FABキハ35系インレタ

2023-12-28 | 鉄道模型

黙々とキハ35系のインレタに励みます。

組立工房を守るのが一つの使命と自分に命じてから28年になります。

鉄道模型を工作できない人のために必要と考えるからです。

イモンの「其処」をわかっていない人が多いのが困ったことです。

しかし、職人さんは常にアドバイス・提案には全く耳を貸してくれません。

ハンダ付け(←鉄道模型工作の中で一番楽で快感が得られる作業です)は好きだが塗装(←一番難しい)にはイマイチを修正してくれません。

目が衰えることをカバーする道具についても全く聞く耳は持たないです。 進呈しているのにです。

故に完成にはイモンの手が掛ります。

猛烈に忙しいイモンは追いつかないので戦意が衰えてきています。

 

メーカーとしてのIMONに関しては完璧に向かって常に邁進していると思います。

(時に問題ある個体が出るのは残念だが仕方がない・・・店に持ち込んでいただければ修正します)

走らせて遊ぶ人は其処はよくわかるのではないかと思います。 イモンは遊べていません・・・悲しいことに。

 

密着バインダーについて

(繰り返しになりますが)

マッハのミッチャクロンが切れた時、ベタつきが強すぎて問題がある(短時間でも埃を捉える)と言われていたものに対してそれを売るのはいかがなものか!自社で製品に使っている「密着バインダー」が自社の手作り製品に対しては最適だと認めているのだからそれを分売しようという意見に従って公表&分売ということになったものです。

特徴としてイモンが知っているのは・・・

① 強力である、多分今年イモンが組み立てた(少々塗装に失敗しているが)EF65514の塗装が剥げないことに驚いた向きがあると思われます。 (ペーパーの時には分からなかった事です)

② 原液そのまま使用する。

③ 溶剤は何が適当なのか不明、だがあえて言えばラッカーシンナー。 溶かしたあと放置するとどうなるかはやったことがないので不明。

④ 下塗りしたあと、直後に吹いても、2〜3日放置されてから吹いても、関係なく問題ない。

⑤ 時間が経過すると粘りが増す、だがそのまま吹いて大丈夫。 どうして大丈夫なのか→分からない。 濃くなってもそのまま吹いて大丈夫なので溶剤を使う方が怖い。(←イモンの考えと経験では)

⑥ ラッカーを上に吹き付けると具合良く馴染むものと考えている。(2剤混合タイプは始末に悪い・・・塗装が薄くて擦れに負けて真鍮色が出た場合、概して剥げたのは塗装だけで下塗りは残る・・・常温黒染剤で誤魔化す手が使えない・・・下塗りと塗装は馴染んでいないのが問題)

⑦ 密着バインダーはブログではわざと少し漏らしていましたが、IMONの企業秘密だと感じていました。

 

キハ35系です。

だが、もう夜が遅いので明日にします。

 


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