世の光の時間です。 お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興(せきね・ひろおき)です。 今日も一日、さわやかに過ごしていきたいですね。
私たちの心の中にはいろいろな力が働いています。 例えば私たちの欲望や罪、悪い習慣など。 ま、これは人間性を破壊する力となって働いてきますよね。 欲望が罪を、罪が死をもたらす、という姿を私たちは毎日のように新聞やテレビのニュースで見ています。 でもこれは誰の内側にも潜むものですよねえ。
しかし一方、人の心にはそうした罪を止めようとする心、ま、人間性を維持する力もある訳です。 憎たらしいと思っても殆どの人は刃物を持ち出すことはしませんよね。 これが欲しい!、よし盗んでしまえ!、って普通は考えません。 何が善いことか悪いことかの判断ができるからです。 人には良心があり、自制心も備えられています。 ま、人間性を維持するためにそれぞれの良心に従っている訳です。
しかし残念なことに、破壊する力と、ま、かろうじて維持する力とはあっても、人間性を向上させる力がなかなか見当たらない。 そういうふうにあなたは感じませんか?
一年に四季があるように、人生にも四季があります。 最後にはこの身体というものは衰えていきます。 しかし身体と心は別物ですね。 身体が衰えれば心も衰えていくかと言うと、そんなことはありません。 逆に身体は若いのに、今の時代は無気力・無感動・無関心な人はたくさんいる。 そういう時代です。
パウロという人はこう語っています。
「ですから、私たちは勇気を失いません。たとい私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています。」( コリント人への手紙第二 4章16節 )
ま、「外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされ」る恵みがある、と語っているんですねえ。
パウロの心の中には、人として向上させる力が溢れていたようです。 パウロのその力の源となったのは一体何だったのでしょう。
第二コリント4章7節という所には、こう書かれています。
「私たちは、この宝を、土の器の中に入れているのです。それは、この測り知れない力が神のものであって、私たちから出たものでないことが明らかにされるためです。」
パウロは自分自身を弱い「土の器」であると告白しています。 しかしこの土の器に宝を入れているのだって言うんですねえ。 その宝とは一体何でしょう。 その宝こそ、イエス・キリスト御自身なんです。 イエス・キリストを信じ生きるとは、あなたの人生にはかり知れない力が豊かに働く、ということなんですねえ。
「内なる人は日々新たにされ」ると言われるその若さと力はイエス・キリストを心に宿している者の約束なのです。
(PBA制作「世の光」2008.8.19放送でのお話しより)
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