♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■いのちの書 / 関根弘興

2014年06月30日 | Weblog
2014/6/30放送


 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。

 番組にですね、こんな質問が寄せられました。

 黙示録の中に、「いのちの書に自分の名が記されている」、これはどういうことでしょうか。そしてどのようにしたら名前が記されてことが分るんですか? 

 こんな質問をいただきました。「いのちの書」ということですから、これはまずいのちに関係するものだということが分かりますよね。そしてこの書物に名前が記されているということですから、名前が記されているかそうでないかはいのちを決定づけることでもあるということが言えるわけです。

 ヨハネの黙示録を読んでいくと、このいのちの書が永遠にわたるいのちに関わるものだという事が分かって来るんです。

 ヨハネの黙示録は、世の終わりの出来事が当時のローマの圧制とダブらせて書かれているんです。ローマの時代もそうでしたが、世の終わりにおいてもイエス様に敵対する者たちが出て来るんだ、と記されてるんですねえ。でもこの敵対する人たちはイエス様に反逆する者たちですから、もともと神様のいのちの書に名前が記される余地などない、まるで獣のようなものとして出て来る訳です。

 そこでヨハネの黙示録では、世の終わりにおいてイエス様を苦難の中でも信じ生きる一人ひとりこそいのちの書に名前が記されている者たちであり、永遠のいのちが約束されている一人ひとりなんですよ、ということを教えているんですね。

 でもこの書物は私たちの肉眼で見えるわけではありません。いのちの書とは、永遠のいのちが一人ひとりに確かに与えられていますよと神様が持っているまるで登録名簿のようなものなのですねえ。

 それではどのようにしたらいのちの書に名が記されていることを私たちは知ることができるんでしょう。それは私たちが持っている聖書から知ることができるんです。ある意味で聖書は私にとってのいのちの書といっても過言ではありません。そしてイエス・キリストのことは「いのちのことば」とも呼ばれているんです。つまり私たちの救い、永遠のいのちを得るために、聖書を通してイエス・キリストによって私達はそれを得ることができるんだと教えているんですね。

 イエス・キリストはこのように言われました。ヨハネの福音書3章16節

 「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を ---イエス・キリストを--- 信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。

 私たちがいのちの書に名前が記されていることはどのように知ることができるのでしょう。それはイエス様が言われたように単純にイエス様を人生の救い主として信じ生きて行くことこそ、いのちの書にあなたの名が記されてることを保証することなんですね。

 (PBA制作「世の光」2014.6.30放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。

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  電話 052-762-2196 (自由ケ丘キリスト教会内)  東海福音放送協力会 へ
 

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