昨日はかなり暑かった。
前橋や熊谷では「真夏日」だったとか。
先日の中期予報では、「今年は冷夏」と言っていたが、滑り出しは暑そうだ。
国際経済は極めて不安定で、昨日の株価は「大幅下げ」だったそうだ。
就職できていない卒業生がまだ沢山残っている。景気低迷の早期脱却を望みたい。
橋本龍太郎総理大臣の頃、「ビッグバン」という言葉が流行り、経済のグローバル化が叫ばれていた。
経済問題に無頓着だった私ですら、「エライことになりそうだ」との予感があった。
黒船が押し寄せてきて、日本経済が崩壊するような恐怖もあったし、一方では、「日本は大丈夫だ」という根拠不明の自負もあった。
その時に抱いた危惧は、その後、明確な形で現れてきた。
「人件費が安い中国」を怖れていたが、安いだけではなく、インドなどを含め、安くて高い大量の技術力が、現実的な脅威となった。
日本はビッグツーでもなく、技術先進国でもなくなったのだ。
あのトヨタ王国が、リコールを繰り返している。
安全保障については、アメリカなしでは何もできない。自分で自分を守れない。
日本の進むべき道を、誰かが考えてくれているのだろうか。
選挙や政局に明け暮れている政界に、期待を持てずにいるのは、私だけではあるまい。
別館として、写真俳句ブログの「ひよどり草紙」を開いてます。
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自分にも政治にも失望しています。
無知だけど、日本沈没の予感で焦ります。
政治も経済も、後進国に成り下がるのではないでしょうか?
島国根性で井の中の蛙。
政治家には、もうちょうっと、外を見回す余裕と知恵を持ってほしいですね。
「金持ちを儲けさせれば貧乏人もおこぼれに与れる」と言うことらしいです。
もはや、この理論を信じる人は誰もいなくなりました。
金持ちは自分の為にしかお金を使わないことが明らかになったからです。
経済学が利潤を生むための工学技術として異様な発展をしてしまったそうです。
恐ろしいことですね。
リーマン・ショック、ギリシャ財政破綻危機と続いています。
経済学から、人間観が失われると、こんな恐ろしいことになるのですね。
これもアメリカ発の経済のグローバル化がもたらしたものでしょうか。
政治も経済も正に四面楚歌の状態ですね。
自分で打破しない限り、何処も救ってはくれません。
選挙に振り回されるのは仕方ありませんが、それ以前の政治家の資質が未熟なようでは。
御坊ちゃんの国になってしまっているようです。
北朝鮮に好きなようにされても、なんら対策が打たれないようですと、更に強行な姿勢を打って出そうな気がします。
何をやってもたいしたことはない、と。
政治も経済も、本当に緊急事態だと思うのですが。
普天間問題は、「ヤッパリ!」という結末になりそうですね。
あまりにも「あめ玉」的な「嬉しがらせ」を言い過ぎたようで、内閣も与党も困っているようです。
私たちの見る目がなかったのでしょうか?
マニフエスト通りのものはなさそうに見えます。
与党にしても野党にしても、「国をどのように導くか?」という視点がなく、「どうやったら選挙に勝てるか?」という小賢しい戦術レベルで明け暮れています。
普天間問題で嘘をついても、鳩山総理は辞職しないつもりでしょうか。
鳩山民主党は、直接給付型のバラマキで、国民の生活を支え、少子化対策にしようとしたのでしょうか。
しかし、直接給付型の「大きい政府」的な政策では、国家財政の破綻が見えていたのだろうと思います。
トリクル・ダウン理論ではなく、もう一度産業構造を活性化させながら、可処分所得を増やす方向でないと、とんでもないことになりそうに思います。
「ビッグバン」は必然だったのだろうと思いますが、日本はその後の舵取りに失敗があり、バブルを作って弾けさせてしまいました。
しかも、やっと立ち直ろうという矢先に、アメリカ発のサブプライムローン問題やリーマンショックがありました。
その上、ギリシャの経済破綻となったのですから、大変な事態だろうと思います。
グローバル化は必然だったのでしょうから、日本としては、どのような対抗措置をすべきだったのでしょうか。
「大」だけが「より大」になり、「中」や「小」が「大」に吸収されて行くことが、日本の基盤を強めることになるのかどうか、疑問や悩みを感じています。
民主主義は多数決が有力な道具であるこのに疑いを挟むつもりはありませんが、「選挙至上主義」とも言える「小沢主義」には疑問を感じます。
一年生議員を「仕分け」の仕事に就けようとしたとき、彼は「その前に勉強することがある!」と言って、その動きを阻止しました。
その上、新米議員たちに、「お前たちは選挙区廻りをしろ!」と言ったそうです。
勉強していない「お嬢ちゃん」を立候補させ、しかも、「選挙のことを考えればいいんだ!」と言っているのがかの幹事長です。
参院選挙で総仕上げをするのだそうですが、彼の総仕上げとは何なのでしょうか。
彼は多数派の責任をどのように思っているのでしょうか。
「怨念」の総仕上げだけのように思います。