沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

夜満喫、初カーエー

2010年11月10日 | 釣り、素潜り漁

 11月に入りました。ハチローのやんばる生活も残り4カ月に(と勝手に夢想)。カヌチャのスターダストファンタジアを見学してきました。

Photo

 夜の闇に浮かぶ無数のイルミネーション。毎度おなじみながら、幻想的ではありますなぁ。多くの観光客が写真を撮っていました。

Photo_2

 さて、我が家の蓮紡の許可をいただき、ついにニュー釣竿を購入 ダイワ製リバティークラブSURFです。磯釣り、防波堤汎用です。今のところ港でヘチ釣りを専門とするハチロー、使い勝手を優先し、短めの全長3㍍を選択しました。リールもダイワ製ジョイナスです。合計8000円程度と意外とお徳でした。

Photo_4

 マイ竿リバティーの記念すべき初釣りに運天港を選択。気合を入れて満潮時間の4時間前からスタンバイ。蛍光灯ランタンも持参しました(台風の停電対策で買ったものですが、今や夜釣り専門に)。断続的な雨にも耐え、4時間頑張りました。

Photo_7

 しかし結果はイマイチ(泣)。ビタロー、キンメダイの仲間など小魚4匹でした。夜釣りは楽しいものですが、結果が伴わないときの疲労感もすごいものがあります。しかたなくバター焼きにして食いましたが。マイ竿リバティーのつかいやすさには満足しました。

Photo_6

 閑話休題。先日、家族3人で本部町の「いしなぐ」でランチを食べてきました。いしなぐ定食(1500円)を注文。めちゃおいしかったです。刺身も天ぷらもラフテーも割烹並みのお味でした。これで1500円なら安いものと思います。景色もよくて、オススメです。

Photo_5

 場所は本部高校近くです。

 さて、リベンジに市内のとある港へ。満潮8時30分の2時間前にスタンバイ。

 チンを狙おうと、いつもより針を大きくしました。夕陽とともに海面に竿を沈めました。満ち潮とともに竿を伝わるビビッという感触が増えてきました。期待感がまします。

 撒き餌をまいて、30分経過したころ、竿がぐぐっとヘアピンカーブを描くほどしなりました。海面に突き刺さった道糸がものすごいスピードで右往左往。穴などに逃げられないように強からず弱からずで竿を操りましたが、30秒の格闘の末、ハリスをぶち切られました(泣)。

 その30分後、またも強い引きが。今度こそ逃すまいと攻撃的に竿をコントロール、リールも果敢に回しました。約1分の格闘の末、海面に浮上してきたのは記念すべき初カーエー(和名ゴマアイゴ)です! 全長20㌢とかなり小ぶりではありますが、ハチローの当面の目標とする人気3大魚のうちの一つです(残りはチンイシミーバイ)。強い引きにもマイ竿リバティーが耐えしのぎ、見事ゲットできました。37歳、少年のように感動しました…。

Photo_3

 しかし、その30分後さらに強烈なひきが。格闘のすえ、引き上げてみると史上最大の 45㌢級の魚です(驚)。内臓を取り出しても飛び跳ねんばかりにジタバタする魚に恐怖心も覚えました(笑)。帰宅して調べてみるとボラ。あまり人気のない魚、つまり「外道」の代表格です。しかし、史上最大のひきを楽しむことができました。重量1㌔超のボラにもひるむことのなかったマイ竿リバティーにも満足。

Photo_8

 しかしこのボラでさえかかる仕掛けを食いちぎった最初のやつは何者だったのでしょうか…。40㌢級のカーエーかチンだったのではないかと想像するだけでも楽しいです。

 カーエーは刺身にして妻とたいらげました。「防波堤で釣れる、刺身が一番おいしい魚」といわれるだけあって、プリプリとおいしゅうございました。ボラはとりあえず3枚におろして、冷蔵庫に入れています。思ったより臭みがないので、バター焼きがフライに挑戦してみようかと。

 わずか2匹ですが、大満足の夜釣りでした。