農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

ブドウから酵母を採取し、パンを作ることに再挑戦している

2022-12-02 16:21:03 | 日本不耕起栽培普及会
楽健寺法の山内有嚴さんから頂いた元種をアレンジして15年前から佐倉の斎藤和さん宅の巨峰ブドウから酵母菌を採取してパンをやいている。こちらの菌は強力で4時間でパン焼き機で焼きあがる。今年も大豆塾の仲間たちと収穫したので久ぶりにブドウからの採取に挑戦している。やはり1回目の元種からではパンとしての膨らみが6割程度であるが根気よく面倒見てやれば必ず普通にいけると期待している。10名ほど収穫したから1名ぐらいは成功者が出るといいがなと思う。そこで私も、リベンジしている。
26日食べたブドウの皮を10個程度瓶に詰め水を入れ3,4日毎日振ってやる。
酵母菌の泡がでてくる。菌の存在が確認できる。
山芋、リンゴ、人参をすりおろし砂糖、塩を少々、できたエキスとまぜる。粟粒が酵母菌である。2時間単位で膨らみ半日でパン焼きにつかえる。
普段の6割の膨らみまでできた。再度山芋、リンゴ、人参を用意して更新すれば菌の密度が高まっていく。

土壌検査のために2回目土を採取、自然栽培不耕起23年目の東庄町佐久間さん

2022-12-02 15:30:57 | 日本不耕起栽培普及会
風除けのためのソルゴーで区切られ、周辺の農薬散布の影響も抑えているかもしれない。季節のやさいの植え付けがされ、菜っ葉類は移植されていた。ニンニクも育っていた。昨年は雑草のギシギシが野菜の脇で育っていたが今年は畑の外側に群生していた。写真は銚子の道案内の佐久間さんと佐久間さん夫妻と私、撮影者は桑山さんである。水田はこの辺では珍しいレンゲとの輪作である。
ナスは直前まで収穫していた。
雑草の中に小松菜など移植してある。
佐久間さん夫妻気軽に二人会話に参加してくれる。桑山さんと土の採取のために協力していただいた。
ギシギシが周りに自生している。
オダ干しされた水田にはレンゲがすでに発芽していた。時期としては遅い刈り入れである。野菜との兼ね合いで今のじきになる。今年は苗づくりを丁寧にやったので作柄がよかった。