JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

「月刊プレーボーイ」 6月号

2005年06月07日 | d-f

もう1ヶ月もたってしまうので、タイムリーな話題とは言えないけど、
「月刊プレーボーイ誌」での"ビル・エバンス特集"について

中山康樹氏が書かれた「エバンスがマイルスと別れた真相」と言う記事、興味深く読みました。

ビル・エバンスがマイルスのグループにいた期間は、1958年4月から同年11月まで
とても短い期間です。(翌年、「カインド・オブ・ブルー」の録音には、参加してるけど)
一説では、彼が白人であったがための逆差別がグループを、離れた原因とされてきましたが、
中山氏は、以前より疑問を持たれていたようで(以前の著書でも書かれていますが)
原因は、かつてコルトレーが同グループをクビになったのと同じく、ドラッグ癖のあったエバンスをマイルスがクビにしたのだと、書かれています。
根拠としてエバンスからコルトレーンへの手紙(先日NYジャズオークションで約350万円で落札された物だと思いますが)の話が出ていましたが、できれば手紙の全文を知りたいと思ってしまいました。

マイルスという人は、グループを離れていった人間をあまり良く言う人では、無かったようで、コルトレーンですら例外でなかったようです。
ところが、エバンスに関しては、「モー(エバンスのことをマイルスはそう呼んでいた)は、音楽的な意味でいくつもの扉を開けてくれた」と評価していたそうです。

中山氏も最後に、もしも二人が別れなければ・・・・とこの記事を終えられていますが、コルトレーンも含め、かのセクステットが・・・・・
考えてもしょうもないことですが。

このセクステットのお話は、今後必ず、出てくる話だと思います。その時にまた

JAZZ AT THE PLAZA / MILES DAVIS
1958年9月9日録音
MILES DAVIS(tp) JOHN COLTRANE(ts) CANNONBALL ADDERLEY(as)
BILL EVANS(p) PAUL CHAMBERS(b) JIMMY COBB(ds)
1.STRAIGHT, NO CHASER
2.MY FUNNY VALENTINE
3.IF I WERE A BELL
4.OLEO

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1 コメント

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見たことがあるなぁ (けい)
2005-06-12 23:13:01
「WALTS for ~」(スペルがわからない、デビー?)エバンスのアルバムのなかでは今でもよく聴く機会があります。

昔はエバンスのファンでしたが、今はそうでもないなぁ。というより ○○が好き!といった熱い思いがなくなっている といった感じかな。静かにBGMとして聴く そんな風になってきています。昔はなんだか難しい顔して(笑)聴いていたような。それを思うと今はリラックスしすぎかも。音楽って そのときどきの自分に一番あった聞き方でいいんだなと 思うようになりました。

ここでジャズのこぼれ話を読むのが楽しみになりました。
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