神戸女児殺害事件は犯人が逮捕されたことで一区切りがついたが、遺体を入れた袋に診察券や煙草の吸殻を入れるなど、簡単に足がつくような杜撰な遺棄方法に様々な疑問や憶測の声は多い。中には複数犯ではないかという声もある。暫くは捜査の行方を見守るしかなさそうだ。
ところで、被害女児の周辺の子供達には様々な精神的異変が起きているという。中でも、それまで友達と外で遊ぶことが多かった子が事件後から家に閉じこもるようになり、母親が外出する時も「早く帰ってきて」と不安や寂しさを訴えるなど、母親の大切さを改めて感じさせる事例も少なくないようだ。
被害女児の家庭環境はよくわからないが、近所の祖母の家にランドセルを預けるなど、夫婦共働きを思わせるような行動が見られる。家に帰っても誰もいなければ外出する機会も増える。行動範囲も広がりやすい。そして狙われやすくもなる。
結婚後も働き続けられる環境をとフェミニズムは主張し続けているが、こうした事件が起きた時にやはり必要なのは母親が家庭にいることではないだろうか。
しかしフェミニズムは結婚の話をするだけで過敏に反発するなど、家族につながるような話題を排除しようと必死である。富山県滑川市議会では、上田昌孝市長が、晩婚化による高齢出産が産まれて来る子供の健康に悪影響を及ぼしかねないとする旨の発言をしたとして問題視された。医学的にも証明されていることでさえ公の場で発言させないとするフェミ連中の圧力は今や暴挙と化している。
今回の事件を受け、神戸市教委は学校に月3回の派遣だったカウンセラーを当面常駐として児童の心のケアに当たるとしている。しかし幾らカウンセリングを強化したところで、子供達の心が和らぐだろうか。それより温かい家庭での生活の方がよっぽど効果があるのではないだろうか。
しかも、今回の事件の犯人も47歳独身、まさしくフェミニズムがもたらした女性の非婚化による犠牲者でもある。本当に真犯人なのか、共犯者がいるかも知れないなど不確定な段階ではあるが、日頃から近隣トラブルも多かったなど、問題行動の多い男だったことには変わりない。何が彼をそうさせたのか。結婚して家族を持っていれば今のような状態にもならなかっただろうというのは容易に推測できる。
フェミニズムが結婚妨害をして、独身者を増やし、彼らの心を破壊して、犯罪を起こさせる。そして被害者を哀れむ報道を過剰にすることにより、加害者糾弾の論調を喚起し、厳罰化の機運を高め、男性への弾圧を強化していく。こうしてフェミ連中は自らに批判の矛先が向かないように世論操作をしながら勢力を拡大していく。
こうした巧みな情報操作に惑わされることなく、あらゆる社会病理はフェミニズムに起因するという批判的な眼を持つことが必要ではないだろうか。
・「いやや」児童の心SOS 神戸女児遺棄事件でケア急務 2014年9月25日13時54分
http://digital.asahi.com/articles/ASG9T2VW2G9TPTIL004.html
神戸市長田区で小学1年生の女児の遺体が見つかった事件で、被害女児が通っていた市立名倉小学校の児童らが異変を訴えている。心的外傷後ストレス障害(PTSD)から、子どもたちをどう守るか。教育現場で模索が続く。
25日朝、名倉小の周辺では、児童の登校に付き添う保護者の姿が目立った。低学年の子を持つ母親たちは手をつないで、校門をくぐるまでわが子を見送った。
被害女児と遊んだことがある小学4年の次女(10)の母親は、行方不明後、毎日送り迎えをしている。友達の家によく遊びに行っていた次女が、事件後は下校後すぐにニュースを見て、「(自分も)連れ去られるかも」とおびえ、家に閉じこもるようになった。
「私がちょっとでも家から外出しようとすると、不安そうにする。今日も『帰りも迎えに来てね』とせがまれました」
女児と同学年の娘を持つ母親(35)は、「ニュースで女児が映るたび、『いやや、いやや』とわんわんと泣く」と明かす。容疑者が逮捕された24日夜は泣き疲れたように眠ったといい、寝る前には「(女児が)天国で幸せになれますように」と自分を落ち着かせていたという。母親は事件について話したり、テレビを見させたりするべきかどうか、悩んでいる。
現場近くの40代の女性は、知的障害のある高校1年の次男(15)が「遺体発見のニュースを見て震えたり、泡を吹いて倒れたりした」と話す。食欲が落ちて学校を休むなど精神的に不安定になっているという。
小学3年の女児の母親(38)は今春、犬の散歩中に、遺体が見つかった雑木林で容疑者とみられる男につばを吐きかけられたという。「娘と私にとって大きなショックになっている」と不安そうに語った。
■カウンセラー常駐を続行
神戸市教委は、女児が行方不明になった後、月3回の派遣だったスクールカウンセラーを名倉小に常駐させてきた。遺体発見後の24日の臨時教育委員会会議では、カウンセラーの常駐を当面続けることを決めた。
同小や市教委によると、事件の影響による体調不良で24、25日に欠席した児童がいるほか、担任に「寝られない」と話す児童もいるという。今後、スクールカウンセラーが教室を巡回して児童の体調や言動の変化を観察するという。
兵庫県は1995年の阪神大震災をきっかけに、子どもの心のケア対策としてスクールカウンセラーの派遣体制を拡大した。2007年に加古川市で起きた女児刺殺事件では、カウンセラーの中でも最も専門性の高い「スーパーバイザー」を地元小学校に派遣した。
兵庫県は04年、PTSDの研究や治療に当たる全国初の専門機関「兵庫県こころのケアセンター」を神戸市に開設。JR宝塚線脱線事故などで被害者らの心のケアにあたっている。
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《子どもの心のケアに詳しい上地安昭(うえちやすあき)・兵庫教育大名誉教授(臨床心理学)の話》
今回の事件では、被害者が幼いことや遺体の状況から、特に女児の身近にいた子どもの心の傷は大きいと考えられる。事件後1カ月ほどは「急性ストレス反応」が起きる心配がある。夜、眠れなくなる▽幼児退行して親に甘える▽集中力がなくなる▽外出するのを怖がる――などの症状だ。
保護者や教師は第一に、子どもに安心感を与えることが必要だ。家庭では子どもを抱きしめるなどの身体接触を増やし、外出を嫌がる時は無理に連れ出さない。事件の報道からもしばらくは遠ざけ、落ち着いてから話すべきだ。学校では、スクールカウンセラーを中心に教師全員で子どもが何に不安を感じているかをじっくりと聞き、安心できる環境を整えることだ。
子どもの不安が長期間解消されないと、症状が持続するPTSDに陥る恐れがある。今のうちに子どもときちんと向き合い、まず日常の生活を取り戻すことを心がけてほしい。
■子どもの心の傷 サインと対処法
(学童期の子どもの主な反応)
・体験を繰り返し話す。関連することに恐怖を示す
・学校で集中力がなくなり成績が下がる
・指しゃぶり、おもらしなど赤ちゃん返りする
・無口になったり攻撃的になったりする
・不眠や悪夢などの睡眠障害
(大人ができる支援)
・「大丈夫」と伝えてあげる
・食事、遊びなど普段の普通の生活を大切にする
・お手伝いを頼むなど気分転換を図る
・ゆっくりと話ができる時間を夜につくる
・子どもの赤ちゃん返りをばかにしない
・症状が激しい場合は専門家に相談を
※日本小児科医会のリーフレットから
・「晩婚化、健康な子が産まれない」と市長が答弁 2014年09月24日 09時32分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140923-OYT1T50095.html
富山県滑川市の上田昌孝市長が市議会で「晩婚化と(出産が)遅いほどDNAの傷から、なかなか健康な子供が産まれてこない」などと述べたとして、議事録から答弁の削除を求める勧告書を市議会が上田市長に提出していたことがわかった。
提出は22日付。読売新聞の取材に対し、上田市長は「一般論を述べただけ」と述べ、削除を拒否する考えを示した。
上田市長は11日に行われた一般質問のなかで、市の人口減対策に関する質問に対し、晩婚化について「きわめて若い精子、卵子はDNAに傷がついていない。そういう若い精子と卵子から産まれた子供は非常に健康な子になっている」と述べる一方、「晩婚化と(出産が)遅いほどDNAの傷から、なかなか健康な子供が産まれてこない」「こういう夫婦間、あるいは男女間の問題にも触れながら進めるべき」と答弁した。
議会運営委員会の高橋久光委員長によると、議会終了後、市議の一部から発言を問題視する声が上がった。
22日の議会運営委員会と全員協議会で「晩婚や高齢出産の女性への配慮を欠く」として、答弁の取り消しを求める勧告を決定。同日、岩城晶巳議長名で勧告書を市長に手渡した。上田市長は「個人を名指ししたわけではなく、削除する必要はない」と述べたという。
高橋委員長は「公人の市長がすべき発言ではない。ここから先は市長個人の問題だ」と話した。
上田市長は読売新聞の取材に対し、「誰かを名指ししたわけではなく、若いうちに健康な子供を産んでもらいたいという思いで発言した。撤回や謝罪をするつもりはない」と述べた。
・“江角落書き事件”アグネス・チャンが謎の発言で大炎上 2014.09.25 12:00
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/4388
江角マキコの“長嶋一茂邸落書き事件”を巡り、タレントのアグネス・チャン(59)が“場外騒動”を起こした。
「自著の出版記念握手会でアグネスは江角の話題に触れ、『元マネージャーがやったのでしょう。女性の責任にしないで下さい』と一喝。2人に接点はなく、女性の地位のことを書いた本との関連から言ったようですが、大半の人が江角の『知らなかった』という話を全面的に信じていないのが現実ですし、江角が“女性だから”責められているわけでもない。現場は一瞬、静まり返りました」(芸能デスク)
当然のようにネットでは「関係ないのに首を突っ込むな」「調べてから言え」とバッシングされ、たちまち炎上。アグネスも反論できずにいるが、ここまでネット住民が大騒ぎするには理由がある。
「アグネスはもともと香港出身の70年代のアイドルですが、最近はエッセイなど、芸能以外の活動が主体。本人も文化人としての自覚があるのか、政治や社会的なことにも口を出すことが増えています。自分の意見をきちんと言うことは評価できるのですが、問題は内容。彼女の言動が、過去にもいろいろと問題を起こしている事実があります」(旧知のテレビ関係者)
87年に起きた“アグネス論争”はその原点ともいえる。
「アグネスは結婚して、長男を出産直後、まだオシメの取れない子供をテレビ局の楽屋などに連れてきて仕事をしていた。それを作家・林真理子氏が批判。マスコミを介して2人の間で論争に発展しましたが、それで注目を集めて、やがて文化人へとシフトしていったのです」(同前)
98年には財団法人「日本ユニセフ協会」大使に任命されているが、10年には舌禍事件も起こしている。
「大使就任後、紛争国ソマリアに行ってきましたと報告した。しかし、実際に行ったのは比較的安全なソマリランドだったことで、ユニセフ活動は“偽善”とネットで叩かれた。12年にはフジの番組で日本の教科書問題に触れ『中国は反日教育していない。(中略)日本の歴史だけが違う』などと発言してやはり炎上しています。ネットには常にアグネス発言に目を光らせている人がいます」(ネット関係者)
今回も擁護したはずが、江角にとってもとんだありがた迷惑になってしまったようだ。