モッツァレラチーズ専門店

2016-09-23 | 喰いだおれ
六本木ヒルズでモッツァレラチーズに拘るイタリアンレストラン“オービカ”に行ってきました。


入口は判り難くて表の入口に回りましたが、ビル出入口近くの扉が使える様です。

http://www.roppongihills.com/shops_restaurants/restaurants/00114.html


前菜としてモッツァレラチーズ3種盛り、牛と水牛の乳から作ったモッツァレラチーズとスモークされたもの(中央)です。


鶏が目立ちますがサラダです。 チーズはゴルゴンゾーラです。

なかなか香り高い良いものです。 非常に素晴らしい。


フンギポルチーニのリゾットです。 この時は3人が同じ注文でした。

まあまあ、です。 と言うことは美味しい!

およそ30年、或いは35年前に青山の“ローマサバティーニ”に“ピッツェリア”が出来た頃お薦め料理筆頭に有ったフンギポルチーニのパッパルデルレに出会って以来フンギポルチーニには拘り続けています。 開店から5年程有ったでしょうか、メニューに、その間に50回食べたかなと思います。
イタリアでも、日本でも、どの外国へ行ってもそのときの味には近いものにすら出会えません。

イタリアのインスタント食品にフンギポルチーニのペンネが有り、その味が一番近いのですが、ウチのママに聞いたら我家では調理するときに粉砕されたフンギポルチーニを加えているからだと言われました。


トリュフのピザです。

結構結構です。 トリュフも香り高いです!

原価合っているのかな?と心配になります。


ウニのパスタ、これも良いです。


実はこんなのを頼んでしまいました。

ビステッカ500gです。

テーブルに直接置いているのでは無く、自然の形の平らな木の皿に載ってきました。

イタリヤの有名なステーキに「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」という名のTボーンステーキがあります。 そんな感じの調理法です。 この外観で焦げ目は付いていますが『レア』です。

「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」は人類史上燦然と輝く今に繋がる最古のステーキの部類と思います。 従姉妹の江上さんが料理の勉強で何年かパリに住み込んでコルドンブルーに通っていました。
彼女曰く
「フランスにはステーキは無いわ、トスカーナに行くしか無いわね」
その「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」はキアナ牛を焼くのが正しいのでしょうが、この店での「ビステッカ」はブラックアンガスでした。


楽しい食事です。 慧士朗が食べているのは軽めの250gだかの切り身です。


肉の端では無く肉と肉の間にこの程度の脂がありました。

このお店は大当たりだと思います。

モッツァレラチーズを売り込みたいが為に割合普通っぽい値段で倍くらい取って良さそうな内容の料理を出している、動機が不純な採算度外視の店かなと感じました。

そうだとするといつまでも現在の様なサービス内容はいつまで続くかわかりませんので急いで行くべきかと感じます。

ところで、肉500gは小さめで、350gという感じでした。 値段が5000円少々なので仕方が無いレベルでしょう。

とっても美味しい店でした。 モッツァレラチーズ万歳!






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