藤崎水田で30aの無農薬・無除草の実験田を4年目で異変が発生盛んに除草をやってくれていたジャンボタニシが寒さのためか絶滅したらしい。国産のタニシは大量にいるが、これは雑草は食べてくれない。異変にきずき周辺の排水路などにいるジャンボタニシをかき集めて田んぼに入れてみたが雑草を食べる量が以前のとは異なり食いつきがわるい。これまでの雑草を食べてくれていた種類は同じジャンボタニシでも粒が小さく雑草なら何でも食べるという優れものだった。今になってみるとその種を一部でもハウスでも避難させ飼育しておけばと悔やまれる。一応はこの近在のジャンボタニシを水田に放したら。卵は産み付けている。でも雑草のヘリは少ないという。写真はジャンボタニシの産卵状況です。F-1F-2のコシヒカリは出穂をはじめる。
水田における生態系は4年のサイクルでリセットされるという滋賀の安井さんの経験的な話であるが、ジャンボタニシに任せていた除草がいざダメというとこれはまた大きな難問である。