新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

真の相互理解のために

2009年06月15日 01時30分15秒 | 身辺雑記

 理解し合うことは大切です。

 相手を理解し、相手にも理解してもらう。

 簡単なように思えて、なかなか難しい。

 好きになってもらえれば、こんな都合のいいことはありません。

 好きになってくれさえすれば、いろいろと伝えやすくなります。

 実はそこに落とし穴があるのです。

 好きになってもらう努力が必要です。

 しかも、正しく理解してもらった上で、好きになってもらわなければなりません。

 表面的なことを並べ立て、相手に好かれるようなことばかり言っても、それが本心でなければ、いずれは化けの皮が剥がれます。

 悲しいかな多くの人は、嘘を交えて自分を表現します。本心を隠して、相手を褒めすぎたりします。

 そんな過程を経て築かれた関係は、実はひどく危なっかしいものなのです。

 真の信頼関係とは言えません。

 その後のさまざまな展開の中、肝腎のことを伝えようとしたとき、関係は破綻します。

 真の信頼関係を結ぶためには、できるだけ早く、自分の本性をさらけ出して行くべきでしょう。

 この方法だと、初めから関係が結べない危険性もあります。

 よく瀬踏みしながら、誠実に進めることです。

 迎合的なことを言い募って、好かれたつもりになっているヤツが多いです。

 そんなヤツは、いざ本心を伝えようとして、嫌われます。

 ひょっとしたら、裏切られたと思われるかもしれません。

 特に上司たる立場の者の鉄則のはずです。迎合的ではダメだ。

 本性に近いことを表出し、理解を求めるのが本筋です。

 それでこそ、相互理解が築かれます。

 別館として、写真俳句ブログ「いのちの囁き」を開いております。

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コメント (8)
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