今年8年目になる多古のT-S田んぼで昨年の秋切わらを水田に戻し光合成細菌入りのもみ殻堆肥を入れてから12月ころからアカウキクサの繁殖がはじまった。香取の藤崎さんや多古染井のT-S-1、神谷水田でも発生が確認されていたが田植え以降にこれほど被害を受けるとは考えていなかった。藤崎水田では昨年の9月の雨台風の時大量の雨でそのアカウキクサはすべて流されて無くなったという情報があり、その形跡を探して周辺を歩いたことがあるがみつからなかった。しかし最近になって藤崎さんの情報ではまたアカウキクサが発生しはじめているそうである。初めて受ける光線の少ない里山の水田ではこのアカウキクサの被害は甚大でイネの分げつとかも抑えられ収量への影響が出るものとかんがえられる。田植えも機械植え後、手植えでもう1度やったほどである。水の管理が十分でなく田植え直後深水だったため活着が悪かったせいもある。