新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

「水の秋」に挑んで

2015年09月27日 19時46分53秒 | 写真と俳句

 カメラを持って散歩した。今日のテーマは季語の「水の秋」。

 「水の秋」は秋の水。秋になって次第に澄んできた水のことなのだが、「秋の水」よりは感覚として「水」にウエイトがかかった感じ。

 そのつもりで自然公園へ行った。

 「水の秋」であれば、濁っていてはいけない。波が立っていてもいけない。

 上の写真は、まだ緑を残している芦の根方を狙った。未草と映り込んだ芦の茎を撮った。 

 水が澄んでいるような雰囲気が出ていない。

 

 反対側の岸から撮った。良く映り込んでいるが、秋でなくてもいい。

 

 いっそのこと、魚影を入れようと思った。

 ところが、とんだ騒ぎが始まった。

 どんな理由があったのか知らないが、大きな緋鯉1匹と2匹の真鯉が接触し、バシャッと跳ねた。餌を投げたわけではない。

 どう考えても、この姿は秋とは言えないのではなかろうか。

 やむを得ないので、過去の画像に助けを借りることにした。

 上は、湯の湖。季節は10月。

 上は湯川の一枚。出水の後の雰囲気があり、「水の秋」とは言えないかもしれない。

 

 上は湯川での一枚。

 澄んだ水だが、秋を特定出来ないではないか。

 難しいものだ。

    墓守を譲りて今や水の秋   ひよどり

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする