何処までも澄み渡った空、週末の良い天気をどう利用するか?
まずは、趣味部屋のお掃除ですね。汗をかきかき隅々まで、ここまで時間をかけて掃除をしたのは久しぶりです。
自分でも満足いく清潔さ???????
ともかく、コーヒーをたてて、レコードに針を落とし、一人悦に浸ったのであります。
普段サッカー中継など滅多に見ない私ですが、優勝がかかった試合だけは見てみようかと、その前に恒例のロング散歩へ、
「行ってくるね」
「コーヒーそろそろ無くなるから、あっ、それと甘くて柔らかいなんかを食べたいなぁ」コーヒーは私も無くなっては困りますので、散歩途中での仕入れはしかたがないでしょう。しかし、『甘くて柔らかいなんか』とは何か・・・・
わかってるんですよ、最近、近所にできたプリン専門店、我が家ではまだ誰も口にしておりません。それをなにげに買って来いと命令しているわけで、
「えっ?俺が自腹で買ってくるの????」
「・・・・・」
ともあれ、一時間ほど徘徊後、いつものコーヒー店へ、
「先日はありがとうございました。」と御主人。
「えっ?」
そうでした「ミスティー」のいい演奏がないかと言われ、幾つか抜粋して持って行ったことがあったのです。
「気に入ったのありました?」
「ええ、最近は店でしょっちゅう聴いてますよ」
べつに見返りを期待してお持ちしたわけではないのですが、なんと新ブレンド『海岸通り』をおまけに一袋いただいてまいりました。
「それほど、聴いてるって言えるほど聴いてはいないんですが、ジャズはいいですよねぇ」
ここの御主人も根っからの音楽好き、ジャズだけでなく多ジャンルを聴き込んでいらっしゃいます。
『散歩途中の一休み』といって出していただいたコーヒーを飲みながら、しばしのジャズ談義でありました。こういう時間がじつに楽しいんですよねぇ(笑)
ご指名通り、プリンを片手に帰宅すると、こんどは
「カルビとタンと、鶏の竜田揚げもらったから、タレ作っといて」
なんじゃい、全部肉じゃないか!、しかもタレ作ってくれって、サッカー見るんだし、日曜日でもないし・・・・・・ところが
「タンは塩でいいだろ、カルビは漬けるの?」
「それと、野菜無いから、後でサンチュでも買ってきて」
「ラジャー!」
って、いうことを聞いてしまう私は、いったい何なんでありましょうか?
でもね、こうして普通の土曜日を、普通に過ごして、普通に終わる、これってじつに贅沢なことなのかもしれませんよね。
さて、今日の一枚は、掃除後、最初に針を落としたアルバムにしました。
私が、オスカー・ピーターソンっていうのはとても珍しいことで、何故か昔からピーターソンはあまり聴かないんです。
嫌いだってわけじゃないんですよ。なんだかあまりにもまとまりすぎているっていうか、上手すぎるっていうか、
ピアノも弾けないくせに、何処かに妬みみたいなものがあるのかもしれません。(笑)
今日のアルバムなんて、肩の力が抜けていて、ムチャクチャいいアルバムなんですけどねぇ。「MY ONE AND ONLY LOVE」なんて聴いてると惚れ惚れする・・・・
ともかく、彼の代表アルバムの一つです。
WE GET REQUESTS / OSCAR PETERSON
1964年10月19,20日録音
OSCAR PETERSON(p) RAY BROWN(b) ED THIGPEN(ds)
1.QUIET NIGHT QUIET STARS (CORCOVADO)
2.DAY OF WINE AND ROSES
3.MY ONE AND ONLY LOVE
4.PEOPLE
5.HAVE YOU MET MISS JONES ?
6.YOU LOOK GOOD TO ME
7.THE GIRL FROM IPANEMA
8.D. & E.
9.TIME AND AGAIN
10.GOOD BYE J.D.
追伸、
浦和レッズの皆さん、初優勝おめでとうございます!
以前、しばしの間とはいえ、埼玉県人でもあった私としても、じつに嬉しく思います。
今後ますますの活躍を期待していますよ。