定期的に診てもらっているお医者がいる。
そこは大病院なので、比較的医師の年齢は若い。転勤があるせいか、長い年月を同じ医師に診てもらうことはない。2~3年で替わってしまうのだ。そんな状況下でありながら、女医さんのS先生とは、かれこれ3年近いお付き合いだ。ありがたい話だ。
先日も診てもらった。
血液検査のデータを見ながら、
「まあ、この調子で頑張って下さいね」と、S先生。
この言い方は、「快方に向かっている」ということではなく、「悪くなってはいませんよ」という意味合いが強い。過去にも繰り返されたやりとりだった。
今度の検査に至る間、摂生という意味では、優等生ではなかった。気にしていた一つに、長距離運転があった。悪いデータが出るのではないかと懸念していた。ところが、誤差の範囲程度の改善があったのだ。
「自動車の運転は、続けていいのですね?」 おずおずと訊ねた。
「ええ、問題はありませんよ。ただし、ご家族はどんなご意見でしょうか?わが家では、父に運転を止めてもらったのですよ」
「何か不都合があったのでしょうか?」 逆に私が質問を返した。
「動作がワンテンポ遅れるようなのです。本人もそれを認めたものですから、止めてもらいました。そんなこと、ご家族には言われませんか?」
「ええ、むしろ運転を歓迎されています」 勢いに乗って答えた。
「それでは問題ありません」
「休みながら、一日に200~300キロ程度を走ってもいいですか?」
「ええ、支障ありませんよ」
気分が乗ったので、次の質問に移った。
「お酒はやはり……」 と言いかけたら、言下にピシャリ。
「日本酒なら1合まで。ワインは2杯、ビールなら500ミリリットルまでです!」
容赦なしの回答だった。
「それはどんな理由からでしょうか?」
「学問的な結論です!」
アルコールに関しては、取り付く島がない。
生理学的なメカニズムは知らないのだが、ここ2~3年ほど、この一言で終わりにされてしまうのだ。そこには患者の言い分を聞く幅はなかった。
「学問的な結論」と決めつけられては、引き下がるしかない。それを守らないのであれば、お医者にかかる資格がないではないか。
無茶しない程度で楽しい毎日を送ってくださいね。
私のほうは、若干血圧が高めでした。
「様子見ましょう」との主治医の言葉。
でしたから、その夜から、塩分を控えはじめました。
ご無理なさらずお楽しみください。
この歳になると病院とのお付き合いも多くなりますが、信頼できる医師との問診で安心感を得られることもあります。何はともあれ、今日を恙無く過ごせたことに感謝しています。
血圧には塩分控え目がテキメンです。
私は塩分でクスリが半分になりました。
もっと早くからそうしていれば良かったのにと、今は悔やんでいます。
お医者との関係によって、病気にも影響が出そうに思います。
どんなに正しいことを説かれても、合わない医師の話だと聞きたくなくなります。
本当は、ナマイキなのですが。
私から見ればかなりの「お言いつけ」を頑張っていらっしゃるようです
「このままいけば大丈夫」という風に聞こえます
うん そう言ってるようです
ブログファンの一人です
このままお酒は一合でしかもぬるめの燗で
肴はお野菜の胡麻和えで辛抱して何時までも
頑張ってほしいです
あれ~ 八代亜紀の「舟歌」歌いたくなっちゃいましぁー
主治医との関係は大事なことですね。
それにしても、どさくさ?に紛れて、1合を2合に増やそうったって無理ですよ。
何しろ、学問的、医学的見地からですから。