
この状態で集電できない訳ではないのですが、

こうして磨いて、

黒染磨きを掛けてしまいます。定番の作業です。

そしてマスキングをして。

ウェザリングに向かいます。これまで右の段ボールに乗せて運んでいたのですが、安全性の高い左の「箱」に入れて運ぶスタイルに変更しました。
実はこの時、尾小屋2号機と越後交通モハ209も同時に汚しました。

汚し終わってマスキングを外していきます。結構色が強く写っていますね。

石炭搭載ですが、出来の悪い石炭を下に積んでその上にIMON石炭を積んで隠します。
これはカツミの石炭です。
本物の石炭を砕いたものかもしれませんが、写真で見えるような線状の不純物が多く、艶が有りすぎて使えません。
日本のホンモノの蒸機は豆炭を使って居ましたので石炭では変です。

ついでに天賞堂の製品附属の石炭です。
除臭用の活性炭でしょうか・・・・
1/80用としてもいかにも巨大です。
これまで撮っておきながらIMONの「HO石炭」と「新HO石炭」を撮るのを忘れています。
「HO石炭」は建築模型用の「石炭」で、「新HO石炭」は形状が豆炭の雰囲気を持っているので蒸汽機関車の燃料としてより適した形をしています。

固めてしまった・・・しかも乾燥が足りていない恥ずかしい写真ですが、こんな感じです。
ホンモノの豆炭は全部が同じ形と大きさで「艶が無く」「丸四角く」山にするとぴったり綺麗な山になります。
廣田尚敬さんの写真に「これ」をちゃんと捉えた写真があります。
もっと似ている「もの」を見つけたら、あるいは作れたら「豆炭」というネーミングで売りたいです。


テンダーの写真に写っていたので途中ですがご紹介します。
IMONカプラー用ロスト製「テンダー用飾りカプラーポケット」¥420を取り付けてみました。
別途に塗装して付けました。IMONカプラーHO-101と一緒にネジで固定するものです。


丸形火室ウェイトを削って取り付けます。

バタフライスクリーンをハサミで少し小さくします。
ハサミの上に切り落とされた部分が付いています。

IMONのキット附属のバタフライスクリーン窓セルは僅かに大きいと結論します。上が短くしたもの。

寒地の蒸機を盛り上げるレジン製耐寒カーテンです。

取り付けたところです。

このD5196では従台車の動きが渋かったので削りました。


そして何故か「後上がり」なので取り付け穴を広げて調節しました。

いつもと違うデジカメ(リコーGX-200)で撮影しています。

越後交通もGX-200でした。接写にはよいのですが望遠がききません。

HO1067の良いところは機関車そのものの縦横比もさることながら、ボイラーとドームの大きさの比率も正規に出来る事にあります。元々乗工社設計であるIMONのナメクジは、乗工社が其処をよく判っているのでナメクジドームの雄大さをきっちり表現していると思います。

D5196は「有名なD5195」と一緒に長野から北海道に転属してきたカマです。長野時代ドーム後方ボイラー上に重油タンクを搭載していてその名残の切り欠きが有ります。
現在は碓井鉄道文化村に展示されていますが、重油タンク切り欠きは復元されてしまっています。
蒸機をもっと表現するべくもっと研究して行きたいと考えています。