社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

マスコミ批判は麻生首相の大きな功績 --国会予算委での新聞批判--

2009-02-28 22:01:52 | ネット媒体

 「偏っている新聞記事は多いと思っているので、それを鵜呑み(うのみ)にしちゃいかんと自戒している」。内閣支持率が低迷する中での首相のマスコミ批判とも取れるこの言葉は国民にどう響くだろうか。

・「偏っている記事多い」=予算委で新聞批判-麻生首相
2月27日12時19分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090227-00000084-jij-pol
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2009022700444
 
・首相「署名記事読む」 新聞読まない公言で 2009/02/27 19:19更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/226570/

 麻生首相のこの言葉は、27日の衆院予算委員会で、「新聞を読まない」と公言している首相に関して、民主党の逢坂誠二氏が「一国のリーダーが『新聞を読まない』と公言することはあっていいのか」という質問に対して答えたものだ。

 また首相は、「責任者の名前が載っている記事は名前を見て読むようにしている」、更に署名のない記事に関しては「見出しを眺めるぐらいはするが、自分のことが書いてあるとだいたい違うので読まない」とも語った。

 この報道を受けて、ネット世論では麻生首相の発言を評価するコメントが主流だ。それらの多くは首相が新聞をあまり読まないことに対するコメントというより、専ら(もっぱら)マスコミ批判となっている。

 マスコミ批判に関しては、本ブログの過去の論考でも西川京子議員のコメントを紹介した通りだが、まだ多くの庶民はマスコミの欺瞞には気付いていないと思う。だが、今回現職の首相が、しかも国会内でマスコミ批判をしたというのは非常に大きな意味があるのではないだろうか。

 今後、マスコミがどんな報道姿勢を貫くのかも注目だが、ネット利用者もネットから離れている人達などに対してマスコミの実態を知らせるのに丁度良い機会なのかも知れない。これまでにもマスコミを批判したいと思っていた大臣は多かっただろうが、それはいわばコロンブスの卵の如く最初に行うのは難しいことだった。しかし今回を機に議員などから次々とマスコミ批判が噴出すると面白いのではないだろうか。

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男性のストレスを増大させるフェミニズム --男性更年期障害、鬱病--

2009-02-25 10:23:17 | 結婚、恋愛

 更年期障害というと、女性特有の症状と思われがちだが、実は男性にも更年期障害が存在する。しかし、まだその認知度は低く、単なる怠慢で片付けられることも多いのが実状だ。

・男性更年期障害 ストレス社会…大丈夫!? 2009/02/25 09:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090225-00000520-san-soci
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/225573/

 男性更年期障害の主な原因は、ホルモンバランスが崩れたり、ストレスが増大したりするためとされる。症状は、精神的には鬱(うつ)状態が進んだり、身体的には疲労や不眠、肩こり、さらにはほてりやのぼせ、発汗といった症状が出たりすることもある。

 中部地方に住むRieさん=ハンドルネーム=(38)は、数年前から更年期障害に悩む夫(52)の治療の様子を、ブログ「男性更年期障害を知ろう!」(pblog.denmame.net)で平成18年10月から記録している。

 「一般の認知度が低く、治療にあたる医師の中には、存在を否定する人までいる。妻も、不調を訴える夫に『だらしがない』『やる気がない』と思っている人が多い。私のように、夫を支える人間がいるということを知ってほしい」
(一部引用)

 引用の事例では、妻が夫を支えることにより症状を克服していこうというまさに理想的な夫婦像が描かれているが、実際にはこうしたケースは稀で、引用にもあるように、「だらしがない」「やる気がない」など夫を見下す妻は決して少なくないだろう。

 しかも、昨今のフェミニズムの影響でテレビ番組等でも、女子中高生らが自分の父親を臭い、きもいなどと軽蔑したり、職場などで男性に対し女性が高飛車な態度を取る光景などが放映されるなど、女性の横暴化に比例して男性の弱体化は着実に進んでいる。

 引用の事例では、妻の精神的な支えに加えサプリメントによる治療も挙げているが、サプリメントについては一時期、女性のダイエット目的などでサプリメントを取り過ぎると、かえって肝臓を悪くするなどの副作用が出ると言われたこともある。出来る限り薬には頼らない方が良いのではないだろうか。

 そうなると、頼みの綱は妻の存在ということになるのだが、現状では結婚しない女性など男性に非協力的な女性が増加しているため、支えとなる人すらいないという男性は非常に多い。鬱病や引篭りなどが増えている原因はやはり女性の非婚化が大きく影響していると言えるだろう。

 更に、既婚者であっても、妻の家事労働を夫が支援するのは当然という空気も男性のストレス増大の原因となっている。共働き、専業主婦にかかわらず家事は分担が当然と言い切る女性や、ある会員誌の中で、夫を家事で疲れさせ、仕事の能率を低下させるのもフェミニズム運動であり、その結果夫がリストラにでもなれば好都合だと主張した女性もいるという。とにかく男性を疲れさせて、その間に女性が社会的に高い地位に着こうという魂胆なのか、フェミニズムの醜さと共に、男性のストレス、疲労は増大している。

 しかしそうした男性、特に独身男性のストレスは時として爆発し、その矛先は主に女性に対する攻撃となって現れる。痴漢やセクハラ程度で済めばまだましな方であって、悲惨な事件に発展することも珍しくない。幾ら刑罰を重くしても、女性専用車両などを設けても、根底となる生活基盤が失われていれば、悲劇は繰り返されることになる。

 男性の精神的安定のためにも、女性は速やかに結婚し家庭を営むことが、女性自身の最大の防犯にも貢献するのではないだろうか。

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混乱する社会を隠すための政局批判なのか --中川昭一、高木美保、江東区OL殺害--

2009-02-21 23:09:12 | 家庭、教育

 中川昭一元財務相を巡る報道がまだ冷めない状況だが、ネット各所では、官僚や女性記者などによる「陰謀論」も飛び交うなど、真相は益々混迷を極めている。

・中川辞任、財務省の“謀略”説も…情報流出が早すぎる 扱いにくい大臣として有名
http://www.zakzak.co.jp/top/200902/t2009021828_all.html

 だが表のマスコミや野党はそんな疑惑には一切目を向けず、当然の如く麻生首相の任命責任を問う声に終始し、解散総選挙の必要性に世論を誘導している。

 ところで、一足先に自民党に見切りをつけた渡辺喜美氏に対し、次期衆院選で自民党は「刺客」として女優の高木美保さんを検討しているという。本人は否定しているようだが、何故彼女なのか、女性で世間の目を惹(ひ)きたいのか。安易な理由で彼女に白羽の矢を向けたのなら、彼女も快く思わないだろう。「(出馬は)全くありません。政治家なんかになりません」という言葉に、彼女の政治不信が表れているように思う。

・渡辺喜美氏の刺客? 高木美保さん出馬否定 2009/02/21 18:32
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/224457/

 江東区のOL殺害の星島貴徳被告への無期懲役判決も政局のニュースにやや覆い隠されてしまったようだ。そのためかネット世論も工作員のコメントだけで盛り上がり、死刑ありきのコメントが一人勝ちしている状況だ。しかし、厳罰論に対する疑念については本ブログの過去の論考でも触れているので、そちらを参照して欲しい。特にこの星島被告については、恋愛歴もなく、いわばフェミニズムの被害者でもある。彼がもし普通に結婚して家庭を持てていれば事件を起こすはずがなかっただろう。同様な事件の再発防止に何が必要なのか、それが最も大切なことではないだろうか。

 この他にも、沖縄で母親を殺害したとして15歳の長女が逮捕された事件など、不可解な事件は絶えることがない。国民の心は次々と崩壊している。本当に国民の味方になってくれるのは一体誰なのだろうか。

・クローゼット遺体事件、15歳長女を遺棄容疑で逮捕
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20090221-OYS1T00210.htm

・殺害:9歳娘と母の首絞めた疑い 35歳女を逮捕 和歌山
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090214k0000e040014000c.html

・自宅に放火し母が死亡も逮捕の女性不起訴
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20090216-461606.html

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マスコミと野党の反日活動に屈服した中川昭一 --中川昭一財務相辞任--

2009-02-18 16:44:14 | Weblog

 「朦朧会見」で引責辞任に追い込まれた中川昭一財務相、更に批判の矛先は麻生首相に向けられ、野党は活気付いている。反日勢力の高笑いが聞こえてきそうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090218-00000031-yom-pol

 G7(先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議)終了後会見での「朦朧会見」で、中川昭一財務相が辞任した。発端となった会見の模様は何度もテレビで報道され、中川氏は泥酔していると野党やマスコミが決め付け、愚劣な攻撃報道が行われた。街頭インタビューなどでも、中川氏に批判的な声だけを報道し、マスコミの印象操作は大成功といったところだろう。

 元々中川氏は自民党の中でも保守色の強い議員で、マスコミ等の反日勢力からは目の敵にされていた。従ってマスコミは攻撃の糸口を常に狙っていたのだろう。そこへ今回の会見、酒好きの中川氏という評判からすぐさま泥酔状態での会見というレッテルを貼り、野党と共に中川氏非難が展開された。また自民党や公明党など与党内からも中川氏の即刻辞任を求める声が高まり、当初は擁護の姿勢をとった麻生首相も盟友の中川氏を切らざるを得なくなった。

 尚、この辞任劇の一部始終とその内幕については、他の保守系ブログでも詳報があるのでそちらを参照して欲しい。

・報道「中川辞任」に思う(博士の独り言)
http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-entry-2251.html
・中川財相辞任。(丸坊主日記、衆議院議員戸井田とおる)
http://blog.goo.ne.jp/toidahimeji/e/eed7bc65e388ce1d41b186d2d8a3e530

 ところで、中川氏は本当に泥酔していたのだろうか。マスコミの偏向報道で多くの国民は、泥酔を薬のせいにして嘘をついていると決め付けてしまっているようだが、実際には、中川氏は腰痛の持病を抱え、日常的に鎮痛薬を服用していたようだ。

・麻生の不安的中 盟友、中川財務相が倒れた瞬間 2009/02/17 22:56
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/223115/
・「薬いつもの2倍」中川財務相、会見前の飲酒は否定 2009/02/18 10:56
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/223229/

 確かに、中川氏が酒好きというのは事実なので、酒と薬の相乗効果は多少なりともあったかも知れない。しかし中川氏は1月から金融危機や国会対応で睡眠時間も充分取れず、次第に体調を崩しており、今回のG7でも無理をしての強行軍のスケジュールだった。終了後会見はその疲労に更に拍車をかける結果となった。つまり「泥酔」でないのは勿論、「朦朧」というより「疲労困憊会見」というのが適切な表現ではないだろうか。

 しかし、そうした事情を理解している国民はどのくらいいるのだろうか。ヤフーのネット調査では、中川氏の辞任について、「予算法案通過後では遅い」が半数以上を占め、「辞任の必要ない」を大きく上回っている。

・中川氏辞任「法案通過後」では遅いか
(実施期間:2009年2月17日~2009年2月18日 11:00頃)
http://polls.dailynews.yahoo.co.jp/quiz/quizresults.php?poll_id=3401&wv=1&typeFlag=1
[投票総数:68169、
早い:793(1.2%)、適切:10782(15.8%)、遅い:37497(55.0%)、辞任の必要はない:19097(28.0%)]

 勿論、アンケート調査の信頼性というのは常に問題視されるので、この結果が世論を表しているとは言い切れないのだが、この数字通りに受け止めれば、まだ3割近くの人が辞任の必要はないと考えているわけで、冷静な人達も決して少なくないということになる。

 更にこの調査には裏事情がある。実は調査期間が当初2月22日迄と設定されていた。調査開始当初から投票が殺到し、開始後数時間で投票総数は軽く1万を超え、「遅い」が75%程度を占めていた。この時点で「辞任の必要はない」は15%程度だった。しかし時間が経過するにつれて「遅い」の増加速度が徐々に鈍化し、逆に「辞任の必要はない」が伸び始めた。

 この調子だと「辞任の必要はない」が「遅い」を上回る可能性も出てきた。そこでヤフーが投票受付を期間内でも打ち切ってしまったというものだ。このあたりにも、中川氏辞任要求は世論の総意という結果を出さなければいけないというマスコミの意識が見て取れる。

 政局は依然として混乱している。野党はまだ首相の任命責任などを追求する構えだ。だがマスコミと共闘した野党が描く日本社会の理想像とは一体何なのか。まずはそれを国民に提示して真価を問うべきではないだろうか。少なくとも、安倍内閣や麻生内閣など右系内閣を猛攻撃し、福田内閣のような左系内閣には批判も緩め、今回の中川氏の他、日教組批判の中山成彬氏や侵略国家否定の田母神俊雄氏など右系を表舞台から次々と引き摺り下ろしていく勢力には疑問を呈せざるを得ない。以前本ブログの論考でも紹介した西川京子議員のマスコミ批判は実に的確であったことが改めて証明されたと言えるだろう。

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バレンタインデーを破壊するフェミニズムの思惑 --義理チョコ禁止令--

2009-02-14 15:18:59 | 結婚、恋愛

 今日はバレンタインデー、本命チョコは勿論、義理チョコ、友チョコ、更には逆チョコなるものまで登場し、業界の販売戦略に国民が踊らされているという感はあるのだが、今年は更に怪しい勢力が入り込んでいるようだ。

・男が知らない女の生態!? バレンタイン直前の女性達をスクープ
http://www.asahi.com/ad/clients/valentine2009/dekiru-con03.html

 毎年バレンタインが近づくと女性たちは不満を漏らしていた。「世界のどこの国でもバレンタインは男性から女性にプレゼントを渡す日なのに、どうして日本でだけはそれが真逆なの?男尊女卑よ!不公平よ!差別よ!お金ないわよ!」と・・・
(冒頭部分引用)

 そもそも、「世界のどこの国でもバレンタインは男性から女性にプレゼントを渡す日」などというのは聞いたことがない。全ての国を調査したとでも言うのだろうか。こうした海外との比較で日本を論ずるのは、前回の論考での西川京子議員の弁論の中でも批判されていた。それに、日本ではバレンタインデーと対極にあるホワイトデーが存在するのだから、男尊女卑というのは暴論も甚だしい。単に男尊女卑という言葉を活字にして女性の意識を煽ろうとしているとしか思えない。

 バレンタインに関する否定的な報道はこれだけではない。義理チョコを禁止する命令が出た会社が登場した。

・「愛のない義理チョコ禁止令」、マッチドットコム社長「義理チョコは生産性を低下させる」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090212-00000004-sh_mar-sci
http://markezine.jp/article/detail/6548

 そもそも会社でこんなことを取り決める必要があるのかという気もするのだが、ヤフーでは早速この話題を取り上げ、この禁止令に賛成かどうかのアンケート調査まで登場した。何という手際の良さだろう。明らかにフェミニズムが介入していると考えざるを得ない。当然、調査結果は禁止令に賛同する回答が多数となった。

・「義理チョコ禁止令」をどう思う?
http://polls.dailynews.yahoo.co.jp/quiz/quizresults.php?poll_id=3381&wv=1&typeFlag=1

 賛同する女性の中には、嫌な相手にあげなくて済むとか、加齢臭のするオヤジ上司などにあげたくないなど、バレンタイン以前に人間関係そのものが崩れている場合が多い。つまり問題は義理チョコではなく人間関係であって、それを修復することが大切なのではないだろうか。しかも彼女らは、相手からも同じように自分が嫌われているということには気付いていないだろう。

 但し、禁止令を支持しているのは女性だけではない。お返しが面倒だからという男性の意見もあることにも注目しなければならない。尤も、支持しているのは女性だけではないと見せかけるために女性が男性に成りすましている可能性も考えられるのだが、貰わなければお返しも不要というのは事実である。

 しかし、お返しが面倒という発想は、人間関係の希薄化をより一層加速させてしまう。たださえネットの普及で生身の人間同士の触れ合いが損なわれている今の時代、バレンタインデーやホワイトデーなどは触れ合いを作る場として寧ろ(むしろ)守っていかなければいけない慣習とも言えるはずだ。たかが義理、されど義理、これをきっかけとして新たな恋が芽生えたり、亀裂が入りかけていた職場関係を修復出来たりということも期待出来るのだ。そしてこれは破壊勢力であるフェミニズム側から見れば一番嫌なことであるのは言うまでもない。

 ところで、何故今年になって突如、バレンタインネガティブキャンペーンが噴出したのか。それは恐らくフェミニズムが常々バレンタインの存在を苦々しく思っていて、機会を窺って(うかがって)いたものと思われる。今年はバレンタイン当日は土曜日で多くの職場は休み。従って義理チョコ渡しも減少することが考えられる。しかもこの不況で財布の紐が硬いというのが定説になっている状況、出費を抑えるというのも理由に出来る。

 更に、今年の間に自粛ムードを作ってしまえば、来年のバレンタインも持続させることが出来るのではないか、そしてバレンタインの撲滅に繋げていけるのではないかという計算があるのではないだろうか。因みに来年のバレンタインは日曜日になる。

 逆チョコを流行らせてバレンタインの慣例を逆転させるか、或いはバレンタインそのものをなくすのか、フェミ陣営の方針を睨みながら、こちらも対抗していく必要があるだろう。

 一方、小中学生の女の子はどうかというと、義理チョコ廃止やホワイトデー倍返しを要求する大人の女性のような欲張り意識はなく、実に純粋さが感じられる。

・小中学生の女の子は「義理チョコも手づくり派」が7割、ホワイトデーのお返しは「期待していない」が最多
http://markezine.jp/article/detail/6557

 このように、大人の女性と女の子とでこれだけ格差があると、ロリコンやアニメの女性に男性の気持ちが向いてしまうのも無理もないような気がする。それなのに、男性をコミュニケーション能力がないと愚弄したり、児童ポルノの規制ばかり強調するのは明らかに方向性が違っていると思う。大切なのは、女性が素朴な清純さを取り戻すことではないだろうか。

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真の敵はメディアか、報道姿勢の中立性を問う --西川京子議員のメディア批判--

2009-02-11 17:35:06 | ネット媒体

 今のメディアの報道姿勢は明らかにおかしい、西川京子自民党衆議院議員が一石を投じた。安倍内閣叩きを遥かに超える麻生内閣叩きの報道姿勢、果たしてメディアの存在意義とは何だろうか。

 以下にリンクと共に内容の全文を紹介するが、やはり文章を読むよりは聴いた方が良いと思う。文面を見ながら聴くのもいいだろう。

・西川京子議員が語る 真実の報道をしない今のメディア(超人大陸2009年2月2号より)
http://www.choujintairiku.com/nishikawa/
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6033114
http://www.youtube.com/watch?v=kmDCWEBZPxo
(どのリンクも内容は全て同じ)

 皆さんこんにちは。衆議院議員の西川京子です。今、国会は、予算の、補正予算、第二次補正予算と、本予算の審議の真っ最中です。

 毎日、テレビメディアを賑わしている様々なワイドショーで、わが国の総理大臣を中心とする内閣が明けても暮れてもバッシングをされています。私は、内閣が発足して最初に、まあ、色んなあの漢字の読み方だ何だっていうミスがあったのかも、それは事実なんでしょう。しかしその一事を以って明けても暮れても・・、駄目だと、自分の国の一国の総理大臣に対して尊敬の欠片(かけら)もないような失礼な言い方のマスメディアの毎日の報道振り、これはやっぱり明らかに異常だと思います。

 いわば、マスメディアというのはその時の権力をチェックする、そういう仕事が一番の仕事であることは事実です。しかしそれと共に公正な報道をするというのも大切な役目だと思います。特にテレビという公器、公の器械を使って国民に発する時には少なくとも最低限、公正だという姿勢が大事ですが、今のテレビマスコミの所謂(いわゆる)報道と言われる番組で、それは全く無視されてます。やや、スタンスを、野党寄りにするなんてものではなく、全くの野党応援団として、伝えるべきものは伝えず、伝えなく、本来、真実ではないものを作りあげて、伝えている。私はこの今のこのマスコミの報道は明らかにおかしいと思います。

 昔、テレビ朝日の椿事件というのがありました。その民主党政権を作るためにこういう報道をすると。大変問題になりましたが、今やそれをどこのテレビ局も全員がやっていますけど、何の問題にもなりません。これだけもう国民が、そういうテレビというのが、そういうスタンスでやっているということ自体にも気付かずに、毎日垂れ流している報道に汚染されている現実があると思います。私は与党の人間だから申し上げているのではありません。明らかに一市民として見ていてこれは異常だと思います。

 少なくとも政権が発足して100日、1年、アメリカのマスメディアはハネムーンといってお手並み拝見をする、それが1つの節度だと思うんですね。そういうスタンスが全くない。それも尊敬の欠片もない。何の立場で何の権利があってあんな失礼な言葉遣いを使いながら毎日毎日、独断を、独断と偏見を垂れ流していいんでしょうか。私は猛省を促したいと思います。その中で、その原因は何か、私はやはりマスメディアの中枢にいる人達が、昔のまあ、学生運動、全共闘世代、その人達が多く、まあ中枢に入っている。それも1つの大きな要素かも知れません。

 それと戦後のアメリカ軍の占領政策、いわば日本人の自分の誇り、自分の国に対する思い、そういうものを打ち砕くことが戦後のアメリカの占領政策の中枢でした。その尖兵が日教組だった訳ですけれども、教育、戦後の教育がいわば自虐史観に満ち満ちていた中で、知識人というのは、自分の国の欠点を論う(あげつらう)、或いは時の政府をただただ攻撃する、それが実は知性と勘違いしている。そういう1つの方向がもう身に付いてしまったんではないでしょうか。

 私は堂々とやっぱりこの日本という国を愛し、日本という国がどういういい所があり、どういう悪い所があり、それをもう少し冷静に報道して欲しい。1つのいい例が、日本の方が優れている場合に、外国と比較して日本はこういう所がいいですという報道は全く皆無ですね。外国と報道して日本はこれだけ劣ってますという時に、必ず外国の例を出します。本当におかしな話で、実はBBCの、あの全世界調査、約3万人の全世界の人に対して、英国のBBC放送が調査した、「世界に一番貢献しているいい国はどこですか?」、という調査、日本は3年連続1位ですトップです。こんなことはどこのメディアも報道してない。日本国民が本当に勇気付き、そしてそれが戦後の日本という国の政治が培ってきた結果だと思うんですが、そういう報道は全くない。私は明らかに、今の日本のメディアの姿勢というのはおかしいと思います。是非、反省して頂きたい。そういう思いで私は国会議員の活動をしています。

 その中で今、あの、米国のサブプライムローンの破綻による中での、世界のいわばアングロサクソンによる金融による世界制覇、これが完全に間違っていると、その認識が世界中に今定着したわけです。みんな日本人の多くの人達が、ああいう金融のゲームのようなその中で利益を多くの人が得ていく経済活動が、本当に正しいのかという疑問を持っていらしたと思うんですね。それがやっぱり違うんだということがはっきり判りました。大変厳しい不況という嵐が吹いていますが、ある意味では世界の人達がやっと気付いた。これで良かったと私はそう思ってます。

 その時にまさに日本は今、チャンスです。日本人の考え方、誠実で真面目で働き者できちんとしたものを作って、自信を持って提供して適正な利益を得る、そういう物作り、会社経営、会社は株主だけのものではなくて、社員のものでもあり、地域のものでもある。そういう日本型の会社経営の仕方、そして考え方、そしてある意味では、理念の方では、日本は自然と共にある、まあまさに自然のあらゆる所に神を感じて、自分たちも自然の一部で生かされている。そういう考え方が、日本人の考え方が、これから世界をリードしていくと、私はそう思ってます。

 世界に冠たる環境技術、物作りの技術、日本はトップランナーです。この素晴らしい物作りの技術、そして日本人の、地球を、本当に自然と共にある自然を愛する、そういう日本人の謙虚な考え方、こういうものを1つの理念として掲げて(かかげて)、日本は世界のトップリーダーの国としてこれから大きく大きな位置を占められる。そう思っております。それにはやはり外交という面で、やや、あの日本の外交下手という所がありますから、戦略を持って、それも自信を持ってこれから世界に発信していく。その一番のチャンスがこの環境の分野でのリーダーとしての地位を占めることだと思います。

 麻生内閣が、日本版のグリーンニューディールを引っ提げてこれから大いに世界で活躍してもらうことを私は願っております。どうも有難うございました。
(以上)

 この中には明確なフェミニズム批判は表れて来ない。このあたりは他の女性議員や女性団体などフェミ勢力からの圧力を恐れているのかも知れないが、弁論中の「日本は自然と共にある、自然のあらゆる所に神を感じて、自分たちも自然の一部で生かされている。」このあたりが、生命体の自然の摂理に照合すれば、結婚や子育てを放棄するフェミニズムの反自然性を批判しているという解釈も出来る。

 ともあれ、果たしてメディアが報道姿勢を改めることはあるのだろうか。

<参考>
・『椿事件』現麻生内閣に当てはめてみる
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5558690

・総理、それはないでしょう!(ジローのおしゃべりサロン)
http://blogonojiro.blog22.fc2.com/blog-entry-49.html

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心からの愛情が乏しい時代の男女関係 --バレンタインデー不要論、逆チョコ--

2009-02-07 16:35:05 | 結婚、恋愛

 バレンタインデーに欲しいもののトップは「愛情」、そんな調査結果がオリコンの調査で明らかになった。愛情というのは元々あって当然なのだが、それさえ感じられないほど現代女性は薄情になってしまったのだろうか。

・「気持ちに勝るものなし」バレンタインデーに欲しいもの1位は「愛」 2009年02月06日 11時00分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090205-00000016-oric-ent
http://contents.oricon.co.jp/pj/dc/news/20090206_01.html

 尤も(もっとも)、理由を見れば「お金じゃ買えない、どこにも売っていないものだから」、「むしろ、チョコよりもそっちの方が欲しい!」といった至極当然のものではあるのだが、これらは本命の恋人同士を想定したもののはずだから、別にバレンタインデーでなくても愛情は常にあるべきものではないだろうか。

 勿論、愛情を与えない女性が悪いとは一概には言えないのだが、この結果を見る限りでは、いつ壊れるか判らない硝子の様な希薄な男女関係しか感じられない。元彼、元彼女、などといった言葉が普通に出て来てしまうように、安易に別れて別の相手とくっつくといった、離婚が増えているのと同様な現象が恋愛関係でも起きているのだと推測出来る。

 更に、デートDVなどに代表されるようなフェミニズムの悪影響が女性の心を歪めているのは言うまでもない。

 一方、バレンタインデーに関しては別の議論もある。バレンタインデーは不要かどうか女性に尋ねた調査が行われ、不要を支持する女性は意外と多い結果が出たようだ。

・バレンタインは不要? 女性のホンネ
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0902/06/news039.html

 そもそも何故このような調査をする必要があるのかという疑問がまず第一に浮かぶ。こんな調査をするなら、デートの時に男性が奢る必要があるかという調査はしないのかという反論も出てくるだろう。

 中でも、「何でチョコをあげるか意味が分からない」、「会社用などお金かかって超迷惑行事」、「基本的にチョコレートは女性の方が好きだと思う。男性から女性に送る日にした方がいいと思う」、などの意見は女性の醜い欲張り意識を如実に表している。

 別にバレンタインデーは強制ではないのだから、嫌なら止めればいいだけだ。だがこうした否定的な意識の女性は、常に女性はもらえる、してもらえる、与えられるのが当然という甘えた意識があるのだろう。そしてこの手の女性に限って、男性に対しては際限なく要求をし続けるのだと思う。

 更に、男性から女性に贈る「逆チョコ」の議論もある。

・バレンタインデーの「逆チョコ」浸透する?
http://www.kobe-np.co.jp/news/bunka/0001689841.shtml

 この記事の担当記者は女性であることや、ジェンダー関連の論客が中心になって議論を展開していることからも、フェミニズム主導の内容であることは間違いないだろう。また以前本ブログでも取り上げた「草食系男子」というのもフェミニズムの仕掛けだったようだ。

 では何故逆チョコにフェミニズムが目を付けるのか。それは前述の記事における「(バレンタインデーを)男性から女性に送る日にした方がいいと思う」という女性の意識と重なって見える。文化や慣習を全て女性有利に変えてしまおうというフェミニズムの姑息さの表れといったところだろうか。

 ただ、もう一つこの記事で見逃せないことがある。それは「今までのバレンタインデーは『女性専用車両』みたいなものだった」という件(くだり)である。これは明らかな誤認である。寧ろ(むしろ)女性専用車両に例えるなら、ホワイトデーの方が適当ではないだろうか。何故なら女性専用車両は女性だけが恩恵を受けられるもので、バレンタインデーは男性が恩恵を受けるものだからだ。

 しかも、バレンタインデーは不要と答える女性が、女性専用車両も不要と答えるだろうか? 恐らくあり得ないだろう。更に女性専用車両と対極にある男性専用車両は存在しない。こうしたさりげない印象操作にも注意する必要がある。

 世の中には、バレンタインデーには無縁の男性も沢山いる。女性が男性を選り好み出来る時代だからこそ、女性はもっと多くの男性に愛情を注ぎ、置いてきぼりにされる男性が発生しないように努めるべきではないだろうか。多くの男性が「愛情」を求める理由を女性はどれだけ理解しているだろうか。フェミニズムの病魔に冒された女性の心にはそれすら判らないのかも知れない。実に空しい。

 だが、男性陣も諦めと嘆きだけでは前進しない。以上紹介した調査の中でも、評価出来る女性の意見はある。「愛を伝えられる」、「感謝の気持ちを伝えることができる」、「普段は買えない高くて珍しいチョコレートがたくさん現れる」などバレンタインデーを男性に対する好意を示す機会と捉えている人も決して少なくない。これらの女性達と良い関係を築けるように努めるのが男性に求められるのではないだろうか。

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不況を利用した家庭崩壊の戦略か --育児関連調査--

2009-02-04 22:40:37 | 家庭、教育

 妻から愛想を尽かされたくないなら夫は育児をしっかりやりなさい、そんな結論がベネッセの調査から導かれた。果たしてこの調査が意図するものは何だろうか。

・夫が子育てに自信を持てるかどうかは、就業時間の長さと関係する【ベネッセ調べ】
(2009/02/04 15:20)
http://markezine.jp/article/detail/6486

 また、夫婦間の愛情の変化について調査したところ、「配偶者といると本当に愛していると実感する」と回答した妻は、妊娠期では71.3%、0歳児期では41.6%と、29.7ポイント減少している。一方、夫は妊娠期では73.6%、0歳児期では61.8%で、11.8ポイントの減少と妻よりも減少幅は小さくなっている。

 愛情の低下は見られないのは、夫が家族と一緒に過ごす時間を作ったり、子育てに参加するなどの努力をしている夫婦となっており、男性はよりいっそう子育てに対するスタンスを問われる時代となりそうだ。
(一部引用)

 これを受けて、2chのニュース速報+では反論が続出、夫のみに責務を求めていて不公平だ、夫の愛情が薄れないように妻が何をやるべきかという視点がないなど、女性側の意識だけ基準にしているだけだという批判が飛び交っている。確かに、この手のニュースは女性のご機嫌を損ねないように男性が配慮せよという一方的な内容になりがちだ。特に引用部分最後の「男性はよりいっそう子育てに対するスタンスを問われる時代となりそうだ。」という件(くだり)がまさにフェミニズムによる女性優遇の風潮を物語っていると言えよう。

 しかし、この調査結果は単に女性に忍耐力がないだけだという見方をすることも出来る。例えば同程度の負担でも男性より女性の方が不満に感じる人が多いからこうした結果が出るのだといった具合である。つまりこの調査結果から、「女性は育児に対する心構えをしっかりと持ち、安易に男性に負担を強いるな」という結論も導き出せるのだ。

 ところで、この手の調査結果を考える場合、その内容を純粋に考えるだけでなく、その調査を行った機関の素性や公表時期など、様々な視点で見ることが必要ではないだろうか。

 例えば、今回最も気になるのは公表時期だ。世界同時不況の影響で昨年末あたりから派遣切りなど労働環境は悪化している。そんな時に仕事と育児の両立などというのは場違いも甚だしい。仕事があるだけでも有難いと思うくらいで然るべきであって、それを考えずに不満を夫にぶつけていたのではそれこそKYだと言われても仕方ないだろう。

 だが、実際には敢えてこの厳しい労働環境の時期にこの手の調査結果を公表して男性に追い討ちをかけているような気がしてならない。同じ話題を扱った別記事によれば、この調査は2006年11月~2008年6月までに行われたものだ。解析にある程度の時間がかかったとしても、公表時期が何故今なのか疑問は残る。

・働き過ぎの夫、子育てに自信なし  ベネッセが子育て意識調査
http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009020301000710.html
・子育てに自信が持てない夫は、1日何時間働いている?
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0902/04/news044.html

 しかも、この話題だけではなく、類似の話題も公表されている。何か乳児を持つ母親達の不満を煽るような話題を集中的に発表しているのかと思える。

・「公共交通機関は使いにくい」と感じるママが7割、“電子レンジのある授乳室”も登場し、外出先の子育て環境に格差
http://markezine.jp/article/detail/6459

 不況になれば社会不安が増加し、家庭崩壊も起き易くなる。それを追い風にして更に女性の不満を煽るような話題を乱発して家庭崩壊を促進させようといった魂胆がフェミニズムにあるならば、益々フェミニズムの底意地の悪さを感じてしまうばかりである。

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