新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

萍(うきくさ)

2018年07月06日 23時57分10秒 | 写真と俳句

 私は萍が好きなのです。

 頼りなさそうに水に浮かんでいる風情は、私の好みに合っているのです。

 しかし、どんどん殖えて拡がり、やがて重なるほどになると、息苦しくなってきます。

 ほどほどが肝要なのでしょうね。

 せっかくの愛情も強過ぎてはいけません。鬱陶しくなってしまいます。

   萍の殖え重なりて空狭し   ひよどり 一平

  (うきくさのふえかさなりてそらせまし)

 

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滝の前

2018年07月06日 14時03分14秒 | 写真と俳句

 滝の前に立つと、何かを決めたくなり、決めたことを実行したくなります。

 このような気分になるのは、私だけのことではなさそうです。

 でもまぁ、どのように力んでみても、妥協してしまうのも現実です。

 人間は弱いものです。いや、優しいのかもしれませんね。

   いささかも退かぬつもりや滝の前   ひよどり 一平

  (いささかもひかぬつもりやたきのまえ)

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