模型工作室からオハ46

2016-05-30 | 鉄道模型
静岡グランシップや模型たぬき、磐越西線など最近の事を報告したくとも写真の処理や、このブログへの登録が出来ませんので全然紹介できません。
残念でなりません。

自分自身でやるべき仕事と、そうではない仕事の明確区分をする事。

中でもブログ第一にするべきではないかと思ったばかりなのですが、現実ははるかに遠い所に在ります。

仕方が無いので少し模型工作室レポートを送り出します。

半年以上遅れて出すのは『オハ46』です。

FABスハ43を林工房で組んで頂き、それを仕上げようとするものです。

オハ46ですが、台車形式がTR-47からTR-23に換わって判りやすいオハ47と違い台車はTR-47のままです。 軽量化した方法や程度は色々違うのですが、今回私がやろうとしているのは日豊本線1211レ急行〔日南3号〕の4両目、ハザ指定席として連結されていた鹿ヤコのオハ46です。

いずれ(3~4年後)IMONからプラスチック製品として発売になるかもしれませんが、遠くない将来(1年後)オロ11が出る前に1両仕立ててしまおうと言う考えです。


IMONのハザ、枕付椅子を取付ます。

IMONのハザ、枕付椅子台車形式は使用数が少ない(中央の椅子の1/10ずつしか使わない)両端の椅子だけホワイトメタルとしています。

いま考え直すと、使う手間や作業工程から、同じ「プラ」で良かったかなと思います。

重いですし・・・

(と言っても、灯具類全部組み込んだIMONナハ10ナハフ10は175g180gでKATOの“J”16番ゲージプラ客車より2割程度軽いです)


ホワイトメタルだけ塗るのではなく、プラも含めて塗ってしまいます。


IMONのハザ椅子は、椅子取付板が別売りになって居ます。

シートピッチはオハ60/61の1,335mm スハ32/オハ35の1,455mm、スハ43/ナハ10の1,470mmの3種類

ハザ椅子自体は3種類、通路側に何もない背もたれが直立したもの、通路側に「つかみ」が有るもの、木製の枕が付いたものです。

枕を兼ねたアルミ製「つかみ」付については12系、455系を造るときに方法を考えます。



白い帯板は長さ21㎜、貫通路内側に室内色に塗って取り付ける為のプラ板から切り出したものです。


取付板を切り出します。 ハサミで簡単に切り出します。


椅子の下側、取付部分です。


椅子取付板に取り付けました。

IMON製品は全く構造が違うので取付板も特殊になりますが、昔ながらの車体側板下寄りにアングルをハンダ付けする構造の車体の場合このタイプの椅子取付板は必須です。


車体を分解してみます。

IMONのD200-330が付いています。 しかし一緒に編成を組むナハ10系と合う様にD2000-スーパーに換装する事にします。

取り去ります。


取り去った後の屋根裏にアルミ反射シートを貼ります。


パネルライトを取り去り、リード線も無くなったところで屋根にウェザリングをかけます。

極力塗装にダメージがないように紙を使ってマスキングテープの貼り付く面積を減らします。


吹き溜まりができないように妻のマスキングは屋根に合わせて切り取ります。


汚れは台車にも吹くようにします。


ブレーキの組み立ては面倒でも万力を使って組まないと精度が出ませんので当たる可能性のある部分を削って痩せさせます。

外観もよくなって一石二鳥です。


マクラバリをマスキングします。


屋根、台車枠、ブレーキと別々の吹付をします。


トイレの流し管、洗面所の流し管を外に振りました。

(接着前に曲げてから・・・というのが正しいかもしれません)


吹き付けました。