扱い・・・今見るとなかなか面白い車両たちです)
箱入れ替えの機会に写真を必ず撮る様にしています。
動輪のタイヤ外側も塗装してあります=イモンはタイヤ側面が光っている蒸機が嫌だから大概塗ります。
フォムラスモデルの大鉄デフC51です。
このモデルはC515らしいと聞いていますのでプレートもC515にしています。
この角度も撮ったのはパイピングのメリハリが足りていないらしいと聞いているので確認のために撮ったものです。
同じくフォムラスモデルのC51「秋田」(ボックス動輪)です。
驚いた事にナンバーも貼らず、動輪外側面も塗装していません。 全く模型です。(蒸汽機関車では無い感じ)
少し動輪が大きく感じます。
その理由は3つ有ります。
① 実物は決して1750mmの直径はありません。1750mm~1690mm(タイヤ交換直前)辺りの中間点の何処かです。
② 実物よりものすごく大袈裟なフランジが付いているから。
③ 車輪踏面が広いから。
銀色タイヤがそれを大袈裟に強調しています。
IMONの蒸機は交換直後に近い微妙に小さい大きさにしています。 設計サイドは私が繰り返し叫んでいても本当のところまでは理解していないかも知れませんが軸距などの心配に関してはマシかなと思います。
銀色である理由は“安物”ステンレスを使っているからです。
多用されるステンレスは直径が多種ある事から挽き難い事を補うし、洋白棒は韓国、そしておそらく中国で入手不能だと想像されます。
真鍮は直接黒ニッケルメッキすると通電不能を起こすので工程を一つ増やしてニッケルメッキをしてから黒ニッケルメッキをし直す必要があります。
洋白棒は挽いた後直接黒ニッケルメッキ可能ですが、日本で入手してから韓国や中国へ梱包して輸送する必要があります。
黒ニッケルよりも銀色の車輪の方が良いという奇抜な意見を最近聞きましたが、やはり必ず見える車輪の内側面を塗装するのは困難と同時に剥げた場合に汚すぎるのでやはり問題外と思います。
しかし、フォムラスのC51は類い稀な美点があります。 「C51に見える」という美点です。
C51という機関車は機関車自体の断面が小さく、8ー17テンダー以外のテンダーが付いた場合テンダーが一回り大きいのです。
機関車2600mmに対して12ー17、8ー20テンダー(D50&C53用、C51末期にも採用、更に付け替えて生き残りがち)は2800mmあります。
D50以降はキャブ幅が2800mmです。
何度も繰り返した話かもしれませんが。
ところで、製品に含まれるナンバープレートはC51232がボックス動輪に該当します。 しかし、秋田に短期間居たのですが、最後の長い期間は[酒田]に居た機関車です。
動輪外側面の塗装が面倒すぎて我家では滅多にない「手をつけていない」蒸機のまま置かれそうです。
IMON蒸機の話は今は封印です。
¥285,000(天賞堂蒸機の1.5倍!)が衝撃的だった“スーパーシュパーブライン”
凝ったイコライザーシステムを使った機関車が直立し、テンダーが横たわる奇抜な箱入れ方法。 今回スポンジの状態が一番危険でした。
因みに、機関車が大きな場合(例えば1/1とか)は必ず無くてはならないイコライジングですが、模型の牽引力にはあまり大きな影響はなさそうです。
むしろ私は、軸バネの「有り」は牽引力に多少はプラスと感じています。
その高価なスーパーシュパーブラインC51です。
動輪の側面も大変ですが、バルブギアの色も大事です。
本当はもう少し明るくて飴色の油が被った感じが良いのですが・・・
何しろ銀色というかニッケル色はダメです。 鋼の包丁の刃の色に飴色が被った色が理想です。
これはフェニックスの店主作品です。
やはり数段上手なディティール作りのうえに、取材結果がワンメイクで出来ているので全くの桁違いです。
この時代の店主作品は塗装が全く綺麗です。 店主作品が此処に忘れ去られていた理由は撮影していないナンバーの機関車だからです。
C59舟底テンダー広島形@天賞堂です。
この機関車は安達製作所製では無く韓国製かもしれません。 空気作用官の留め具が黒いからです。
ディティールが凝っていてなかなか良いですがやはり少し他に紹介した機関車と比べるとシャキッとした感じが足りないかもしれません。
少し気が付いて驚いたのですが、普通天賞堂の蒸機は天窓が開いていたりするのですが、このC59のキャブ天窓はスリットが拔けていますが、天窓=閉です。
工作の代わりに軽く書こうと思ったら話が終わらなくなってしまいました。