新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

友の訃報

2010年11月11日 07時36分00秒 | 写真俳句・エッセー

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 昨日の午前中は、いい日和であった。

 突然の携帯電話。

 聞き慣れた旧友K君の声だった。心臓がドキッと鳴った。

 幼な友だちH君の訃報だった。やはり病魔には勝てなかったのだ。

 先日、見舞いに行った。かなり窶れていた。言葉もなく、薄い笑顔で応えてくれた。握りかえしてくれた掌の力は、とてもとても弱かった。

 日頃は明るい奥方の頬から、涙が流れ落ちた。

 口惜しいなあ!

 11月中旬、クラス会の予定があった。いつも世話人の一人だったH君が、今回でけは役割を果たさずにいた。珍しいことであった。病床に臥せっていたのだ。

 淋しくなってしまった。

    冬もみじ友の訃報の口惜しけり   鵯 一平

 別館として、写真俳句ブログの「ひよどり草紙」を開いてます。

 ご覧いただけると嬉しいです。

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コメント (8)
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