2007年1月に3万7千円(定価7万円超)で購入したSUUNT製ダイバーズウオッチ「モスキート」。しかし、年末の電池交換の際にシリコン製の裏蓋が破損し、ネットで代用品を探しても見当たらないので、泣く泣く継続利用を断念することになりました。
ダイバーの命を預かるともいえるダイバーズコンピューターは機能性重視のため、10万円超の高級品がズラリと並ぶカテゴリーです。その中でモスキートは、良心的価格と高機能から「史上最高のコスパ」と絶賛されました。製造中止後も中古品がネットですぐ売り切れるほどの人気でした。8郎個人においてもダイビング人生のほとんどを記録(ログ)してくれました(ログを振り返ると、体はPC前でも心はいつだってチムワサワする海の中に戻ることができます)。また、腕時計としても長年普段使いしてきたので、左手首からなくなるというのがいまだに違和感を感じるのです。下写真は2016年10月にチービシでダイブしたとき。水中でバッテリー切れしたことに気づいた瞬間です。
思い出の品なので、当初はインテリアとして飾っておこうかと思ったのですが、裏蓋がないことを除けば、機能は健全です。裏蓋がないことだけを理由に引退させるのは、ユーザーとしては忍びないということで、人生初ヤフオクに出品することにしました(おじさんはメルカリにまだなじめません)。心のどこかで落札してほしくないという微妙な気持ちもあった(笑)ので、一定価格を下限にしたところ、見事同額で落札者が現れました。きっと裏蓋を持っている方なのでしょう。連休明けには郵送することになるでしょうね。
引き続き新しいユーザーさんの安全なダイビングに貢献しておくれ。モスキート、12年間ありがとう!
ところで、不思議なことに、モスキートはネットで代用の腕時計を購入した翌日、電池が切れました。廃車納品する途中でエンジン停止した、かつての愛車カペラワゴンといい、愛用したものにはユーザーの気持ちが宿るのでしょうか。本当におつかれさま。次のユーザーさんに大事に使ってほしいですね。
※今回ダイコンを買い替えなかったのは、今年が車検、旅行など出費の多い年であることを配慮したためです。新規で狙っているのはソーラータイプ(DシリーズかZ1)。来年こそは1次試験に合格して絶対に買うぞー(ん?今年はあきらめた?)。
閑話休題。相変わらず82㌔台をうろちょろしている8郎から、2019年初のおいしゅうございましたシリーズです。知人との飲み会を前に、那覇市内の老舗「花笠食堂」でかつ丼を食べました(待ち時間をつぶすためです)。800円と高かったのですが、お味はよかったですね。繁華街だけにインバウンドも意識した価格設定なのでしょうか。
お次は家族で足を運んだ那覇市安謝のラーメン屋「山頭火」。いつの間に、と思っていたら2016年にオープンしていたんですね。最低価格が900円台と県民にとってはかなりの高価格設定。味は確かにおいしゅうございましたが、庶民感覚として「(値段が高いので)こりゃ長く持たないだろう」と直感しました(謝)。しかし隣に電器量販店コジマがあるので、こちらも中国系インバウンド市場を意識した、したたかな戦略なのかもしれません。県民所得が上がらないまま県内物価が高止まりしているのは、沖縄がウチナンチュのものでなくなっていく、その大きな流れのひとコマなのかもしれませんね。だとしたら悲しいなぁ。
中小企業診断士試験を勉強していると、「価格」の設定の在り方について、いろんな視点を教えてくれます。ていうか、机に向かわなきゃ(汗)。
さて、愛息の野球道回帰に向けて、地道に水面下でのサブリミナル行動(笑)を続けている8郎夫妻。3連休を利用し糸満市の平和祈念公園でキャッチボールをしてきました。妻が撮った写真を見ると、傍目には8郎がめっちゃスパルタおやじに見えるのがウケましたね。父と息子のキャッチボールとは、言葉不要のコミュニケーションなり🔥 by8郎(今年の流行語大賞に推薦願います)。10郎はキャッチングがうまくなってきました。
野球道回帰手段その弐は、野球がテーマの映画を見せることです(笑)。まずはBS録画していた『アゲイン 28年目の甲子園』(2015年、重松清原作、大森寿美男監督)です。不祥事で甲子園に行けなかったかつての球児たちの物語。主役の中井貴一の名台詞『俺たちの夏はまだ終わってないんだ』にしびれましたなぁ。男っていくつになっても過去の忘れものを探しつづけている生き物なのかもしれません(これも推薦願います)。甲子園での父と娘の無言のキャッチボールにも泣けました。深夜まで目をこすりながら完見した10郎も「面白かった」と言っていましたよ。
2本目は妻がレンタルしてきた『ひゃくはち』(2008年、森義隆監督)。内容は「万年補欠の野球部員たちにスポットを当て、彼らの汗と涙と友情をリアルに映し出す青春ドラマ。レギュラーにはなれなくても、夢中で夢を追い続ける青年の真っすぐな野球への情熱を余すところなくみせる」です(Yahoo!映画より転記)。とてもいい映画でした。若い役者たちも本当の球児のように生き生きとしていました。たとえ、プロ野球選手になれなくとも、そもそもレギュラーにすらなれなくとも、野球はやる価値がある! それが10郎に少しでも伝わったかな。これまた深夜まで完見した愛息は「面白かった」と言っていました(染まりやすい。笑)。野球好きな方はぜひ。
上写真は父とのキャッチボールを終え、自らグローブにオイルを塗り、もみほぐす10郎。先の2つの映画でもグローブを大事にするシーンが出てきました。道具を大切にする男になれよ! 大事にした道具はきっと君を助けてくれるからな。
さて、老い先短い父は(笑)、新年早々ぐだぐだのスタートとなった資格勉強を再開いたします。サラリーマンとして、またその後の自分を助ける道具を得るために。今日はこれにて。