社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

男女関連事件、話題(11月号、その6)

2010-11-25 12:00:00 | 事件、事故

・声優の自宅に包丁 脅迫容疑で女を再逮捕 警視庁 2010/11/28 13:33
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/468428/

 テレビアニメなどで人気の声優、速水奨さんの自宅に包丁を送りつけたとして、警視庁捜査1課は28日、脅迫の疑いで、神奈川県藤沢市藤沢、無職、小西真弓被告(46)=威力業務妨害罪で起訴=を再逮捕した。

 同課によると、小西容疑者は「速水さんのファンで、振り向いてくれない悔しさからやった」と容疑を認め、「平成18年ごろから、速水さんの自宅や周辺の小学校などに50件くらい包丁や脅迫文を送りつけた」と供述。同課が裏付けを進めている。

 逮捕容疑は、今年3月末、東京都江戸川区の速水さん方で同居する20代の長男あてに、ネコのぬいぐるみに刺した文化包丁(刃渡り約15センチ)を郵送して脅迫したとしている。

 公式ホームページによると、速水さんはアニメ「名探偵コナン」や「ドラゴンボールZ」などの声優やCMのナレーターとして活動しており、長男も声優だという。

 小西容疑者は江戸川区北葛西の区立第三葛西小学校に文化包丁と脅迫文を送りつけたとして同課に逮捕、起訴された。

・“元カレ”のメールを盗み見…宮城県職員の女を逮捕 2010/11/25 23:57
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/467475/

 元交際相手の男性のIDを使ってメールサービスに接続し、メールを閲覧したなどとして、宮城県警仙台中央署は25日、不正アクセス禁止法違反の疑いで、県図書館職員、柴田香織容疑者(30)=仙台市泉区泉中央=を逮捕した。「別れを切り出されて腹が立ち、嫌がらせをしたかった」と容疑を認めているという。

 逮捕容疑は平成21年10月20日から今年4月21日までのあいだ、自宅のパソコンで、男性のIDやパスワードを使い、メールサービスに17回にわたって不正に接続した疑い。

 同署によると、柴田容疑者は閲覧したメールを印刷し、男性が現在交際している女性の勤務先に匿名で郵送するなどしていた。男性が今年4月、同署に「他人にメールを盗み見られているようだ」と相談し発覚。同署がインターネットのアクセス管理会社に照会するなどして、容疑者の特定を進めていた。

 同署はIDやパスワードの取得方法などを調べる方針。

・19歳女性室内で死亡 事件と自殺両面で捜査 警視庁 2010/11/25 21:06
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/467442/

  東京都北区栄町の住宅で鉄筋工の女性(19)が死亡しているのが見つかり、警視庁滝野川署が事件と自殺の両面で捜査を始めたことが25日、同署への取材で分かった。

 室内には悩みをつづったノートがあり、目立った外傷はなかったが、検視の結果、死因は不明で、同署は司法解剖して詳しい死因を調べる。

 同署によると、24日午前8時過ぎ、女性が普段着のまま、自室のベッドの上であおむけで亡くなっているのを母親が発見した。室内に荒らされた形跡はなく、机には「生きることの意味が見いだせない」などと3ページにわたって悩みが書かれたノートがあった。

・倉敷の妹刺殺17歳「性格など馬鹿にされ」 2010/11/25 14:15
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/467303/

 岡山県倉敷市で中学3年の女子生徒(14)が自宅で刺殺された事件で、殺人未遂容疑で逮捕された兄で無職の少年(17)が事件の数日前まで女子生徒とは別々に暮らしていたことが25日、捜査関係者への取材で分かった。

 少年は数カ月間、親族宅に身を寄せ、事件の数日前に自宅に戻っていた。「妹に性格などをばかにされて腹が立ち、やってしまった」などと供述しているという。

 逮捕容疑は24日午後3時半ごろ、自宅の洗面所で包丁のような刃物で女子生徒を刺したとしている。

 少年は女子生徒と両親の4人家族。犯行当時、両親は仕事で家におらず、少年が母親に電話で「妹を刺した」と話し、母親が近所に住む祖母を通じて通報したという。

 近所の住民らによると、少年は小学校のころからいじめを受けていて人付き合いが苦手だったといい、普段から自宅にこもっていたという。

 女子生徒の通う中学校によると女子生徒は同日、部活動がなかったことから午後3時ごろに下校した。校長は「生活、学業面でも問題はなく成績優秀。友人も多いと聞いている。非常に残念」と話し、25日朝に全校集会を開き、生徒らに説明した。

 女子生徒の同級生は「小学校ではイラストクラブ、中学校では美術部に在籍し、絵が上手だった。今年5月の南九州方面への修学旅行で家族におみやげを買っていたのが印象的だった」と話した。

・痴漢防止にかこつけた女性専用車両の更なる蔓延、女性の特権意識増幅懸念
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20101117000180
<女性専用車、土日祝含む終日 JR西、痴漢対策強化>

 JR西日本は東海道線や片町線(学研都市線)などの女性専用車を現行の平日朝夕ラッシュ時のみから、土日・祝日を含む終日化へ来年4月から拡大運用すると発表した。平日昼間や夜間、土日でも痴漢の発生傾向がラッシュ時と変わらないことが分かったためで、痴漢対策を強化する。

 現行では、湖西線を含む東海道線の普通と片町線の普通・快速・区間快速、大阪環状線の普通など主に京阪神近郊のエリアで、平日の始発~午前9時と午後5~7時に「女性専用車」を限定している。来年4月からは女性専用車は毎日、終日の設定に切り替わる。

 JR西によると、乗客から申告があった痴漢被害約250件(本年度上期)のうち、朝夕ラッシュ時発生の割合は51%で、その他の昼間・夜間は計48%と傾向に差がなかった。曜日別でも平日と土、日曜で発生件数の偏りは少なかった。

 痴漢対策として、12月上旬までに京阪神のすべての駅係員やホーム警備員に「事件・事故目撃カード」を所持させ、乗客の被害申告や情報提供への対応を強化する。

 京滋に路線のある主な私鉄では、京阪電気鉄道が京阪本線の特急で平日朝のラッシュ時のみ、阪急電鉄は京都線の特急・通勤特急で平日のみ終日、女性専用車を設定している。
【 2010年11月17日 22時30分 】

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/464297/
<JR西が女性専用車両を拡大 来春から終日に 2010/11/17 19:56>

 JR西日本は17日、痴漢など女性に対する迷惑行為対策のため、平日の朝夕ラッシュ時に限定していた大阪環状線や東海道線など8路線の女性専用車両について、来春から土、日、祝日を含む毎日、始発から終電まで運行すると発表した。

 神戸市営地下鉄などに続き、全国2例目で、JR各社と私鉄大手では初めて。JR西は「女性客のニーズの高まりや、時間や曜日に関係なく被害が発生していることもわかり、拡大を決めた」としている。

 女性専用車両は平成14年度、平日の始発から午前9時、午後5時から9時に限定して導入。現在は大阪環状線の全線や東海道線、阪和線の一部区間などの快速や普通電車で運行している。

 しかし、導入以降も「ラッシュ時だけでなく、深夜にも運行してほしい」などと女性客から要望が相次いでいた。

 そのため、JR西は22年4~9月に京阪神エリアで被害状況を聞き取った約250件について分析。その結果、痴漢被害はラッシュ時間外や土日にもほぼ同じ割合で発生することがわかり、拡大を決めた。


北朝鮮砲撃、戦争不安でもフェミニズム政策の方が大切なのか

2010-11-24 15:41:19 | 事件、事故

 朝鮮戦争の再来か、日本への影響は、北朝鮮が韓国西方沖の延坪島を砲撃し、死傷者が出た事件は全国を震撼させた。尖閣事故問題や北方領土問題に加え、今回の近隣諸国の紛争に菅政権は果たして持ちこたえられるのだろうか。

・北朝鮮砲撃、予想通りの軍事挑発 金正恩後継体制の業績? 2010/11/23 18:28
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/korea/466531/
・「危機の宰相」演出に躍起 満身創痍の首相に慈雨となるか 2010/11/24 00:39
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/466657/
(詳細は、男女関連事件、話題(11月号、その5)参照)

 既に菅内閣の支持率は低迷している。勿論内閣支持率の調査方法やその結果にどのくらいの信憑性があるかという議論はある。しかしながら、国民の多くが民主政権に失望しているのは確かだろう。

 今回の北朝鮮砲撃にしても、菅総理は第一報をマスコミ報道で知ったという。ここにも既に情報管理能力を問われても仕方ない実態が浮かび上がる。

 だが、問題山積みの実情とは裏腹に、フェミニズム勢力は相変わらず女性の社会進出だけに固執した特権政策を相変わらず強行する姿勢だ。

・夫婦別姓やクォータ制など、男女共同参画、依然として蔓延続く
http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010112201000810.html
<配偶者控除の縮小・廃止を 政府が男女共同参画案 2010/11/22 19:17【共同通信】>
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101122-OYT1T01158.htm
<夫婦別姓、検討進める…男女共同参画第3次素案>
(詳細は、男女関連事件、話題(11月号、その5)参照)

 中でも、2つ目の記事の後半にある岡崎トミ子少子化相のコメント「男性にとっても、女性にとっても、生きやすく働きやすい社会を実現したい」これがいかにも白々しいとしか言いようがない。女性の雇用ばかり優先させて男性の雇用をそっちのけにして、派遣労働を増やすなど労働環境は悪化している。

 更に女性専用車両などで女性の特権意識を増幅させ、男性をゴミ同然のように扱う政策のどこが「男性にとって生きやすい」になるのか。何の根拠もない大嘘に突っ込まない記者連中もグル同然だ。特に女性記者などは男性が不利になっても構わないというのが本音なのだろう。女性に少しでも批判的なことには反発し、女性に有利なことには社会の要求といって正当化する。これでは女性は恨みを買われ、犠牲になる事件が増えても仕方ないというものだ。

 しかも、フェミニズムは中国、韓国そして北朝鮮を批判しない。それは岡崎トミ子がかつて反日デモに参加した経歴を考えても自ずと推測出来る。フェミニズムは反日勢力と同等なのだ。だがそれに気付いている人は意外に少ない。

 痴漢の発生も、路上で女性が切り付けられたりするのも、根本はフェミニズムによる女性優遇策が起因している。このフェミニズムという名の癌細胞を完全排除しない限り、安定した社会など訪れるはずがない。それこそ北朝鮮が更に暴発して日本列島を焦土と化して、国家をご破算にして法律も何もかも新しく作り直してもらった方がましなのかも知れない。勿論その際にフェミニズムは全滅しているということが前提だ。


男女関連事件、話題(11月号、その5)

2010-11-24 12:00:00 | 事件、事故

・北朝鮮砲撃、予想通りの軍事挑発 金正恩後継体制の業績? 2010/11/23 18:28
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/korea/466531/

 【ソウル=黒田勝弘】北朝鮮による軍事的挑発・冒険は予想通りだ。北朝鮮は先ごろ、金正日総書記の3男、金正恩氏を後継者として公式に登場させた。金正恩後継体制のための“軍事的業績作り”として突出行動は必至とみられていた。

 北朝鮮は現在、「その内外政策はすべて後継体制づくりのために動いている」(韓国情報筋)。後継者として内外に明らかにされた金正恩氏の肩書は「軍大将」と「党軍事委員会副委員長」である。

 北朝鮮としては「先軍思想」を体制スローガンに、軍事独裁のまま後継体制を固めるためには、まず「金正恩大将の軍事的業績」や「軍事的偉大さ」を国民に印象付けなければならない。事件は「金正恩軍事作戦」とみていい。

 “海の火薬庫”として南北間で軍事衝突が繰り返されている“西海5島”付近はその格好の舞台だ。この3月、内外を驚かせた北朝鮮の魚雷による韓国哨戒艦撃沈事件も同じ海域だ。北朝鮮ウオッチャーたちによるとこの事件も「金正恩後継体制の業績作り」という見方が一般的だ。

 北朝鮮は韓国への軍事攻撃について、対外的には決まって「韓国の挑発が先」などと弁明する。60年前の朝鮮戦争以来そうだ。今回も同じ態度を取るとみられるが、内部的には「敵に対する偉大な英雄的勝利」とし、金正恩崇拝キャンペーンに利用するはずだ。

 後継体制づくりという内部状況を背景にした北朝鮮の軍事的冒険は、全面戦には拡大しないとの計算がある。韓国は哨戒艦撃沈事件でも報復攻撃は控え、今回も直ちに空軍機を出動させたものの、北朝鮮の基地への爆撃など本格的な報復攻撃は自制している。李明博大統領自身、「戦闘拡大を防げ」と指示している。

 しかし韓国では今回の事件を機に、これまでの自制的な姿勢が北朝鮮の度重なる軍事挑発を招いてきたとする反北世論が高まるとみられる。

 南北軍事境界線では過去、しばしば軍事衝突があったが、北朝鮮の一方的攻撃による民間人の犠牲、被害は初めてといっていい。韓国をはじめ北朝鮮に対する国際世論のさらなる悪化は避けられない。

 北朝鮮は時を合わせるようにウラン濃縮施設を公開し、核開発拡大の意思を明確にした。国際社会は、外部世界に対し軍事的脅迫を続ける攻撃的、侵略的な金正日・金正恩体制への新たな対応を迫られている。


・「危機の宰相」演出に躍起 満身創痍の首相に慈雨となるか 2010/11/24 00:39
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/466657/

 菅直人首相は北朝鮮が韓国西方沖の延坪島を砲撃したことを受け、首相官邸で自ら国民に向かって日本政府として情報収集に全力を挙げていると説明した。国会軽視発言による柳田稔前法相の更迭などで満身創痍(そうい)の首相は、今回の砲撃で「危機の宰相」を演出できれば干天の慈雨になるが、安全保障は首相にとっての鬼門。対応を誤れば政権浮揚どころか政権崩壊を招きかねない。(加納宏幸)

 「大変なことが起きたなあ…」

 菅首相は23日午後4時過ぎ、首相公邸の部屋でニュース番組に見入り、こうつぶやいた。

 首相はそれでも、民主党の斎藤勁国対委員長代理と約40分、野党側が提出予定の仙谷由人官房長官らに対する問責決議案への対応など国会運営をめぐって意見交換を続けた。23日夜の砲撃事件関係閣僚会議後には、鉢呂吉雄国対委員長が官邸に入った。

 「北朝鮮が韓国の島に砲撃を加え、韓国軍も応戦したという報道があり、私にも3時半ごろに秘書官を通して連絡がありました」

 首相は斎藤氏との会談を終えると官邸で記者団の前に立ち、険しい表情で語った。政府として危機管理に万全を期していることをアピールし、国会での劣勢を盛り返する意図があったとみられるが、北朝鮮への非難の言葉は一切なかった。

 首相は22日に国会を軽視する発言をした柳田前法相を更迭したばかり。野党側は、沖縄・尖閣諸島沖での中国漁船衝突のビデオ映像流出事件で仙谷氏らの問責決議案提出の構えを見せる。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査の内閣支持率も過去最低の21・8%を記録し、完全に「死に体」の状態にある。

 突然起こった北朝鮮による砲撃。菅政権が政権浮揚のきっかけにしたいと考えてもおかしくない。

 民主党幹部はいう。

 「今回の砲撃に加え、北朝鮮の大規模ウラン濃縮施設の公開で情勢は緊迫してきた。野党側が問責決議案で国会審議をストップさせれば、世論から『そんなことをしている場合か』との批判を浴びるはずだ」

 北朝鮮による危機が政権浮揚につながった前例はある。昨年4月、当時の麻生太郎首相はやはり20%台の低支持率にあえいでいたが、北朝鮮による長距離弾道ミサイル発射準備に対して毅然(きぜん)とした姿勢を示し続け、内閣支持率も一時、回復基調に転じた。

 自民党は仙谷氏らの問責決議案で平成22年度補正予算案の成立を遅らせようとしている。ただ、今回の砲撃で、このまま強硬路線を押し通していいのか迷いが生じ始めている。参院国対幹部は「これで決議案に関する対応が変わるかと聞かれてもどうなるか分からない。すべては明日からだ」と悩ましげに語った。

 しかし、中国漁船衝突事件で対応を誤り支持率を低下させた首相が、失策を重ねれば、さらなる支持率低下を招く。「すべては明日から」という言葉は、首相の肩にも重くのしかかる。


・夫婦別姓やクォータ制など、男女共同参画、依然として蔓延続く
http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010112201000810.html
<配偶者控除の縮小・廃止を 政府が男女共同参画案 2010/11/22 19:17【共同通信】>

 政府は22日、2011年度から5年間の施策をまとめた第3次男女共同参画781件基本計画の原案を男女共同参画会議(議長・仙谷由人官房長官)に提示した。女性の社会進出を促すため、配偶者控除の縮小・廃止を含めた税制改正を検討するよう求めた。12月に閣議決定する。

 原案は女性の経済活動について「他の先進国と比較して低い水準」と指摘した上で、各分野の指導的地位に占める女性の割合を「2020年までに30%程度」とする第2次計画の目標を踏襲した。

 目標達成に向けた具体策として税制改正のほか(1)国会議員候補者の一定割合を女性にするクオータ制(人数割当制)導入(2)共同参画に積極的な企業に対する優遇税制や、国の事業発注での優先的取り扱い―を盛り込んだ。

 職場優先の発想を転換し、男性も含めた固定的な性別役割分担を見直すことも提言。6歳未満の子どもを持つ夫が育児や家事に携わる時間を、1日当たり2時間30分(06年時の調査では同1時間)とする目標も掲げた。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101122-OYT1T01158.htm
<夫婦別姓、検討進める…男女共同参画第3次素案>

 政府の男女共同参画会議(議長・仙谷官房長官)は22日、第3次男女共同参画基本計画(2011~15年度)案を公表した。

 計画案では、選択的夫婦別姓の導入に向けた民法改正について、「引き続き検討を進める」と明記した。基本計画は12月に菅首相に提出される。

 計画案では、政治・司法分野での女性参画の拡大を働きかけ、国政選挙の比例名簿などで女性候補者に一定割合を割り当てる「クオータ制」の検討を求めた。また、20年までに、指導的地位で女性が占める割合を30%程度に引き上げるという数値目標の対象として、衆院議員や検察官を新たに加えた。

 岡崎少子化相は会議後の記者会見で、「男性にとっても、女性にとっても、生きやすく働きやすい社会を実現したい」と述べた。
(2010年11月23日18時17分  読売新聞)

・民主党は「民の主人」になったか 語るに落ちた仙谷官房長官 2010/11/22 08:00
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/465941/

【正論】立命館大学教授 大阪大学名誉教授 加地伸行

 「暴力装置でもある自衛隊」と仙谷由人官房長官が18日の参院予算委員会において発言した。「国家の暴力装置」というこの言葉、四十数年前の大学紛争のころ、全共闘系学生集団いわゆる新左翼が警察、特に機動隊を指していつも使っていた。この発言により、仙谷某が新左翼思想の持ち主であることを自ら示した。こういうのを「語るに落ちる」と言う。

 当時、新左翼は本気で、かつ無邪気に暴力革命によって政権を手に入れようとした。だから、敵対者となる警察や自衛隊を、彼らにとって「国家の暴力装置」と位置付けたのは当然であった。

 しかし、もし自分たちが社会主義革命に成功して政権を得たとしたならば、今度は立場を替えて、警察・自衛隊を自分たちを守る暴力装置として使い、政権を批判する自由な発言を許さず、弾圧するわけである。その前例こそ、旧ソ連のスターリン政権であり、中国の毛沢東政権であった。

 仙谷発言は決して一時的な不用意発言ではなく、本音なのである。すなわち、〈民主党政権を批判・非難する者は、軍や警察によって鎮圧する〉という心底を洩らしたまでである。

 事実、北沢俊美防衛相は、民主党政権を批判した民間人挨拶をきっかけに、防衛省幹部を集めた会議を開き、施設内における政権批判を許さぬと決定をし、次官通達として公的化したのである。

 それならば、あえて言おう。その事件が起こった埼玉県の航空自衛隊基地の近くに、人事院の公務員研修所がある。そこの講師として、この10年近く、毎年1回、私は出講してきた。対象は中央省庁の課長級であり、まさに、我(わ)が国を背負って立つ人材群である。

 ◆左翼的政党による大誤解

 その講義の際、私は自民党であれ民主党であれ、批判すべきものは批判した。のみならず、選挙による議員という民選政治家と、国家試験合格による官僚という“国選政治家”とは、上下の関係ではなくて対等の関係であると論じてきた。これは私の持論であり、議員らによる政治主導なるものへの真っ向からの批判である。それを公務員研修所という公的施設内で毎年、論じてきたのである。

 そういう私をどうするのか。北沢流ならば、来年度の講師依頼をしてはならぬと人事院に対して、内閣は圧力をかけるべきである。さらには、官公庁の施設内においては、表現・思想の自由は許さぬという次官通達を全省庁において発すべきである。また、それと連動して、全国官公庁にある膨大な数の掲示板に貼(は)り出されている、労働組合の極めて政治的な諸反対声明文も許してはならない。

 そもそも民主党は民主主義を誤解している。欧米の思想である民主主義は、自立した個人を前提にした〈民が主〉人ということだ。民は、それを選挙という方法によって表現する。

 しかし、東北アジアでは、自立した個人という思想・実践はなかなか根付かない。そのため、投票という手段だけがクローズアップされる。個人主義という前提は問わず、形式・手段だけが目的化され、投票数の多さを競うのみとなる。故田中角栄氏やその流れの小沢一郎氏らがその典型だ。

 だから、選挙が終わると、民はお払い箱となり、単なる愚昧(ぐまい)な存在としか見なさない。民主党がそれであり、民が民主党を批判することなどもっての外で許さない。新左翼も、もし政権を握っていれば、そうなっていたであろう。つまり、〈民が主〉人ではなく、己れが〈民の主〉人と化す。これが、左翼的民主党の民主主義理解であり、大誤解なのである。

 ◆「批判は先生」と古代の宰相

 東北アジアでは、もともと「民主」という語は「民の主」すなわち君主のこと。また、明治維新前後、選挙で政権担当者が交代するデモクラシーという語の中身がよく分からず、「下克上」とも訳した。自立する個人という生き方、そうした文化なき東北アジアにおいて、これは名訳である。

 それなら、一知半解の欧米思想に頼るよりも、政治の知恵の宝庫である儒教古典に範を求める方がまだましではなかろうか。

 中国は古代、子産という名宰相がいて、善政の名声が高かった。しかし、世の中は全員が満足するわけではない。村里の学校(郷校)に人々が集まり、あれこれ子産の政策の悪口を言っていた。そこで、部下が子産に「学校をつぶしましょう」と言ったところ、子産は「人々の批判は私にとって先生である(吾(わ)が師なり)」として、廃校を許さなかった(『春秋左氏伝』襄公(じょうこう)三一年)。

 子産を尊敬していた孔子も同じ心構えであった。批判者に対し、こう述べている。私は幸せである。私に「荀(も)し過ち有れば、人 必ずこれを知る(批判してくれる)」(『論語』述而篇)と。

 政治家にとって最も大切な心構えは、己れへの批判を感謝して受け止め生かす謙虚さである。それの方が形式的民主主義による多数決よりも価値が高いのである。(かじ のぶゆき)


・仙谷官房長官:全共闘に関与の過去「誇り」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101123k0000m010045000c.html

 仙谷氏が自衛隊を「暴力装置」と表現したことについて、自民党の佐藤ゆかり議員(49)が「社会主義活動にかかわってきた学生時代からの背景がある」と問いただしたことに答えた。

 仙谷氏は自衛隊も合憲だとの認識も重ねて示し、自身の辞任も否定した。ただ、日ごろの舌鋒(ぜっぽう)は影を潜め、公明党の石川博崇議員(37)が求めた自衛隊員への直接謝罪にも「できるだけ早い機会に時間がとれるよう努力したい」と応じた。【坂口裕彦】


男女関連事件、話題(11月号、その4)

2010-11-23 12:00:00 | ネット媒体

・34歳女、車内携帯使用の注意に逆切れ、催涙スプレー撒き3人にケガ負わせ逃走、後日逮捕
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20101119/dms1011191622020-n1.htm
<これが“逆ギレ女”の一部始終! 携帯注意→バスで催涙スプレー噴射 2010.11.19>

(“携帯逆ギレ女”は何食わぬ顔で、逃げた翌日も午後5時56分発のバスに乗り込んでいた)

 千葉県船橋市内を走行中の路線バス車内で15日、携帯電話の使用を注意された腹いせに、催涙スプレーをまき散らし逃走した会社員の女(34)が傷害容疑で逮捕された。この女、乗務員の間では有名な“携帯電話魔”。事件翌日も、素知らぬ顔でバスに乗り込んだところを通報された。事件が起きたバスに乗り合わせた乗客が、恐怖の約15分間を再現する。

 最初に“異変”が起きたのは、船橋駅北口を出発直後の午後6時。乗降口側最前列の1人用座席を陣取った、ごく普通のOL風の女が、おもむろにかばんから携帯を取り出し、通話を始めた。

 「話し声が大きく、30人ほどのバス内は一気に不穏な雰囲気になりました。乗務員が、乗降客がいない次の停留所でわざわざバスを止めて通話をやめるよう注意しましたが、女は完全に無視。再発車後も通話をやめる様子はなく、見かねた複数の乗客が注意しました」

 さすがにバツが悪くなったのか、女は通話をやめたが、ここから前代未聞の大逆ギレが始まる。

 「女は運転中の乗務員の背中越しに、『何で私ばっかり注意するのよ』『おしゃべりしているあの人(=他の乗客)も注意しなさいよ!』などと、文句を言い始めたのです。加えて、『だからこの辺りの地域はダメなのよ』などと悪態をつき始め、それを別の乗客がまた注意して…」

 業を煮やした乗務員は、5つ目の停留所で停車した際、他の乗客への迷惑行為をやめない女に対し、道路運送法に基づく乗車拒否を宣告。しかし、女は「金を払っているのだから乗車する権利がある。絶対に降りない」と拒絶したという。

 そこで男性乗客が降車する際、騒ぎ続ける女に「いい加減にしろ!」と一喝。先を急ぐ乗務員はひとまず出口を閉めバスを発車させたが、その直後、「パン!」と小さく渇いた音が響いた。

 「催涙スプレーのロックを解除する音だったのでしょう。たちまち車内前方が白く煙り始め、乗務員は急停車させて前後の乗降口を開放しました。出口側に座っていた女は真っ先に逃げ、乗務員が急いでベルトを外し追いかけていきました」

 しかし、50代後半の乗務員より脚力が勝っていた女は、あっという間に夜の住宅街の闇に。乗務員は数十メートルで引き返し、乗客の被害を確認して警察、消防へ通報。69歳の男性ら3人が処置を受け、身体的な被害がない乗客は、後続の車両に乗り換えた。

 次の停留所に近いマンションで男と同棲中だったこの女。翌日、船橋駅で出発を待つ同時刻のバス車内で緊急逮捕されたが、その際も降車を促す警察官の要請を1時間以上拒み、他の乗客は後続車両で帰宅するハメに。

 女は県警船橋署の調べに対し、「スプレーを噴射したのは事実だが、注意した方も悪い」などと話し、反省の弁や詳細な供述は一切ないという。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/463522/
<バス内で携帯使用、注意された女が催涙スプレー 2010/11/15 21:43>

 15日夜、千葉県船橋市内を走行していた路線バスの車内で、携帯電話をめぐるトラブルで、女が持っていた催涙スプレーのようなものをまき、乗客3人が軽傷を負う騒ぎがあった。県警船橋署が傷害事件として、逃走した女の行方を追っている。

 同署によると、15日午後6時10分ごろ、同市夏見を走行中のJR船橋駅北口発金杉台団地行き路線バス車内で、携帯電話使用を乗客からとがめられた女が騒ぎ出し、別の無職男性(69)が注意したところ、女は持っていた催涙スプレーのようなものを発射。無職男性ら乗客3人が目やのどに軽傷を負った。

 刺激臭に気付いた運転手がバスを停車させ、扉を開けたすきに女は逃走した。同署によると、女は25歳前後、やせ形で身長約160センチ。黒っぽいブレザーとスカートを着用し、白い靴をはいていたという。

 当初、別の乗客の男性が携帯電話で話していた女に注意し、女はいったん電話をやめた。しかし、男性が降車後も女は通話をとがめられたことに腹を立てて騒いでいたため、被害者の無職男性が注意したところ、防犯用とみられるスプレーを発射したという。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101115-OYT1T01151.htm
<態度注意され逆切れ、女がバス内で催涙スプレー>

 15日午後6時10分頃、千葉県船橋市夏見の市道を走行中の路線バス車内で、同市の男性(69)から乗車態度の悪さを注意された20代ぐらいの女が、催涙スプレーのようなものを男性に向けて噴射した。

 スプレーが立ちこめ、運転手がバスを止めて乗降口のドアを開けたところ、女は逃走。注意した男性と60~70代の男女2人がのどの痛みなどを訴え、病院に搬送された。3人はいずれも軽症。船橋署は傷害事件として女の行方を追っている。

 発表によると、バスは、船橋新京成バスの船橋駅北口発金杉台団地行きで、女は午後6時前、船橋駅北口で乗車。出発前から車内で携帯電話で話をしていて運転手に注意され、通話をやめたが、座席で不満を口にしていた。近くにいた男性が「うるさいからいい加減にしてくれ」と注意したところ、女は「うるさい」と言い返し、スプレーを噴射したという。車内には当時、20人ぐらいの乗客がいた。

 女は身長約1メートル60、黒っぽいブレザーに黒っぽいスカート姿だった。
(2010年11月16日08時54分  読売新聞)

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/464101/
<携帯電話注意され、バス内に催涙スプレー撒いた女逮捕 2010/11/17 11:18>

 路線バスの車内で催涙スプレーをまいて乗客にけがをさせたとして、千葉県警船橋署は16日、傷害の疑いで、自称、同県船橋市夏見の会社員、野口絹枝容疑者(34)を逮捕した。同署によると、野口容疑者はスプレーをまいたことを認めたが、「相手も悪い」などと供述しているという。

 逮捕容疑は15日夕、同市夏見を走行中のバス車内で、携帯電話使用をとがめられ騒いでいたのを、乗客の男性(69)から注意されたことに立腹。持っていた催涙スプレーを発射し、男性ら乗客3人の目やのどに軽傷を負わせたとしている。野口容疑者はバスが停車したすきに逃走していた。

 同署によると、16日夕にJR船橋駅北口のバス乗り場で、当時現場に居合わせた別の乗客から「似ている女がいる」と通報があり、同署員と被害者が駆けつけて確認、野口容疑者を逮捕した。


 ・「流出」海保職員の同僚「うらなみ」乗員、ひき逃げされ負傷 2010/11/16 12:34
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/accident/463736/


 16日午前8時45分ごろ、神戸市兵庫区兵庫町の国道2号で、オートバイで通勤中の神戸海上保安部職員、東尚平さん(20)=同市兵庫区=がトラックと接触して転倒した。東さんは左足を打つなどして軽傷。トラックはそのまま逃走し、兵庫署はひき逃げ事件として捜査している。

 同署によると、東さんのオートバイに、後方から走ってきたトラックが追い抜きざまに接触したという。

 東さんは、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突をめぐる映像流出事件で、映像の投稿を告白した主任航海士が乗船していた巡視艇「うらなみ」の乗組員。


・知的障害者の苦労が…売上代480万円着服、女性職員「出会い系サイトに」 2010.11.11 13:23
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101111/crm1011111327028-n1.htm
 
 岐阜県関市の社会福祉法人「美谷会」は11日、元嘱託職員の女性(52)が同会運営の知的障害者施設で作られた弁当の売上金約480万円を着服したとして、8月20日付で女性を懲戒解雇処分にしたと発表した。

 美谷会によると、女性は平成16年の採用で、施設を利用する知的障害者らが作った弁当を配達、月ごとに集金する業務を担当していた。二つの施設で21年8月~今年7月、集金した売上金をほぼ全額着服していた。

 女性は「携帯電話の出会い系サイトに使った」と話している。すでに全額を返還しており、同会は刑事告発はしないとしている。

 今年7月、配達記録と領収書を照合した際に発覚した。同会の西垣美好事務局長は「チェック態勢に甘さがあった。利用者の方に迷惑をお掛けした」と謝罪した。


・「女性と仕事の未来館」はじめ、廃止判定も名称変更して事業継続の実態
http://www.asahi.com/politics/update/1108/TKY201011080429.html
<110事業、再仕分けへ 廃止・見直し判定を無視>

 政府の行政刷新会議(議長・菅直人首相)は、これまでの事業仕分けで「廃止」や「見直し」が決まったのに、来年度予算の概算要求に盛り込むなど、省庁側が骨抜きにした事業が12府省庁の約110事業にのぼるとして、15日から「再仕分け」を行う方針を固めた。9日に首相官邸で開く同会議で正式決定する。

 4日間の日程で行う事業仕分け第3弾の後半戦で取り上げる。再仕分けの対象となる事業の予算規模は計約1.5兆円。(1)2010年度予算の概算要求を対象にした昨年11月の第1弾(2)独立行政法人などを対象とした今年4、5月の第2弾(3)各府省が事業の効果を自ら点検した「行政事業レビュー」――で、「廃止」や「見直し」の判定を受けながら、結果が十分反映されていない疑いがある事業だ。

 具体的には、第2弾で天下り法人の経費の無駄遣いが指摘され「廃止」と判定されながら、存続されたままで「複雑な資金の流れが解消されていない」と見られる「宝くじの販売促進・普及宣伝事業」(総務省所管)や、「女性と仕事の未来館」の運営を含めて「廃止」の判定を受けながら「男女ワークライフ支援事業」と名称を変えて概算要求している「女性と仕事総合支援事業」(厚生労働省所管)などを取り上げる。

 対象の多くは、(1)「廃止」や「見直し」の判定を受けながら別名称で事業を続ける「看板付け替え型」(2)廃止された複数の事業を統合して予算を増額要求する「焼け太り型」(3)判定で示された予算の縮減幅を小さくしたり、廃止時期を延長して事業を存続させたりする「都合良く解釈型」――にあてはまる。

 10年度予算の概算要求を対象とした昨年11月の事業仕分け第1弾は、約450事業を対象に実施。約50の事業を「廃止」、約20事業を「予算計上見送り」と判定するなどして約7千億円を削減した。47独立行政法人の計151事業と67公益法人と3特別民間法人の計82事業を対象とした第2弾の前半・後半戦では、それぞれ42事業と38事業を「廃止」と結論づけていた。

 行政刷新会議は再仕分けとは別に、約90事業について「これまでの仕分け結果の反映が不十分」として、各府省に11年度予算で反映するよう「通告」を出す方針だ。

 


ミニ論考(平成22年11月)

2010-11-20 12:00:00 | Weblog

★柳田法相更迭で後任仙谷では支持率は更に下がる
柳田氏の場合は言葉の問題だけ、それも国会での発言ではない。
これに対し仙谷氏の場合は尖閣ビデオ隠蔽など国益を損なうことを行い、
挙句に国会で「暴力装置」発言。
そんな人が後任を務めて国民の理解が得られるわけがない。

<柳田法相更迭>追い込まれ首相決断 支持率急落も影響
毎日新聞 11月22日(月)11時35分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101122-00000025-mai-pol


★反日左翼フェミニズム勢力による陰謀
そもそも、セクハラという概念が女性の一方的な感情だけで、
決められるというのがいかにも曖昧で胡散臭い。
訴えを起こすような女には元々人格に問題があったと
されても仕方ないだろう。

そんなヒステリックな女のために貴重な税金を
無駄に使って欲しくない。

田母神氏に著書の記述で謝罪要求…元女性自衛官
読売新聞 11月19日(金)11時49分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101119-00000466-yom-soci


携帯女が逆切れで催涙スプレー、非を認めない女の醜態を徹底批判せよ

2010-11-17 17:48:04 | 事件、事故

 車内で携帯電話中の女を注意すると何をされるかわからない。女は自分の非をなかなか認めようとしない傾向があると感じている人は決して少なくないと思う。今回の事件もそう感じさせるような女の愚行だ。

・34歳女、車内携帯使用の注意に逆切れ、催涙スプレー撒き3人を負傷させ逃走、後日逮捕
<バス内で携帯使用、注意された女が催涙スプレー 2010/11/15 21:43>
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/463522/
<態度注意され逆切れ、女がバス内で催涙スプレー>
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101115-OYT1T01151.htm
<携帯電話注意され、バス内に催涙スプレー撒いた女逮捕 2010/11/17 11:18>
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/464101/
(ニュース記事本文は「男女関連事件11月号、その4」参照)

 車内での携帯電話にまつわる話といえば以前、列車内で携帯電話を注意された女が注意した男性を痴漢にでっち上げ、男性が逮捕され10数日も拘留されるという事件が思い出される。男性は最終的には無罪となったものの、男性が女を相手取った損害賠償請求の訴訟では、損害賠償は認められない判決が出ており、現在も係争中だ。それどころか、女は未だに痴漢をされたと言い張って譲らない状況だ。

 今回の事件では女がスプレーを撒く傷害行為をしているので、罪逃れはまず無理と言えるだろうが、恐らく罰金刑か或いは起訴猶予処分など極めて甘い扱いにしかならないだろう。何故なら警察にもフェミニズムからの圧力がかかっているのは明らかで、幼児虐待の母親には軽い罪しか課せられないという実態が存在するからだ。

 ところで、ニュース記事をよく読むと、この女の邪悪な心理というものが垣間見える。恐らくこの女は、携帯で話して何が悪い、どこでも携帯がかけられるような整備がされてないのが問題だなどと思っているのだろう。それは「注意した相手も悪い」といった女の供述からも推測できる。これは女性の働き易い環境を整備するために男性にしわ寄せをするフェミニズムと本質的な発想は同じだ。

 しかも、注意をしたのが男性というのもこの女にとって面白くない原因となっているだろう。これがもし女性が注意していたらここまで女が逆切れはしなかったかも知れない。これはマスコミや教育などでの男性差別運動が行われた結果、女性の深層心理の中に男性は下等な生き物だという意識が根付いている表れでもある。加齢臭とか脂ぎった顔とか、平然と男性を見下す環境が益々女性を横暴化させている。

 こうした男性差別の傾向は女子中高生らの学校での態度にも見られるようだ。例えば同じ注意でも女性教師が言えば比較的素直に従うが、男性教師が言うと強烈に反抗するといった具合である。そして更にその男性教師を逆恨みし、セクハラなどにこじつけて辞めさせてしまおうと企てるケースも少なくないらしい。よく、生徒と性的関係を持ったなどとして教師が逮捕されるケースが見受けられるが、それらの中にも生徒側の罠に嵌められたものが一定の割合で含まれていると思われる。

 女は女を批判しない。それどころかどこかに男の関連がないか必死に探し、強引にでもこじつけて結局は男が悪いと批判の矛先を変えてしまう。そして女だけの自由を果てしなく追い求める。こうした巧みなトリックに流されることのないように注意したい。


尖閣ビデオ公開、義憤に駆られた上での行動に罪はない

2010-11-11 16:05:38 | 事件、事故

そもそも事故の映像を公開しなかった政府民主党こそ罪であり、
隠していたことに対する罪を負うべきだ。
更に、事故の際に海保の職員が殉死したという噂の真偽も明確にすべきだ。

<尖閣映像流出>「罪の意識ない」…保安官、船長に告白時
毎日新聞 11月11日(木)15時1分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101111-00000047-mai-soci

 

<参考>

・尖閣ビデオの隠された映像 船長の泥酔状態と日本侮蔑のシーン 2010.11.11 10:00
http://www.news-postseven.com/archives/20101111_5616.html

 沖縄県尖閣諸島沖で発生した中国漁船衝突事件のビデオ映像がYouTubeに流出。神戸海上保安部の海上保安官(43)が自らの関与を認めたが、海保が撮影していた残る3時間分のビデオには、未だ隠された映像があるとされる。

【船長逮捕の映像】
「体当たりを繰り返したとき、船長が酒を飲んでいたことは中国側船員の証言でも明らかになっています。海保の保安官が漁船に乗り移ったときには、船長は泥酔状態でひとりでは立てないほどだったそうです」(国会で公開されたビデオを見た民主党議員)

 中国漁船の船長は釈放後、中国に帰国すると、日本の海保に立ち向かった“英雄”として迎えられた。実際には泥酔状態だった映像が中国で流されれば、その“伝説”は崩れ去るに違いない。

【船長による侮蔑ポーズ】
「船長は『よなくに』に衝突したのち、甲板で指を突き上げるようなポーズをとって、海保側を侮辱したといわれています」(同議員)

【海上保安官の落水】
「海保関係者によれば、漁船に乗り移ろうとした保安官が、中国側の妨害によって船から落とされたそうです。落水した保安官に対し、船員が棒を投げ込んだシーンがあるとい われます」(同議員)

 石原慎太郎東京都知事は「側聞した情報」として、「落水した保安官に、中国の船員が銛を突きつけたらしい」と語ったことがある。また、漁船は一時、落水した保安官に向かって舵を切ったという情報もある。

 菅首相はそれと知りつつ、大国・中国の機嫌を損ねまいと、船長を釈放したあげく、ビデオを機密扱いにしたわけだ。
※女性セブン2010年11月25日号


尖閣事故ビデオ流出は他の話題を隠すための政府の策略か

2010-11-10 13:34:04 | 事件、事故

 尖閣事故のビデオが動画投稿サイトに投稿され、漸く国民に事故の詳細が提供されたのは大変喜ばしいことである。だが政府民主は、これを刑事事件として扱い、犯人逮捕に必死だ。そしてつい先程、海保の職員から事情聴取をしているという情報が入ってきた。

 2chやツイッターなど各種ネット上では、このビデオの投稿主を英雄視している。無理もないだろう。以前から何故衝突の様子を公開しないのか多くの国民は疑問視していたからだ。そして更に噂は大きくなり、海保の職員が事件により殉職したという情報まで飛び出している。だがこれの真偽についてはまだ不明だ。

・「尖閣事故で海保職員死亡」説 なかなか消えない本当の理由 2010/11/9 19:41
http://www.j-cast.com/2010/11/09080388.html
・★尖閣衝突続報★沖縄の人たちは真実をしるべきだ
http://blacknote.iza.ne.jp/blog/entry/1882276/
・「中国船舶は衝突させようとしたのではなく、 海に落ちた隊員を殺そうとして突っ込んだ」
http://www.asyura2.com/10/senkyo98/msg/927.html
・尖閣ビデオ流出過程で出る「谷岡 殉職」に関して
http://anond.hatelabo.jp/20101108220759

 だが、今までひた隠しにされていたビデオが、一旦ネット上に出回ったからと言って、マスコミも一斉に衝突の状況を報道するのはあまりに方向転換が早い気がする。日本のマスコミはほとんど反日に近い。従ってビデオが公開されたのはマスコミにとっても痛手のはずである。週末に行われている田母神俊雄氏を中心とした反中デモを右翼団体の行動と歪めて報道している点などは明らかにマスコミの反日姿勢の表れである。

 そうなると、今回のビデオ公開も実は政府主導のシナリオではないかという疑いも出てくる。最も可能性として考えられるのは、このビデオ騒動に国民の目をひきつけておく間に、別の話題が国民に知れ渡るのを防ぐということだ。

 今現在こちらで把握しているのは以下の話題だ。

1.人権擁護法案
尖閣ビデオと人権擁護法案
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1105&f=national_1105_049.shtml

2.警察資料流出事件
大失態!流出警察資料の中身 協力者や公安幹部の情報ズラリ
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20101101/dms1011011226002-n1.htm

3.黒木昭雄氏自殺疑惑
ジャーナリスト黒木氏自殺に不審な影「消された可能性も」
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20101106/dms1011061235004-n1.htm

 これらの話題に国民の目を向けさせないように、今回のビデオ騒動を政府主導で煽っているという可能性も否定出来ない。報道には常に裏があるという意識を決して忘れてはいけない。自分に都合のいい報道は誰しも鵜呑みにしがちである。しかしそれでは、フェミニズムの繰り出す各種政策に単純な女性が喜んで飛びつくのと何ら変わらない。有利な情報だからこそ慎重に捉える必要があるのだ。


男女関連事件、話題(11月号、その3)

2010-11-07 11:06:32 | ネット媒体

・日々命題-HOTなWORDを朝一 CHECK- 今日の話題ワード「尖閣ビデオと人権擁護法案」 2010/11/05(金) 10:47  
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1105&f=national_1105_049.shtml

 朝一番から電波びんびんHOTな話題ワードをテーマに文章綴る。寝惚けた頭に目覚めの一発。日々命題第回目のテーマは「尖閣ビデオと人権擁護法案」だ。

 「尖閣ビデオ流出」
 やっと、というべきだろうか。尖閣ビデオと見られる動画が公開された。とはいえ、公開から1日も経たずに削除されてしまった模様である。ネットの人びとには録画した方も居られるだろう。そうした方々によるミラー動画での喧伝活動や、ニコニコ動画へのMAD動画投稿活動に期待感が高まる。

 それにしてもセンセーショナルな動画である。元動画は削除されてしまったものの、今でも充分その緊迫した状況を伝える動画はYoutube上にUPされている。本物か否かの判断は各々個人に任せるが、これが本物だとすれば、ひとつやってみたいことが皆あるはずだ。

 そうだ。11月1日に一部公開された際、その公開されたビデオを見ての政治家たちの発言と照らし合わせたいというところである。田中康夫新党日本代表や福島瑞穂社民党党首、小林興起議員らは「騒ぎ立てるほどのものではない。ちょっと当たっただけだ」とコメントしていた。しかし、この動画を見て本当にそんな感想を抱いたのであろうか。はっきり言って国民意識とズレが生じているのではないだろうか。

 むしろ、山内康一国対委員長の「二度目も故意。大声で停止命令を出していたにも関わらず平然と衝突をしてきた」というコメントが最も的確に動画を説明したものであったことが解った。磯崎陽輔参院議員の「中国漁船の意図的な衝突と見て間違いない」という意見にも激しく同意する。また、武部勤衆院予算委筆頭理事の「悪質な事案であることは間違いない」という言葉も拍手を送りたいところだ。

 今回の、尖閣ビデオ流出は人権擁護法案から注目を逸らす為のものではという意見もネットにはある。確かにネットで尖閣ビデオに興味のある層は大抵人権擁護法案反対派の方だろう。もし、そうだとすれば、これは正に巧妙な罠を仕掛けてきたと言えるだろう。マスメディアでは尖閣ビデオに関して、それほど大きく取り上げず他のニュースを流す。一方、ネットメディアでは尖閣ビデオ情報を流し続ける。

 一般人に対して、尖閣ビデオ流出情報はさほど広まることなく、かつ、人権擁護法案に興味ある人間を惹きつける餌としては尖閣ビデオは正に最高級の撒き餌であると言いたい。尖閣ビデオに関して気になる方も多いだろう。しかし、それだけではなく、人権擁護法案に対しても目を向ける必要があることを忘れてはいけない。

 常に事物と対峙するときは一歩引いた目線を持つことが肝要だ。ひとつの局所に囚われて大局を見失うなんていうのは愚の骨頂である。尖閣ビデオは尖閣ビデオとして気にしつつも、人権擁護法案にも目を配る。そうした姿勢が今は必要とされているのである。


・ジャーナリスト黒木氏自殺に不審な影「消された可能性も」 2010.11.8 14:52
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20101106/dms1011061235004-n1.htm

 元警視庁の警察官で、ジャーナリストの黒木昭雄氏(53)=千葉県市原市=が遺体で見つかった事件。千葉県警市原署は現場の状況などから自殺と断定し、遺体は4日、荼毘に付された。だが、「岩手の未解決事件を追うなかで、何者かに消された可能性もある」との物騒な声も根強い。(夕刊フジ)

 黒木氏は2日午前11時10分ごろ、市原市内にある寺に停めてあったワゴン車助手席でぐったりしているのを長男に発見され、救急隊員が死亡を確認した。

 車内後方には、燃えた練炭が置かれていた。市原署は早い段階で自殺と判断。司法解剖は行わず、遺体は同日遺族に引き渡された。

 関係者によると、黒木氏は1日に「打ち合わせに行く」と言い残して出かけた。2日朝、黒木氏は家族に「墓参りに行く」とメールを送信。遠隔地に住む長男がたまたま仕事が休みで、寺に様子を見に行くと車を発見した。

 裏金問題を現役警察官として告発した元愛媛県警巡査部長、仙波敏郎氏(現鹿児島県阿久根市副市長)は「岩手の事件ではかなり真相に迫っていた。7月に話した際、ホンボシ(真犯人)にたどり着いたと聞いた。『1人で大丈夫か?』と伝えたが、私も阿久根におるので手伝うことができなかった。私の感覚だと完全に殺されたと思う。警察は解剖すべきだった」と悔やむ。

 岩手の事件とは2008年7月、岩手県川井村で当時17歳の少女が絞殺体で発見され、知人の男(30)が三陸海岸の断崖に遺留品を残し、飛び降り自殺を偽装し、逃げたとされるもの。

 黒木氏はこれまでの取材で、容疑者の男を脅迫していた別の人物を突き止めていた。指名手配犯はその人物によってすでに消され、容疑者の“身代わり”となった可能性を複数の証言や証拠をもとに指摘している。

 黒木氏と親しかった交通ジャーナリストの今井亮一氏は「事件にのめり込んでいた。あそこまでやるジャーナリストはいないでしょう。今月1日は、事件の報奨金が100万円から300万円に上がった。のめり込んでいたからこそ、矢折れ力尽きたのか…。経済的に困っている様子もなく、『今度、飲みに行きましょうね』という話もしていた」と話す。

 一方、元警視庁刑事の北芝健氏は「練炭自殺と見せかけることは簡単。血液を分析して睡眠薬成分などを調べるべきだった。ただ、黒木氏は生活に困窮していたとも聞いている。私も援助を考える矢先の出来事だった」とコメント。

 「近い関係にあった反権力陣営や仲の良かったメディア関係者が彼の困窮を知りながら、なぜ救えなかったのか? いまはただただご冥福をお祈りするのみです」と話している。

 黒木氏は偶然にも、(6日既報の)警視庁に痴漢容疑の取り調べを受けた後に自殺した原田信助さん=当時(25)=の母、尚美さん(54)と同日午後4時ごろ、電話で話していた。

 尚美さんは「私が(新宿駅の)現場近くで目撃者捜しを続けていたところ、駅員がその様子を写真に収めてきた。そのことを黒木さんに伝えると『駅側が構内の目撃者捜しをやめさせるため、偽計業務妨害の証拠として撮影した可能性が高い。しばらくは駅構内での活動は自粛した方が安全です』と親身にアドバイスしてくれた」と明かす。

 黒木氏は、死亡する前夜も全面的なバックアップを約束していたという。それだけに「翌日に自殺するなど、到底信じられない」と尚美さんは驚きを隠さない。


警察内部資料流出関連

2010-11-07 09:58:44 | 事件、事故

・「情報テロ」一体誰が…警視庁を震撼させたネット流出 2010/11/06 13:01
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/460032/

【疑惑の濁流】

 国際テロを捜査する警視庁公安部外事3課が作成した可能性のある資料がインターネット上に掲載された問題は、横浜市でのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の開催直前に何者かが仕掛けた「情報テロ」だったとの見方で固まりつつある。現状でも「日本のインテリジェンス(情報活動)史上、最悪の事態」(警視庁OB)といえるが、仮に内部犯行だった場合に警察当局が受けるダメージは計り知れない。“手負い”の警視庁は、どこまで真相に迫れるか-。

 ■意図的?「ウィキリークス」名乗るサイトにも

 《聴取計画について

 みだしのことについては、FBI(米連邦捜査局)からの捜査要請に基づき次の通り聴取を実施したい》

 資料には表題に続き、チュニジアやモロッコ国籍の6人の名前や住所、生年月日などの個人情報が並ぶ。これ以外にも警察官2人がモロッコ人男性と東京・銀座のかに料理店で接触した際の聴取結果、イスラム圏の大使館の給与振込口座解析結果、さらには顔写真が入った警視庁国際テロリズム緊急展開班名簿…。秘匿性の高い“一級品”の捜査資料の流出は114件にのぼった。

 これら警視庁のものとみられる資料が、ファイル共有ソフト「ウィニー」のネットワーク上で閲覧可能になったのは10月28日午後9時のことだった。ほぼ丸1日、ウィニーに接続されていた形跡があり、警視庁は29日午後8時ごろ、民間会社から神奈川県警を通じて寄せられた通報で掲載を確認。激震が走った。

 「意図的に掲載されたとしか思えない」。情報セキュリティー会社「ネットエージェント」の杉浦隆幸社長は指摘する。

 追跡が困難なルクセンブルクのレンタルサーバーを利用していたことや、暴露ウイルスに感染した際に特徴的な流出元の個人データなどがなく、国際テロに関した資料のみが流出していたからだ。

 「捜査協力者」として多くの個人情報が掲載されているが、ウィニー上に流出した資料は、現在もサイトに転載を続けて拡散しており完全削除はもはや不可能な状態に。

 いち早く転載されたサイトには、米軍などの機密情報を内部告発するサイトとして世界中で注目を集める「ウィキリークス」を模した名前のものもあった。フォルダの名前に現職公安部幹部の名前を冠していたこともあり、「内部」の疑念も浮上した。

 流出した資料は北海道洞爺湖サミット警備の体制などのほか、外事3課が動向を追跡する外国人の人定事項台帳なども含まれた。

 「長い間かけて積み重ねてきた国際テロの捜査は振り出しに戻ってしまうのか」

 警察幹部は唇をかみしめた。

 ■「個人」で所有できない資料…誰が、どこから

 容易に入手することが困難な内部資料。では、誰がどのようにして入手したのか。依然として謎に包まれている。

 公安警察は、強固なピラミッド型の組織で情報は下から上へと吸い上げられ、断片的な現場の情報が幹部のところで一つのまとまった形になるとされる。幹部と同様、現場でも情報を共有する刑事警察とは事情が異なる。

 今回、掲載された資料は内容が濃く幅の広いものだった。そのため、「現場の捜査員レベルが持てる内容ではない」(公安部OB)との見方が強い。

 このため、幹部クラスのパソコンから流出した可能性もあるが、資料作成時期は約6年間の幅がある。1年から2年で異動することが多い幹部では、アクセス権限などからすべての資料を入手することは不可能という。

 公安部ではPDF形式で資料の保管はしておらず、警視庁の専用サーバー内にある各課のファイルに保存。だが、114件の資料のうち108件はPDF形式のファイルだった。ファイルに残る記録では、大型連休中の5月2日から4日にかけてPDF化されていた。この時期に集中して、電子データから直接変換されたとみられ、入手時期も同時期の可能性が高い。

 警視庁の専用パソコンから外部記憶媒体にデータを移すと暗号化処理され、別のパソコンには移動できないという。電子データで直接PDFに変換されていることから、警視庁のサーバー内から資料が抜き出された疑いが浮上している。

 「サーバー内に侵入されたとすれば、他の資料も抜き出されても不思議ではない。第2、第3の“攻撃”をしかけてくることもあり得る」。警視庁幹部は「情報テロ」の脅威に警戒を強める。

 青森中央学院大の大泉光一教授(国際テロリズム)も「管理の仕方がずさんどころではない。管理システムに問題がある。なぜ起きたのか、原因を究明することが大事。今後も同じような流出事件が起きる可能性が高い」と警鐘を鳴らす。

 ■国民の生命脅かすインテリジェンスの危機

 「サードパーティールール」。情報の世界では、第三者に情報提供する場合は提供元の同意を得るというルールが存在する。

 今回流出した資料の中には、このルールに基づいて海外の情報機関から提供されたものやFBIからの捜査要請も含まれていた。外事警察、とりわけ国際テロの取り締まりには海外機関の協力は不可欠。だが、今回の件で国際的な信用が地に落ちる可能性がある。

 外交ジャーナリストの手嶋龍一氏は、テロ情報は一国では成り立たないと前置きした上で、「日本との情報交換が危険と他国からみなされる。おのおのが極秘の情報源で命をかけて情報収集している。良質な情報は提供してもらえなくなる」と今回の問題の深刻さを指摘する。

 警視庁は「資料が内部資料であるか調査中のため内容についてはコメントできない」としている。資料が本物であると認めれば海外の信用を失い、認めなければ真相の究明はできないというジレンマを警視庁は抱えている。

 「国として、きちんとしたインテリジェンスのセキュリティーが構築されていない。国をあげて横断的に情報を管理するシステムの構築を本気で考えなければならない」

 日本大学法学部の福田充教授(情報危機管理)は、国家としてのインテリジェンスの重要性を見つめ直すべきだと主張する。


・大失態!流出警察資料の中身 協力者や公安幹部の情報ズラリ 2010.11.01
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20101101/dms1011011226002-n1.htm

 警視庁の内部資料とみられる文書がインターネット上に流出した問題が波紋を広げている。文書には国際テロ捜査の「協力者」であるイスラム教徒の外国人の個人情報や、公安幹部の氏名など機密情報がズラリ。さらに、大規模テロ発生の際の対応手順など捜査機関の「手の内」を明かす記述もあった。アジア太平洋経済協力会議(APEC)直前に起きた前代未聞の不祥事に、関係者は頭を抱えている。

 「コンピューターがラインで接続されている限りは、どこからでも操作が可能であるということを忘れてはならない」

 流出資料とみられる文書にはコンピューター犯罪への「注意事項」が記載されていた。だが、機密文書の大量流出が濃厚となった今では、この言葉もむなしい。

 流出した内部資料のフォルダには警視庁の現職幹部の氏名もはっきりと記載されていた。このため、警視庁内部の関係者が資料作成に関与した疑いが強まっている。

 資料は、国際テロの捜査や情報収集を担当する警視庁公安部外事3課に関する内容がメーン。同課のほか、「警察庁」、「愛知県警」などの記載もあった。警視庁関係者によると、「いずれかの関係者によって、2004年から今年にかけて作成された疑いがある」という。

 「100点以上に及ぶ」(関係者)という資料には、2008年7月の北海道・洞爺湖サミット(主要国首脳会議)のテロ情勢分析のほか、国際テロ組織アルカーイダとの関係が疑われる外国人の周辺情報や、在日大使館の口座を分析したものも。さらに、国内外の捜査「協力者」の氏名も記載されていた。

 この「協力者」とみられるのは、東南アジア出身の30代の男子大学院生。文書には、日本人の知人として30代の財団職員の名前もあった。

 資料では、この大学院生が「過激派と政権側の双方に通じているため、相当危ない橋も渡ってきている」などと論評。2000年代には、「10回以上、政治犯として身柄を拘束されている」。「彼の仲間は大部分が消されている」といった物騒な記述もあった。

 文書には、「接触方法」や「接触場所」も細かく記載されており、この情報が正確なら、こうした「協力者」には生命の危険さえ及ぶことになる。

 ネット上では、2007年2月に外事3課に派遣された男性巡査長が、約1000人分の個人情報などが入った記録媒体を紛失した事件との結びつきを指摘する声も出ているが、「この時に紛失したものである可能性は低い」(警視庁幹部)という。

 これまでも警察の内部情報は多数流出している。06-07年には愛媛、山梨両県警や警視庁北沢書の警察官のパソコンから、ファイル交換ソフトを介して情報が流出。警視庁の警察官が流出させた資料には、山口組系暴力団後藤組(当時)の捜査資料もあった。