JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

バブもおだてりゃ・・

2006年12月29日 | d-f

ひぇ~~~、寒い、、、、、
なんでしょうか、突然の寒波到来でありますが、よくよく考えてみれば、これが普段の冬なのでしょうね。それでも、初夏の季候から真冬の季候へ、皆さんも体調を崩さないようご注意下さい。

今日は朝のうちに買いだしを済ませ、仕込み開始です。
「まずは、昨夜から水で戻した黒豆を煮て、おっと身欠きニシンを戻さなくっちゃ・・・」
今年は何を作ろうかと考えたところで、結局はそんなに変わったものを作るわけでもなく、
ざっと、メニューを公開すれば
煮豆、昆布巻き、煮しめ、烏賊人参、数の子青豆、これは今日仕込みました。
煮魚、酢の物、かまぼこ、卵焼き、生ものは当日仕込みでいきましょう。
そうそう、雑煮用の汁は31日ね。って
最近、毎日のように言っていますが、大きな疑問はこれをどうして私が作らなければいけないのかということであります。

「よっ!名料理人!」
「そっかぁ、まいったなぁ、しょうがねぇなぁ・・・・」
『バブもおだてりゃ木に登る』ですかね。まぁ、これも日頃の罪滅ぼしということで頑張りました。

「今晩、烏賊でいい?」
はっはっはっは、美味しそうな烏賊があったんですよ。自分専用つまみにね、塩辛を仕込むのにうってつけ、ところが塩辛用じゃ買い出し許可が下りないんです。だから「今晩、烏賊でいい?」となったわけで、(今晩の料理当番も私でした。)
仕込みましたよぉ、最近少なくなったあの塩っ辛い塩辛、これがぐい飲みくらいの器にちょっとあるだけで、何杯でもいけるんですよねぇ酒が、、、それに『たこ山葵』を家人に内緒で仕入れてきましたので、
「今年も飲み続けの正月だぁぁぁ!!!!」

ともかく
料理の出来上がりは、当日写真に納めてみたいと思っています。こうご期待!
えっ? 誰も期待してないって(笑)

今日一日、なんやかんやと忙しく過ごした私、
「よし、今晩は頑張った私にご褒美だ」と「たこ山葵」をちょいと盗み食いです。

さて、今日の一枚は、昨日チェット・ベイカーだったからというわけではないのですが、「晩年のチェットにも似た、枯れた魅力の」とも評されるトニー・フラッセルにしてみました。私的には、晩年のチェットより数段高く評価しています。
この方も薬のせいで41歳で亡くなってしまいましたが、枯れている中にある艶っぽさは、彼独特の音だと思います。
もちろん、好みはいろいろでしょうが、私はなかなか気に入っています。

このアルバムは、たった一枚のリーダー作で、さらにアレン・イーガーの参加、さらにさらに発売枚数が少なかったことから、幻と言われたアルバムでもあります。
かくいう私も、オリジナル盤にはお会いしたこともありません。

TONY FRUSCELLA
1955年3月録音
TONY FRUSCELLA(tp) ALLEN EAGAR(ts) DANNY BANK(bs) CHAUNCEY WELSCH(tb) BILL TRIGLIA(p) BILL ANTHONY(b) JUNIOR BRADLEY(ds)
1.I'LL BE SEEING YOU
2.MUY
3.METROPOLITAN BLUES
4.RAINTREE COUNTY
5.SALT
6.HIS MASTER'S VOICE
7.OLD HAT
8.BLUE SERENADE
9.LET'S PLAY THE BLUES