新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

綸言汗の如し

2010年03月31日 07時40分00秒 | 俳句

「3月末までには決めます!」

 普天間基地の引っ越し先について、鳩山総理は断言していた。

 ところが、昨日のコメントには驚いた。

「3月中と言っても、法律で決まっているわけではない。1日や2日、1週間延びたといっても問題ではない。要は、5月末までにアメリカ側と合意することが大事なのだ」

 大要はそのような内容だったと思う。

 大いに呆れた。

「綸言汗の如し」

 一度口に出した君主の言は、汗が再び体内に戻らないように、取り消すことができない。(広辞苑第六判)

 総理たる者、一度発した言葉は大きい。彼はそれを知らないらしい。

 このような姿勢では、アメリカとの合意が取り付けられるのか。

 アメリカ側が、「こんな総理と相談したくない!」と言い出しそう。

 言い出しはしないだろうが、軽く扱ってくるに違いない。

 まったく困った人だ。

 私なら、自分の言葉に無責任な人とは、相談や交渉をしたくない。

 裏切りを無邪気にやってしまいそうだ。

 憐れ、日本国。憐れ日本人。 

 自分たちが選んだのだから仕方がないね! 自業自得というもの。

 今日、党首討論が行われる。

 どっちもどっちなので、まったく興味がない。外出する。

 別館として、写真俳句ブログの「ひよどり草紙」を開いてます。

 ご覧いただけると嬉しいです。

   → こちら

コメント (12)
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