今のメディアの報道姿勢は明らかにおかしい、西川京子自民党衆議院議員が一石を投じた。安倍内閣叩きを遥かに超える麻生内閣叩きの報道姿勢、果たしてメディアの存在意義とは何だろうか。
以下にリンクと共に内容の全文を紹介するが、やはり文章を読むよりは聴いた方が良いと思う。文面を見ながら聴くのもいいだろう。
・西川京子議員が語る 真実の報道をしない今のメディア(超人大陸2009年2月2号より)
http://www.choujintairiku.com/nishikawa/
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6033114
http://www.youtube.com/watch?v=kmDCWEBZPxo
(どのリンクも内容は全て同じ)
皆さんこんにちは。衆議院議員の西川京子です。今、国会は、予算の、補正予算、第二次補正予算と、本予算の審議の真っ最中です。
毎日、テレビメディアを賑わしている様々なワイドショーで、わが国の総理大臣を中心とする内閣が明けても暮れてもバッシングをされています。私は、内閣が発足して最初に、まあ、色んなあの漢字の読み方だ何だっていうミスがあったのかも、それは事実なんでしょう。しかしその一事を以って明けても暮れても・・、駄目だと、自分の国の一国の総理大臣に対して尊敬の欠片(かけら)もないような失礼な言い方のマスメディアの毎日の報道振り、これはやっぱり明らかに異常だと思います。
いわば、マスメディアというのはその時の権力をチェックする、そういう仕事が一番の仕事であることは事実です。しかしそれと共に公正な報道をするというのも大切な役目だと思います。特にテレビという公器、公の器械を使って国民に発する時には少なくとも最低限、公正だという姿勢が大事ですが、今のテレビマスコミの所謂(いわゆる)報道と言われる番組で、それは全く無視されてます。やや、スタンスを、野党寄りにするなんてものではなく、全くの野党応援団として、伝えるべきものは伝えず、伝えなく、本来、真実ではないものを作りあげて、伝えている。私はこの今のこのマスコミの報道は明らかにおかしいと思います。
昔、テレビ朝日の椿事件というのがありました。その民主党政権を作るためにこういう報道をすると。大変問題になりましたが、今やそれをどこのテレビ局も全員がやっていますけど、何の問題にもなりません。これだけもう国民が、そういうテレビというのが、そういうスタンスでやっているということ自体にも気付かずに、毎日垂れ流している報道に汚染されている現実があると思います。私は与党の人間だから申し上げているのではありません。明らかに一市民として見ていてこれは異常だと思います。
少なくとも政権が発足して100日、1年、アメリカのマスメディアはハネムーンといってお手並み拝見をする、それが1つの節度だと思うんですね。そういうスタンスが全くない。それも尊敬の欠片もない。何の立場で何の権利があってあんな失礼な言葉遣いを使いながら毎日毎日、独断を、独断と偏見を垂れ流していいんでしょうか。私は猛省を促したいと思います。その中で、その原因は何か、私はやはりマスメディアの中枢にいる人達が、昔のまあ、学生運動、全共闘世代、その人達が多く、まあ中枢に入っている。それも1つの大きな要素かも知れません。
それと戦後のアメリカ軍の占領政策、いわば日本人の自分の誇り、自分の国に対する思い、そういうものを打ち砕くことが戦後のアメリカの占領政策の中枢でした。その尖兵が日教組だった訳ですけれども、教育、戦後の教育がいわば自虐史観に満ち満ちていた中で、知識人というのは、自分の国の欠点を論う(あげつらう)、或いは時の政府をただただ攻撃する、それが実は知性と勘違いしている。そういう1つの方向がもう身に付いてしまったんではないでしょうか。
私は堂々とやっぱりこの日本という国を愛し、日本という国がどういういい所があり、どういう悪い所があり、それをもう少し冷静に報道して欲しい。1つのいい例が、日本の方が優れている場合に、外国と比較して日本はこういう所がいいですという報道は全く皆無ですね。外国と報道して日本はこれだけ劣ってますという時に、必ず外国の例を出します。本当におかしな話で、実はBBCの、あの全世界調査、約3万人の全世界の人に対して、英国のBBC放送が調査した、「世界に一番貢献しているいい国はどこですか?」、という調査、日本は3年連続1位ですトップです。こんなことはどこのメディアも報道してない。日本国民が本当に勇気付き、そしてそれが戦後の日本という国の政治が培ってきた結果だと思うんですが、そういう報道は全くない。私は明らかに、今の日本のメディアの姿勢というのはおかしいと思います。是非、反省して頂きたい。そういう思いで私は国会議員の活動をしています。
その中で今、あの、米国のサブプライムローンの破綻による中での、世界のいわばアングロサクソンによる金融による世界制覇、これが完全に間違っていると、その認識が世界中に今定着したわけです。みんな日本人の多くの人達が、ああいう金融のゲームのようなその中で利益を多くの人が得ていく経済活動が、本当に正しいのかという疑問を持っていらしたと思うんですね。それがやっぱり違うんだということがはっきり判りました。大変厳しい不況という嵐が吹いていますが、ある意味では世界の人達がやっと気付いた。これで良かったと私はそう思ってます。
その時にまさに日本は今、チャンスです。日本人の考え方、誠実で真面目で働き者できちんとしたものを作って、自信を持って提供して適正な利益を得る、そういう物作り、会社経営、会社は株主だけのものではなくて、社員のものでもあり、地域のものでもある。そういう日本型の会社経営の仕方、そして考え方、そしてある意味では、理念の方では、日本は自然と共にある、まあまさに自然のあらゆる所に神を感じて、自分たちも自然の一部で生かされている。そういう考え方が、日本人の考え方が、これから世界をリードしていくと、私はそう思ってます。
世界に冠たる環境技術、物作りの技術、日本はトップランナーです。この素晴らしい物作りの技術、そして日本人の、地球を、本当に自然と共にある自然を愛する、そういう日本人の謙虚な考え方、こういうものを1つの理念として掲げて(かかげて)、日本は世界のトップリーダーの国としてこれから大きく大きな位置を占められる。そう思っております。それにはやはり外交という面で、やや、あの日本の外交下手という所がありますから、戦略を持って、それも自信を持ってこれから世界に発信していく。その一番のチャンスがこの環境の分野でのリーダーとしての地位を占めることだと思います。
麻生内閣が、日本版のグリーンニューディールを引っ提げてこれから大いに世界で活躍してもらうことを私は願っております。どうも有難うございました。
(以上)
この中には明確なフェミニズム批判は表れて来ない。このあたりは他の女性議員や女性団体などフェミ勢力からの圧力を恐れているのかも知れないが、弁論中の「日本は自然と共にある、自然のあらゆる所に神を感じて、自分たちも自然の一部で生かされている。」このあたりが、生命体の自然の摂理に照合すれば、結婚や子育てを放棄するフェミニズムの反自然性を批判しているという解釈も出来る。
ともあれ、果たしてメディアが報道姿勢を改めることはあるのだろうか。
<参考>
・『椿事件』現麻生内閣に当てはめてみる
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5558690
・総理、それはないでしょう!(ジローのおしゃべりサロン)
http://blogonojiro.blog22.fc2.com/blog-entry-49.html
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