農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

開戦80年、私と同じ年に思うこと、1931年満州事変からはじまっていた。

2021-12-08 14:35:38 | 日本不耕起栽培普及会
戦後教育を受けた私の世代以降は現代の政治感覚を正しく教えられないで、古代史で現代を素通りされてしまった。東京新聞の12月7日号で89歳の鈴木賢士氏が過去の自分史と絡めて30年の雑誌記者生活を経て50代で写真家に転身、中国残留孤児や、原爆、沖縄戦など「戦争の後始末をしていない問題」を追いかけてきた。12年前ビデオカメラを買い動画で30本の作品を完成平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞を受賞している。鈴木さんは「戦争が始まったのは12月8日ではありません」と強調した。満州事変の発端となった31年の「柳条湖事件」で満州鉄道を爆破し中国東北部を占領した。それから45年まで15年、日本軍は戦争中でした。1945年広島・長崎の原爆を受けたり、過酷な沖縄戦、主要都市の空襲、様々な経験を踏まえての戦後である。平和憲法を獲得できた80年の現在ではあるが私たち一人ひとりが健康で文化的な生活が維持できるために戦争のない社会を再度構築すべき時にきている。
写真は我が家の二階から珍しくきれいに紅葉する紅葉と満開の山茶花です。温暖化のためか月に2回も台風並みの雨が降っている。山茶花、ハゼ、モミジ、小菊などが咲いている。

休耕地の畦で大豆が元気

2021-12-08 10:55:43 | 日本不耕起栽培普及会
前回福田さんの4年目の畑での大豆の成功例を紹介したが、今年休耕地での畦にへそ曲がり法の大豆苗と直播の大豆を2か所で比較栽培を行ったが、いずれの場合も順調であった。とりわけへそ曲がり法のF水田の畦では全く肥料も土寄せも行わず後半に4,5枚の葉を除去した程度であったが40株程度で7キロの収穫があった。もう1つのÑ水田の畦には直播を行ったが実の付き方で問題を残しながらも順調に育った。既存の7,8年目の小麦との輪作で今年は実付きが悪かったのと比較するとますます大豆の栽培の難しさを残した年であった。前半の写真が2枚Fさんで後の1枚がÑ水田の畦の結実写真である。