社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

麻木久仁子不倫騒動、フェミニズムはどう報道操作するのか(本文)

2010-12-29 11:44:59 | 芸能、音楽

 麻木久仁子は芸能界におけるフェミニズムの象徴的存在なのか。世間を賑わせている不倫騒動に関しても、何故か麻木に対するマスコミの批判論調は少ない。それどころか、略奪された格好になった大桃美代子や元夫の山路徹への批判がワイドショーでも聞かれる。やはり報道に強い圧力がかかっているのは間違いなさそうだ。

 事の発端は、大桃美代子がツイッターで彼女の元夫である山路徹と麻木久仁子との不倫関係を発表したことに端を発する。その後3人がそれぞれ会見を開くなどしているが、どうも話が食い違っている部分がある。

 これら一連の流れについては、報道でご存知の方も多いと思うが、最も不審に思える点は、マスコミの報道姿勢が極度に麻木久仁子を擁護する格好になっているということだ。

 例えば、麻木は当初の会見では、代理人として弘中惇一郎弁護士を伴い、山路と大桃との婚姻関係が事実上破綻しているため不倫関係には当たらないと力説していた。だがその後の大桃の会見で、交際中も山路は本妻の大桃と同居していたなど、婚姻関係が破綻していたと判断するにはあまりに無理がある事実が発覚している。

 更に、麻木は山路との交際開始時期を平成18年(2006年)と話していた。だがそれも「2005・・・、6年、2006年ですね」と曖昧さを思わせるような話し方だった。しかし山路は平成16年(2004年)から交際していると話している。またこれは大桃にも同様の話をしていることから確度は高いと思われる。もし平成16年から交際が始まっていたとすると、麻木自身も作曲家の松本晃彦氏とまだ婚姻状態だったことになり(平成18年に離婚)、いわゆるW不倫状態ということになってしまう。

 ところが、テレビのワイドショーなどではこの話題に関し、当初はツイッターで発言した大桃美代子を芸能界のルールを破っているなどと批判し、不倫ではないとする麻木側の弁解に基づき、不倫暴露は的外れな批判であるかのような論調になっていた。

 しかし、大桃の会見で不倫どころか麻木と山路が婚姻関係にあった事実が発覚し、麻木の嘘が明らかになると、今度は批判の矛先が山路に変わった。山路の不倫は勿論、ジャーナリスト活動において麻木から資金提供を受けていたことなどに関して、山路はヒモであるなどと軽蔑するような論調も飛び出した。

 27、28日のテレ朝系「ワイド・スクランブル」でも報道の偏向は顕著だ。27日の放送では大桃、山路、麻木それぞれの会見を抜粋して流したが、コメンテーターは「優しい嘘」などの麻木のコメントには触れず、揃って山路批判をした。また街頭インタビューでは山路は男としてどうかと思うといった意見や、ツイッターで暴露した大桃の手法を批判する意見ばかりを集めて放送し、中には、麻木さんも被害者などという意見まで放送していた。しかし、麻木を批判する意見は一切放送されなかった。

 また、28日の放送でも、麻木の「不倫ではない」発言に対しては、代理人の弘中弁護士が本人はそう思っているのだからと歯切れが悪いながらも依然として正当性を主張した。これについては、大澤孝征弁護士が電話取材で、別居してるわけでもないのに、(山路から)婚姻関係が破綻していると聞かされて(麻木が)そのまま信じるのは不自然などとして、今回のケースで裁判などに発展すれば、婚姻関係が破綻しているとは言えないという判断になるだろうと話していた。この大澤弁護士のコメントが唯一、麻木にとって不利なコメントと言えよう。但し、電話からの声と言うことで、画面には大澤氏の声が字幕で表示されていたが、最後の「婚姻関係が破綻しているとは言えない」の部分が「婚姻関係が破綻していると言える」と全く逆の意味の表示になっていた。単純ミスなのか、或いは意図的にミスしたように見せかけているのかは不明である。そしてスタジオでは、かつてトヨタの期間工に関してネット上で物議を醸した池内ひろ美氏がゲスト出演し、婚姻関係が破綻しているかどうかは単純には判断出来ない旨のコメントをしている。そして大桃さんは大変気の毒であるともコメント、そして麻木から山路への資金援助に関しては、夫婦であるなら相互協力は当然のことで別に批判されることではないとした。また他のコメンテータは揃って山路は男として最低であるといった批判を繰り返していた。

 恐らく、ここ数日の報道を見る限りでは、当初はツイッター暴露の大桃を批判していたが、ネット世論やマスコミ等に寄せられる意見などで方針転換をして、一転して大桃を悲劇のヒロインとして、山路1人を悪者に仕立て上げ、麻木も巻き添えを食った被害者という構図にしようとしているのではないかと考えられる。

 では、マスコミ或いはそれらを動かす勢力は何が狙いなのか。こうした男女の話には当然フェミニズムが情報操作をする。では連中はどうしたいのか。連中は男が悪で女は善というのが基本理念なので、大桃VS麻木という女対女の構図にはしたくない。連中は必ず男対女の対立構図を描き、そこで男を非難するというのが定番だ。従って山路批判が一方的になるのは筋書き通りだろう。だが問題は麻木と大桃の扱いだ。麻木はクイズやバラエティー番組などでお馴染みの知性派タレントの印象がある。そして離婚歴もあることから、働く女性、結婚に捉われない女性としてフェミの象徴的存在にするのにはうってつけの女性である。しかも麻木は夫婦別姓にも賛成しているらしい。こうなると是が非でも麻木の印象を崩してはいけないという圧力が働くのは必至だ。

 これに対し、大桃の場合はというと、彼女もまた結婚前にはクイズ番組等にも度々出演するなど知性派の類である。高木美保とも交友関係があるらしい。しかし、大桃の姿勢はフェミニズムとは相反する部分も随所に見られる。例えば今回の会見の中でも、前日の山路の「今回の件について悪いのは私(山路)」という発言に関して、「一人だけ悪いのではなく、私も悪いところがある」と山路を庇うコメントがあった。これは、妻として自分にも至らないところがあったのではといった自戒の意識の表れだと考えられる。

 実際、山路と大桃の結婚直後は大桃も仕事が忙しく、また韓国に短期間ではあるが留学をしていたことなど、夫を自分のところに繋ぎ止めておけなかったという自責の念があったのだろう。こうした考え方は実に素晴らしい考え方で多くの女性が学ぶべき良識の王道とも言えるのだが、これを根底から否定するのがフェミニズムだ。従って、大桃の会見を見ながら、この女は我々の敵だと思ったフェミニストも少なくないだろう。

 以上の様に、麻木と大桃の性質の違いを比べると、フェミ陣営としては麻木を全面的に擁護し、大桃を批判的に扱いたいという結論に帰着する筈である。ところが、大衆の評価はというと、麻木に批判的な印象が多数派で、大桃には勿論、山路にも擁護の声があるという調査結果が出ている。

 それでも、調査結果など無視して報道するのがこれまでのマスコミの姿勢なので、強引に麻木が善、そして山路、大桃が悪という構図で報道することは可能だ。ところが、離婚や不倫などの話題は主に主婦層に最も関心の高い話題である。そのため、余りに大衆の意識と外れた報道を続けても不信感が募るばかりで逆効果になることも多い。元々フェミニズムは男性の反論など一切無視するし、男性全員を敵に回しても全く脅威には感じない。しかし主婦の反論となると話は別で、専業主婦を否定しつつも、それを明確には言えないところなどは主婦の声を脅威に感じていることの何よりの証である。従って、現時点では、山路への批判を集中させて麻木への批判から世間の目をそらさせようという報道が大半になるのではと予想する。

・麻木発言に大桃美代子が反論、元夫の山路との離婚も「したくなかった」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/celebrity/478083/
<大桃、会見で暴露「2人は結婚していた」 2010/12/25 08:29>

 タレント、大桃美代子(45)が24日、都内で会見を開き、前夫でAPF通信代表の山路徹氏(49)とタレント、麻木久仁子(48)との“不倫”をツイッターで暴露後、初めて公の場に姿を見せた。大桃は、山路氏から「麻木と婚姻関係にあった」などと聞かされたことを衝撃告白。麻木は会見を受けて急転直下、この日午後9時過ぎにファクスで2度目の結婚と離婚を認めた。

 自らの“つぶやき”から端を発した熟女不倫騒動。事の大きさを物語るように、会見場には130人の報道陣が集まる。無数のフラッシュの中、渦中の大桃が神妙な表情で登場した。

 「自分で行ってしまったツイッターのことで、世の中の方々にご迷惑、人として大きな心配をおかけしたことを申し訳なく思っています」。会見の冒頭、大桃はほおを強ばらせて謝罪の言葉を口にした。2日前の会見で笑顔を浮かべて登場した麻木と正反対の姿だ。

 が、会見が進んでいくにつれ、双方の認識の食い違いが浮き彫りになった。大桃によると、山路氏と麻木の交際を知ったのは約1カ月前。「インターネットに、山路さんと麻木久仁子さんが愛人関係にあるという記事がありまして、山路さんに電話しました。実は6年ちょっと前からお付き合いが続いていたと聞きました。もう1つ、山路さんと麻木さんが婚姻関係にあると告げられました」と衝撃的な事実を明かした。

 一方の麻木は自身の会見で山路氏との同居婚を否定。交際開始時期は麻木が作曲家、松本晃彦氏(47)と離婚が成立した2006年3月の直前としていた。しかし、山路氏が大桃に伝えたことが事実なら、大桃と山路氏が結婚して2年目から“W不倫関係”が続いていたことになる。

 さらに、大桃は山路氏との家庭生活について、「生活が破綻していたとは私はまったく思いません。06年6月に離婚していますけど、いずれまた修復できる機会があればと思って、私は別れたくなかった」と吐露。同年の2、3月から何度も判を押した離婚届を破っていたそうで、離婚後もお互いに連絡を取り合っていたという。

 大桃は、麻木が山路氏との関係が不倫にあたらないとする点に、「その理論が私の中では理解できない。籍が入っているということは、結婚しているということなので」と真っ向から反論。訴訟問題に発展する可能性について「訴えようというのはない」としたが、双方ともに山路氏からの伝聞が“ネタ元”になっており、大桃は麻木側の弁護士と話し合いを持つ意向を示した。午前中に海外の滞在先から帰国し、午後3時から会見を開いた大桃は「新しい人生を歩んでいく中でスタートを新しくきりたいなと思います」とポツリ。皮肉にも、この日はクリスマスイブ。会見場近くの表参道には色とりどりのイルミネーションが灯され、幸せそうなカップルが道を歩いていた。

http://www.oricon.co.jp/news/entertainment/83357/full/
<大桃美代子、麻木の主張は「理解できない」 山路氏との再婚ほのめかす>

 タレントの大桃美代子(45)が24日、自身がツイッターで投稿した元夫のAPF通信社・山路徹代表(49)とタレント・麻木久仁子(48)との関係について都内で会見を開いた。麻木側の主張に対し、大桃は「『(結婚生活が)破綻していれば不倫じゃない』という理論がわからない。戸籍が入っている(状態での交際になる)ので私の中では理解できない。その時は結婚生活が破綻しているとは思ってないので、お互いの感情の違いだと思います」と反論。大桃自身のなかに山路氏に対する未練が強く感じられるコメントが続き、さらに山路氏からは「麻木と婚姻関係にあった」と聞かされたと明かした。

 うっすら涙をためていた麻木の会見とは対照的に、大桃は涙ぐむ場面もなく報道陣の質問に対応。今回の発端は、20年ぶりに行われたミャンマーの総選挙の取材に入った山路氏が現地で拘束されたというニュースを受け、インターネットを見ていたところ偶然、山路氏と麻木が愛人関係にあるという一部記事を発見し、安否や愛人報道の真偽確認のため山路氏と直接連絡をとったことからだという。

 その際、今も「尊敬してますし、お仕事の上で相談していたし嫌いではない」という山路氏から「6年前から交際していた」との説明を受け、自身の結婚生活と期間が重なっていたことから「ショックだった」。自身の感情を制御できずツイッターで公開したことには「稚拙だった。これほどの大きなことになるとは自分の中で思ってなかった」と弁明し、名前を出したことは「麻木さんや山路さんに申し訳なかった」と謝罪。その一方で「衝撃と怒りが一緒になってツイートしたので、怒りがなかったといえばウソになる」と山路氏への憤りも当然あったという。

 大桃は会見中、離婚したことと離婚理由について「納得していない」という言葉を数回に渡って使用しており、山路氏とは「私は別れたくなかった」とも。「何度か離婚届に判を押して破るということが繰り返された」といい、山路氏が「目指している部分に(妻として)私がいることで負担になると思った。負担になりたくなかった」と完全に気持ちを消化しきれないまま離婚に踏み切ったという。

 今後の話し合いは「必要だと思います」。麻木が「誤解している」と発言したことには「私が(山路氏から)伝え聞いてる部分と、麻木さんが伝え聞いている部分は違うと思うので、そこを聞いてみたいです」と双方へ異なる説明があったことを示唆。麻木は会見中、「1ヶ月前に破局した」と明かしたが、大桃は「麻木さんとは、山路さんは『婚姻関係がある』と言っていたので、麻木さんの『破局』という(表現)のがビックリだったんですね」と麻木が再婚していた可能性もにおわせた。

 双方が会見を開いたことで、注目されるのは山路氏の発言。23日に京都市内でのイベントに出席した山路氏は、集まった報道陣に対し「今回の件について悪いのは私」と自身の非を認め、「大桃さんの会見が終わったらちゃんと話します」と公約した。なお大桃は会見中、山路氏のこの発言に触れ「一人だけ悪いのではなく、私も悪いところがあるし、誰々の責任ということではないと思います」としている。


麻木久仁子不倫騒動、フェミニズムはどう報道操作するのか(関連ニュース記事)

2010-12-29 00:00:02 | 芸能、音楽

・麻木久仁子、FAXで認めた「婚姻は事実」 2010/12/25 14:33
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/celebrity/478185/

 タレント、大桃美代子(45)が24日、都内で会見を開き、前夫でAPF通信代表の山路徹氏(49)とタレント、麻木久仁子(48)との“不倫”をツイッターで暴露後、初めて公の場に姿を見せた。大桃は、山路氏から「麻木と婚姻関係にあった」などと聞かされたことを衝撃告白。麻木は会見を受けて急転直下、この日午後9時過ぎにファクスで2度目の結婚と離婚を認めた。

 大桃による“2度目の暴露”から約6時間後。麻木が急きょ、ファクスで「婚姻関係にあったとのことについては、事実であり否定するものではありません」と事実関係を認める声明を出した。

 22日の会見では山路氏との交際事実は認めたものの、結婚については一切口にせず。報道陣から「事実婚の関係か?」と質問を受けたが、「基本的には娘がハタチになるまで、どなたとも一般的な同居した結婚はしないと決意してきた。事実婚ってなんだろうって思いますけど、二人三脚で生きてきたなという気持ちでした」と返答していた。

 が、2日後に一転して婚姻関係を“白状”だ。麻木は前夫で作曲家、松本晃彦氏(47)と離婚したのが2006年3月31日だった。民法上で女性は離婚届を提出してから6カ月後まで再婚は認められておらず、2人が夫婦となったのは早くても同年10月以降。また、山路氏と大桃は06年6月に離婚したが、その事実を09年11月まで公表していなかった。

 山路氏は今年11月7日にミャンマーの秘密警察に不法入国容疑で拘束された際、本名を「松本徹」と名乗っていた。麻木が戸籍上で松本姓を残し、山路氏が婿養子として改姓した可能性を指摘する声も。麻木は自身の会見で山路氏のマンションの家賃などを負担していたことを明かした上で、約1カ月前に破局したことを報告した。現在、弁護士が事務処理を続けているという。

 この日の大桃の会見では婚姻関係以外にも、山路氏との交際開始時期など認識の食い違いが判明した。麻木は「男女の間では必ずしも、あからさまな事実のみが語られるとは限りません。時には思いやりから『優しい嘘』をついて下さったこともあろうかと、受け止めているところです」と山路氏の“嘘”を指摘。

 次々と衝撃事実が発覚する中、山路氏の弁明に注目が集まる。


・大桃は未練…25日にも山路氏と緊急会談
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20101225-717255.html

 タレント麻木久仁子(48)が、タレント大桃美代子(45)の前夫、APF通信社代表の山路徹氏(49)と結婚し、約1カ月前に離婚していたことが24日、判明した。この日、都内で会見した大桃が暴露し、麻木も認めた。

 大桃と山路氏が今日25日にも「緊急会談」する方向になった。会見で大桃が「山路さんと話し合いたい」と話し、山路氏も報道陣に「大桃さんと話した上で会見を行いたい」などと説明した。

 また、大桃は山路氏への未練を隠さなかった。23日に山路氏が報道陣を前に「悪いのは私です」と発言したが、大桃は「誰々の責任ではない」とかばった。さらに「まだ、山路さんを愛しているのか」と問われると、「う~ん」と間を置き「すごく尊敬していますし、嫌いではない」と話した。

 麻木が山路氏に対して金銭的支援をしていたことについては「まったく知らなかったので、ビックリした」と話したが、自身による山路氏への支援については「私の個人事務所のお手伝いをしてくれた際、その報酬を支払っていただけ」と否定した。
[2010年12月25日8時29分 紙面から]

 

・麻木久仁子が婚姻関係を認めた!
http://npn.co.jp/article/detail/50041416/

 24日、タレントの大桃美代子がツイッターで、前夫の山路徹氏とタレントの麻木久仁子が不倫関係にあったことを暴露した件で、会見を開いたことに対し、すでに会見を開いていた麻木久仁子が昨夜、報道各社へFAXを送った。

 このFAXによると、麻木は婚姻関係にあった事実を認め、大桃と認識が異なる点を山路氏の「優しい嘘」と語っている。また、婚姻関係については弁護士より説明するという。

●以下、報道各社へ送ったFAXの文面

前略
私事でお騒がせし、申し訳ありません。

大桃美代子さんの会見の内容を伺いました。わたくしの認識とは、食い違うこともあるようです。

男女の間では必ずしも、あからさまな事実のみが語られるとは限りません。時には思いやりから「優しい嘘」をついて下さったこともあろうかと、受け止めているところです。

今はただ、山路氏と大桃さんの今後の御活躍をお祈りするばかりです。

婚姻関係にあったとのことについては、事実であり否定するものではありません。ただ、極めてプライベートな点を含みますので、後日改めて代理人の弁護士よりご説明させていただきたいと存じます。早々
                       
麻木久仁子


・麻木1人負けイメージダウン最大の78%
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20101226-717714.html

 タレント大桃美代子(45)がツイッターで前夫、APF通信社代表の山路徹氏(49)とタレント麻木久仁子(48)の不倫を暴露したことに始まる騒動で、最もイメージダウンになったのは麻木だった。ネットサイト「ニッカンスポーツ・コム」で、この三角関係の原因と展開について緊急アンケートを実施。5602人が回答を寄せ、「イメージダウンが大きいのは」の問いに78%が麻木と答えた。大桃や山路氏には同情票も多かった。

 世間の目は麻木に厳しかった。大桃、麻木、山路氏の名前を並べた「イメージダウンが大きいのは」の質問に、「麻木久仁子」と答えた人は4377人と78%を占めた。

 問題は大桃が19日に自身のツイッターで、麻木が前夫の山路氏と「不倫していた」と名指しでつぶやいたことに始まる。麻木が22日に会見し、24日に大桃が会見を開いた。麻木は「山路さんから(大桃との)夫婦生活が破綻していたと聞いていたので、不倫ではない」と主張したが、大桃は「破綻しているとは思っていなかった。自分もまだ籍が入っていたので、(交際は)不倫になる」と反論。両者の言い分は食い違うが、アンケートでは麻木の主張を81%を占める4561人が「言い訳にすぎない」と見ていた。

 24日には大桃が「山路さんから麻木さんと婚姻関係にあると聞いた」と新たな暴露をしたことを受け、麻木は22日には明かさなかった山路氏との婚姻関係をファクスで認めた。所属事務所も2人が結婚し、1カ月前に離婚したことを明かした。この対応も印象を悪くした一因とみられる。

 一方で、騒動のきっかけを作った大桃には意外なほどの同情票が集まった。「良くないが、気持ちは分かる」と2694人(48%)が答え、「良くない」と答えた1080人(19%)を大きく上回った。さらに山路氏の「悪いのは私です」という発言については、半数以上が「思わない」と回答した。麻木から金銭的支援を受けていたことについても「良くない」の回答は33%のみ。これらの結果を総合すると、麻木の「1人負け」になる。

 3人の今後については、「3人が別々の人生を歩むべき」が94%と大半を占めた。山路氏との破局を宣言した麻木もそのつもりのようだが、麻木と山路氏の復縁を望む声は3%、山路氏への未練も印象づけた大桃と同氏の復縁を望む声も3%と少数だった。
[2010年12月26日8時23分 紙面から]


・「大桃さんにハッキリ言えなかった」  山路徹さん、会見で「不倫騒動」語る 2010/12/26 18:57
http://www.j-cast.com/2010/12/26084448.html?p=all

  タレントの大桃美代子さんがツイッターで、前夫でAPF通信社代表の山路徹さんとタレント麻木久仁子さんの「不倫」を暴露してから1週間。公の場で詳細を語っていなかった山路さんが2010年12月26日、記者会見を開いた。

  麻木さんとの交際は、2004年ごろからスタート。当時大桃さんと婚姻関係にあったものの、お互いのコミュニケーション不足から「気持ちが麻木さんに傾いていった」と言う。だが離婚の際に、麻木さんの存在について説明しなかった山路さん。「大桃さんにハッキリ言えなかった」とわびた。

「それは不倫と言うのでしょうね」
  山路さんの会見は「ユーストリーム」などインターネットで生中継された。冒頭で「このたびはご迷惑をおかけして申し訳ありません」と謝罪。麻木さんと結婚していたことについて「事実です」としたうえで、1か月前に離婚していたことも認めた。

  山路さんは03年に大桃さんと結婚したが、麻木さんと交際をスタートさせたのは04年ごろ。当時大桃さんは仕事が多忙なのに加えて05年には韓国に短期留学。山路さんにとっては「コミュニケーションがとれなくなっていた」と感じる一方で、仕事上での付き合いから食事を共にする機会が増えた麻木さんに気持ちが移っていったという。その関係について山路さんは「不倫ではなくて…」と言いかけたが「それは不倫と言うのでしょうね」と認めた。ただ「麻木さんから離婚を迫られたなどということは一切なく、自分が麻木さんにひかれた」と強調した。

  一方で大桃さんに対しては「自分の言葉で伝えることができなかった」と、麻木さんとの関係を隠した形で離婚したことを認め、「残酷な沈黙になってしまった」「大変罪作りなことをした」と表現した。山路さんは、大桃さんと離婚後も仕事上の付き合いはあったというが、「真実」を伝えるタイミングがなかったと弁解。大桃さんは、12月19日にツイッターで「爆弾発言」する直前まで、山路さんと麻木さんの関係を知らされていなかった模様だ。

■金銭的な支援は受けたが高級車乗っていない
  「大桃発言」の後、最初に会見したのは麻木さんだった。12月22日に報道陣に対して、過去に山路さんと交際していたことを認めた。だが交際時は、大桃さんと山路さんの結婚生活が破たんしていたと理解していたことを強調。さらに、その後山路さんと結婚したかについては、その事実を否定する発言をしていた。ところが、大桃さんが24日に開いた会見で麻木さんに反論。2人が婚姻関係にあったと聞かされていたと「バラした」のだ。すると麻木さんは一転、数時間後にマスコミ各社にファクスで、山路さんとの関係について「婚姻関係にあったとのことについては、事実であり否定するものではありません」と前言撤回。自身の会見で「ウソ」をついた格好となってしまった。

  麻木さんと結婚した時期について山路さんは「麻木さんサイドが後日説明する、と話しているので今は言えない」と回答を避けた。ただ、麻木さんと同居していた事実はないと明言した。

  さらに山路さんは、仕事上で麻木さんから金銭的な支援を受けていたことに触れた。金額については明かさなかったが、「一部で報道されているように、BMWなど高級車に乗っていたわけではなく、国産車です」と説明した。

  今回の「騒動」が起きた後、大桃さんや麻木さんには会っていないと山路さん。随所で「自分がすべて悪い」と繰り返して、会見を終えた。


・「大桃美代子VS麻木久仁子」ワイドショーもウンザリ顔 2010/12/25 12:00
http://www.j-cast.com/tv/2010/12/25084416.html

<今週のワイドショー通信簿>
 「年末ギリギリになって余計なことしてくれるなよ」ワイドショーのディレクターたちはそうぼやいているに違いない。麻木久仁子と元夫の不倫関係を、大桃美代子がツイッターで暴露した騒動だ。朝のワイドショーなどは12月の最終週までしっかり放送はあるが、12月も半ばを過ぎれば「年末モード」でその年のおさらい的ネタで埋めていく。そんなときに、不倫なのかどうかも不明瞭な暴露があって、しかも大桃は週末まで行方不明という話に引っ張り回されたのだから、いきおいネタ扱いは冷淡にならざるを得ない。

 「海外から?大桃美代子ツイッター」(日本テレビ系スッキリ!!)、「『大桃さんが泣きわめけば場面白い』小倉智昭皮肉たっぷり」(フジテレビ系とくダネ!)と散々だった。

 「人気のタレント、大物俳優がらみだったら仕方ないけど、賑やかしクラスの人たちと何かと噂もあるジャーナリストじゃ食指が動かないよ。他局がやるからやらないわけにいかないだけですよ」(ワイドショー担当ディレクター)

 来週はまるで話題にされないということか。(テレビウォッチ編集部)


・山路氏 大桃と麻木それぞれから「報酬」
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2010/12/27/05.html
 
 元妻でタレントの大桃美代子(45)の簡易ブログ「ツイッター」でタレント麻木久仁子(48)との不倫関係を暴露されたAPF通信社代表の山路徹氏(49)が26日、都内で会見した。麻木との婚姻関係は、別居の上、麻木の娘と一切会わない特殊な形だったことを強調。麻木からの金銭的支援については「個人事務所の代表を務めた報酬。金額は言えない」とした。

 謝罪で会見を切り出した山路氏。「不倫ではないと言ったって通用しないと思う。すべて私のせい」と非を認めた。

 麻木との関係について「04年くらいに2人きりで会うようになり、05年の後半にはお互いに引かれ合った」と説明。麻木と大桃では不倫か否かをめぐり真っ向対立しているが、「それぞれの発言はすべて正しい」とした。大桃との結婚生活の破綻については「麻木さんとの関係と離婚とは別問題。僕の心の中では破綻していた。ただ自分の心を大桃さんに説明しなかったことが問題を引き起こした」と話した。また、「(大桃とは)離婚成立まで別居しなかった」としており、麻木への心変わりを大桃に告げないまま同居を続けていたことになる。

 一方、大桃が山路氏に渡していた「報酬」の名目としていた個人事務所の社長職については、離婚して離れたという。麻木と関係を持つ一方で、大桃から社長としての報酬を受け取っていたことになる。

 麻木による金銭的支援について山路氏は06年以降「麻木さんの個人事務所で代表を務め報酬を受け取っていた」と話した。大桃のケースと全く同じで、麻木による家賃全額負担、車の提供については「マンションも車も事務所名義。それを僕が使った」と説明した。

 一方で「戦地取材にはお金がかかる。バラエティーで稼いだお金が世のためになるのなら、という(麻木の)厚意があった」と、支援目的が大前提にあったことをうかがわせた。

 麻木との婚姻関係で麻木側の姓となったことに「麻木さんの婿養子に入ったということ?」と問われると「形としてはそういうこと」と明言。一方、不可解な部分も多く残した。

 離婚時期は「大桃さんから交際をただす電話があった少し前」と明かしたが、結婚時期は「今は言えない」。婚姻期間中は完全に別居していたといい、麻木の娘とも一切会っていなかったという。「それなら、あえて婚姻関係を結ぶことはなかったのでは?」との質問には「理由はあるが、今は言えない」と話すにとどめた。

 ◆山路 徹(やまじ・とおる)1961年(昭36)東京都生まれ。TBS、テレビ朝日系プロダクションを経て、92年に紛争専門ニュースプロダクション「APF(Asia Press Front)通信社」を設立。11月にはミャンマーに不法入国の疑いで拘束され2日で釈放された。著書に「正義という名の虐殺」「真実の紛争地帯」などがある。
[2010年12月27日]


・大澤弁護士「婚姻関係破綻とは言えない」 2010.12.27 05:01
http://www.sanspo.com/geino/news/101227/gnd1012270504001-n1.htm

 タレント、大桃美代子(45)の元夫で、タレント、麻木久仁子(48)との再婚、破局が発覚したAPF通信社代表の山路徹氏(49)が26日、都内で会見。大桃と結婚した2年後の05年後半には麻木と親密になり、不倫だったことを認めた。

 今回の争点は山路氏と麻木は「不倫」だったかどうかにある。元検事の大澤孝征弁護士(65)は不倫の法律上の定義について、麻木の会見で代理人の弘中惇一郎弁護士(65)が述べた「婚姻関係が破綻している場合、不貞とか不倫にあたらないという最高裁の判例がある」の言葉を踏襲した上で、「デリケートな問題だが、破綻の客観的検証が重要となる」と説明した。

 今回の場合、山路氏は大桃との離婚について「心は麻木さんに偏り徐々に破綻した」と証言したが「法的には、心の中で麻木さんを思っているだけでは破綻とは言えない」と指摘。大澤氏によると、破綻は〔1〕別居しているか〔2〕家族など第三者を交えた離婚協議をしたか-などで判断するという。山路氏と大桃は離婚まで別居しておらず、麻木と親密になった05年後半当時、離婚協議していない。山路氏と麻木は不倫にあたる可能性が非常に高いといえる。


・デヴィ夫人「普通のおばさんの麻木さん小賢しい」 2010/12/28 18:19
http://www.j-cast.com/tv/2010/12/28084696.html

 不倫騒動で世の女性たちの反感を買っているタレントの麻木久仁子だが、デヴィ夫人もその1人。12月27日(2010年)のブログでは、「不倫を認めず、謝罪もせず、結婚していたことまで隠し『お付き合いはあった』などと大嘘をつき、あげくの果てに『優しい嘘』と、白々しくいう彼女」「女性の感情を逆撫でする 何と小賢しいことか」と、激しく麻木を批判している。

 デヴィ夫人は「山路さんにしてみれば、麻木さんの方が収入があり、余裕もあったことでしょう。でなければ、どうみても普通のおばさんのような麻木さんは、美しさで比べたら大桃さんの比ではないのに、麻木さんに移った山路氏」と、麻木の容姿にまで言及。「なぜ『私も あなたのご主人を愛してしまったのよ、許して』とひと言、大桃さんに謝らないのですか?そうしたら大桃さんも何も言えなくなってしまったでしょうに」とも書いている。


女はひき逃げでも無罪放免なのか

2010-12-22 19:23:37 | 事件、事故

 ひき逃げで無罪、それも決して冤罪ではなく、人を轢いたという認識がないからという、何とも信じ難いような理由での判決、こんなおかしな判決がまかり通る今の司法はどうなってしまったのか。

 これは、昨年11月に滋賀県草津市矢橋町で、総三保二(そうざ・やすじ)さん(当時69)、妻の重美さん(64)夫妻が、古島美和被告(31)の運転する軽乗用車にはねられ、夫の保二さんが死亡、妻の重美さんが重傷を負った事故で、地検が一旦ひき逃げでの立件を見送りながら、遺族の陳情を受けて一転、起訴した裁判である。

 またこれとは別に、検察は自動車運転過失致死傷罪で古島被告を起訴。女は1審で禁固3年執行猶予5年、2審で禁固2年を言い渡され、弁護側が上告している。

 今回の公判で検察側は「(夫婦2人で)体重約136キロの被害者をはね飛ばし、当然『人をはねた』と感じる衝撃だったはずで、直ちに停車するのが常識。被告も事故直後、心臓に高鳴りを覚えたと供述している」などと主張。これに対し、弁護側は「事故現場の約200メートル手前で居眠りしてしまい、意識がなくなった」、「人だとは思わなかった」などと述べ無罪を主張していた。

 判決では、女が事故後、知人に警察に連絡するよう促されるとすぐに電話したこと、車についた血痕などを取り除くなどの証拠隠滅行為が見られないこと、ブレーキ痕はなく、被告は居眠り状態で被害者を認識していたとは言えないことなどを挙げ、「被告に傷害を負わせたことの認識は認められない」と結論づけた。

 また、この判決について、福島至・龍谷大法科大学院教授(刑事法)は「2人が車から見えない側溝にはね飛ばされたことなどを考えると、ひき逃げに問うのが難しい事案だった」と語っている。

 しかし、こんな子供騙しの様な理由で無罪が勝ち取れるのなら、ひき逃げは今後もっと増えてしまうだろう。そもそも、何故最初の段階でひき逃げ容疑での立件を見送ったかが疑問だ。

 過去のニュースを検索したら個人ブログで保存されているものがあった。それによれば、古島美和被告はその日の夕方、軽乗用車で勤務先へ向かう途中だった。その時、車が路側帯に進入、被害者夫妻を後ろからはねた。フロントガラスにはひびが入った。

 しかし古島被告は逃走し、約1.5キロ離れた勤務先までそのまま運転した。ところが知人に促されて再び現場に戻った。その時既に事故発生から約1時間が経過していたという。意識を失っていた夫妻が病院に搬送されたのはそれからだった。

 事故直後の取調べで古島被告は「血の気が引いた」と話しているという。  この一連の流れで、被告に人を轢いたという認識がなかったと思える人が一体何人いるだろうか。被告が強い衝撃を感じたのは確かだ。それはガラスのひびでもわかる。その時に車を降りて確認するのが普通の行動だろう。そのまま現場を立ち去ったならその時点で既にひき逃げは成立していると考えて然るべきだ。

 それに、仮に人をひいた認識がなかったのなら、知人に何をどう話したのだろうか。知人に話をしたということは、自分が重大なことをしたという認識があるという何よりの証ではないだろうか。

 ところで、この判決のニュースに関し、ネット上では相変わらずフェミ系の工作員と思しき連中が大挙していた。ヤフーのニュースコメント欄では、「記事の書き方が下手で事実関係が理解できない」など、論評に値しないと言いたげなコメントが上位を占め、判決を疑問視する意見を封殺しようという意図が感じられた。また2ちゃんねるでも、ニュースの翌日ぐらいまで工作員と思しき者が常駐し、証拠不十分であるなど判決を正当化するコメントが適宜投稿されていた。

・一転起訴の夫婦ひき逃げに無罪=「ひいた認識認められず」―大津地裁
時事通信 12月16日(木)13時30分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101216-00000071-jij-soci

(このニュースのコメント上位5つ)
2010年12月16日 13時39分 私もそう思う692点 私はそう思わない45点
よくこんな低い文章力で記者やってられるな。辞めろよ。恥を知れ。

2010年12月16日 13時37分 私もそう思う630点 私はそう思わない33点
この記事の書き方はへたくそで事実関係が理解できないなあ。

2010年12月16日 13時36分 私もそう思う565点 私はそう思わない19点
何で無罪になるんだ?話の経緯が全く伝わってこない。この記事を書いた記者は馬鹿か?

2010年12月16日 13時32分 私もそう思う485点 私はそう思わない19点
なになに?何なん/
なんかグチャグチャでようわからんで

2010年12月16日 13時40分 私もそう思う460点 私はそう思わない20点
記事書くの下手すぎ

 こうしたネット工作員が暗躍するニュースは、それだけ無理をごり押ししなければならない理由があるということなのだろう。もしこの被告が男だったら、間違いなくこんな狂った判決は出ないだろうし、コメントも有罪を当然視するものが上位を占めるに違いない。

<参考>
・ひき逃げは無罪「隠滅ない」 大津地裁、夫婦死傷事故 2010/12/16 14:07
http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010121601000397.html

 滋賀県草津市で夫婦が車にはねられ死傷した事故で、救護せずに現場を立ち去ったとして、道交法違反(ひき逃げ)の罪に問われた古島美和被告(31)の判決で、大津地裁は16日、無罪(求刑懲役1年)を言い渡した。

 沢田正彦裁判官は、判決理由で「ブレーキ痕はなく、被告は居眠り状態で、被害者を認識していたとは言えない。事故後に罪証隠滅工作を行っていないことが認められる」と指摘した。

 古島被告は昨年11月、自動車運転過失致死傷罪で起訴され、二審で禁錮2年の実刑が言い渡された(弁護側が上告)。検察側は道交法違反についていったん嫌疑不十分で不起訴とした。遺族は検察審査会に不服を申し立てたり、大津地検に陳情。地検は再捜査し、ことし7月に一転起訴した。
【共同通信】


・夫婦はねた被告、ひき逃げは無罪 大津地裁判決 2010年12月16日 13時49分
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2010121690133830.html

 滋賀県草津市で昨年11月に夫婦を乗用車ではねて死傷させ、救護しないまま走り去ったとして、道交法違反(ひき逃げ)の罪に問われた古島美和被告(31)の公判で、大津地裁の沢田正彦裁判官は16日、無罪(求刑懲役1年)を言い渡した。

 沢田正彦裁判官は判決理由で「被告が人に傷害を追わせたとの認識があったとは言えない」と述べた。

 公判で検察側は「(衝突時)相当な衝撃があった。直ちに停車するのが常識」として実刑を求め、弁護側は「証拠隠滅行為は見られない」と無罪を主張していた。

 当初、被告は自動車運転過失致死傷罪のみで起訴され、執行猶予付きの判決が言い渡された。検察側は道交法違反についてはいったん嫌疑不十分で不起訴としたが、遺族が検察審査会に不服を申し立てたり、大津地検に陳情。地検は再捜査し、ことし7月に一転、起訴した。

 自動車運転過失致死傷罪の控訴審では、今年11月に禁錮2年の実刑判決が言い渡され、被告側が上告している。
(中日新聞)


・草津ひき逃げ無罪 「まさか…」判決に遺族涙 2010/12/18 09:45
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/475723/

 草津市の市道で昨年11月、歩行中の夫婦2人が車ではねられ、死傷した事故で、検察が不起訴にした後、一転して道交法違反(ひき逃げ)罪で起訴したパート従業員の女性(31)に16日、大津地裁が出した無罪判決(求刑懲役1年)は、遺族に衝撃を与えている。澤田正彦裁判官は女性に「道義的責任」を求めたが、夫を亡くした妻は涙ながらに不満を訴え、検察側に控訴を強く要請する意向を明かした。

 検察は昨年11月、自動車運転過失致死傷罪で女性を起訴。女性は1審で禁固3年執行猶予5年、2審で禁固2年を言い渡され、弁護側が上告。だが、ひき逃げについては検察は不起訴にし、遺族の陳情などを受け再捜査、今年7月一転して起訴し公判が行われた。

 公判で争点になったのは女性に、人をはねたという認識があったかどうか。

 検察側は「(夫婦2人で)体重約136キロの被害者をはね飛ばし、相当の衝撃があったはず」などと主張。これに対し、女性側は「事故現場の約200メートル手前で、居眠りしてしまい、意識がなくなった」「人だとは思わなかった」などと述べ無罪を主張していた。

 判決では、女性が事故後、知人に警察に連絡するよう促されるとすぐに電話したことや、車についた血などを取り除かなかったことなどを挙げ、「合理的疑いをいれない程度に、被告に傷害を負わせたことの認識は認められない」と結論づけた。

 澤田裁判官が主文を読み上げると、傍聴席ではどよめきが起こり、遺族からは大きな泣き声がもれた。

 澤田裁判官は無罪判決を言い渡した後、女性に「道義的責任としては、あなたが考えていかないといけない」と述べた。

 事故で、自らも重傷を負い、夫の総三保二(そうざ・やすじ)さん=当時(69)=を亡くした妻の重美さん(64)は地裁前でハンカチを手に、「主人は誰にも見とられず亡くなりました。最後のお別れもできず、心残りでたまりません」とし、「(裁判所に)少しは期待していたが、まさかこういう結果になるとは…」と嗚咽(おえつ)しながら語った。

 大津地検の廣上克洋次席検事は16日、「上級庁とも協議した上で、適切に対応したい」としたが、17日までに控訴するかどうかは、決まっていない。


・「ひき逃げ死」無罪判決「道義的責任考えよ」 裁判官説諭 遺族、控訴求める
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20101216-OYT8T01238.htm
 
 草津市矢橋町で昨年11月、夫婦が軽乗用車ではねられ死傷した事故で、地検がいったんひき逃げでの立件を見送りながら、遺族の陳情を受けて一転、起訴した裁判。地裁の沢田正彦裁判官は16日、「被告は無罪」とする裁定を下した。事故で夫を亡くし、自身も重傷を負いながら公判を傍聴し続けた妻は「夫や遺族の苦しみの分だけ、被告は服役すべきだ。検察には控訴を訴えたい」と語った。

 軽乗用車で同市の無職総三保二(そうざやすじ)さん(当時69歳)と妻重美さん(64)をはねて逃げたとして、道交法違反(ひき逃げ)に問われた同市野村、パート古島美和被告(31)はこの日、全身黒い服装で出廷。傍聴席では遺族や親族らが判決を待った。

 古島被告が証言台の前に立ち、間もなく沢田裁判官が「主文、被告人は無罪」を言い渡すと、傍聴席からどよめきが起き、重美さんら遺族のすすり泣く声が響いた。古島被告は身動きせず、沢田裁判官が判決理由を読み上げる声に耳を傾けていた。

 検察側は公判で「体重合計136キロの夫婦をはねれば、当然『人をはねた』と考えるだけの衝撃がある。被告も事故直後、心臓に高鳴りを覚えたと供述している」などと主張した。

 だが、沢田裁判官は、ひき逃げの罪が成立するための「被告に人をひいたという認識があった」という点について、合理的な疑いを挟む余地がある、と説明。一方で、判決文朗読後に「この判決は刑事責任が認められないという判断で、道義的責任については今後、あなたが考えていかなければならない」と説諭した。

 古島被告は裁判官に向かって一礼し、足早に法廷を去った。閉廷後、保二さんの長女、弥生さん(37)は「まさか無罪とは」と憤った。

 福島至・龍谷大法科大学院教授(刑事法)は「2人が車から見えない側溝にはね飛ばされたことなどを考えると、ひき逃げに問うのが難しい事案だった。地検の起訴には、市民の判断による強制起訴を認める改正検察審査会法の影響も考えられる」と話している。
(2010年12月17日  読売新聞)


・遺族、悲しみの訴え届かず 草津ひき逃げ死傷で無罪判決 2010年12月17日
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20101217/CK2010121702000131.html

 草津市で昨年11月に発生した事故で、大津地検がいったんは不起訴とした道交法違反(ひき逃げ)の罪に問われた古島美和被告(31)に、大津地裁が16日に下したのは無罪だった。遺族が、地検に何度も検察側に申し入れ、事故発生から1年以上が経過してたどり着いて迎えた判決だけに、遺族は悔しさを一層、募らせた。

 「絶対に許すわけにはいかない」。事故で夫の総三保二さん=当時(69)=を亡くし、大けがを負った重美さん(64)は納得がいかない様子。「1時間以上もほっておかれて(被告が)ひき逃げしたのは間違いない」と強い調子で訴えた。

 ほおを涙でぬらしながら「主人に最後のお別れもできませんでした。心残りでなりません」とも。被告に対して「私たちが苦しい思いをした分、反省してもらいたい」と求めた。遺族を支援している今井力弁護士は「検察の主張はすべて採用されていたが、あとは評価の部分だった。非常に残念な判決」と話した。


<ひき逃げ>不起訴一転、公判請求 大津地検が異例の再捜査
7月13日2時31分配信 毎日新聞

 滋賀県草津市で昨年11月、軽乗用車で2人を死傷させたまま逃げたとして大津地検は、古島美和容疑者を道路交通法違反(ひき逃げ)罪で起訴した。古島美和容疑者は同容疑などで逮捕されたものの、地検はひき逃げについて、いったんは不起訴処分(容疑不十分)とし、自動車運転過失致死傷罪だけで起訴。3月、大津地裁から執行猶予付き判決(検察側控訴)を言い渡されていた。

 交通事故の裁判に関し、検察側がいったん立件を見送った罪について判決後に改めて公判請求するのは異例。遺族らは不起訴になった後もひき逃げの立件を強く求めており、こうした被害者側の声を尊重する流れが背景にあるとみられる。

 起訴状などによると、草津市の総三保二(そうざ・やすじ)さん(当時69歳)と妻重美さん(64)は09年11月6日夕、路側帯に進入した軽乗用車に後ろからはねられ、保二さんは死亡、重美さんも重傷を負った。古島美和容疑者は約1.5キロ離れた勤務先までそのまま運転。知人に促されて現場に戻ったのは約1時間後で、意識を失っていた夫妻が病院に搬送されたのはそれからだった。

 この事故について、古島美和容疑者は自動車運転過失致死傷罪のみで起訴された。一方、ひき逃げでの立件を求める遺族の陳情は続き、地検は4月以降、現場で走行実験を行うなど再捜査を開始。「血の気が引いた」という事故直後の古島美和容疑者の供述や、フロントガラスのひびなどを精査した結果、不起訴とした判断を翻し、人をはねた認識を立証できると判断したとみられる。【林田七恵、前本麻有】


男女関連事件、話題(12月号、その1)

2010-12-16 14:54:43 | ネット媒体

・ひき逃げ死傷、再捜査で起訴の被告に無罪 2010/12/16 14:12
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/475065/

 滋賀県草津市の市道で昨年11月、歩行中の夫婦2人を軽乗用車ではねて死傷させたまま逃走したとして、道交法違反(ひき逃げ)の罪に問われたパート従業員、古島美和被告(31)の判決公判が16日、大津地裁であり、澤田正彦裁判官は「被告が被害者を認識していたとはいえない」として無罪(求刑懲役1年)を言い渡した。

 古島被告は自動車運転過失致死傷罪で起訴され、2審で禁錮2年の実刑判決が言い渡され、弁護側が上告。一方、大津地検はひき逃げについて、いったんは嫌疑不十分で不起訴としたものの、遺族の陳情などを受けて改めて再捜査し、今年7月、一転して起訴していた。公判で被告は「人だとは思わなかった」と一貫して無罪を主張していた


・赤ちゃん:母親の顔と他人の顔 見る時に脳が違う活動

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20101216k0000e040012000c.html

 生後7、8カ月の赤ちゃんが母親の顔を見ると右脳と左脳が活動し、母親以外の女性の顔を見る時には右脳しか活動しないことを、自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)の柿木隆介教授(神経科学)の研究グループが解明した。11年1月発行の認知科学専門誌に掲載する。

 左脳は言語にかかわる領域で、柿木教授は「赤ちゃんは母親の顔を見ると、言葉を話せなくてもコミュニケーションしたがっていることが脳の活動で立証できた」と説明した。

 赤ちゃん15人に母親の顔写真を5秒、5種類の野菜の写真を10秒以上、母親以外の女性5人の顔写真を5秒の順で何度も見せ、脳の活発な活動に必要になるへモグロビンの値を測定した。母親の写真を見せると活発な働きを裏付けるように右脳と左脳の値が上昇したのに対し、他人の女性の写真で上昇したのは右脳の値だけだった。

 赤ちゃんは生後7、8カ月で人見知りするようになるといい、研究成果は人見知りのメカニズムの解明につながる可能性があるという。【中村宰和】


・中学生が子供手当てを仕分け、不要の判断に蓮舫氏猛反発
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20101209-711886.html
<蓮舫氏、「中学版」仕分けに参加>

 蓮舫行政刷新担当相は9日午前、東京都杉並区立和田中学校の生徒による「事業仕分け」に参加、「子ども手当」の説明に追われた。

 「仕分け人」の生徒代表4人は子ども手当について、「所得制限がないのはおかしい」「財源がないならやめるべきだ」と廃止を主張。いつもと逆に仕分けられる側に回った蓮舫氏は「各家庭の事情は異なっており、所得だけで区別するのは適切でない」などと懸命に説明、額の在り方は点検すべきだが継続が必要と訴えた。

 その結果、3年生約100人の判定は、当初多数だった「廃止」から「継続」に逆転。蓮舫氏は記者団に「中学生はよく勉強していて、いい議論になった」と述べた。(共同)
[2010年12月9日12時33分]

http://www.asahi.com/politics/update/1209/TKY201012090193.html
<先生は蓮舫大臣 中学生が「事業仕分け」 東京・杉並区 2010年12月9日17時0分>

 子ども手当は必要か? 東京都杉並区立和田中学校(代田昭久校長)で9日、蓮舫行政刷新相をゲストに招き、生徒らが子どもの視点から「事業仕分け」を行った。

 第一線で活躍する著名人を招く「よのなか科」の授業。3年生105人が参加し、代田校長の司会で討議した。

 生徒から「ばらまきよりも、保育園を増やすなど、政府にしかできないことをして」「社会全体で子どもを支える理念は分かるが、実感がない」と反対意見が続出。当初は10対3で廃止派が継続派を上回った。

 すると蓮舫氏は「月1万3千円を何に使っているか、家で話し合ったことはある?」。首を振る生徒たちに、「お金の使われ方に関心を持って。それが政治を変える力になる」と熱弁を振るった。結局、13対6で継続派が大逆転。大臣が舌戦の強さを見せつけた。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101209-OYT1T00867.htm
<「バラマキだ」と中学生、蓮舫大臣たじたじ>

 蓮舫行政刷新相は9日、東京都内の区立中学校を訪れ、「よのなか」科の授業で行われた模擬「事業仕分け」に参加した。

 生徒たちは子ども手当の廃止を主張し、蓮舫氏は懸命に防戦、からくも「継続」を勝ち取る攻守逆転の展開となった。

 訪れたのは、杉並区立和田中。授業では、税金の使い道について生徒が議論した。生徒たちは子ども手当について、「現金のバラマキだ」「保育所を増設すべきだ」などと厳しい廃止論を次々と発表。傍聴した3年生による投票では、「反対」の判定が出た。

 これに対し、蓮舫氏は「すべての子どもの育ちを支えるために必要です。金額などは必要があれば見直します」と説明。その後の再投票でようやく「継続」となった。子ども手当“当事者”からの思わぬ攻撃に、蓮舫氏は授業後、「中学生はよく勉強しており、自分の意見を持っている。役所の説明より分かりやすかった」とたじたじだった。
(2010年12月9日19時08分  読売新聞)


・夫殺人:妻の容疑者、硫化水素の発生も試みる 香川
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20101207k0000e040077000c.html

 香川県さぬき市で11月、夫の城寿人さん(当時39歳)を焼身自殺に見せかけて殺したとして、殺人容疑で逮捕された妻の可奈子容疑者(27)と交際相手の高橋淳希容疑者(21)が、「硫化水素による自殺に見せかけようとしたが、うまく発生しなかった」と供述していることが捜査関係者への取材で分かった。県警は、2人が強い殺意を持って計画したとみて調べている。県警は7日、2人を殺人容疑で高松地検に送検する。

 捜査関係者によると、2人は10月31日夜、睡眠薬で城さんを眠らせた後、乗用車内で硫化水素を発生させようとした。しかしうまく発生せず、高橋容疑者が城さんの頭部をバットで十数回殴打し、火をつけて死なせたという。県警はまた、高橋容疑者の自宅などからバット数本を押収。凶器として使われた可能性もあるとみて調べている。2人は「不倫がばれた時から、殺害の意思を共有していた」とも供述しているという。【中村好見】


・ベビーシッターの女が女児を虐待死、日常的に虐待か
http://www.saitama-np.co.jp/news12/03/07.html
<日常的に虐待か 東松山女児死亡>

 東松山市松葉町の宮沢愛ちゃん(5)に暴行を加えて死亡させたとして、傷害致死容疑で熊谷市新堀新田の無職柳瀬純子容疑者(34)が逮捕された事件で、愛ちゃんが住む自宅からたびたび怒鳴り声が聞こえていたことが2日、周辺住民への取材で分かった。県警もこうした事情を把握しており、事件前から日常的に虐待が行われていた可能性があるとみて、調べている。

 周辺住民らによると、先月20日ごろ、愛ちゃんの住む自宅から激しく怒鳴る女の声が聞こえたという。23日には「どうしてできないの」という怒鳴り声が聞こえた。24日には「ぎゃー」という動物の泣き声のような声や、「ドンドン」という物音も聞こえたという。

 捜査関係者によると、愛ちゃんの父親は18日午前に仕事に出掛けて以降、自宅に戻らず、自宅では柳瀬容疑者と愛ちゃんが2人で生活していた。愛ちゃんの全身にはあざや殴られたような痕があったことなどから、たびたび虐待が繰り返されていた疑いがあるとみている。

 柳瀬容疑者は8月ごろ、愛ちゃんの父親と出会い系サイトを通じて知り合い、「(愛ちゃんの)面倒をみたい」と住み込みのベビーシッターとして雇うように依頼。児童相談所に預けようとした父親を押し切る形で、月10万円の報酬を受け取り、11月上旬から3人で暮らしていた。柳瀬容疑者はベビーシッターの経験や保育士の資格などはなかったという。

 柳瀬容疑者の逮捕容疑は先月24日、男性方で長女愛ちゃんを背後からけり、弾みで玄関ドアの屋外側に頭を打ちつけ、26日未明に低酸素脳症で死亡させた疑い。同容疑者は「言うことを聞かず、イライラしてやった」と容疑を認めているという。

 柳瀬容疑者は24日の暴行後、愛ちゃんの頭を冷やすなど看病したが、25日昼すぎにトイレで倒れているのを発見。「数日前に玄関前で転んだ」とうその119番をしていた。

 県警は2日、柳瀬容疑者を傷害致死容疑でさいたま地検に送検した。

「言葉にならない」と兄

 死亡した愛ちゃんは、3人きょうだいの末っ子。4月ごろ離婚した父親が、愛ちゃんを連れて東松山の現場住宅へ11月上旬に転居するまでは、年の離れた2人の兄らと日高市内で暮らしていた。

 県立高校2年の次男(16)は、「明るく元気な子だった。悔しさは言葉で表せない」と肩を落とす。次男は11月25日、父親と離婚した母親から、愛ちゃんが川越市内の病院に救急搬送されたとの知らせを高校で受けた。病院には初対面の柳瀬容疑者もおり、「母親に『あなたがご飯を食べさせないからこうなった』などと、責任をなすりつけていた」と語気を強める。

 日高市の付近住民によると、愛ちゃんは父親や兄が保育園の送り迎えを欠かさないなど、大切に育てられていたという。パート女性(66)は「すごくかわいがっていた。ここにいたときは絶対に虐待はなかった」と言い切る。

 愛ちゃんの葬儀は一昨日、近親者で営んだという。事件後、2人の兄が住む日高市内の自宅に戻っている母親は、「そっとしておいてください」と声を落とした。 

・2人ひき逃げ容疑の女逮捕 大阪・門真 2010/12/04 12:50
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/470764/ 

 大阪府警門真署は4日、道交法違反(ひき逃げ)と自動車運転過失傷害の疑いで、門真市岸和田、無職、東徳子容疑者(38)を逮捕した。東容疑者は3日、友人に付き添われて門真署に自首したという。

 逮捕容疑は1日午前0時15分ごろ、門真市垣内町の一方通行の市道で、近くに住む女性(52)と同府守口市の男性(63)をワゴン車ではね、女性に骨盤骨折の重傷を、男性に右ひじ打撲の軽傷をそれぞれ負わせたにもかかわらず、救護せずに逃走したとしている。


・「ヤマハ・ブラザーズ」で一世風靡 星野勘太郎さん死去
http://www.sponichi.co.jp/battle/flash/KFullFlash20101127083.html

 元プロレスラーの星野勘太郎(ほしの・かんたろう、本名・星野建夫=ほしの・たつお)さんが25日、肺炎のため入院先の病院で死去した。67歳。新日本プロレスが27日に発表した。

 本人と遺族の意向により27日に親族のみで葬儀・告別式を行った。

 神戸市出身の星野さんは1961年に日本プロレスに入門。67年には今年8月に亡くなった山本小鉄さん(享年68)とタッグ「ヤマハ・ブラザーズ」を結成し、米国で活躍した。70年にはアントニオ猪木とのコンビでNWAタッグ・リーグ戦優勝。日本プロレス崩壊後は新日本に参戦し、小鉄さんとのタッグでIWA世界タッグ王座を獲得した。95年の引退後は関西地区でプロモーターを務めていたが、02年からはヒール軍団「魔界倶楽部」総裁として新日本のリングに登場し、「ビッシビシいくぞ!」のセリフで人気を集めた。
 [ 2010年11月27日 18:32 ]


名古屋市議会解散請求成立へ、庶民派市長河村たかし氏の闘いは続く

2010-12-15 12:05:09 | 家庭、教育

 「民主主義の恐るべき危機だ」、これは名古屋市議会の解散請求(リコール)の不成立を受けて河村たかし市長が発した言葉だ。だが多くの市民の異議申し立てにより、一転してリコール成立の見通しになった。まだこの世に正義は残っているかも知れない。

・名古屋市議会リコール、住民投票ほぼ確実 あと1829人分に 2010年12月15日 01時35分 中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2010121490232938.html
(ニュース本文は本稿最後部)

 しかし、何故ここまで話が拗れた(こじれた)のか。理由はリコール成立を阻止しようという市議会側の思惑があったからだ。

 署名の正誤判定は市選挙管理委員会が行う。しかし現在は委員4人のうち3人が市議OBだ。そして委員の選出は市議会が行い、20年以上、常に2~4人をOBが占めているという。

・市長「慣例あらためよ」 名古屋市選管、市議OB“指定席”化 2010年11月12日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/vsshigikai/list/201011/CK2010111202000202.html
(ニュース本文は本稿最後部)

 こんな状況では、議会と選管が癒着しているのは明らかと言えるだろう。今回のリコールは議会にとっては都合の悪いこと、従って選管がリコール不成立にしようと無効署名を多数発生させるように操作するのは当然だろう。これでは選管の存在意義がない。

 実際、無効とされた署名も納得し難い理由によるものが数多くある。例えば、住所の地番を「20-3」と書いたものを、ハイフンが短く「20・3」と見えた。これを選管は「203」と判断、住所が違うとして無効にされた。他にも、「何丁目の何番地」といった場合の「の」の字を「○」と判定され無効にされたとか、生年月日の元号にチェックがなかったので無効とされたケースもあった。

 また、夫婦揃って署名した人達の中には、それぞれが自筆署名したにもかかわらず、筆跡が同一と判定され無効とされたものもあった。但し筆跡鑑定は専門の鑑定士が行うわけではなく、複数の選管委員が同一と見なせば無効にされる。更に、筆記が困難な母に代わり62歳の息子が代筆署名して無効とされたケースもある。

・小さな「ミス」次々無効 リコール署名縦覧 2010年11月29日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/vsshigikai/list/201011/CK2010112902000125.html

・審査厳格化に異議多数 リコール署名、縦覧初日に498人 2010年11月26日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/vsshigikai/list/201011/CK2010112602000178.html

 更に、署名者本人宛に再調査依頼を郵送で行ったものについて、その調査票にある質問の意味がわかりにくく、恣意的に無効に誘導する内容になっていると思われるものもある。

■調査票の主な内容と判定

《質問内容》                 |《判定とその理由》
--------------------------------------
問1.ご自身で署名されましたか。       |
(1)署名しました(→問2へ)        |-
(2)署名していません(→調査終了)     |無効(自署が条件)

問2.どのように署名を求められましたか。   |
(1)街頭で対面により(→問3へ)      |-
(2)自宅、職場で対面により(→問3へ)   |-
(3)回覧板など対面でない方法(→調査終了) |無効(対面署名が条件)
(4)郵便で署名簿が送られてきた(→調査終了)|無効(対面署名が条件)

問3.どなたから署名を求められましたか    |
(1)請求代表者               |有効
(2)受任者                 |無効(請求代表者が条件)
(3)請求代表者か受任者かわからない     |有効(無効理由がない)
(4)請求代表者でも受任者でもない方     |無効(署名集めの資格がない)
--------------------------------------

 勿論、署名者には左側だけが印刷されたものが送付される。これを見て、正しく回答が出来る人がどのくらいいるだろうか。

・回答間違いは訂正可能 名古屋市議会リコール調査票 2010年11月18日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/vsshigikai/list/201011/CK2010111802100004.html

 以上、これらの「無効工作」も署名者からの異議申し立てにより、凡そ8割程度が有効に転じている。その結果、リコール成立が濃厚となった。

 理不尽な政治、社会に少しでも希望の光が見えたと言えるのかも知れない。


<参考>
・名古屋市議会リコール、住民投票ほぼ確実 あと1829人分に 2010年12月15日 01時35分
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2010121490232938.html
 
 名古屋市議会の解散請求(リコール)に向けた署名の無効取り消しなどを求めた異議申し立てで、市内9区の選管が14日、全署名の有効と無効を最終確定した。9区で計5961人分の無効署名が新たに有効と判定された。これまでの審査分を含め有効署名は計1万175人分増えた。住民投票の実施に必要な署名数はあと1829人分。15日には1万人分の審査があり、これまでの審査状況から政令市では初となる住民投票の実施はほぼ確実となった。

 9区の審査では、河村たかし市長の支援団体が本人に代わって一括提出した異議のうち署名者本人の意思確認書がある大半が有効と判定された。15日の審査で確認書のある5917人分のうち31%以上が有効となれば署名は必要数を満たす。

 署名数が36万5795人分の必要数を超えれば、請求代表者への署名簿の返還と本請求を経て60日以内に住民投票が実施される。手続きや準備に「最低でも40日が必要」(市選管)といい、2月6日投開票の愛知県知事選と同日となる可能性が高い。

 14日に審査した9区で新たに有効となった署名数は次の通り。

 ▽東…575▽北…260▽西…474▽熱田…502▽中川…834▽守山…627▽緑…881▽名東…1012▽天白…796
(中日新聞)

・小さな「ミス」次々無効 リコール署名縦覧 2010年11月29日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/vsshigikai/list/201011/CK2010112902000125.html

 名古屋市議会の解散請求(リコール)で提出された署名の縦覧期間が28日折り返し、各区の縦覧会場で「こんなことで無効とは」「審査が厳しすぎる」との声が出ている。「地番のハイフンが見にくい」「生年月日の元号がない」などがことごとく無効で、異議申し立ては4日間で4000件を超えた。

 「なぜこれが無効なのか」。緑区で署名を集めた受任者の金沢秀男さん(68)が尋ねると職員が答えた。「住所が名簿と違うためです」

 署名者の住所の地番は「20-3」。署名簿の記載は「20・3」と見える。氏名と生年月日は選挙人名簿と一致していたが、選管は枝番を「203」と書いたと判断し、無効とした。

 金沢さんによると、丁目と番地をつなぐ「の」の字を「〇」と読み違えられたり、生年月日の元号に○印がなかったりして無効になったケースもあった。

 受任者のささいな“ミス”のため、署名簿が丸ごと無効とされたケースもある。緑区の紙谷幸雄さん(67)は、署名集めの委任を受けた証しとして記入する受任者の住所欄の冒頭に書き損じたため、塗りつぶして2平方ミリ程度の点を残したまま、12人分の署名を提出した。

 審査結果は「受任者欄に不備がある」と全員分が無効に。受任者欄の訂正には、請求代表者の印が必要と決まっているためだ。

<受任者の住所を記入する欄の訂正部分に印鑑がないという理由で無効にされた例。裏面の署名はすべて無効になる=名古屋市緑区役所で(リンク先に写真有)>

 署名者の明らかな書き間違いや選管側の読み違えは有効に転じる可能性が高い。だが、受任者による“誤記”で無効とされたケースは、書類の形式的な不備であるため異議が認められにくいという。異議は申し出から14日以内に各区選管が可否を判断する。

 縦覧は12月1日まで、各区役所で行われている。

・審査厳格化に異議多数 リコール署名、縦覧初日に498人 2010年11月26日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/vsshigikai/list/201011/CK2010112602000178.html
 
 名古屋市議会の解散請求(リコール)に向けて集められた署名簿の縦覧が始まった25日、会場となった市内16区役所には、署名をした市民や署名集めを担った受任者ら2482人が詰め掛けた。署名への異議申し立ては498人分に上り、多くは無効判定の取り消しを求めた。縦覧は12月1日までで、土日も行われる。

 中村区役所へ自署の確認に訪れた女性教員(33)は、再審査で「受任者から署名を求められた」と回答したため、無効と判定された。選管職員の説明を受けて異議申し立てし「ちゃんと訂正できてホッとした」と話す。

 緑区の80代の夫婦は、それぞれ署名押印したのに「同一の筆跡」と判断され、一方が無効となった。夫婦は「しっかりやっている人をばかにしている」と怒りをあらわにする。

 署名簿自体に不備があったとして無効になった守山区の主婦(61)は「意志を持って署名したのに、通じないのはショック」と肩を落としていた。

・回答間違いは訂正可能 名古屋市議会リコール調査票 2010年11月18日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/vsshigikai/list/201011/CK2010111802100004.html
 
 名古屋市議会の解散請求(リコール)に向けた署名の再審査で、調査票を送り返す期限の17日、市選管は返送状況を中間発表した。15日までに59%にあたる5万8000人分が返送され、うち36%の2万1000人は、署名が無効と判断される回答だった。市選管は、返送がない場合は有効とする基準も示したが、再審査の結果、署名が必要数の36万5795人分を満たすかは依然、不透明な状況だ。

 無効と判断される回答のうち、大半の1万8000人は「誰に署名を求められたか」との質問に「受任者」と答えた。請求代表者と受任者の区別を十分理解せずに回答した人も多いとみられる。市選管は署名数を確定する24日まで、回答の訂正や調査票の返送を受け付ける。

 署名は、リコールを呼び掛けた請求代表者か、委任された受任者が対面で集めるルール。受任者は委任された証しとして署名簿の受任者欄に記名するが、請求代表者はその必要がない。今回の再審査は、受任者欄に記名がなかった署名簿に署名した人が対象。

 この場合、署名は請求代表者が集めたとみなされるため、調査票の問3で「受任者」と答えると署名は無効となる。「わからない」の場合は、調査票だけでは判断できないため有効となる。

 市選管によると、間違って回答した場合は住んでいる区の選管に電話などで申し出れば、本人確認の上で訂正する。市選管は「訂正が必要な方は早めに区選管へ連絡してほしい」と話している。

 再審査は当初11万4000人分を対象にした。現時点で無効と判断された署名は、事前に重複などで除外された1万5000人分と合わせ計3万6000人分になった。今後は、再審査の残り約4割と再審査対象外の計39万人分の行方が焦点で、16%以上が無効になれば、必要数を満たさず、リコール不成立となる。

 また再審査では、返送されたうち1%強の601人が「署名していません」と回答。偽造とみられる署名が出たことに市選管の伊藤年一委員長は「遺憾の意」を表明した。

・市長「慣例あらためよ」 名古屋市選管、市議OB“指定席”化 2010年11月12日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/vsshigikai/list/201011/CK2010111202000202.html

 名古屋市の河村たかし市長は12日、市選挙管理委員会が市議OBの「指定席」化している実態について「市議の関係者が就くのはやめるべきだ」と話した。

 同市の選管委員は現在、4人のうち3人が市議OB。議会が委員を選んでおり、20年以上、常に2~4人をOBが占めている。

 河村市長は、自らが呼びかけた市議会の解散請求(リコール)の署名を選管が審査していることを念頭に「OBとはいえ議会の利害関係者。疑われることになる」と指摘。選管委員を引退市議から選ぶ慣例をあらためるよう議会側に促した。

 これに対し、横井利明議長は「選管委員は専門性が要求される。よく知っている人がなるべきだ」と議員経験のある委員が必要という認識を示した。

 報酬は「大阪などの大都市で比べて名古屋が突出しているわけじゃない。訴えられるリスクもあり、安ければいいというのは問題。適正な経費だと思う」と述べた。

 一方、議員報酬半減条例案に公明党市議団が賛成する姿勢を示したことを、河村市長は「民意を受け止めたのはええこと」と歓迎。同市議団が求めた政策立案に必要な経費について「政務調査費の使い勝手が良くならないか検討している」と話し、11月議会中に何らかの提案をする考えを示した。


宮崎家族3人殺害、義母から精神的に痛めつけられた夫の悲しい結末

2010-12-08 19:13:26 | 事件、事故

 「離婚したければ離婚しろ。慰謝料をがっつり取ってやる」義母から日常的に罵られていた婿は精神的に限界だったに違いない。しかしそれが殺人事件の被告の立場となると、自己中心的な犯行の一言で片付けられ、あっさり死刑判決となってしまう。こんな機械的な裁判なら、司法試験など必要ないと思うのは私だけだろうか。

・宮崎の家族3人殺害で死刑判決 裁判員裁判で3例目 2010/12/07 15:40
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/471853/

 宮崎市で3月、生後5カ月だった長男と妻、義母の3人を殺害したとして、殺人罪などに問われた無職、奥本章寛被告(22)の裁判員裁判で、宮崎地裁(高原正良裁判長)は7日、求刑通り死刑を言い渡した。

 裁判員裁判での死刑判決は3例目、殺害された人数は最も多い。奥本被告は起訴内容を認めており、量刑が主な争点だった。

 判決理由で高原裁判長は「義母の叱責(しっせき)をきっかけに、自由で1人になりたいと考え、家族3人を殺害した自己中心的な犯行で、厳しく非難されるべきだ」と指摘。犯行の計画性も認めた上で「冷酷、残虐で、結果はあまりに重大だ」と述べた。
(全文引用)

 冷酷、残虐とはいっても、そのきっかけを作ったのは義母ではないだろうか。そうした事情を考慮しないのは寧ろ恣意的というより他はない。

 事件発覚当時も、奥本被告の苦しい胸の内を思わせる報道は幾つかあった。

・「義母に理不尽に怒られ」母子ら3遺体事件で父親 宮崎 2010/03/07 20:40
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/365995/

 宮崎市で母子ら3人が遺体で見つかった事件で、生後約6カ月の長男に対する死体遺棄容疑で逮捕され、3人の殺害も認めている会社員の奥本章寛容疑者(22)が「義母の気性が激しく、理不尽なことでよく怒られた。言われるがままで反抗できず苦しかった」と話していることが7日、弁護人への取材で分かった。

 奥本容疑者は今月1日夜に「帰宅したら妻と義母が死んでいた」と110番した。接見での同容疑者の話によると、3人を殺害した時刻は同日未明で、弁護人には「殺害後に部屋を荒らした」と説明したという。

 「直前には3人の殺害をためらった。大変なことをしてしまい、子供に一番申し訳なく思う」と後悔する様子を見せる一方、「家計が苦しかった上に、お金は妻が管理しており、自由になるお金がほとんどなかった」と不満があったことも漏らしているという。
(全文引用)

・宮崎・家族3人殺害:裁判員裁判 「どんな刑でも受ける」被告、謝罪の言葉 /宮崎
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20101123ddlk45040641000c.html

 ◇第4回公判
 宮崎市の家族3人殺害事件で、殺人罪などに問われた同市花ケ島町、無職、奥本章寛(あきひろ)被告(22)の裁判員裁判は22日、宮崎地裁(高原正良裁判長)で第4回公判が開かれた。奥本被告は「この生活から抜け出したいと思い、義母を殺害するしかないと思った」などと殺害の動機を語った。また、「どのような刑でも受け入れる覚悟です」などと述べた。24日は検察側の被告人質問がある。【川上珠実、中村清雅】

 ■被告人質問

 午前10時、弁護側による被告人質問が再開された。

 義母の貴子さんから「あんたのことは自衛隊を辞めた時から気にくわん」「あんたの両親は何もしてくれん」などと非難され、被告は「本当は家に早く帰りたいのに、家に居場所がなくて帰れなかった」などと帰宅が遅くなっていった経緯について語った。

 今年2月23日、被告の故郷で雄登ちゃんの初節句をすることを巡って、貴子さんと口論。その際、貴子さんから頭をたたかれ、被告の出身地を差別的な言葉で中傷されたことや「離婚したければ離婚しろ。慰謝料をがっつり取ってやる」などと言われたとも語った。

 2日後の25日。

 「もう限界だと思った。何とかこの生活から抜け出したいと考えた。義母を殺害するしかないと思った」と殺害を決意した時期について明らかにした。くみ子さんと雄登ちゃんについては「義母を殺害したらくみ子がいるので、私が捕まってしまう。雄登は赤ちゃんなので、お母さんと一緒がいいと思った」などと3人殺害の動機についても語った。

 犯行当日については涙声で次のように説明した。

 「(首を絞めた)雄登を浴槽に沈め、扉を閉めました。中からバシャバシャという音が聞こえた時、雄登の苦しんでいる姿が思い浮かびました。でも、こうするしかないと思いました」

 3人の遺体については、会社の資材置き場に重機で穴を掘って埋める計画だったが、「操縦技術がないので掘れなかった。雄登だけを埋めて、2人は強盗殺人に見せかけようと思った」などと説明。

 事件については「後悔しております」。「夢であってほしいか?」と聞かれ、「毎日……、毎日思っています」と涙した。雄登ちゃんについては「(自分と似ているのは)唇だと思っていた。あやすと笑った顔が一番頭に残っている。ごめんねということしか思いつきません」とおえつした。

 妻と義母や、親族らにも謝罪の言葉を述べ、「私はどのような刑でも……、どのような刑でも受け入れる覚悟です」と語った。

 ◇起訴内容
 3月1日午前5時ごろ、宮崎市花ケ島町の自宅で、生後5カ月の長男・雄登ちゃんの首を両手で絞め、浴槽に沈めるなどして殺害。遺体を勤務していた会社の資材置き場に埋めた。また、妻のくみ子さん(当時24歳)と義母の池上貴子さん(同50歳)の頭部をハンマーで殴るなどして殺害したとされる。
(全文引用)

 勿論、報道というのはそもそも恣意的であり、フェミバイアスがかかった今の状況では、少しでも義母の悪質性を和らげ、奥本被告の身勝手さだけを思わせるような記事の書き方をしているという点も考慮して記事を見て欲しいのだが、それらを考慮しても、この事件の最大の原因が義母の傲慢な態度にあることは大抵の人なら感じる筈だろう。

 しかも、「私はどのような刑でも受け入れる覚悟です」という言葉をはじめとする被告の言動を見ても、決して心底から悪い人間だとは到底思えない。寧ろ真面目な性格だったのではないかと思える。

 また、被告の妻が夫である被告と義母との関係についてどう対処していたかも気になるところだ。今回の事件の家庭のように、妻が結婚後に自身の実親と同居する場合は、少しでも妻自身の居心地を良くするためというのが一般的だ。従って実親と夫が対立すれば間違いなく妻は親の味方をして、夫を攻撃するだろう。こうして奥本被告は次第に追い詰められていったと思われる。

 それに、妻が夫よりも年上というのも、最初から自分の立場を優位にしようという思惑があったのではないかという推測も出来る。これは最近の結婚傾向にも表れているが、元々我侭な性質がある女性が更に優位に立ち振る舞おうという醜い根性が垣間見える。

 これら一連の事情を考慮すれば、とても奥本被告に死刑判決など出せる筈がないのだが、実際には暴挙ともいえる死刑判決であった。これは単に被告に対して死をもって償わせるというよりも、類似の家庭環境にある世の夫達に対して恐怖感を与え、逆に義父母や妻達には勝ち誇ったような優越感を感じさせる効果を狙っているのではないだろうか。

 もしこの事件が、男女逆である場合を考えてみれば、今回の判決が如何に理不尽であるかがよくわかると思う。例えば夫の親と同居する妻が姑のいじめに耐えかねて、姑、夫、子供の3人を殺害したという場合を想定してみよう。その場合は寧ろ殺人というより、無理心中をやり損ね、死に切れず生き残ってしまった悲劇の妻という論調にフェミは誘導するに違いない。

 更に、ネット世論も今やフェミが支配しつつある。今回の判決結果に、「当然だ」、「死刑でも軽い」などといった単純な誘導コメントや、「義母から責められようがそれだけの理由があったのだから仕方ない」など義母のいじめを正当化するようなコメントが次々に投稿されていく、まさに待ち構えていたかのようなタイミングでの投稿には胡散臭さが大きく漂う。しかしそうした「偽りの世論」を見破るれる者が果たしてどのくらいいるだろうか。

(平成26年10月24日追記)
この事件の上告審判決を受けての新たな論考を以下に記載しています。
・宮崎家族3人殺害、被害者遺族の死刑回避上申書も無視する司法の圧力
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/280f3ca73d426c3368117963edc80b4e


<おすすめ論考>
こちらもご覧ください。

・特集:女性専用車両
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/c/43026c09581be94093639d1d5b614644

・特集:「命の役割」女性は果たせ
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/c/3a17e839f40e4b12987f977bc09b85d7
 


木嶋佳苗事件、中井洽皇室侮辱発言、フェミと反日の密接な関係を見出せ

2010-12-01 13:35:28 | 事件、事故

 木嶋佳苗被告が3人目の殺人容疑で逮捕された。まだ殺人被害者の疑いがある男性が何人もいる状況、しかしながらマスコミは未だに連続不審死と報道し殺人という言葉を控えめにしている。少年犯罪の死刑判決や耳かき店殺人などは大きく報道しながら、この事件の報道は決して大きくない。

・連続不審死:木嶋被告、きょう3度目逮捕 千葉・野田の男性殺害容疑で
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20101201ddm041040037000c.html

 この木嶋被告の犯行と思われる一連の事件、自殺偽装のために練炭を大量購入していること一つを取っても、この女の犯行であることは明らかと考えられるのだが、当の本人は一貫して犯行を否認していると言う。このままこの女が否認を続ければ、現状の裁判員制度において、果たして死刑判決を言い渡すことが出来るだろうか。当然この事件にもフェミニズムが介入するのは明らかだし、既に田嶋陽子が「たかじんのそこまで言って委員会」の番組の中で木嶋被告を支持するようなコメントをしたということがネット上でも批判を集めている。

 フェミニズムは列記とした男性差別思想である。男から女への攻撃は全て男の責任とするが、女から男への攻撃は女をその衝動に駆り立てたとして男の責任に転嫁する。つまり女は常に被害者だというのがフェミニズムの発想だ。女性専用車両のような女性の特権を平然と正当化したり、女性だけの雇用を優先したり、女性の一方的な感情で離婚を正当化したり、堕胎を女性の権利だなどと正当化したりなど、取り上げればきりがないほど女性の権力思想は蔓延を続けている。

 だが、こうしたフェミニズムに対する幾多の批判をフェミ陣営は交わすのに必死だ。よく見られる言い訳として、フェミニズム批判は単なるモテナイ男が過去の女性遍歴がトラウマになって被害妄想になっているに過ぎないというものだ。しかし現実にはフェミニズム批判は女性や既婚男性からも挙がっている。寧ろ女に対する単純な恨みだけでは、フェミニズムという概念を批判するまでには至らず、痴漢行為や路上での女性切り付けといった暴発行為にしかならない。従ってフェミ陣営によるモテナイ男云々の論理は全く的外れである。

 一方、話は変わるが、民主党中井洽前国家公安委員長が、式典で秋篠宮ご夫妻が天皇、皇后両陛下のご入場まで起立されたのを見て「早く座れよ。こっちも座れないじゃないか」などと文句を言ったことが大きな問題となっている。

・「早く座れよ」民主・中井氏が秋篠宮ご夫妻に非礼の極み 2010/11/30 21:31
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/469376/

 だが、問題はこうした発言そのものだけではない。問題は皇室に対する軽蔑心、反発意識が常日頃から中井氏の心の中に存在するということだ。たとえ口には出さなくとも、同様な意識を持っていた者は他にもいると考えられる。つまり反日勢力の感情がこうした言動から読み取れるということだ。

 反日勢力の皇室侮辱は過去にもある。秋篠宮ご夫妻に悠仁様が誕生された当時も、週刊金曜日が主催した会合で、「ヒサヒト!本家に男の子が生まれたら、お前なんか、イーラナイ!」などといった寸劇が行われたり、同じ会合に参加していた中山千夏が、「天皇には男女問わず長子がなれるようにすべき、20歳になったら、本人の意志で一般人にもなれるようにする、そうしていけば、いずれ天皇家はなくなる(要約)」などと皇室撲滅を狙う発言をしていたのだ。これらを見れば、女性天皇推進派は実は皇室撲滅の反日勢力であるということがよくわかる。

 これらに関しては、以下のブログに詳細が記載されている。また適当にキーワードを選択して検索しても、関連するものは幾らでも出てくる。

・【皇室侮辱芝居】 徹底的に追及すべき 2006年12月07日
http://blog.livedoor.jp/kazuhiro_swim/archives/50439154.html

 そして、更に忘れてはならないことは、反日勢力とフェミニズムとの強いつながりというものだ。例えば従軍慰安婦の是非を巡り、日本政府の責任と国家賠償を主張する論調などは反日とフェミの密接な連携である。

 また北朝鮮の拉致被害者問題に関してフェミが言及しないのも反日支持の表れである。横田めぐみさんや有本恵子さんなど女性の拉致被害者は何人もいるのに、一切フェミニズムは顔を出さない。これに対し、沖縄の駐留米軍による婦女暴行などが起きれば反日とフェミが大挙して押しかけ、大規模集会を開いたりする。この大きな違いは何だと言いたい。

 多くの国民は、個々の出来事をそれぞれ単発的な事例として記憶に残すにとどまっていて、複数の事例の関連性についてまで考察することはあまりしない。これはマスコミ報道の罠に惑わされている影響もあれば、普段の生活に追われ考える暇もないなどの理由もあるだろう。だが、何となくおかしな雰囲気を誰しも感じていると思う。そう思った時、何らかの権力が働いているのではないか、一見無関係に思えることが実は密接に関係しているのではないかなど、疑問を持つことが大切ではないかと思う。そうした見方をすることによって、例えば今回紹介した木嶋佳苗の殺人事件と中井洽の皇室侮辱発言が決して無関係ではないという考察も可能なのだ。