農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

昨年は自然栽培の直播をへそ曲がり法と比較し良かったと評価したが

2019-12-29 19:27:12 | 日本不耕起栽培普及会

今年の気候の変異の中では種まきの最初から曇天と雨ばかりで大豆の成長と気候の変化、害虫や病気の発生の関係をよめなかった。過去数年へそ曲がりの苗を畑に直接挿し木するのを勧めていたが今年の曇天続きでは全く根の再生が低温で追いつかない。へそ曲がりの断根はハウスで処理したものは例年通りで全く問題がなかった。特に茨城の金江津の福田農園の大豆は昨年より作柄がよかった。明らかにへそ曲がりの効果が発揮され、自然栽培の収量よりたかかった。この結果を見る限り岩澤さんの方法は安全策をとることで多収穫技術として高く評価できる。今年の大豆塾での2aの収量はおおよそ15キロで昨年は30キロを超えていたから半分であった。神崎で自然栽培で専門に作っていた人も10aで40キロであったから無念であった。