JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

我が家の住人

2005年06月18日 | a-c

昨夜の宴の余韻を残したまま、今日は「我が家の住人」の池(水槽です)を清掃です。
彼の名前は、「カメ太」と称し、はや10年以上同居しています。
とても安易な名前ですが、彼の「命名の段」を一説

時は、平成5年
我が家には、すでに二人の先住者(みどり亀)がおりました。
先住の名は、「亀太郎」に「亀次郎」
とあれば、新住人の名は、決まったも同然、
しかし待てよ、「亀三郎」は、いかにも呼びにくい。
「ン~」悩んだあげくに、ふと思いついた。よし「亀頭三郎」は、いかがか?
妻曰く、「子供達への教育上、よろしからず」とばかり、あえなく却下。
さらに悩みしおり、幼き息子が、新住人をつつきながら「カメ太」とはっする。
主人以外全員がこれに同調、かくして「カメ太」と命名。

とっまあ、こんな感じ。(しかし、いまだに私は「亀頭三郎」と心で呼びかけています。)

掃除の後は、じゃまな木の枝を落とし(鳩の巣のある木は、もちろん手を入れませんでしたが)、
酒と汗を洗い流すためにシャワーを浴びたら、のどが渇いてビールを飲んでしまいました。
 (...........本当に反省も進歩もない)

「さて、ゆっくりジャズを聴きながら昼寝でもしよう」と今考えています。
何を聴こうかな......
今日は、コルトレーンにしましょう。
コルトレーンじゃ寝られないだろうって?
大丈夫、「スターダスト」というアルバムをご存じでしょうか。インパルス時代の「バラード」は、よくご存じでしょう?この「スターダスト」は、プレステッジ時代のバラード集です。昼寝には最適。おやすみなさい。

おっと、けいさん、いつもつまらないお話にお付き合い頂き、本当にありがとうございます。
現在のCD,LPの所有枚数ですが、ジャズにかぎれば、合わせて約720枚程度だと思います。
ただ、「死刑台のエレベーター」のようにCDで買い直ししたようなものもかなりあるので、実質600枚程度でしょうか。
もう一点、ライブハウス「アルフィー」は、六本木でしたっけ?(かなりいいかげんです)
残念ながらまだおじゃましたことがありません。

それでは、あらためて「おやすみなさい」

STARDUST / JOHN COLTRANE
1958年7月11日,12月26日録音
JOHN COLTRANE(ts)
RED GARLAND(p) PAUL CHAMBERS(b)
1,3-JIMMY COBB(ds) WILBUR HARDIN(fluegel)
2,4-ART TAYLOR(ds) 4-FREDDIE HUBBARD(tp)
1.STARDUST
2.TIME AFTER TIME
3.LOVE THY NEIGHBOR
4.THEN I'LL BE TIRED OF YOU

映画音楽

2005年06月16日 | p-r

梅雨という季節は、やっぱり好きになれません。
今日も、雨が降るんだか降らないんだかわからない空模様、
「はっきりしろ!」とわめいてみても、梅雨の始まりはこんなものです。

先日の日曜日、ここ何週間の懸案であった「ビデオの整理」をいちおう終えることが出来ました。そこで今日は、映画とジャズのお話を

ジャズが聴ける映画は、多々あります。
「コットン・クラブ」「ビギナーズ」「成功の甘き香り」「私は死にたくない」「地下鉄の住人」、もちろん本人の伝記「グレン・ミラー物語」「ベニー・グッドマン物語」「ジーン・クルーパー物語」「バード」、先日お話しした「ラウンド・ミッドナイト」「アメリカの影」「クール・ワールド」
ドキュメントですが「真夏の夜のジャズ」.....
まだまだ、たくさんあります。
特にヌーベルバーグ作品、マイルスの「死刑台のエレベーター」、MJQの「大運河」、デューク・ジョーダンの「危険な関係」 この三作は、光り輝いている。

学生の頃、私はよく東京の自由ヶ丘にあった「ALFIE」というジャズ喫茶に行っていました。
前衛も含め、かなり新しいジャズ(当時)をかけていたと記憶しています。
トイレの落書きに、「アルフィーと名を付けながら、もっと選曲を考えろ」なんてのがありました。
ここでの「アルフィー」とは、ソニー・ロリンズのアルバムのことです。この「アルフィー」もまた、映画音楽でした。
「アルフィー」は、イギリスの劇作家ビル・ノートンの原作で、舞台で評判となり映画化されたラブ・コメディーです。実際の映画の中では、ロリンズではなく、イギリスのミュージシャンがテナーを吹いて、ロリンズはスコアーを提供しただけらしいですが。(映画に興味があれば、最近リメーク盤も映画化されたようですのでご覧になって下さい)
ですから、ロリンズの「アルフィー」は、映画とは別に、オリバー・ネルソンのアレンジで録音されました。

「アルフィーのテーマ」は、1度聞くと、「思わず口ずさんでしまう」そんな感じの曲で、いかにもロリンズらしい曲です。
今日はその「アルフィー」をご紹介。

ALFIE / SONNY ROLLINS
1966年6月録音
SONNY ROLLINS(ts) JIMMY CLEVELAND(tb) J.J. JOHNSON(tb) PHIL WOODS(as) BOB ASHTON(ts) DANNY BANK(b) FRANKIE DUNLOP(ds) WALTER BOOKER(b) ROGER KELLAWAY(p) KENNY BURRELL(g)
OLIVER NELSON(arr,cond)
1.ALFIE'S THEME
2.HE'S YOUNGER THAN YOU ARE
3.STREET RUNNER WITH CHILD
4.TRANSITION THEME FOR MINOR BLUES
OR LITTLE MALCOM LOVES HIS DAD
5.ON IMPULSE
6.ALFIE'S THEME DIFFERENTLY

*おまけ 写真は、マイルスの「死刑台のエレベーター」
 私が持ってる、右がCD左がLPです。


自己嫌悪は、どこまでも

2005年06月15日 | a-c

今朝は、午前3時に帰宅、午前6時起床.......
こんな日は、「若くないのだから」と頭の中で何度も唱えるのですが
私の自己嫌悪は、いつまで続くのでしょうか?

昨晩、もとい今朝
最後に行ったお店で(ママ一人で切り盛りするシングル・モルトが、けっこうそろったバーです。)
流れていたのは、「サラ・ヴォーン・ウィズ・クリフォード・ブラウン」でした。
おもわず「バード・ランドの子守唄」を口ずさんだりして、いい気分でターキーを飲んできました。(シングル・モルト中心の店なのに)

このアルバムのサラは、素敵ですよね。
もちろん、クリフォード・ブラウンの名演が、それだけ歌のよさを引き出しているからもあるけど、
この時、サラは、30才 ブラウニー(クリフォード・ブラウンの愛称)は、24才 (1954年12月)
まだ、若いのになんてしっとりとした演奏なのでしょうか。

ブラウニーが、この年の6月に結成した、マックス・ローチとの双頭コンボは、歴史に残る名グループでした。
1956年の6月26日、雨上がりの朝、ペンシルバニアのとある土手に激突して亡くなったブラウニー。
ドナルド・バード、リー・モーガン、フレディー・ハーバード、などなど多くのプレーヤーに、絶大な影響を与えたブラウニー。
本当に残念で仕方がありません。

今日は、ブラウニー最後の演奏を聴いて、はやく寝よ。

THE BEGINNING AND THE END / CLIFFORD BROWN
1952年3月21日、1956年6月25日録音
CLIFFORD BROWN(tp)
VANCE WILSON(as,ts) DUKE WELLS(p) EDDIE LAMBERT(g) JAMES JOHNSON(b) OSIE JOHNSON(ds) CHRIS POWELL(vo,perc) ZIGGY VINES(ts) -----1~3(Z. VINES は3のみ)
BILLY ROOT(ts) SAM DOCKERY(p) ACE TISONE(b) ELLIS TOLLIN(ds) -----4,5
1.I COME FROM JAMAICA
2.IDA RED
3.WALKIN'
4.NIGHT IN TUNISIA
5.DONNA LEE
   4,5が最後の演奏 1~3は、彼の処女録音



お酒の話

2005年06月14日 | m-o

今日は、飲まずに終わろうと思っていましたが
TELが入ってしまいました、よからぬお誘いです。

最近は焼酎ばやりで、猫も杓子も焼酎・焼酎.....しかもプレミアまでついて、
昔、学生の頃、新宿の"ションベン横町"で、よく飲んだ覚えはありますが、私は、決して焼酎党ではありません。
なんと、ここまでは、14日19時、悪い誘いにつられます。

......なんと翌朝になってしまいました。
何故?今、帰宅したからです。今日も仕事だよ!

今日は、大好きなバーボンを飲んできました。
私は、基本的にロックで飲みますが、これもカクテルの一つだとか!
混ざり気があるものは、たとえそれが氷であろうが、水であろうがカクテルだそうです。

バーボンのカクテルと言えば、
バー・ラジオのオリジナル・カクテルに"フランシス・アルバート・シナトラ"というカクテルがあります。
そうフランク・シナトラを冠にたたえるカクテルです。
カクテル・レシピを言うと、簡単、ワイルド・ターキーとタンカレー・ドライ・ジンをハーフでステアーするだけのカクテルです。これが、強い!香りがいい! カクテルなどたしまない私でも「ホロ」っとくる......

酒に合うJAZZは、何でしょう? と聞かれれば
迷わず私が答えるのは、ジェリー・マリガン「ナイト・ライツ」でしょうか。
マリガンのピアノがどうとか、バリトンがとかより
このアルバムが流れると、誰しもが「酒に合うね」と答えてくれます。

西海岸の音楽が、何故か摩天楼の夜を想わせる。それは、ジャケットのせいだけでは、きっとないでしょう。

速く寝ないと、3時間も寝られない。

NIGHT LIGHTS / GERRY MULLIGAN
1963年9月 1965年録音
GERRY MULLIGAN(bs,p) ART FARMER(tp) BOB BROOKMEYYER(tb) JIM HALL(g) BILL CROW(b) DAVE BAILY(ds) PETE JOLLY(p) JONY GRAY(g) JIMMY BOND(b) HAL BLAINE(ds)
1.NIGHT LIGHTS
2.MORNING OF THE CARNIVAL
3.IN THE WEE SMALL HOURS OF MORNING
4.PRELUDE IN MINOR
5.FESTIVAL MINOR
6.TELL ME WHEN
7.NIGHT LIGHTS 1965



仕事もしないで

2005年06月13日 | m-o

今日は、午前中で仕事を終え、海を眺めてきました。
我が家から海までは、車でほんの15分程度で行けてしまいます。
ところが、不思議なものですね、ゆっくり海を眺めるって事がめったにない
いつでも行けるって事からなのか、あまり綺麗な海じゃないからなのか
脇を通っても気にもとめず行き過ぎてしまう。
今日は、コンビニおにぎりをかじりながら、しばしボーっと眺めてきました。

海のジャケットと言えば、CHICK COREA の「RETURN TO FOREVER」が頭に浮かびます。
.....でも、今日はチック・コリアの話ではありません。(残念!)

先日、コメントをいただいた「けいさん」がお好きだというセロニアス・モンクの話を1つ
私も、モンクは大好きで、なかでもソロ演奏がたまらなく好きです。
「STRAIGHT NO CHASER」や「THELONIOUS HIMSELF」、「THELONIOUS ALONE IN SAN FRANCISCO」そして、「SOLO MONK」どれもたまりません。
モンクの演奏を聴いていると、私の場合、なぜかほほえんでしまうんです、「SOLO MONK」の"ダイナ"なんて聴くとニコニコしてしまいます。(ちょっとヘン)

変人・奇人として名高いモンク、
1963年5月初来日の時、記者会見に「少々お待ち下さい、今お風呂に入っていますので」と大幅に遅れた話は、有名だけど、記者会見そのものはいたって真面目なものだったそうです。
真夏にコートを着たまま演奏したり、
ソロ・パートが終わると、人が演奏していても、いなくなったり・ステージをうろうろしたり
常に帽子をかぶり(なんと来日記者会見の時は、かぶっていなかったそうです。オドロキ)
ときおり中を眺め自分の世界に入り込んでしまう。

でも、私はそんな行動にも彼のシャイで繊細な心を感じてしまうのです。

音数は極端に少なく、奇妙なピアノと言えばそうとも言える。それでも、私にはとても温かい素敵な音に聞こえます。

SOLO MONK / THELONIOUS MONK
1964~5録音 THELONIOUS MONK(p)
1.DINAH
2.I SURRENDER, DEAR
3.SWEET AND LOVELY
4.NORTH OF THE SUNSET
5.RUBY, MY DEAR
6.I'M CONFESSIN' (THAT I LOVE YOU)
7.I HADN'T ANYONE TILL YOU
8.EVERYTHING HAPPENS TO ME
9.MONK'S POINT
10.I SHOULD CARE
11.ASK ME NOW
12.THESE FOOLISH THINGS (REMIND ME OF YOU)
13.INTROSPECTION

マル・ウォルドロンが好きだった友

2005年06月12日 | v-x

昨日、父の墓の掃除に出かけました。
同じ墓地内に、2年前に亡くなった30年来の友が眠っています。
彼もジャズが好きで、彼の部屋でよくレコードを聴きました。
バド・パウエルの「クレオパトラの夢」、
デクスター・ゴードンの「GO」・「OUR MAN IN PARIS」
そして、マル・ウォルドロンが好きな男でしたが、昨日は線香とタバコに火をつけ、手を合わせてきました。

じつを言うと、私はマルをあまり聴きません。
ソロ・ライブを聴きに行った時、眠くなってしまったという経験がありますし、あまりおもしろみを感じないのです。(こんな事言うと、お好きな方、そして友には申し訳ないけれど)

今夜は、友を思い「ALL ALONE」を聴こうと思います。

ALL ALONE / MAL WALDRON
1966年3月1日録音 MAL WALDRON(p)
1.ALL ALONE
2.DUE TORRI
3.A VIEW OF S. LUCA
4.BLUE SUMMER
5.IF YOU THINK I'M LICKED
6.THREE FOR CICCI
7.MOSQUE RAID
8.WALTZ OF OBLIVIOUS

金曜日の夜なのに めずらしく我が家で

2005年06月10日 | d-f

金曜日だと言うのに、今日はおとなしく自宅で過ごしています。

関東地方は、今日から梅雨入り、
私の住んでいるここも、雨が降っています。
さっきまでBSで「奇跡の人」を観ていました。何年ぶりでしょうか。
アン・バンクロフト....いいですよね。ご冥福を祈ります。
今日は、おとなしく酒も飲まずに寝ようかとも思ったのですが、「奇跡の人」のせいではありませんけど結局飲み始めてしまいました。

バックにながれるのは、アート・ファーマー
そういえば、アート・ファーマーがとんでもなく好きだという人には、会ったことがない。どうしてだろう?
きっと無難すぎるのかも知れない。
「派手さが無いけど標準以上の間違いないプレーヤー」アート・ファーマーってそんな感じなのかな。でも、私は疲れている時、彼の演奏をボケーっと聴いているのが好きです。
特に今聴いている"ART"は、バックがフラナガン・トリオのワン・ホーン、バラード集。彼のトランペットには、知的な趣味の良い音を感じます。

さて、飲み過ぎないうちに風呂にでも入ろう。

ART / ART FARMER
1960年9月21日~23日録音
ART FARMER(tp) TOMMY FLANAGAN(p) TOMMY WILLIAMS(b) ALBERT HEATH(ds)
1.SO BEATS MY HEART FOR YOU
2.GOODBYE, OLD GIRL
3.WHO CARES
4.OUT OF THE PAST
5.YOUNGER THAN SPRINGTIME
6.THE BEST THING FOR YOU IS ME
7.I'M A FOOL TO WANT YOU
8.THAT OLD DEVIL CALLED LOVE

ポッポーって 家の木に

2005年06月09日 | v-x

サッカー日本代表の皆さん、おめでとうございます。

今週の初め頃、家にあるエンジの木から 「ポッポー ポッポー」という声が
しばらく見ていると 短い枝のようなものをくわえた鳩が、枝の中に入っていくではありませんか。
ひょっとして巣作りか?
二世が誕生するかも知れません。

鳩の2世?....バードの2世?....バードの後継者?....
チャーリー・パーカーの後継者?(無茶苦茶のこじつけ)
ということで、そんなお話を1つ

パーカーの死の前後は、パーカーっぽい、いわゆるパーカー・スタイリストたちが大勢いました。
ソニー・スティットなんかは、あまりにも似ていたので、パードが死ぬまでアルトをすてテナーを吹いていたとか、
ソニー・クリスのように似ているのが原因?で、リーダー作がなかなか出なかったとか
ある意味、後継者だ・だれだれっぽいとかいうのは、有利とは言えなかったようです。
キャノンボールのように、バードの死と入れ替わるように現れる、なんて人もいるけど

そんな中、自他共に認めるパーカーの後継者といえば、やはりフィル・ウィッズということになるのでしょうか。
事実上バード最後の妻チャン・リチャードソンとも結婚したし、スタイルもよく似ていたし
ただ、"ホワイト・バード"と呼ばれたその時期録音した、「WARM WOODS」を聴くと、私なんかは、フィル・ウィッズのらしさを感じてしまうのだけど
4曲目の"SQUIRE'S PARLOR"なんて、「フィル・ウィッズ アンド ヨーロピアン・リズムマシーン」
って言っちゃいそうな(もちろんリズム・セッションは、雰囲気違うけど)

つまりは、最初がまねっこであっても、ひと味違う何かがないと、難しいって事かな。
(別にソニー・クリスやソニー・スティットが、ダメという話ではないよ)

ともあれ、小鳩の誕生が楽しみです。

WARM WOODS / PHIL WOODS
1957年9月11日、10月18日、11月8日録音
PHIL WOODS(as) BOB CORWIN(p) SONNY DALLAS(b) NICK STABULAS(ds)
1.IN YOUR OWN SWEET WAY
2.EASY LIVING
3.I LOVE YOU
4.SQUIRE'S PARLOR
5.WAIT TILL YOU SEE HER
6.WALTZ FOR A LOVELY WIFE
7.LIKE SOMEONE IN LOVE
8.GUNGA DIN

「月刊プレーボーイ」 6月号

2005年06月07日 | d-f

もう1ヶ月もたってしまうので、タイムリーな話題とは言えないけど、
「月刊プレーボーイ誌」での"ビル・エバンス特集"について

中山康樹氏が書かれた「エバンスがマイルスと別れた真相」と言う記事、興味深く読みました。

ビル・エバンスがマイルスのグループにいた期間は、1958年4月から同年11月まで
とても短い期間です。(翌年、「カインド・オブ・ブルー」の録音には、参加してるけど)
一説では、彼が白人であったがための逆差別がグループを、離れた原因とされてきましたが、
中山氏は、以前より疑問を持たれていたようで(以前の著書でも書かれていますが)
原因は、かつてコルトレーが同グループをクビになったのと同じく、ドラッグ癖のあったエバンスをマイルスがクビにしたのだと、書かれています。
根拠としてエバンスからコルトレーンへの手紙(先日NYジャズオークションで約350万円で落札された物だと思いますが)の話が出ていましたが、できれば手紙の全文を知りたいと思ってしまいました。

マイルスという人は、グループを離れていった人間をあまり良く言う人では、無かったようで、コルトレーンですら例外でなかったようです。
ところが、エバンスに関しては、「モー(エバンスのことをマイルスはそう呼んでいた)は、音楽的な意味でいくつもの扉を開けてくれた」と評価していたそうです。

中山氏も最後に、もしも二人が別れなければ・・・・とこの記事を終えられていますが、コルトレーンも含め、かのセクステットが・・・・・
考えてもしょうもないことですが。

このセクステットのお話は、今後必ず、出てくる話だと思います。その時にまた

JAZZ AT THE PLAZA / MILES DAVIS
1958年9月9日録音
MILES DAVIS(tp) JOHN COLTRANE(ts) CANNONBALL ADDERLEY(as)
BILL EVANS(p) PAUL CHAMBERS(b) JIMMY COBB(ds)
1.STRAIGHT, NO CHASER
2.MY FUNNY VALENTINE
3.IF I WERE A BELL
4.OLEO

なんと11時間...バカじゃないの

2005年06月06日 | d-f

日本酒の試飲会に行ってきました。
午後3時から飲み始め、
開店前のお店を開けてもらい(4時半じゃどこもやってないもんね)
なんと、午前2時まで飲んでしまった。
「バカじゃないの」嫌悪感・・・ 
「それにつきあう友達も友達だ!」って、人のせいにしちゃあいけない。
・・・・・・・・・・・・・忘れよう忘れよう

昨日出かける前、久しぶりにエリック・ドルフィーを聞いていました。
私は、ドルフィーのアルトもフルートも当然好きなのですが、バス・クラが特に好きで
"IN EUROPE Vol.1"の「GOD BLESS THE CHILD」のソロを聴くとゾクゾク来てしまいます。
「もう少し、長く生きていてくれれば」彼の演奏を聴くたびにそう思ってしまう

ところで、エリック・ドルフィーがらみで、1つ疑問があります。
それは、コルトレーンのアトランティック最後の録音「オレ」でのドルフィーのことです。
なぜ、ジョージ・レーンなんて名前で共演したのでしょうか?
契約の問題か何かあったのかなあ?

さてと、今日は飲まずに寝よう。

ERIC DOLPHY IN EUROPE, VOL.1 / ERIC DOLPHY
1961年9月8日録音
ERIC DOLPHY(fl,bc) BENT AXEN(p) CHUCK ISRAELS(b) ERIK MOSEHOLM(b) JORN ELNIFF(ds)
1.HI-FLY
2.GLAD TO BE UNHAPPY
3.GOD BLESS THE CHILD
4.OLEO