今日、チッチャな怪獣(孫)にご帰還願った。滞在は8日間。
満2歳と7ヶ月なのだが、秘めているエネルギーは凄まじい。私たち祖父母夫婦では手を焼くばかりだった。軽く流して対応する方法もあったろうが、親の代わりをしようと思ったものだから、精神的な負担を感じた。もちろん肉体的にもハードだった。
「おばあちゃん子は三文安い」などと、昔から言われていた。「可愛い、可愛い」の思いだけで対応するのであれば、我が儘という副産物の生産を伴うことになるが、日常は比較的軽く流せたかも知れない。「親の代わりをしたい」を意識せずに、怪獣のペースに流されれば、肉体的な負担は多少増えても、精神的なストレスは少なくて済む。「親だったら・・・」と考え、躾けも行動の範囲に入れようとすると、これは大変。老人ではエネルギーが足りない。つくづく感じた。
散歩に出ても、私には主導権はない。右に左に、あの道この路地と勝手に走r廻る。疲れたり、気分が変われば、「ダッコ、ダッコ」となる。
気が済めば、「おうちへ帰る」との命令が発せられる。
「お手々、つないでー、野道を行けばー、みーんなア可愛い、小鳥になって」
手をつなぎ、二人が大声で歌いながら、家路を急ぐ。
至福の時である。
疲労困憊だったが、楽しい8日間ではあった。
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