JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

昨夜は私もキャーピー?

2007年08月08日 | g-i

「バブちゃん、悪いんだけど事務所にまわってくんない」
S君から電話が入ったのは昨日の6時ごろだったでしょうか。
CD-Rにファイルのバックアップを取りたいんだけど、やり方が分からないというのです。
「しゃあねぇなぁ」
バックアップなどものの5分で終わり、
「明日は立秋、最後の夏にビールでも飲みに行きますか」
やっぱりこのパターン、予定外ではありましたが
「かる~く一杯ね」
何がかるくでありましょう、結局またも午前様、
大きな声では言えませんが、最後はスナックのママとチークらしきものまで踊ってしまったような・・・・・踊りました!
それがね、ちっちゃくて可愛らしいママなんですよ・・・・ってそういう問題じゃないか。まぁ、たまには私もそんなことがあっても良いですよね、ね、ね。
いかんいかん、私は誰に言い訳がましいことを言っているのでありましょうか、別に悪いことをしてきた訳じゃないんですから・・・・・・・・・・!?

そんなこんなで迎えた立秋、このあたりは昨日より幾分気温は低めだったものの、やっぱり暑い一日でした。
暑中見舞いはもう間に合いませんが、皆様には、残暑お見舞い申し上げるとともに、お体には充分気をつけ、厳しい夏を何事もなしに乗り越えられますよう、くれぐれもご自愛下さい。

昨日7日を挟んで今日までの三日間、このあたりも町中に飾りを垂らして『七夕祭り』をやっているようですが(私は人混みを避けたいがために出かけませんけど・・・笑)、そこまで行かなくても、ちらほらと浴衣姿のお嬢さんをお見かけしました。
やっぱり浴衣とはいえ着物姿の女性というものは良いものであります。普段はキャーピーキャーピー言っている彼女たちも、さすがに浴衣を着れば・・・・・・
「キャーピーキャーピー」
あれ?浴衣着ててもそれかい!せめて浴衣を着た日くらい、淑やかな大和撫子を演じてくれれば良いんですけどね。


着物といえば、昨日の朝日新聞『男の夢ファッション』に、作家の夢枕獏氏が『和服で寄席』という記事を新宿末廣亭の前で撮られた写真とともに寄せておられました。
この写真がみょうに良い感じ。
私もこんな姿で寄席に出かけてみたいものです。
「う~~~ん、俺も着物でも買って着てみようかなぁ」
「何バカ言ってんの、明日の食べ物にも困るような生活を送ってる人は着物も買えないし、そもそも、こんな粋な着こなしなんて、で・き・な・い・の!」
「・・・・・・・シュン」

さて、粋も金も持っていない私は、いつものように今日の一枚をセコセコ聴くことにしましょう。今日の一枚は、グラント・グリーンとオルガンのコルトレーンてなこともいわれるラリー・ヤング、そしてエルビン・ジョーンズがブルーノートに残したコルトレーンへのトリビュート盤です。

私はこのアルバムを始めて聴いたとき、グラントのイメージが少し変わったように覚えています。それは他の二人のせいなのか?それともコルトレーンへの想いの強さなのか?
いずれにしても、その時感じたものは私には好ましい変化でありました。

ヤングに対してのオルガンのコルトレーンという表現を、私はあまり好みません。別に彼を嫌っている訳じゃないんですよ。いや、むしろジミー・スミスあたりより好きかもしれません。ただ「ヤングはヤングだ!」みたいな、変なこだわりですよね。
ここでのヤングは特にお気に入りで、このアルバムも彼がリーダーでもおかしくないと思っています。

ともかく、トリビュート盤というとさほどでもないものも多くある中、このアルバムはお薦めできる一枚です。「TALKIN' ABOUT J.C.」三人はコルトレーンについて何を語り合ったのでしょうかね。

TALKIN' ABOUT / GRANT GREEN
1964年9月11日録音
GRANT GREEN(g) LARRY YOUNG(org) ELVIN JONES(ds)

1.TALKIN' ABOUT J.C.
2.PEOPLE
3.LUNY TUNE
4.YOU DON'T KNOW WHAT LOVE IS
5.I'M AN OLD COWHAND

追伸、
「私でも平和を考える」にコメントいただいた悠さんから、相互リンクのお申し出をいただきました。
ジャズに猫、そしてご自分が演奏されるテナー・サックスと、私好みの内容です。ブックマークに追加させていただきましたので、よろしければ皆さんも遊びに行かれてみて下さい。
You and the Cat and the Music !