新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

紅葉散る

2010年11月14日 06時20分11秒 | 写真俳句・エッセー

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 一昨日は幼な友達H.I君のお葬式。穏やかな小春日和であった。

 会場に遺影が掲げてあった。常々見せていたはにかんだ笑顔だ。

 喪主は息子さん。

 隣席の奥さんが、痛々しいほど前屈みになっていた。

 鄭重なご挨拶をいただいた。

 葬送が済んでから、山へ登る途中の「あかね平」へ行って、クラス会の最後の打ち合わせがあった。葬送したばかりのH.I君が、有力な幹事の一人だった。来週がクラス会の予定になっていたのだ。地元にいない私は、幹事ではない。

 その夜、私は海辺のホテルに一泊。もちろん一人だ。

 暗い海に向かって、子供の頃の歌を唄った。歌にはならなかった。

 ギアの切り替えを計らなければならないようだ。

 昨日の昼ころに帰宅。往復で約400キロの道のりであった。

   友逝くはかくも虚しき紅葉散る   鵯 一平

 別館として、写真俳句ブログの「ひよどり草紙」を開いてます。

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コメント (6)
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