お久しぶりです。10月に入って初めての更新となります。沖縄にもようやく秋の訪れが。30度を超える日がなくなり、過ごしやすい日々が続いています。下写真は10月半ばの朝焼けです。
別の日の真っ赤な朝焼け。スマホ撮影ですが、色補正などしていませんよ!
さて、特にネタがありません。ということで、診断士試験勉強のため1カ月ほど更新を休んでいた間を含めて、ここ数カ月に観た映画を数本ご紹介いたします。と言ってもすべて宅シネマで過去の作品です。
まずは『シティ・オブ・ゴッド』(2002年、フェルナンド・メイレレス監督)。ファベ―ラと呼ばれるスラム街で生きる子供たちの挫折と成長を描いたストーリーです。犯罪シーンが多いので、見る人を選ぶ作品ですね。女性は楽しめないかもしれません。
貧しく、無教養なゆえに犯罪の道を歩んでしまう子供たち。政治・行政の最も大事な仕事は、教育と医療、と言いますが、それを実感しますね。こんな街に生まれたら、誰だってワルになりますよ。銃殺のシーンもたくさんあるのですが、なぜか、あまり重くなく、ラテンのノリもあってか、鑑賞後に落ち込むような内容ではありません。みんな、どんな環境に生まれても言い訳をせずに一生懸命生きているんだ、というエネルギーを感じることができる映画です。
お次は今回一番のおススメとなります。インド映画の『きっと、うまくいく』(2009年、ラジクマール・ヒマーニ監督)。エリート理系大学の同期男子3人の物語。コメディー、ミステリーの要素も織り交ぜた「これぞ映画だというめっちゃいい作品観たいな~」という方の期待に応える数少ない傑作だと思います。8郎採点88点!
きっと、うまくいく【予告】3 idiots JAPANESE TRAILER
3時間と長いけれど、観ればあなたにとってきっと忘れられない映画になると思います。 映画の最後のシーンは、パンゴンツォという湖です。 一昨年...
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170分と長尺ですが、前半30分(多少退屈)を乗り切ると大満足の2時間半が待っていることでしょう。脚本もよくできており、インド国内で興行収入歴代1位というのもうなずけます。蛇足ですが、ラストシーンのパンゴンツォという湖の美しいこと! 素晴らしいエンディングをさらに彩る絶景です。いつか行ってみたいなぁ。ただし、唯一にして大きなマイナス要素があります。やはりインドというか男尊女卑の思考が垣間見えることです。歴史が積み上げた偏見は重い。でも、人生で見ておきたい映画であることは間違いありません。
残りは邦画です。
ずっと見たいと思っていた『バトルロワイヤル』(2000年、深作欣二監督)。さすがに家族で見るのは気が引けたので、一人でYoutubeシネマで鑑賞。
『バトル・ロワイアル3D』劇場上映中止となった予告編
映画『バトル・ロワイアル3D』劇場上映中止となった予告編 2010年11月20日全国公開 クエンティン・タランティーノをはじめ、世界中の...
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中学生が無人島で殺しあうという荒唐無稽なストーリーではありますが、死んでいく中学生たちの背景などが意外にていねいに描かれており、作品に深みをもたらしています。ただの殺戮映画では決してないです。テンポも速く、飽きさせません。れいわ新選組のメロリンQ(懐)こと山本太郎氏もいい味出しています。どの映画に出ても同じキャラ(笑)の藤原竜也さんとビートたけしさんもいい味だしています。
ちなみにこれが20年前の映画ということにびっくり。8郎が入社した年ではないですか! 一人感慨にふけった48歳です。どうでもいいですが。
残り2作はデザート的な軽い感じで楽しめる作品です。
『白ゆき姫殺人事件』(2014年、中村義洋監督)。歓送迎会帰りに起きた美人社員殺人事件の犯人を追うテンポのいい謎解きミステリー。SNSの怖さを分かりやすく伝えつつ、コメディー要素も多少あります。
『白ゆき姫殺人事件』予告編
2014年3月29日(土)全国ロードショー! 女同士の「噂」が暴走するー 誰も見たことがない重層的な傑作サスペンス、ここに誕生! 誰もが認め...
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井上真央さん演じる女性のドジっぷりには多少辟易するのですが(そりゃあんたも悪いと言いたくなる。笑)、邦画らしい優しい描写も多いです。ただし女性の職場のねちっこさを見せつけられます(男に生まれてよかった・・・と思ったら男女差別なんでしょうね。インドを笑ってられないのでしょうか)。意外な犯人なのですが、8郎の妻はまたしても的中!(もしかして名探偵かも)。残酷描写としては、菜々緒さんが殺害されるシーンだけなのですが、血しぶきがないなど、ぎりぎり家族で鑑賞できるレベルです(10郎も完見しました)。生けるマネキンこと菜々緒さんはまさにハマリ役でしたね。死体すら美しいという! 最後はほんわかするエンディングです。サクっと楽しみたいという方にお勧めです。
最後は、試験勉強中の名探偵こと妻を置いて、10郎と二人で観た『謝罪の王様』(2013年、水田伸生監督)。謝罪師という架空の職業をめぐる物語。パロディとしてはイマイチなのですが、脚本はしっかりとしており、満足度の高い作品です。「白ゆき姫」に続き、井上真央さんが好演しています。
コメディーとして見ると駄作ですが、実は泣かせるつくりなのです。中でもアメリカの司法試験に挑戦中の男(小室K氏ではありません。妻が大ファンの竹ノ内豊さんが演じています)が、試験当日に寝坊して焦っているときに、邪魔するかのようにいたずらをしてきた幼い娘をひっぱたくシーン。グサッときました。気持ちは何となくわかります。そしてものすごく後悔している気持ちも分かります。「親だってイライラする。いつも聖人のように接することはできない」という気持ちと、しかしそれはやっぱり言い訳で、親こそがそこで冷静にならなければいけない、という反省との気持ちとの交錯、ですね(8郎は毎日反省中です)。娘が繰り返した「腋毛ボーボー、自由の女神!」。いろんな登場人物のサイドストーリーが結びつくエンディングは一緒に叫びたくなりました(笑)。やっぱり、邦画が一番、と感じた作品です。食わず嫌いで観なかったら損する良作ですね。ラストはちょっと長くてだらけ気味ですが。
以上です。秋の夜長にすることがない、という羨ましい方(笑)のご参考になれば。。。
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久しぶりにおいしゅうございましたシリーズです。と言ってもおなじみのラーメン屋「通堂」。黒焦がしラーメンとチャーハンをいただきました。30代のころは餃子も付け、チャーハンも大盛にしていたのですが、もう無理ですね(笑)。胃が大変なことになります。おいしゅうございました。
お次はコロナでステイホーム中だったので、テイクアウトです。初めて韓国料理の『大長今(デジャングム)』を利用しました。チジミ、水餃子。ともにおいしゅうございました。特に、もっちりとしたチジミは最高でした。
現在83㌔で~す。言い訳させてください。食欲の秋ですから~。70㌔の世界、いずこ~。
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最後に、8郎家の機器更新というニッチな話題です。
勉強部屋のプリンターが故障しては何度も復活していることはお伝えしてきました。ネットで知ったクリーニング法のお陰です。しかし、8月の診断士1次試験を境についに力尽きてしまいました。クリーニングをしてもうんともすんとも言わなくなってしまったのです。試験の追い込みで刷りまくっていたので、力尽きたのでしょう。ぎりぎり試験直前まで頑張ってくれたので、助かりました(試験は落ちたけど)。4年間、ありがとう!
試験対策上、プリンターは必須のため、新規代替することにしました。 同じくCANON製のPIXUS TS5330です。1万円以内と低価格だったので即決しました。世界的な半導体不足のため、納品まで1カ月以上かかりましたよ(宅シネマが増えたのもそのおかげです、と言い訳させてください)。
プリンターとPCとつなぐケーブルが入っておらず焦ったのですが、それは時代の流れ。今はもうWi-Fiでつなぐのですね! アナログおじさん、ビックリしました。わずか30㌢隣の機器同士が無線なんて! 時代はもうオンライン(無線)なんですね。無駄な会議、飲み会を強制する理由を「顔を見なきゃ意思疎通ができないだろ」などと主張(言い訳)する昭和バブリーのおじさん思考ではもう生きていけませんね。時代からそっぽを向かれます。
接続作業に30分ほど費やして、ついにプリントしてくれました! 早速、診断士2次試験の過去問を刷りました。
11月7日に2次試験の本番が実施されます。1次に落ちて今年受ける資格のない8郎ですが、本番だと思って事後に自宅で解いてみるつもりです。そのためにも過去問頑張るぞー。
下写真は股関節を柔らかくしようとYoutubeを見ながらストレッチをする愛息10郎。最近は親から指摘されると、あーだこーだと言い訳三昧の11歳ですが、彼なりにしっかりと努力もしているのです。チバリヨー。まだまだかわいいもんです。
そうそう記録として残しておきます。愛息10郎、ついにスマホデビューしました。しかも自分でためたお小遣い1万円をフル投入して。スマホの危険性はもちろん承知していますが、周りの友達も多くが持っているので買わせてあげました。早速、LINEで友達を数十人に増やしていました(驚)。知らない人と簡単につながるな、とだけは注意しています。
10郎の学童野球も大会が始まりました。初戦は逆転サヨナラ勝ちで突破。今週末の2回戦(10郎先発予定)を勝てば、市内随一の強豪と念願の対戦です。ステイホーム中も大人用木製バットを振り続けてきた10郎のバッティングは上級生をしのぐパワフルさ。でもピッチャーとしてはコントロールがイマイチ・・・。球速は抜群なのでもったいないぞ。練習不足だね。大谷選手のような二刀流を目指して、父ちゃんも可能な限り練習に付き合うぜ!
毎日がもったいないくらいのスピードで過ぎていきます。いつか、「あの時は●だからできなかった」などと言い訳するような結果になっていないよう、今を大事に過ごしたいと思っています。
今日は10郎の練習試合のコーチと審判で疲れたので、そろそろ布団を敷いて寝ます。今日はこれにて(言い訳あらに!)。