JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

仕事もしないで

2005年06月13日 | m-o

今日は、午前中で仕事を終え、海を眺めてきました。
我が家から海までは、車でほんの15分程度で行けてしまいます。
ところが、不思議なものですね、ゆっくり海を眺めるって事がめったにない
いつでも行けるって事からなのか、あまり綺麗な海じゃないからなのか
脇を通っても気にもとめず行き過ぎてしまう。
今日は、コンビニおにぎりをかじりながら、しばしボーっと眺めてきました。

海のジャケットと言えば、CHICK COREA の「RETURN TO FOREVER」が頭に浮かびます。
.....でも、今日はチック・コリアの話ではありません。(残念!)

先日、コメントをいただいた「けいさん」がお好きだというセロニアス・モンクの話を1つ
私も、モンクは大好きで、なかでもソロ演奏がたまらなく好きです。
「STRAIGHT NO CHASER」や「THELONIOUS HIMSELF」、「THELONIOUS ALONE IN SAN FRANCISCO」そして、「SOLO MONK」どれもたまりません。
モンクの演奏を聴いていると、私の場合、なぜかほほえんでしまうんです、「SOLO MONK」の"ダイナ"なんて聴くとニコニコしてしまいます。(ちょっとヘン)

変人・奇人として名高いモンク、
1963年5月初来日の時、記者会見に「少々お待ち下さい、今お風呂に入っていますので」と大幅に遅れた話は、有名だけど、記者会見そのものはいたって真面目なものだったそうです。
真夏にコートを着たまま演奏したり、
ソロ・パートが終わると、人が演奏していても、いなくなったり・ステージをうろうろしたり
常に帽子をかぶり(なんと来日記者会見の時は、かぶっていなかったそうです。オドロキ)
ときおり中を眺め自分の世界に入り込んでしまう。

でも、私はそんな行動にも彼のシャイで繊細な心を感じてしまうのです。

音数は極端に少なく、奇妙なピアノと言えばそうとも言える。それでも、私にはとても温かい素敵な音に聞こえます。

SOLO MONK / THELONIOUS MONK
1964~5録音 THELONIOUS MONK(p)
1.DINAH
2.I SURRENDER, DEAR
3.SWEET AND LOVELY
4.NORTH OF THE SUNSET
5.RUBY, MY DEAR
6.I'M CONFESSIN' (THAT I LOVE YOU)
7.I HADN'T ANYONE TILL YOU
8.EVERYTHING HAPPENS TO ME
9.MONK'S POINT
10.I SHOULD CARE
11.ASK ME NOW
12.THESE FOOLISH THINGS (REMIND ME OF YOU)
13.INTROSPECTION