新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

男は自惚れ屋

2017年05月16日 06時54分57秒 | 写真と俳句

 

 困ったことに、男は自惚れ屋なのです。

 好いたらしい女性に、ニコリとでもされようものなら、天にのぼった気分になる。

 自分にだけ見せてくれる笑顔だと思い込んでしまうのです。

 女性から親切にされると、「オレを好いてくれているのかな?」と、思ったりするのが男性の特色。

 満遍なく愛嬌を振りまいているつもりでも、自分にだけ向けられた真情と思いがちなのです。

 「コンビニへ行くのですが、何かあったら、ついでに買ってきてあげますよ」 これはよくある親切心。

 弁当、水、タバコ、チョコレートなど、無難な依頼でしょうね。

 「亭主の下着を買いに行くから、ついでに買ってきてあげますよ」、と言えばどうなるか?

 普通の神経なら頼まない。だって恥ずかしいことだ。

 自惚れ男性なら、「オレに好意を持ってくれているんだ」と思い、喜んで頼むに違いない。

 「ダンナと同じサイズでいいから、オレにも買ってきてくれ」 となること必定。

 さてその後はどうなるか。

  暫くの間、下着を買ってきてもらった男性は、ルンルン気分でしょうね。

 私には、自惚れたくなるような、そんな気分のいいハナシには、なかなか出喰わせない。。

  芍薬の朱の真情をはかりえず   ひよどり 一平

 俳句は本文に関わりがありません。

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