社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

本当は出張なんてなかったくせに ~サントリーCM~

2007-02-28 16:24:39 | 家庭、教育

 東京で一人暮らしをしていると思われる娘を心配して父親が訪ねてくるという設定で、サントリーのCMが放映されている。父親は「出張のついで」という口実をつけるものの娘には見破られていたようだ。

 途中、仕事は順調かという父親の問いに対し娘は順調と答えている。しかしこれは娘が「嘘をつきました」と白状している。

 娘を心配する父親と、父親に余計な心配をさせたくないという娘の心理が上手く噛み合い、親子愛を感じさせる実に心温まるCMだと思う。バックミュージックが一昔前の同社のCMで使われていたものである点も、古き良き時代を感じさせ興味深い。

 最近、親子間での殺人事件はじめ熟年離婚など家族の絆を失わせる話題が後を絶たない。そんな時代だからこそこのようなCMが作成されたのかも知れない。

 このCMでは父親も娘も互いに嘘をついていたところがオチである。だが「本当は出張なんてなかったくせに」という娘の言葉には更に深い意味が込められているような気がする。

 もしもこの娘さんに第三者の立場で言葉をかけるとしたら、皆さんはどういう言葉を選ぶだろうか。私なら「本当は嬉しかったくせに」と言ってやろうと思う。

<参考>
サントリーCM、『父の上京 』 篇
http://www.suntory.co.jp/enjoy/cm/log/wh37.html


女性から男性へのDVは認定されるのか

2007-02-26 13:27:17 | いじめ、DV

妻が夫に暴力「逆DV」道内激増 道、男性の一時保護検討 昨年相談最多42件(北海道新聞) - goo ニュース

詳細はこちらをご覧下さい。

「男性差別」認知の動きは拡大されるのか?
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/a62a131d9d99d64575a26316834f48ed


「男性差別」認知の動きは拡大されるのか?

2007-02-26 12:47:00 | いじめ、DV

独司教が「産む機械」発言 政府の保育所増設計画批判(共同通信) - goo ニュース

 ドイツでも、「産む機械」論争が起きているそうだ。しかし日本と違うのは、あちらの発言者は謝罪も撤回もしていないという点だ。

 日本では、マスコミや女性団体が騒げば必ず謝罪をするのが当然のようになっている。しかしこれではガキ大将のいじめに屈しているのと同じだ。

 ネット上や新聞の投稿欄でも、例の柳沢発言については、単なるものの例えであるとか、そこまで騒ぐほどのことなのかといった、過剰反応に疑問を呈する声も徐々に目立つようになってきた。

 特に、日経BPのサイトでは「産む機械」を「亭主元気で留守がいい」や「濡れ落ち葉」など過去の男性差別的な表現と比較して今回の騒ぎ方を批判している。(*1)

(*1)数字で見る男と女の働き方【第2回】語られざる男性差別
男性に“職業選択の自由”はあるのか
http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20070220/119382/?P=1

 更に、北海道では男性のDV被害についても取り上げているという地元紙の報道もあり(*2)、これまで専ら女性のみを被害者としてきた男女共同参画の動きに変化の兆しも見られる。

(*2)妻が夫に暴力「逆DV」道内激増、
男性の一時保護検討、昨年相談最多42件
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20070225&j=0022&k=200702258136

妻が夫に暴力「逆DV」道内激増 道、男性の一時保護検討 昨年相談最多42件(北海道新聞) - goo ニュース

 但し、これらの動きを社会正常化の流れと見るのは早計だと思う。例えば日経BPのサイトで言及されている雇用の男性差別にしても、まだそれを是正する法律は存在しないし、また北海道のDVにしても、「逆DV」と表現してDVの既定値を男→女としている点など、改善の動きの中にも問題点はある。

 特にDVに関して、あるフェミ系女性団体では、海外の事例で女性が加害者として訴えられるケースに懸念を示し、女性が「定義権の奪回」をすべきという趣旨の意見を主張している。これは女性に決定権を与えるべきという女性権力の主張そのままである。

 従って、女→男のDV認知など男性差別に関しては様々な女性権力が今後新たな抵抗を見せるのは必然的と言えよう。


間接要因は何の罰則も批判も受けないという疑問 ~逼迫する輸送業界~

2007-02-22 16:48:59 | 労働

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070222-00000018-mai-soci
 首都高速道路で22日早朝、大型トレーラーの事故が起きた。運転手は車外に投げ出され死亡、大型トレーラーもあわや落下という惨事だった。(冒頭のリンク)

 最近、トラックやトレーラーなどの輸送車による交通事故が後を絶たない。日常的に飲酒運転を行っている運転手などモラルの問題はよく取り上げられ、罰則規定も強化されてはいるが、むしろ問題点はもっと奥深いのではないだろうか。

 市場競争、コスト削減など、企業収益の確保は時代を追うごとに難しくなっている。輸送業界も例外ではない。一分でも早くそして安く物を運ぶために、企業は運転手などの労働者に過酷な労働環境を強いる。その結果、運転手の疲労と焦りが事故に繋がるケースも多々あるのではないだろうか。

 先日、タレントの風見しんごさんの長女が事故死したのも相手の車は輸送用トラックだった。しかも本来通行禁止の道路を裏道として使い、時間稼ぎをしていた。勿論運転手の罪は逃れられないだろうが、裏道まで使う状況にまで追い詰めているものは何か、探る必要がある。

 もっとも、フェミニズムをいきなりトラックの交通事故の原因に結びつけるのは強引だろう。しかし、女性だけの労働環境の充実化や、男女共同参画予算に5兆とも10兆とも言われる巨額の予算をつぎ込んでいる状況では、しわ寄せが運転手などの現場労働者に振り向けられると考えるのは案外つじつまが合うのではないだろうか。

 更に、医師や公務員、それに管理職などには女性比率を30%以上などと目標値を設けてアファーマティブ・アクションを行う一方で、トラックの運転手や土木作業員には女性比率を上げよと言わないフェミニズムの強かさと姑息さが暗い現代社会に大きく覆いかぶさっている。

*** 休載のお知らせ ***
 2/24(土)は休載とさせて頂きます。御了承下さい。
 次回は、2/26(月)の予定です。


男女共同参画法の廃棄目指せ ~「美しい日本をつくる会」発足~

2007-02-20 17:17:53 | Weblog

 男女共同参画法の廃棄を目指す集会が都内で先日行われた。

男女共同参画法の廃棄を 社会・学校の乱れの元凶
「美しい日本をつくる会」が決議
http://www.worldtimes.co.jp/wtop/education/070219/070219.html

 この集会では、「学校教育にジェンダーフリーや過激な性教育、家族の否定を持ち込もうとしている」と、男女共同参画の問題点について指摘し、そして参画法の廃止にも踏み込んでいる点で大きな第一歩と言えるだろう。

 更に、「ジェンダーという言葉を浸透させ、民衆を男女差について混乱させて“人格破綻(はたん)者”にし、フェミニストが支配する社会をつくる狙いがある」とフェミニズムの謀略が社会支配を目論むだけの権力思想であると分析している点も見逃せない。

 だが、欲を言うならば、セクハラやDV、それに性犯罪の認定など女性だけに決定権を与えている概念に対する言及も欲しかったと思う。これらのために現在既に社会排除された男性は計り知れないのだ。

 しかし、この集会の主要人物の中にも、女性の性だけを過剰に保護し決定権を与える風潮に疑問を持っている人はいると思う。でも今の段階ではまだ世論の誤解を恐れて口に出せないと思っているのではないだろうか。

 女性専用車両に反対すると痴漢を容認していると言われたり、セクハラやDVを疑問視すると女は何されてもいいのかと言われたりといった、短絡的な反発はまだまだ女性の中にも男性の中にも多い。

 これらの問題点について本格的な議論を可能にするには、ある課題に対して女性だけの意識を優先させるということがそもそも平等理念に反しているのだという論法で話をしていくしか方法がないと思う。それを繰り返すことによって、女性から男性を敬愛するという意識を養っていくことが出来ると思うのだが、如何だろうか。


女性団体も様々、良識ある女性と男性は団結せよ

2007-02-18 15:17:20 | いじめ、DV

 「自分の子は自分で責任を持つ。子供をしっかり抱きしめてあげてほしい」と母性発揮の必要性を強調した集会が三重県で行われた。主催の女性団体は夫婦別姓やジェンダーフリーにも異議を唱えている。

教育の危機「救うのは母親」 日本女性の会会長・小野田さん津で講演
http://www.isenp.co.jp/news/20070217/news06.htm

 一方、福岡市のある女性団体は自らが発行する無料雑誌で、「デートDV」に関する調査結果を発表した。それによれば、「家事を強要された」、「無視された」など、女性の不満は全てDVという印象を強く感じさせている。勿論男性の不満など一切考慮はしていないようだ。

デートDV被害多様化 福岡市の出版社がアンケート
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070217-00000019-nnp-l40

 この2つの事例を見ると、女性団体と一口に言っても様々であることがわかる。この他にも、地域ボランティアなどを主体としたものや、ママさんバレーチームなどの同好会も広義の意味では女性団体になる。

 一般に、女性団体というと、CMや自治体のパンフレットなどに女性差別の表現があるなどとクレームをつけるような「フェミ女性団体」を指すことが多いのだが、中には良識的な団体も存在するので適切な見極めが必要である。

 しかし、良識的な団体がマスコミに取り上げられることは少なく、「正論(産経新聞社)」などの保守系の雑誌でわずかに登場するだけという場合がほとんどだ。逆にフェミ系の団体の場合はマスコミでは大きく取り上げられる場合が多い。

 従って、少ない情報をいかに有効に掴んで連携出来るかが今後の鍵になるであろう。

*** 一時休載のお知らせ ***
 本ブログはこれまで隔日で記事掲載をして参りましたが、今後数週間にわたって、私用のため記事作成が困難な場合があります。特に土日が掲載日にあたる場合は休載となることがありますので、何卒ご理解をお願いします。今後とも本ブログをよろしくお願い致します。(管理人)


アンケート調査の見破り方の手本に ~同姓破壊調査~

2007-02-16 18:01:01 | 家庭、教育

 先月、内閣府が発表した同姓破壊(夫婦別姓)調査で反対派が増えたという結果に異議を唱える記事が中日新聞に掲載された。

『別姓反対』増えたって本当?内閣府調査の内実は
http://www.chunichi.co.jp/00/kur/20070210/ftu_____kur_____000.shtml

 是が非でも法改正をすべきだと言うフェミ連中(同姓破壊派)の執念深さには別の意味で見習うべきところがあるかも知れないが、こうした記事は得てして連中自身の首を自分で絞めるようなことにもなりかねない。

 記事の詳細にはここでは触れないが、結論的にはアンケート調査をよく精査してみると違った結果が見えてくるという内容である。ならば、前回5年前の同姓破壊調査で賛成派が反対派を上回ったという結果に対しても同じように精査しなければならないはずだが、連中はそんなことはしない。

 以前の記事(*1)でも前回調査のトリックは指摘済みであるが、自分に都合のいい時だけ結果を鵜呑みにして、都合の悪い時には結果がおかしいとケチをつける連中の態度は姑息というより他はない。

 しかも、別姓反対の意見を書いた個人ブログなどに一斉に押しかけてその意見を封殺する連中の行為はまるでテロリストと同じだ。

 そもそも、アンケート調査というのは、予測された結果が先にあってそれを確かめるために行うものだ。だから調査の仕方も偏るし、結論の出し方も偏るのは当然である。従って、重要なのは出てくる結果によって加勢される勢力の正義性にかかっている。

 既に、同姓破壊の夫婦別姓など社会悪以外の何物でもないということは結論済のはずである。そんな調査に税金を使うのなら、ホームレスや生活保護家庭の支援にでもその金を回してやるべきだ。

(*1)何故世論調査などやる必要がある? ~夫婦別姓は同姓破壊~
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/762615a1c3ffb303252ead6a81a31048


フェミニズムに汚染された竹内結子の勝手主義

2007-02-14 17:13:41 | 結婚、恋愛

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070213-00000018-spn-ent

 夫婦問題で対立が続く中村獅童と竹内結子だが、竹内のあまりにも強硬な姿勢に嫌悪感を感じる人も多いのではないだろうか。

 竹内は昨年10月に離婚を突き付けたという。これだけでも身勝手なのだが、更に子供も連れて自分の元に置き、中村には会わせないと強固な姿勢を貫いているという。(上記リンク参照)

 子供を人質に離婚を有利に進めていこうという極めて卑劣な竹内の目論見だけが目立ってしまう。

 こうした竹内の一連の動きなどを見ると、如何にフェミニズムの悪影響が一般社会に蔓延しているかが感じ取れるのではないだろうか。

 決して竹内は女性学などの専門分野を研究したわけではない。しかし、離婚するのも妻の権利、子供は母親の物、父親に会わせる必要などない、父親は慰謝料と養育費を速やかに払え、などといったフェミニズムが描く離婚劇を見事に演じている。

 そもそも離婚するのも親権をどちらが取るかも本来は夫婦の歩み寄りがなければいけないのだ。しかし昨今の離婚訴訟では一方的に妻側が有利に進められ、夫側は慰謝料や養育費の支払い義務だけを背負わされるという極めて不利な立場に立たされる。こうした実態を男性差別と言わずして何と表現のしようがあろうか。

 それに、夫に内緒で子供を奪っている今の竹内の状況は、子供を誘拐していると言えるのではないか。まだ判断力のない小さな子供であれば尚更である。

 どうやら竹内には、妻として母としての最低限の心得というものが全くなかったようだ。そんな心掛けの悪い女に果たして子育てが出来るのだろうか。

 しかも子供にも半分は父親の血が流れているのだ。従って、その父親に対する攻撃は、同時に子供に対する攻撃にもなり得るということを竹内はどのくらい認識しているのだろうか。

 子供を離婚の武器として悪用する竹内結子は、明らかに人を物扱いしている。産む機械という例え話とは比べ物にならないくらいの非道と言えよう。

 可哀想なのは中村獅童とそれに子供である。


ガス器具事故の問題に見る製造者責任の論調

2007-02-12 16:40:36 | 事件、事故

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070212-00000001-yom-soci

 ガス器具の不完全燃焼による一酸化炭素中毒で死亡事故が起きるというケースは決して珍しい話ではない。パロマに続き、リンナイ製の製品にも不具合があったとして今回問題となった。

 同じ一酸化炭素中毒とはいっても、パロマとリンナイでは構造が違うようではあるが、全て製造者側の責任として背負わなければいけないものなのか、少し疑問に感じる。

 何故なら、火を扱うことはそもそも屋外で行うのが常識であり、室内で行う場合には換気を良くするのは鉄則ではないかと思うからだ。そうした利用者側の注意義務というものを蔑ろにしてしまってはいないだろうか。

 もしも火を扱う器具全てに不完全燃焼に備えた装置の設置が必要だと言うなら、練炭や石油ストーブにまで設けなければいけなくなる。当然製品の価格も高くなってしまうだろう。

 勿論、死亡事故となれば、遺族感情を考えれば製造側に責任を求めたい気持ちはわからなくはない。しかしそうした被害者感情だけを優先させた結果、製造側にリスクばかり背負わせると、過剰な安全対策や細かい注意書きをいちいちしなければならなくなる。

 例えば、米国だったと思うが、ベビーカーの説明書には、赤ちゃんを入れたまま折りたたまないで下さい、という注意書きがあるという。これは恐らくそれに類する損害賠償の訴訟が過去にあったためだろう。そんなことまで書く必要がある社会に何らかの恐怖を感じるのは私だけだろうか。

 自分は何も悪くない、全て相手が悪いといった、フェミニズムの発想とこの製造者責任の論調とは何か通じるところがあるような気がするが、如何だろうか。


ネット世論を味方につけてフェミ批判を

2007-02-10 17:17:50 | ネット媒体

 ネット上で見かけたのだが、ある人の反フェミ系ブログが何らかの勢力から攻撃を受けて、ブログの閉鎖を余儀なくされたという。

 詳細は不明だが、例えば人海戦術で相当数の反論レスをコメント欄に書き込むといった嫌がらせなどが考えられる。

 しかし、そのような敵対勢力の攻撃心理というのは、一般大衆に知られたくないことを自分達はやっているという負い目の意識の表れと考えることが出来る。

 表向きは男女平等とは言いつつも、実は女性に都合のいいことしか考えていないというフェミニズムの本音を自らが証明したと言っていいだろう。

 だが、一般大衆はまだまだフェミニズムの蔓延に気付いていないと言っていいだろう。或いは気付いていても危険認識を持っていないなど、自分とは無関係の世界と思っている人は依然として多い。

 フェミニズムの不当性についてはこのブログを読んでいる人達なら恐らく判りきっていると思う。しかしこれからは、その知識をどうやって知らない人に伝えていくかが大切だと思う。

 そこで私からの提案だが、フェミニズム批判のブログを一人でも多くの人が開設して情報発信してはどうかと思う。以前にも話したが、最近ではヤフーやライブドア、それに産経イザなどのニュースサイトにブログ記事をトラックバック出来るようになっているので、一度に多くの人にブログ記事を読んでもらうことも可能だ。

 また多くの人がブログを運営すれば、敵対勢力からの攻撃も分散させられる。勿論ブログを運営するにはかなりの根気が要ることは確かだが、とにかく挑戦してみて欲しい。