佐倉の斉藤さんの紹介で乳苗の水耕方式で暗所でなく、常に光線を受けながら4月10日から25日まで10から15センチまで育て乳苗と稚苗の中間の苗を育てる。6メートルのアルミの箱に200グラム播き程度の密度で種を播き、最初は無肥料で水を循環させ、後半で大塚液肥を与える。不織布の上に種を播き6メートル6本で30アール分の苗となり、既存の田植え機で田植えができる。施設の初期投資に金がかかるが、岩澤さんは8ヘクタールで慣行との併用はしなかったので現在も続けられている。8年目である。ただ除草剤の使用は続けており無農薬ではない。これまでの乳苗とは光線に当てながら水を循環させて育っているので従来の乳苗とはことなる。いわば限りなく稚苗に近い方式になる。