生育の初期段階ではなかなか水の確保が十分ではなかったが、梅雨入り前後からやっと水が入るようになった。すでに出穂であるから穂の数はなかなか確保しずらい。雑草対策として刈払い機を使い乳酸菌を撒きトロトロ層の形成で藻類が繁茂する。田面の平らを確保するためレーキでのならしを行うがこの作業が意外と手作業としては大切なようです。佐倉の実験田では藻類が広がり2枚目の桑山さんお水田では昨年から藻類で覆われ雑草の出る幕はなかった。なぜかカメとスッポンが藻類の調整をしている。7月10日には走り穂を確認し15日には出穂がそろい始めている。100坪水田ではマツバイの発生が部分的に広がり水田の高低がまだ残っている。トロトロ層ができれば下駄を使っての除草で土に踏み込むことで雑草を抑えることができる。
梅雨空け前後にへそ曲がり大豆の植え付けと土寄せの作業で忙しい。今年の梅雨明け前後温度が高く作業がしにくい。2時間作業を続けると汗びっしょりで着るものを着替えないとならない。年齢だけの問題ではない、でも大豆にとっては暑いほうがいいのだろうか、いたって元気で虫の被害もすくない。冬の小麦栽培が定着し、ふろおけを設置したことでアマガエルが産卵し、カマキリもいる。ミミズもたくさんいて生き物のバランスが取れているのか害虫の発生を気にしなくてもよくなった。赤峰さんの「神の虫」の感覚ともちがって作業手順が簡略かしている。塾用の大豆と線虫被害?の畑、いずれも小麦栽培で改善できればと今年にきたいしている。