農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

こうじ、味噌作り、順調に終わる、発芽玄米でも成功

2017-12-17 09:58:33 | 日本不耕起栽培普及会

  

発芽玄米でのこうじ、味噌作りは4,5年来の課題であった。今年やっと完成した。前回は10月20日玄米であったが固めで麹菌の食い込みがあまかった。1週間の浸種であったが、コメのせいだったかもしれない。今回は和田の実験田の隣の今年のコメを使い、前もってわずかな傷をつけ12月1日から5日間15度で浸種、6,7日1昼夜21度にした。6日の朝の段階ですでに鳩胸、早いのは発芽を始めていた。順調な展開であった。保温器で2日目の午後電気を切ってこうじの力だけで1晩置くが翌朝麹の温度は50度にちかかった。開いて広げると花が咲き生きていることをかんじさせる。7分づきの白米こうじとの差は目では確かめようがないが、白米と玄米の差と同じようにその後差があるとおもう。今回の配慮でこうじ菌の散布量を2倍にした点が違いといえば違いである。管理者の飯嶋友子さんの指導で成功したのだと思う。こうじ、味噌作りの時の塾生の作業時の様子と花咲くこうじの場面です。