IMONの9600はA,B,C,D,E,Fの現在6種類が発売されています。
↓こちらの一覧表を見て頂けるとその複雑さが判ろうかと思います。
https://www.imon.co.jp/MODELS/GOODS287.MBR/sl9600
それは、まさにマーケティング無視、買えるモノなら買ってみろというのに似た発売方法かと思いますが、皆様が作りたいキュウロクが出てきた、思い至ったときに買っていただければ結構だと思っています。
その6種類は実機調査からこの組み合わせは「有る」よね。「多い」よね。という組み合わせにしてあります。
なぜなら、3種類ずつの該当機のナンバープレートが各製品6種類に当てはまるものが同梱されているからです。
該当が無い製品は無いのです。
さて私が取り組むのは“キットC”です。
これはエアタンクが機関士側だけ前に行っているもののなかで横型ブレーキシリンダーでキャブ窓が2つのものです。
キャブ窓2つ・・・後ろ側の窓だけ拡大してあるタイプですが、一杯居ましたがキット製品に標準で入っているのは“C”だけです。
実機で多く、目立つのにあまり模型で見た事が無い機関士側エアタンクが前寄りを選びました。
これは一番最終的な9600のエアタンク位置だと考えています。
前寄りに複式コンプレッサーが来ると、バルブギヤーが有るのでランボード上に大きく上に出てきて視界を妨げます。
それを嫌ってこの形になったのですが、他の形態から改造されてこの姿になったモノが幾つも見受けられます。
たとえば岩見沢第一機関区の59609ですが、池袋の芸術祭で板橋さんが製作した同機をを見る事が出来ます。
真空ブレーキから空気ブレーキになったのは9600製造途中です。
最初から空気ブレーキ付きとしてデビューした9600は69600台後半から79657まで(例外が10両位有った筈)の中高ランボード(段差が低い)70両あまりです。
79658から段差が大きくなり、13本スポークに動輪が変わり中高ランボードが続きます。
此処からは推理ですが真空ブレーキの機関車に「空制」を取付けるとき、大きな段差の中高ランボードに改造していった事は容易に察しが付きます。 空制で落成した新製車と同じ形態にしていっただけのことです。
後日、簡略化して1段ランボードのままエアタンクを真ん中にしたり後ろにしたりと色々やってみたと思われます。
有るとき突飛な前エアタンク、後コンプレッサーという突然変異を思いついてやってみたら「空制」に成ってから諦めていた機関士席からの前方視界が開けたと言うわけです。
たとえば59609は右側は段差が大きい中高ランボードですが、左側は一段でエアタンクは前です。
色々なタイプの中で視界が良い唯一のタイプに機関士側だけ改造したのです。
蒸機末期、あまり豊かとは思われない三菱大夕張鉄道に同じ三菱の美唄から[7]が転属してきて№8になります。
使った機関は僅か数年ですが、わざわざL側エアタンクを前に移動してコンプレッサーを下げる大改造を施しています。
三菱大夕張鉄道は全機エアタンクを前にしています。
バイパス弁検修上は不利だったはずですが、視界には換えられなかったと思われます。
9600に関しては去年JAMで論じられ、公式記録集に全770機+α分析資料が載っています。
また未発表の多数の重要な写真が載っています。 模型9600にご興味有る方は是非手元にJAM公式記録集を置いてください。
鉄道趣味界で殆ど顧みられてこなかった。 何も判っていなかった機関車です。
兎も角、機関士側エアタンク「前」は重要です。
それをやります!
製作する候補は49601と69620の2両に絞り込まれました。
69620は遠軽のカマ
ライトは1つ
常紋のプッシャーであり、湧網線であり、名寄本線で活躍しました。
49601は稚内のカマ
天北線、宗谷本線 私の唯一の添乗ガマです。
どちらも撮影したカマです
結局悩んだ末、写真も多く炭庫高さの改造の必要が無い69620を選びました。
次は69625をやるつもりです。
19680、49600、69644は完成品を出す予定ですから外しですね。
69620、一個窓のキャブを買えばOK,無料交換の権利を使って縦型シリンダー(49602以降)に交換、
後は交換不要です。
というわけで交換パーツ到着を機に台枠後部、ブレーキシリンダーまわりに取り掛かる事にします。
↓こちらの一覧表を見て頂けるとその複雑さが判ろうかと思います。
https://www.imon.co.jp/MODELS/GOODS287.MBR/sl9600
それは、まさにマーケティング無視、買えるモノなら買ってみろというのに似た発売方法かと思いますが、皆様が作りたいキュウロクが出てきた、思い至ったときに買っていただければ結構だと思っています。
その6種類は実機調査からこの組み合わせは「有る」よね。「多い」よね。という組み合わせにしてあります。
なぜなら、3種類ずつの該当機のナンバープレートが各製品6種類に当てはまるものが同梱されているからです。
該当が無い製品は無いのです。
さて私が取り組むのは“キットC”です。
これはエアタンクが機関士側だけ前に行っているもののなかで横型ブレーキシリンダーでキャブ窓が2つのものです。
キャブ窓2つ・・・後ろ側の窓だけ拡大してあるタイプですが、一杯居ましたがキット製品に標準で入っているのは“C”だけです。
実機で多く、目立つのにあまり模型で見た事が無い機関士側エアタンクが前寄りを選びました。
これは一番最終的な9600のエアタンク位置だと考えています。
前寄りに複式コンプレッサーが来ると、バルブギヤーが有るのでランボード上に大きく上に出てきて視界を妨げます。
それを嫌ってこの形になったのですが、他の形態から改造されてこの姿になったモノが幾つも見受けられます。
たとえば岩見沢第一機関区の59609ですが、池袋の芸術祭で板橋さんが製作した同機をを見る事が出来ます。
真空ブレーキから空気ブレーキになったのは9600製造途中です。
最初から空気ブレーキ付きとしてデビューした9600は69600台後半から79657まで(例外が10両位有った筈)の中高ランボード(段差が低い)70両あまりです。
79658から段差が大きくなり、13本スポークに動輪が変わり中高ランボードが続きます。
此処からは推理ですが真空ブレーキの機関車に「空制」を取付けるとき、大きな段差の中高ランボードに改造していった事は容易に察しが付きます。 空制で落成した新製車と同じ形態にしていっただけのことです。
後日、簡略化して1段ランボードのままエアタンクを真ん中にしたり後ろにしたりと色々やってみたと思われます。
有るとき突飛な前エアタンク、後コンプレッサーという突然変異を思いついてやってみたら「空制」に成ってから諦めていた機関士席からの前方視界が開けたと言うわけです。
たとえば59609は右側は段差が大きい中高ランボードですが、左側は一段でエアタンクは前です。
色々なタイプの中で視界が良い唯一のタイプに機関士側だけ改造したのです。
蒸機末期、あまり豊かとは思われない三菱大夕張鉄道に同じ三菱の美唄から[7]が転属してきて№8になります。
使った機関は僅か数年ですが、わざわざL側エアタンクを前に移動してコンプレッサーを下げる大改造を施しています。
三菱大夕張鉄道は全機エアタンクを前にしています。
バイパス弁検修上は不利だったはずですが、視界には換えられなかったと思われます。
9600に関しては去年JAMで論じられ、公式記録集に全770機+α分析資料が載っています。
また未発表の多数の重要な写真が載っています。 模型9600にご興味有る方は是非手元にJAM公式記録集を置いてください。
鉄道趣味界で殆ど顧みられてこなかった。 何も判っていなかった機関車です。
兎も角、機関士側エアタンク「前」は重要です。
それをやります!
製作する候補は49601と69620の2両に絞り込まれました。
69620は遠軽のカマ
ライトは1つ
常紋のプッシャーであり、湧網線であり、名寄本線で活躍しました。
49601は稚内のカマ
天北線、宗谷本線 私の唯一の添乗ガマです。
どちらも撮影したカマです
結局悩んだ末、写真も多く炭庫高さの改造の必要が無い69620を選びました。
次は69625をやるつもりです。
19680、49600、69644は完成品を出す予定ですから外しですね。
69620、一個窓のキャブを買えばOK,無料交換の権利を使って縦型シリンダー(49602以降)に交換、
後は交換不要です。
というわけで交換パーツ到着を機に台枠後部、ブレーキシリンダーまわりに取り掛かる事にします。