JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

良いお年を

2006年12月31日 | a-c

いよいよ大晦日ですね。
今年一年を振り返ると反省するようなことばかりです。昨夜も今年最後とばかりにいつものバーへ出かけると、
「バブさん、今年最後だから歌いにでも行っちゃおか」
などというとんでもないママのお誘いに
「そうだね、たまにはいいよね」(たまに?)
なんて、午前3時まで飲み呆けてきてしまいました。

そしたらね、神様は見てるんですねぇ、今年最後にイターイお仕置きを受けてしまいました。代行運転で帰る途中、なっなっなんと、パンクですパンク、目の前がガソリンスタンドで営業していたので助かりましたが、結局自宅に着いたのは4時過ぎ、神様も酒を控えるようにおっしゃっているのでしょう。
「神様、申し訳ありませんでした。来年は深く反省して慎みます。大事な私のお酒も御神酒として差し出しますから」

こうして、今年最後の日にブログを更新していると、あきっぽい私がよくも続いているものだと、自分でも感心してしまいます。これも、訪問いただいている皆様に支えられてのこと、心より感謝いたします。
本当にこの一年、ありがとうございました。
来年も懲りずに続けていくつもりでおりますので、よろしければもうしばらくお付き合い下さい。

ネット上での会話で充実感は得られるのか?私には大きな疑問でした。しかし、さまざまな皆さんのブログを拝見したり、また、暖かいコメントをいただいたりすると、充実感を感じますし、いつのまにか私の生活の一部になっていることに気づかされます。
このブログで知り合えた方々はみなさん、私に新たな刺激と関心を与えてくださる最良の友とかってに思っています。
一方的な想いであるかもしれませんが、遠くのパソコンを眺めながら、そんな風に思ってる飲んべえオヤジがいることを、頭の隅にでも置いていただければ嬉しく思います。

ともかく、新たな年が、皆様にとっても私にとっても、充実した良い年でありますよう祈っております。

さて、今年最後の一枚はとうぜん(笑)コルトレーンであります。
とはいっても、今日はちょっと異質のコルトレーン、エリントンとの共演盤です。
「もっと、ジャズを楽しみなさい」と忠告を受けたコルトレーン、大御所エリントンから彼は何を得たのでしょう?
「BALLADS」「AND JOHNNY HARTMZN」そして今日の一枚に関して、「マウスピースが合わなかったのでうんぬん」の説がまことしやかに語られていますが、この時期のコルトレーンがマウスピースを一つしか所有していなかったというほうが無理がある話で、私はこの説をまったく信用しておりません。他のアルバム同様、この3枚もコルトレーンの一つの挑戦と捉えていますし、コルトレーンらしからぬなどという風説はじつにバカらしいと思っています。
コルトレーンがエリントンから何を得たのか?
答えは、以降の彼のアルバムに本当は隠されているのかもしれませんね。

DUKE ELLINGTON & JOHN COLTRANE
1962年9月録音
DUKE ELLINGTON(p) JOHN COLTRANE(ts,ss) JIMMY GARRISON, AARON BELL(b) ELVIN JONES, SAM WOODYARD(ds)
1.IN A SENTIMENTAL MOOD
2.TAKE THE COLTRANE
3.BIG NICK
4.STEVIE
5.MY LITTLE BROWN BOOK
6.ANGELICA
7.THE FEELING OF JAZZ

おまけ、
今日、大晦日は5時ぐらいにお風呂に入り、後はゆっくりお酒をいただきます・・?
ちっとも反省していない私でした。