昨日の午前中は、いい日和であった。
突然の携帯電話。
聞き慣れた旧友K君の声だった。心臓がドキッと鳴った。
幼な友だちH君の訃報だった。やはり病魔には勝てなかったのだ。
先日、見舞いに行った。かなり窶れていた。言葉もなく、薄い笑顔で応えてくれた。握りかえしてくれた掌の力は、とてもとても弱かった。
日頃は明るい奥方の頬から、涙が流れ落ちた。
口惜しいなあ!
11月中旬、クラス会の予定があった。いつも世話人の一人だったH君が、今回でけは役割を果たさずにいた。珍しいことであった。病床に臥せっていたのだ。
淋しくなってしまった。
冬もみじ友の訃報の口惜しけり 鵯 一平
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