新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

季語の風景「木の芽時」

2008年04月14日 06時52分49秒 | 写真・エッセー

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 それぞれの地方によって、あるいは木の種類によって、芽吹きの時期は異なっている。

 乱暴に言えば、3月下旬から4月上旬にかけてのころが、木の芽時だろうか。

 雰囲気としては、家の庭先、森や林などの風のない明るい日差しの中。

 若芽が群れをなして芽立ちはじめる。

 静かな中で、明るい何かが始まりそうな気分になる。

 杉村凡裁(水葱)の 

  やり直し出来ると思う木の芽時 

 片山由美子(雨の歌)の

  退院の荷のこまごまと木の芽時

 の俳句がある。

 確かな春の息吹を感じながら、自分の身体や心の中にも、「よし、やるぞ!」との新たな思いが、静かに芽生えはじめる「木の実時」である。

 私はこの季節が大好きだ。

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コメント (20)
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