社労士(社会保険労務士)さんのひとり言

社会保険労務士ブログは早く卒業して、グルメブログにしたいものです。

病気に理解を。

2005年04月21日 07時33分07秒 | Weblog
 小ネタ集がきえちゃいました。あーあ。またか・・・。

 それでは本題。かなり前の話ですが・・・。従業員さんが、うつ病で休まれた時に、その会社の社長が「俺なんか、うつ病になる暇がない。」と言われました。社長さんとしたらうつ病=精神が弱い・・・と言うイメージなのでしょう。しかし、「うつ病は誰もがなりえる病気」なのです。当然、今では多くの治療薬が開発されています。

 糖尿病にも、未だに「贅沢病」と言うイメージがついて回ります。しかし、今では糖尿病は「ストレス」と「遺伝」が大きな原因である・・・と考えられています。

 自閉症もそうですね。未だに「乳幼児期の教育を間違えた。」とか、「精神的な病気である。」と言うイメージが強いようです。自閉症は脳障害です。そのため、適切な治療・対応を受ける必要があります。

(以前、自閉症の子供さんを持った社長がおられました。たまに暴れるので、私は施設に通わせる事を提案しました。しかし、「親として、子供を施設に行かせるのは・・・。」と言われ、とうとう施設に相談にも行かれませんでした。ここで考えていただきたいのは、「通常、子供よりも早く親は死ぬ。」と言うことです。自分たちがいなくなったら、子供さんはどうするのでしょうか。やはり、施設に通う方が、子供さんにとってもプラスだったのではないか・・・と思うのです。ある理由があって、私の気持ちは社長さんには、もはや届きません。このブログを読んでおられたら、今からでも早めの対応をしてあげてください。)

 うつ病に戻ります。うつ病は誰でもなりえる病気です。それを理解してください。下手に励まさない事です。それと、差別は厳禁。上記の社長さんのようなことは言わないで下さいね。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする