沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

果たしたリベンジ

2022年05月01日 | 学童野球

 

 土砂降りの夜に 誓ったリベンジ ♪

 

 愛息10郎が好きなアニメ『東京リベンジャーズ』の主題歌『Cry Baby』の一節から始めさせていただきます。

 

 あっという間に5月です。早すぎて早すぎて、何か怖いです。

 さて、8郎家の一年で最大のメモリアルデーが4月にありました。妻と愛息10郎の誕生日です。

 上写真は前日に外食したパスタ。誕生日当日は自宅でまったり過ごしました。お二人さん、これからもよろしくお願いします。10郎は12歳になりました。身長も160㌢をぎりぎり超えました。

 さて、本題です。

 前回お伝えした通り、県内の学童野球界で有数の強豪UTと公式戦リベンジマッチをしてきたのでご報告いたします。3市区が参加するミドルクラスの大会で、県外派遣をかけた準々決勝での対決となりました。まさにオール・オア・ナッシングの闘いです!

※下写真は本文とは直接関係ありません。

 UKは県大会を制覇したこともある強豪。うちのチームはおそらく5年くらい勝ったためしがありません。そこに勝つということは市内チーム共通の宿望です。

 この世紀の大一番に、監督はエースナンバーを与えた10郎を指名。10郎もリベンジにメラメラ燃えた表情でマウンドに上がっていきました。前回の悔しさがふつふつと湧いてきたのでしょう(笑)。その心意気だ。チバリヨー、我が家の優男!

 ショートアーム投法を習得しかけている10郎、前回の対戦時ほど崩れません。しかし、1個のフォアボールと味方のエラーがからみ初回に1失点。ベンチにいやな雰囲気が漂います。でもそれは、8郎と10郎父子が前日までに立てていた戦略の想定内でした。8郎は10郎に「暴投を投げても、四死球を与えても全然OKだ。3点までに抑えれば、うちの打線は最低でも4点は取るから結果勝てる。どんなに調子が悪くても腐らずに最少失点でマウンドから戻ってくるのがエースだ」と昭和スポ根魂🔥を強く言い聞かせていました。10郎は父との誓いに応えるべく、腐らずにていねいに投げ続けました。

 その後、安定し始めた10郎のストレートに相手打線は全く手が出ず、奪三振の嵐! 撮影した動画を見ても、相手打線のバットは痛快なほどボールの下をくぐっています。 

 監督の起用法もズバリ的中します。相手の上位打線には10郎を、四死球狙いの下位打線にはコントロールのいいN君を当てるという1イニング投手交代戦略が見事に奏功! 結果、10郎は3イニングで1安打2失点(自責点0)で、8奪三振! 最終回に至ってはクリーンナップを3者連続空振り三振というアニメのような勝ち方! 先日、プロ野球で13人連続奪三振&28年ぶりの完全試合という偉業を成し遂げたロッテの佐々木朗希投手のような無双ぶりです。

 見方打線も4点を取ってくれました。10郎は長打こそなかったもののレフト前ヒット、盗塁で勝ち越しに貢献しました。この日のために買ったといっても過言ではない4万5千円の高級バット「レガシー」は大きな火を噴きませんでしたが、返り討ちの時に爆発させることにします!

 8郎が撮影した写真には、渾身の力を振り絞ってストレートを投げ込む10郎の姿が写っていました(事情によりモノクロ処理)。背中の1番がどのチームのエースより輝いていたね。ピッチャーよりバッターに自信があった38年前の後ろの8太郎👻も「こいつのストレートは打てん」とビビっていたはずだよ。

 ダブルヘッダーで進んだ準決勝では、子供たち、ベンチ、保護者たちも気が抜けていたのか、勝てたはずの相手にまさかの大逆転負け。10郎が前の試合の投球制限で打者1人分しか投げることができなかったのも大きな痛手でした。

 翌最終日に迎えた3位決定戦では気を取り直し(笑)、お隣G市の強豪GBをコールドで破りました! 10郎は3安打3打点。先発しストレートで相手をねじふせていましたよ。メンバーも一人一人が自信に満ち溢れたプレーをしていましたね。

 優勝できなかったのは残念だったけど、UTを初めて破ったことで、チームには充実感がみなぎっていました。マック杯初戦敗退の悔しさの半分くらいは取り戻せた満足度の高い大会となりました。

 10郎、小学生ラストイヤーの今年、大きな大会はあと2回ある。後ろの8太郎と一緒に、夢はでっかく沖縄一を目指してみようか!

 息子のおかげで、忙しくも最後まで暑い熱い1年が過ごせそうです。息子の成長に感謝しかありませんね。

 誓ったリベンジを見事果たした愛息10郎の成長記を急ぎ書き残しました。もう眠い!ので今日はこれにて。