小松、平山、神谷のグループで3セの満月モチの刈り取りを行う、雑草はほとんど生えない不耕起11年目の水田、2,3本植えの成苗で茎が太く立派な苗が育った。太陽の光線が周辺の雑木で遮られ50パーセント程度であるが岩澤さんが勧めるイネの育ち方であった。きれいな姿に感動であるが、これが収量にはなかなか結びつかない。里山という限定された環境の中ではこれが実態である。現代においていわゆる農家の方々が生計を立て暮らしていくのにはこの弥生式以来のこの空間は捨てられてしまった。定年して年金暮らしの私や都会の癒しを求める人々の活動の場所となっている。