理解し合うことは大切です。
相手を理解し、相手にも理解してもらう。
簡単なように思えて、なかなか難しい。
好きになってもらえれば、こんな都合のいいことはありません。
好きになってくれさえすれば、いろいろと伝えやすくなります。
実はそこに落とし穴があるのです。
好きになってもらう努力が必要です。
しかも、正しく理解してもらった上で、好きになってもらわなければなりません。
表面的なことを並べ立て、相手に好かれるようなことばかり言っても、それが本心でなければ、いずれは化けの皮が剥がれます。
悲しいかな多くの人は、嘘を交えて自分を表現します。本心を隠して、相手を褒めすぎたりします。
そんな過程を経て築かれた関係は、実はひどく危なっかしいものなのです。
真の信頼関係とは言えません。
その後のさまざまな展開の中、肝腎のことを伝えようとしたとき、関係は破綻します。
真の信頼関係を結ぶためには、できるだけ早く、自分の本性をさらけ出して行くべきでしょう。
この方法だと、初めから関係が結べない危険性もあります。
よく瀬踏みしながら、誠実に進めることです。
迎合的なことを言い募って、好かれたつもりになっているヤツが多いです。
そんなヤツは、いざ本心を伝えようとして、嫌われます。
ひょっとしたら、裏切られたと思われるかもしれません。
特に上司たる立場の者の鉄則のはずです。迎合的ではダメだ。
本性に近いことを表出し、理解を求めるのが本筋です。
それでこそ、相互理解が築かれます。
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