模型工作室からワ、ツ

2016-01-07 | 鉄道模型
貨物列車、私の馴染みの時代=昭和40年代ではなく、昭和30年代以前の編成を充実させようという事で買っていた(さらに少しは汚してあった)貨車をもう少し仕上げておく事にします。

この辺りは半年程度遅れた報告になります。

忙しい時にやりたくない作業ではありますが、仕上げてIMONの貨車ケースに収めてしまわなくては場所ばかりとってどうしようもありません。


ワとツです。

ツはベンチレーターのマスキングが面倒なので手を付けないことにします・・・そのままでもまあまあの雰囲気なので・・・ワは継ぎ目=エッチングの浮出しが有りますがそれだけでは不満です。


白いマスキングテープも登場しました。

ラッカーをきちんと塗るときはこの「白」を使わないといけないのです・・・まあこんな汚し程度・・・あるいはスエード調スプレーの様なプラスチックにも優しい塗料の時には関係ないですが。


キャンバス継ぎ目は貨車の命です。 外側から1m幅のキャンバスを貼り重ねていくので真ん中が半端の狭幅キャンバスになります。


偶然9mm幅のマスキングテープが割合どんぴしゃな雰囲気で助かります。


長さが微妙に違うワ12000は半端物キャンバスをこの様にして貼ります。


印刷じゃなく、インレタによる表記があった場合は、その上に直接マスキングテープ貼付けは不味いので「紙で」マスクします。


モデルワムのワム3500


12両一気に行きます。


吹き付けてマスキングを取った状態。


手前ムサシノ、奥がモデルワム

ディティールの量ではムサシノ、ディティールのメリハリ、スケール感ではワムかもしれません。 ムサシノでは小さい控えめなディティールを模型化可能な大きさで付けてしまう癖がありその拙さが此処では表に出てしまっているようなところがあります。


扉開閉による塗装剥がれ=錆発生(側扉上側)も実物有蓋車の汚れの大基本なのでそういう表現を入れておきます。

http://blogs.yahoo.co.jp/mrcbcross14/51933324.html

http://blogs.yahoo.co.jp/mrcbcross14/51933324.html


大なり小なり汚しを入れて


全体に汚しを入れる前に丸めたマスキングテープで汚れや埃の混入物を出来る限り取り去ります。


ここで、全体の汚し(下側半分がメイン)の前に屋根のキャンバス継ぎ目を整える為のクリヤラッカーを吹きます。


その乾きを待つ間、無蓋車などに汚れの追加と「整え」を加えます。 全部モデルワム製です。


無蓋車内側は今は弄りません。 積荷作戦が発動される可能性も少しありますので。


クリヤ吹きつけ、その後の車体下から巻き上げる汚れの吹きつけをしたところです・

左上にちんまり置いてあるのがモデルワムの4110形のキャブ内火室です。


上下合体!




ワム5534(ワム3500形)




ワム20044(ワム20000形)




スム3883(スム1形)




スム4599(スム4500形)




ワム51592(ワム50000形)この車両はベニヤ貼り2段リンクで40年代編成行きです。




ワム9610(ワム3500形)




ワム49(ワム1形)




コワ2709(ツ2500形)


ムサシノの場合貨車表記書体に問題点ありです。


コワ2541(ツ2500形)




コワ2650(ツ2500形)




ワ22182(ワ22000形)




ワ22710(ワ22000形)




ワ23601(ワ22000形)



ワ23213(ワ22000形)

乗工社トムと組み合わせて古めの貨車はぐっと充実しました。