社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

相撲協会批判に便乗する勢力に注意せよ --力士急死事件の波紋--

2007-09-28 10:33:32 | 事件、事故

 相撲協会がまたも批判を浴びそうだ。時津風部屋の力士の急死が、親方や兄弟子達の暴行によるという見方が強まっている。だがこんな時こそ、付け入る隙を狙う様々な権力の介入を阻止する必要があるのだが。

 八百長問題に朝青龍の謹慎騒動など、最近の相撲界は揺れている。先場所には謎の女性が本場所の最中に土俵に上がろうとするなど、話題は絶えない。

 しかし、今回の暴行事件はこれまでとは重大性が全く違う。恐らく刑事事件として何人かは裁かれることだろう。同時に相撲界全体に対する体質改善も強く求められることになるだろう。

 だが、ここで1つ気を付けるべきことがある。それは相撲界の体質改善の流れに便乗して余計な権力が介入してくるということである。最も警戒すべきは、土俵の女人禁制の破壊を企んでいるフェミニズム権力の存在である。

 周囲から批判を浴び、立場が弱くなっている状況でこうした権力が圧力をかければ、相撲協会は屈服を余儀なくされる可能性がある。相手の弱みに付け込んで勢力を拡大するのはフェミの常套手段だ。例えば暴行事件が起きたのも男社会がもたらした悪しき伝統のせいだなどと勝手に決め付け、フェミとマスコミが結託して騒ぎ立てれば、世論が一気に傾いてしまう可能性だってある。

 それどころか、最近客足が遠のいている状況にも付け込み、女性専用観戦席を設けよとか、横綱審議委員会の委員に女性を増やせなど、相撲界全体をフェミが乗っ取ってしまおうという状況にもなりかねない。

 事件が起きてしまったことは相撲協会としても深刻に受け止め、遺族に対する適切な対応と今後の改善は怠ってはいけない。だがそれとは無関係な勢力の介入には毅然とした態度で拒否していくということも忘れてはならない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070927-00000117-jij-soci

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福田内閣の男女共同参画政策への警鐘 --細木数子の「ズバリ言うわよ」--

2007-09-26 11:13:42 | 家庭、教育

 福田内閣が組閣した。閣僚の顔ぶれは再任の人が多くあまり目新しさは感じられないのだが世論はどう判断するだろうか。

 福田内閣に関しては男女共同参画政策においても注意すべきということは前の記事でも申し上げた通りだが、昨日のTBS系「ズバリ言うわよ」では、実に好タイミングというか、家族の大切さを細木数子さんが説いてくれた。

 この番組では、前半では歌手の西城秀樹さんをゲストに迎え、彼が脳梗塞で倒れてから立ち直るまでの苦悩と、家族の支えがあってこそここまで回復できたということを強調していた。彼は、自分があの時結婚していなかったら多分死んでいただろうとまで話していた。

 番組の後半では、高校生男女50人ずつを迎え、彼らの意見を聞きながら細木が人としての大切さを説くというものであった。その中で印象に残った点を幾つか紹介する。

 ・まず、男女の質の違いを知れ、ということ。男女にはそれぞれ違った性質がある。女性は子供を産み育てる仕事がある。それを外すことはできない。

 ・次に、人は死ぬために生きる、ということ。死ぬまでにやるべきことがある。いつまでも子供でいるわけにはいかない。大人としてやるべきことがある。

 以上は細木が高校生達に啓蒙したことである。

 そして、会場の高校生のうちほぼ半数が、親が離婚しているとのことだった。そのため、離婚家庭で育った寂しさを訴える生徒の声もあった。

 「母子家庭で育っているので、母親の帰りも遅く、1人でご飯を食べるのが怖い。なるべく家に早く帰らないようにしている。」

 「泣いて育ってきた、寂しい。大人になったら、家族みんなでご飯が食べたい。

 これら高校生達の声に、細木は視聴者にこう呼びかけた。

 「離婚は辛い、離婚すると会話が無くなる。1人で寂しい食事をしなきゃいけない。だから子供が傷つく。親も子供も心に傷を背負って生きている。」

 「お母さん達、家に戻りましょう。」

 番組内で出てきた話を断片的に拾っただけではあるが、家族の存在が子供達にとって如何に大切であるかということは伝わると思う。

 子供は保育所に預け、女性が働き続けることだけを追求し、男性の雇用の場まで奪い取る男女共同参画、産む産まないは女性の権利などというフェミニズムの身勝手をこれ以上許してはいけない。この番組で訴えたかったことが、果たして福田首相の耳に少しでも届くことがあるだろうか。

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麻生氏善戦をもたらした若者中心の支持層が語るもの --自民党総裁選--

2007-09-24 11:25:15 | 家庭、教育

 自民党総裁選は、下馬評通り福田康夫氏が当選した。但し、敗れた麻生太郎氏も197票と予想以上の得票数を稼ぐなど、善戦したと言えるのではないだろうか。

 この麻生氏の善戦には、アキバ系など若者を中心とする世論の後押しがあったものと思われる。総裁選当日の23日にはネットでの呼びかけなどで正午過ぎから自民党本部前に若者を中心とした麻生ファンが集まりだし、「麻生さんを総理に」「民意は麻生にあり」などと熱く訴えた。

「YES!麻生」ネット見てファン熱狂 19/9/24 08:19
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/86410/

 これだけ多くの世論が麻生ブームを引き起こした背景には何があるのだろうか。そこには、旧態依然とした派閥の論理、勝ち馬に乗るだけで国民の方を向かない日本の政治への不満が凝縮されているのではないだろうか。

 格差社会、雇用不安の現状がありながら、児童への手当や医療費優遇など、富裕層にも一律に優遇措置が受けられる矛盾、更にそれらの税源を消費税や所得税の増税で賄おうという発想、そのために女性も働き続けて男女共同参画社会を実現させましょうなどといったところで、国民がついてくるわけがない。

 ちなみに、当選した福田氏は男女共同参画、フェミニズムに積極的であるということは野田聖子氏のHPにも記載されている。

http://www.noda-seiko.gr.jp/hitokoto/070920.html
 福田先生は、自民党の現職の男性議員の中で最も、男女共同参画社会についてご理解の深い方だと確信しております。官房長官時代に、私が長らく関わってきた選択的夫婦別姓制度導入問題について理解を示してくださいましたし、本総裁選においても最初の段階より男女共同参画社会実現の必要性にふれられました。
(引用ここまで)

 国民が求めている安定した生活とは一体何なのか。それは決して女性が働き続ける男女共同参画社会の実現とは全く違うと思う。経済的にも安定し、女性が家計の心配をすることなく家事育児に励むことが出来る社会こそ、国民が求める社会ではないだろうか。今回麻生氏を支持した人の中には当然女性も沢山いるはずだ。その国民の声に答えられる政治が福田氏に求められるのは言うまでもない。

 家族生活に偏見を持つ高学歴女性を中心としたフェミニストのご機嫌取りはいい加減にやめて、家族生活が円滑に出来る健全な社会づくりに福田政権は尽力するべきである。そしてマスコミもフェミニズム賛美の報道や、逆にフェミニズムに懐疑的な安倍政権の足を引っ張る報道ばかりに徹してきた過去を反省してもらいたい。それが国民に報いる政治と報道の義務と言うものではないのか。

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不法行為で伝統を破るなど笑止千万 --土俵女乱入事件--

2007-09-21 11:12:47 | 芸能、音楽

 大相撲の厳粛な緊張感が、1人の乱入者によって妨害された。幕内の豪栄道(ごうえいどう)-豪風(たけかぜ)の仕切中、大量のビラを持った女が土俵に上がろうとした。女性警備員が必死に制止するがそれも振りほどいた。近くにいた審判員の錦戸親方や土俵下で出番を待っていた高見盛関らが女を取り押さえ、ようやく事なきを得た。この後、女は警備室へ連れられ、警察に引き渡された。

 しかし、この女は一体何がやりたかったのか。持っていたビラには歌手福山雅治さんが悪霊に取り付かれているとする内容が書かれていたらしい。だがそれをアピールするために何故国技館を選んだのか、そして何故あの取組の時だったのか、謎は深まるばかりだ。

 現場で女を取り押さえた高見盛関は「心臓に悪い。みんなが注目する大一番でなんてことをするんだ!」と怒りをあらわにした。

 相撲に限らず、スポーツは選手にとって戦いの場であり、仕事の場、つまり職場である。そこへ邪魔をするという行為は当然許されない。会社などの職場で言えば、自分の机の上を荒らされて必要な書類が紛失してしまうなどの支障が出るのと同じことだ。

 ところが、今回の事件を「土俵に女性を上げてしまい、1400年の伝統が破られたのは事実」などと土俵の女人禁制の伝統が破られたとする報道が一部にあるのには驚いた。(*1)

 勿論そんな解釈は誤りである。何故なら、今回の場合は単なる不法侵入に過ぎず、たまたま乱入者が女性であったというだけで、決して相撲協会が土俵に女性が上がることを許可していたわけではないからだ。不法侵入であれば、男性であっても今回と同様に制止されるのは当然だ。つまり、土俵の女人禁制とは何の関係もないことなのだ。

 もし仮に、そんな不法行為により伝統を破壊出来るというのなら、痴漢が増えれば痴漢は犯罪という規則が脅かされ、やがて無罪になるのかということになってしまう。長年培われた伝統により形成された規則というものは大きな意味があるのであって、不法行為などで破れるわけがないのだ。

 だが、今回の事件を機に土俵問題が再燃する可能性はないとは言えない。今回現場で女を取り押さえた錦戸親方は「特に女性だし、土俵に上げちゃいけないと思った」と発言している。この発言を逆手に取れば、男性ならいいのかという疑問が出る。

 しかし、親方の心中を察すれば、今回の件が土俵問題に発展してしまうのを恐れての発言ではないかと思う。相撲協会にも男女共同参画局はじめフェミニズムの圧力が相当強烈なものであるという認識はあるだろう。連中がどこから付け入る隙を狙ってくるかわからない。そうしたフェミニズムの「したたかさ」を危惧するあまり、乱入者が女性であることを強く意識してしまった故の発言ではないだろうか。

 また、土俵問題で話題になった太田房江大阪府知事が東京出張の際、実家に宿泊していたにもかかわらず、朝食、夕食代として1泊につき3300円を受け取っていたことが発覚した。(*2)偶然とはいえこのタイミングに、何かの因果だろうか。

 更に、次期首相の最有力候補である福田康夫氏は男女共同参画担当大臣を務めたこともあり、女系天皇を容認するための「皇室典範に関する有識者懇談会」を設置した人でもある。今後も、政治の流れや報道のあり方には引き続き充分注意していく必要があるだろう。

(*1)女性が土俵乱入、高見盛ら取り押さえ
http://www.nikkansports.com/sports/sumo/p-sp-tp3-20070920-258653.html

(*2)大阪府知事、実家宿泊でも食事代支出
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070919-258396.html

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父親の命まで奪ってしまう少女の心の闇 --京都少女警官父親殺害事件--

2007-09-19 11:07:15 | 事件、事故

 京都府で16歳の少女が自分の父親である現職警官を殺害するという衝撃的な事件が発生した。警官も少女も知人などからは真面目という評判のようだ。事件の引き金となった原因は何か、そしてこの事件の背景に存在する社会病理とは何だろうか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070918-00000216-jij-soci

 この事件は、どうも計画性が高いようだ。凶器に使った斧は2、3日前に少女が購入したものとわかっている。そして警察での調べに対し少女は、「この世からいなくなればいいと思った」「動かなくなるまで切りつけた」などと供述しているという。

 少女にそこまで殺意を抱かせた原因は何か。そこにはどうも父親の浮気が関係しているようだ。これに関しては、詳しい報道はまだない。だがそれだけを原因としてしまうのは短絡的ではないだろうか。

 少女は周囲からは真面目で礼儀正しい子という評判ではあった。しかし中学3年間の卒業文章には、3年生になると「勉強は大嫌い」「もうあとがありません」と受験への焦りが記されていたという。外面で良い子を演じつつも内面で深い悩みや苦しみがあったのだろうか。

仲良さそうにしていたのに、なぜ? 16歳少女、警官の父親殺害 9/19 09:20
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/85297/

 だが、何れにしても父親を殺してしまうのは異常と言わざるを得ないであろう。いくら父親の浮気が気に入らないと言っても、憎しみを父親だけに向け、浮気相手の女性には触れていないところを見ると、ここにも怒りを男性だけに向けるフェミニズムの影響が微妙に表れていると感じざるを得ない。

 学校教育が既にフェミニズムに侵されていることは周知の事実だ。家事をしない父親、怒鳴りつけたり大声を出すなどやたら暴力的な父親、娘と一緒にお風呂に入りたがる父親など、特に女の子に対して自分の父親を偏見視させるような教育が目白押しだという。逆に仕事をする母親、女性を手放しで賛美する教育は当然の如く行われる。

 家庭内の役割分担やトラブルなどは全て個々の事情によるものが大きく、学校などで強制されるべきものではない。むしろ先頃話題になった母乳育児などを柱とする「親学」のような普遍的な概念こそ家族社会の基礎として強制してでも教えるべきものであるはずだ。

 DV法はじめあらゆる手を駆使して家庭崩壊を誘発させるフェミニズムの戦略に、今回の事件もまんまと嵌められてしまったと言えるのではないだろうか。

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思想、言論、表現の自由は権力に左右されている --奈良医師宅放火殺人事件--

2007-09-17 12:28:37 | Weblog

 奈良県の医師宅放火殺人事件を綴った書籍「僕はパパを殺すことに決めた(草薙厚子著、講談社)」の図書館での閲覧を中止する動きが出ているという。

 この書籍には、事件に関する供述調書や精神鑑定書の内容が記述されていて、これが「プライバシーを侵害し少年法の趣旨に反する」として、7月に東京法務局が講談社と草薙さんに増刷中止を求める勧告をした。また今月14日には、少年を鑑定した精神科医が草薙さんに調書の写しを渡したとして奈良地検が秘密漏示容疑で精神科医や草薙さんの自宅などを捜索した。

 こうした動きを受けて、この書籍を蔵書している図書館では閲覧や貸出を相次いで中止している。しかしこれが表現の自由や知る権利を制限する動きとなり、今回のように安易に国家の立場に同調すれば、言論や表現のタブーが芋づる式に拡大する恐れもあり危険だと指摘する声もある。(*1)

(*1)奈良・放火殺人少年の調書引用本 図書館が閲覧中止
9月17日6時12分配信 河北新報
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070917-00000005-khk-l06

 図書館など公的施設で取り扱う書籍については、西船橋図書館の焚書(ふんしょ)事件や、福井県の女性センターで上野千鶴子氏著作の書籍などを一時撤去した件などが過去にある。しかし、そもそも図書館などで購入する書籍は一体どんな基準で判断するのか。既にそこに権力によるバイアスがかかっているのではないかということは自ずと想像できる。

 例えば今回の放火事件の書籍にしても、蔵書していない図書館は数多くある。購入しなかった判断基準は一体何なのか。また福井の女性センターの件でも、そこには家族を大切にするような保守派の書籍は元々蔵書があったのか。フェミニズムの書籍だけを揃えて批判的な書籍は初めから排除するような女性センターの存在そのものが表現の自由を制限していることになるではないか。

 表現の自由や、思想言論の自由などと言うのは表向きの奇麗事に過ぎず、権力の手によって幾らでも捻じ曲げられるものだと言うことなのだろう。今現在既に思想、言論そして表現の自由など存在しないのだ。

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問題点満載の日本社会、一体何が変るのか --安倍首相辞任から次期総裁選へ--

2007-09-14 11:23:53 | ネット媒体

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070914-00000014-mai-pol

 突然の辞任劇、安倍首相の決断に日本列島は騒然とした。何故今なのか、無責任であるなど、批判の声は絶えない。しかし一方で、悩み苦しんでいたのだろう、周囲の取り巻きが悪い、或いは体調悪化も影響しているなど、同情論も多い。

 話題は既に次期総裁選びに移っている。当初大本命と言われていた麻生太郎幹事長も、福田康夫氏の出馬意向を受け状況が厳しくなってきた。誰が出馬するのか、しないのか、まだまだ流動的だ。

 ところで、首相が交代となると必ず気になるのが男女共同参画行政の行方である。安倍氏の首相就任時には、山谷えり子氏や高市早苗氏を要職に起用するなど保守系の人達からは歓喜の声が上がったものの、結局は何も変えることが出来ずに終ってしまった。次期首相の政権下では、果たして男女共同参画行政にメスを入れることが出来るだろうか。

 前回の論考でも指摘したDV冤罪など、男女共同参画、フェミニズムの問題点は実に多い。しかしそうした問題点がマスコミに取り上げられることは全くと言っていいほど存在せず、女性管理職、女性医師、女性弁護士などの増加作戦や男性の育児休業取得増加作戦など、勤労女性だけを賛美する姿勢は全く変っていない。

 また、不祥事などの報道においても男女格差が著しい、政治とカネの問題にしても、対象者が女性の場合は報道も控え目だが、男性の場合だと何度も繰り返し報道して印象操作を行っているかのようだ。

 更に先日発覚した男子大学生による鳥取砂丘への絵描きが自然保護法などに触れるとして大きく報道された一方で、少し前にあるグループ歌手の女性メンバーが海外旅行先で岩に落書きをしたことはマスコミでもほとんど取り上げられていないなど、男女の報道格差を感じずにはいられない。学生と社会人、しかも有名人という立場の違いを考えれば、後者の方を深刻に捉えるべきではなかったのか。だが鳥取砂丘の件では、2chなどのネット上の至る所で、深刻さを強調して温情的な言論を封殺する工作活動が行われているなど、不審点は尽きない。

 今朝の新聞にも、新司法試験の合格者が掲載されていた。政府は弁護士などの司法関係の有資格者を増やす方針を打ち出しているが、ここにも例えば女性受験者には有利な取り計らいがあるのではないかといった疑いが残る。将来この中で、妻の嘘のDVでも離婚裁判として成立させてしまう弁護士が続々誕生してしまうのかと思うと非常に憂鬱である。

 これらの不信感を一掃するためにも、次期内閣では男女共同参画行政にメスを入れて欲しいと思う。

(この記事は、ヤフーニュースのブログ一覧に一旦掲載されましたが、削除されたようです。)

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DV冤罪、その実態とは、対処法はあるのか。

2007-09-12 11:24:08 | いじめ、DV

 DV冤罪に関しては以前から言われている事ではあるが、その実態を知ることはなかなか難しい。だが今回紹介するサイトでは多少なりともその実態の深刻さがわかると思う。

・DVに関するデータ 5 DV冤罪編 1
http://blogs.yahoo.co.jp/oninomehassingo/20092273.html
・DVに関するデータ 6 DV冤罪編 2
http://blogs.yahoo.co.jp/oninomehassingo/20203540.html
(「鬼ノ目発進号の書斎☆~男性への差別行為を根絶せよ~☆」より。
このサイトも「にほん村ブログランキング」に参加しています。)

 詳細はそのサイトを見て頂きたいのだが、注目すべき点は、ありもしない暴力を妻がでっちあげ、実際に夫から慰謝料を奪うというケースが発生していること、また実際に嘘のDV訴訟で勝訴してしまった女性からも、法のありかたに「こんなんでいいの」と疑問を呈していること、またDV冤罪や妻から夫へのDVに関して言及しているサイトが思想チェックされているらしいこと、ざっとこんな程度である。

 DVが家族解体の道具としてフェミニズムが仕掛けた罠であることは至る所で指摘されていることであるが、そのような法律でも、悪用する女性がいなければ機能しない。ところが実際には悪用が至るところで起きているのが現状だ。もっとも、全て悪用が成功するかというとそうでもないらしく、嘘がばれて逆に妻が慰謝料を支払う羽目になるケースもあるようだが。

 何れにせよ面倒なことに巻き込まれないのが一番いい。そのためには、フェミニズムを批判する一方で、女性はそれだけ権力を握っているという前提で付き合っていくことも考えなければいけないだろう。互いに信頼出来る相手を結婚相手として選ぶことが大切であるのは言うまでもない。だがそうした「大和撫子」が今時存在するかというと疑問は残る。何故なら、フェミニズムは大和撫子撲滅運動だからだ。

<参考>DV防止法犠牲家族支援の会
http://www5f.biglobe.ne.jp/~constanze/nomarin258.html


*** ブログランキングに関する私見 ***
 ブログランキングに関しては、誰しも自分のブログや自分の支持するブログの順位を上げたいというのが心理であろう。そのため、自分と接近した順位のブログのバナーをあえてクリックしないなどの事態は日常的に起きていると思われる。

 しかし、こうした政治社会問題を扱うブログに関しては、自分のブログのみならず、関連するブログと連携を図ることにより、共同で読者層を開拓しアクセスを伸ばしていくといった、全体的な底上げが大切なのではないかと思っている。

 今後も、相互リンクを増やすなどして他サイトとの連携を強化していきたいと思う。

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国民が求めている真実を忘れるな --山口母子殺害事件弁護士懲戒請求--

2007-09-10 11:43:56 | 事件、事故

 山口母子殺害事件の弁護団に対する懲戒請求を巡り、世論を煽ったとして一部の弁護団が橋下徹弁護士を訴えている問題で、弁護団への思わぬ「援護射撃」が噴出している。

 まずは、ジャーナリストの大谷昭宏氏だ。詳細は「橋下弁護士VS大谷昭宏氏(反日勢力を斬る2)」(*1)を御覧頂きたいが、彼の言い分は大体以下のような具合だ。

(*1)橋下弁護士VS大谷昭宏氏(反日勢力を斬る2)
http://blogs.yahoo.co.jp/nipponko2007/2130807.html

「被告人が主張することを弁護人としてそれを法廷に出すのは当然。今回訴えた安田弁護士以下は相当の期間この少年と会っている。また、橋下氏は普段からメディア批判をしているのに、そういう者がメディアを利用して呼びかけるのは矛盾していないか。」

 これはあるテレビ番組で橋本氏と大谷氏が討論した内容を要約したものだ。私は実際にこの番組を見ていないのでその時の臨場感などは伝わってこないが、何れにせよ大谷氏が橋本氏の呼びかけに対し批判的であるということだけは判る。

 だが、ここで不審に思うのは、メディア批判について大谷氏が肯定しているのであれば、ジャーナリストという立場上その批判に対して向き合うという姿勢があるかということだ。警察官と女性の心中殺人の凶悪強調報道や38歳の男性を刺殺した少女の正当防衛強調報道など数々のフェミ誘導的な報道、それらに輪をかけるようなジャーナリストのフェミ擁護論、そうした腐敗したメディアに大谷氏が今迄加担してきたという自覚はないのか、問い質したい。

 次は、弁護士で先頃行われた参院選で当選し議員となった丸山和也氏だ。彼はある映画試写会の際に今回の問題に触れ、「裁判は人情論に流されてはいけない。発言としてはやや軽い。結果的に国民感情をあおってしまった。懲戒請求は厳格なもの。十分な判定をせずに、請求をしたら制度が崩壊する。」と指摘した。

丸山氏が橋下弁護士に苦言「発言やや軽い」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070910-00000021-sph-soci

 こちらの指摘に関しては大谷氏の場合と違い、一定の論理は認められるという印象だ。やはり同業者のコメントには重みがあるというところだろうか。

 確かに、この山口母子の事件は、被害者遺族の本村洋さんの切実な訴えが世論を動かしているのは明らかだ。だがそうした被害者感情を打ち消して加害者感情が優先される裁判では国民が納得しないだろう。加害者の人権を優先して責任が宙に浮いてしまったら、それは一体誰が穴埋めすればいいのか。穴埋めは国家責任とするならそれも明確化する必要があるだろうし国民の理解を得る必要がある。

 司法の役割というのは、過剰に被害者感情だけを誇張して権力化させ、加害者攻撃のみならず社会全体に対する攻撃と化してしまう「暴徒化」を防ぐことだ。過去の判例を社会運動の材料とし、悪戯に厳罰化だけを主張するようなフェミニズム勢力は排除されるべきであるのは言うまでもない。だがこの山口母子事件には決してフェミニズムが介入しているとは思えない。本村さんのこれまでの活動は全て彼の本心に基づくものであり、偽りはないと信じて良いであろう。懲戒請求の問題も行き着くところは「真実」が判断の決め手になるのではないか。

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台風一過、危機管理意識は万全だったのか

2007-09-07 11:15:21 | Weblog

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070907-00000001-yom-soci&kz=soci

 台風9号が関東地方を中心に通過し、各地で被害をもたらした。新幹線や飛行機など交通機関も大幅に乱れ、列車内や駅、空港のロビーなどで一夜を明かした人も多かったようだ。

 朝のワイドショー番組でも今回の台風について被害状況を報道していたが、その中で気になったのは、危機管理意識の乏しいと思われる人達がかなりの割合で存在するのではないかということだ。

 私は今朝チャンネルを変えながらテレビを観ていたので、どこの放送局なのかははっきりわからないのだが、レポーターが色々な場所でインタビューをする場面が何度か映し出されていた。その幾つかを紹介したい。

 まずは、午後7時、東京ディズニーリゾート(TDR)へ遊びに来ていた女子高生と思しきグループ、これから和歌山まで帰るというのだが、到底不可能な状況だ。しかし彼女らは何も心配した様子もなく、むしろ楽しそうにインタビューに答えていた。

 次は、午後11時、若いOL風の2人組、これから漫画喫茶に泊まるのだという。恐らく近くのホテルは一杯だったのだろうか。

 そして正確な時刻はわからないが、恐らく深夜であろう。電話ボックスの中に独り女性が立っていた。別に電話をかけている様子もない。インタビューにも積極的に答えるような雰囲気もなく、かなり疲れているようだった。そのままこの女性は夜を明かしたのだろうか?

 他にも、多摩川の中洲に取り残された男性が救助される場面や、新橋でこれから飲みに行くが帰りが心配と話していた男性?、そして東京駅のタクシー乗り場に出来た長い行列、男女問わず多くの人が並んで順番待ちをしていた光景など、台風時のまさに「御馴染み」の光景が画面に映し出されていた。

 しかしその一方で、排水溝の入口に溜まった木の葉や枝を取り除く作業をしていた男性作業員がいた。中が詰まって水が流れなくなると道路が冠水してしまうから取り除いているのだという。悪天候の中、住民の安全のために汗を流している人もいるのだ。

 元々マスコミの報道というのは、人目を惹くような場面を意図的に映し出すものだから、その光景やインタビューが全ての人間模様を表しているわけではない。だが一連の報道で感じられるのは、国民の中に存在する呑気な意識、つまり自然災害に対する危機管理意識が欠如しているのではないかということだ。

 例えばTDRに遊びに来ていたという女子高生達も、何とかなるだろう、誰かが助けてくれるだろうといった甘い考えがあるからのんびりしていられるのではないだろうか。

 住民の安全を確保するために国や自治体が取り組むのは当然のことではある。しかしその傾向に甘んじて、何でも自分の思うままに行動し、困った時には助けてくれというのでは虫が良すぎるというものだ。自分の身は自分で守るというのは人間社会の原則でもあるだろう。だがフェミニズムのように女性の自由行動を原点として社会整備を行っている現状では、益々甘えた女性ばかりが蔓延してしまう。そしてそれを見ている男性達も、自分だけ励むのは馬鹿馬鹿しいと悪影響を受けてしまう。それが現状ではないだろうか。

 そのような現代の社会病理の影響が、こうした自然災害時における国民の行動にも表れているような気がする。

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