一昨日は幼な友達H.I君のお葬式。穏やかな小春日和であった。
会場に遺影が掲げてあった。常々見せていたはにかんだ笑顔だ。
喪主は息子さん。
隣席の奥さんが、痛々しいほど前屈みになっていた。
鄭重なご挨拶をいただいた。
葬送が済んでから、山へ登る途中の「あかね平」へ行って、クラス会の最後の打ち合わせがあった。葬送したばかりのH.I君が、有力な幹事の一人だった。来週がクラス会の予定になっていたのだ。地元にいない私は、幹事ではない。
その夜、私は海辺のホテルに一泊。もちろん一人だ。
暗い海に向かって、子供の頃の歌を唄った。歌にはならなかった。
ギアの切り替えを計らなければならないようだ。
昨日の昼ころに帰宅。往復で約400キロの道のりであった。
友逝くはかくも虚しき紅葉散る 鵯 一平
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