社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

「因果の法則」が犯罪を呼ぶ --愛知3人組女性拉致殺害事件--

2007-08-31 11:55:20 | 事件、事故

 愛知県で起きた3人組の男による女性拉致殺害事件は非常に痛ましいものであった。犯人と全く面識の無い、何の落ち度も無い女性が何故命を奪われなければならないのか。悲しみと怒り、そして理不尽さを各マスコミは繰り返し報道している。

 だが、この事件の背景を見ていくと格差社会はじめとする現代の社会病理を反映している様子が読み取れる。

 まず、被害女性は小学6年の時にピアノコンクールに出場していることや、事件を受けての母親の手記に書かれたあの達筆な文字と優れた文才、更に被害女性の葬儀に参列した恐らく母親の友人と思しき女性達などをみる限り、早くに父親が亡くなったとはいえ、裕福な家庭に生まれ育ったのではないかと推測できる。

 一方、加害者の顔ぶれは新聞販売店で月10万円程度の収入だとか、女性と同居してヒモ状態だとか、決して順調な暮らしではなかったようだ。彼らは闇サイトと呼ばれる犯罪仲間を募るサイトで知り合ったと言うが、もはや破れかぶれの自暴自棄に陥っていたのではないだろうか。

 だからといって、金持ちは貧乏人にやられてもいいなどと言うつもりはない。今回の事件でも、死刑が怖かったからという理由で犯人は自首しているし、法律の縛りが一定の役割を果たしているという評価は出来る。しかしもっと大切なのは、犯罪に手を染めてしまう者を生み出さない社会構築が必要だということなのではないだろうか。

 景気の良し悪しと犯罪は相関すると言われている。格差社会が犯罪を増やすというのは恐らく正しいだろう。では格差社会をなくすためにはどうすればいいのか。国の政治も大切ではあるが、国民一人一人の心掛けというものも大切であるはずだ。

 「因果の法則」という概念がある。細木数子などがよく使う言葉であるが、因果とは原因と結果の相互作用のことだ。1つの原因があってある結果が生じる。今度はその結果が原因となって、また別の結果を生じる。この世の中の全ては、この原因と結果の連鎖反応であるということだ。(*1)

 つまり、たとえこの事件の当事者が何のつながりもなかったとしても、極めて長い因果の連鎖を辿れば、何らかのつながりがあるだろうと考えることも出来るわけだ。それは何も事件の当事者ではない我々でも同様に関係があるということになる。

 例えば、被害女性は近所の飲食店で行われる囲碁を通じて知り合った5歳年下の男性と交際していたという。この女性の場合はたまたまかも知れない。しかし30歳を過ぎた女性が年下の男性と交際するケースが最近増えているとマスコミは主張しているようだし、そうした傾向が30代40代の男性の人生をより過酷なものにすることにはならないのか、またそれが女性に対する怨恨、そして犯罪の温床につながっていくのではないか。

 ここで大切なのは、本当に困っている人を救うという社会の仕組み、そして国民への啓発が出来ていないということだ。自分に都合のいい環境ばかりを果てしなく追い求める、その結果恵まれない「真の弱者」は容赦なく切り捨てられる。ホームレスやネットカフェ難民に男性が圧倒的に多いことや、男女共同参画の名の下、女性の就労支援ばかり税金をかけて行っていることなどを見るだけでも、国の政策が如何に本当に困っている人を救う仕組みになっていないかが見て取れる。

 女性というだけで大事にしてもらえる、男性というだけで粗末にされる、そうした「歪んだ弱者救済」が犯罪を呼び、更に人々の心を破壊しているのではないだろうか。「因果の法則」が悪循環となるような社会にはしてはいけない。

(*1)「生き方が苦しくなるのには、それなりに理由がある」より要約
http://www4.plala.or.jp/k-k/komoku183.html

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赤い月は美しくても、赤い国連は美しくない

2007-08-29 18:02:42 | Weblog

 昨日は皆既月食があった。但し、東京や横浜など関東地方の一部は雷雨となり天気は大荒れ、交通機関にも影響が出るなどとても月食どころではなかったようだ。それ以外の地方も北海道や九州四国など一部の地域を除いて全国的に雲が多い空模様となり、絶好の観測環境とはいかなかったようだ。

 月食にまつわる話は全世界にあるが、その多くは不吉な出来事の前兆などあまり縁起のいい話はないようだ。それだけ、古くから人々の間には生活の不安というものが付きまとっていたという事なのだろうか。

 ところで、皆既月食といえば、月が完全に地球の影に隠れた状態の時に見える赤色の月が印象的だ。何故赤色なのかなど詳しいことは本ブログでは触れないが、「赤い月」と言われると何か不吉な予感がしてしまうのは私だけだろうか。

 「家族の絆を守る会」など家族問題の専門家として名高い岡本明子さんは、国連が既にフェミニズムに汚染されているとして、「赤い国連」と評している。それに関する論考を雑誌「正論」8月号で寄せている。(*1)

 何も皆既月食でなくても、夜空の星などを眺める時は独りよりも妻や夫、そして子供達など家族で色々教えあいながら見るのがいいに決まっている。昨日もある掲示板で、月食の月は何故赤いのか娘に聞かれたので教えて欲しいと父親らしき人が書いてきた。早速詳しい人から回答が書き込まれてたのを見て思わず感心した。こうしたことでも家族の絆を深めることが出来るのかと。

 家族破壊のフェミニズムの蔓延を絶対に阻止しなければならない。月食の赤い月が決して不吉な前兆とならぬように。

(*1)家族社会の大切さを特集 --雑誌「正論」8月号--
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/59f5af5b4acdded7df4b5e143425a9fb

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事件の報道格差とそれに翻弄される国民 --警官射殺心中、元交際男性殺害--

2007-08-27 10:47:25 | 事件、事故

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070827-00000067-san-soci
(この記事は、ヤフーニュースのブログ一覧にようやく掲載されました。8/28 9:00確認)

 警官と女性の射殺心中事件に続いて、今度は仙台で女が元交際相手の男性を殺害するという事件(事件そのものは6月に発生)が発覚した。恋愛感情を巡る愛憎という点で両者の事件は共通部分があるのだが、報道のされ方には大きな格差が感じられる。

 警官の事件については、情報を小出しにして繰り返し報道することにより事件の悪質性を過度に強調しようという策略が感じられる。警官が恐怖で座り込んだ女性を見下ろしながら拳銃を撃ったという残忍な犯行、といった記事の書き方などは如何にも恣意的な印象を受ける。他にも、女性の家の鍵を警官が所持していたとか、パトカーで女性を送迎していたなど職権乱用を強調している点なども同様の印象だ。

 一方、女が元交際相手の男性を殺害した事件では、元々報道の量が少なく、警官の事件や他にも犯罪サイトで知り合った3人組の男による殺人事件の報道などで覆い隠してしまおうという意図さえ感じられる。女の事件は隠蔽するというフェミの体質がここにも表れているのか。

 警官の事件も、仙台の女の事件も、何れも気の毒な事件だと思う。また逆に異性愛というものが事件にまで発展してしまうほど人にとって欠かせないものであるという証でもあるだろう。これらの事件を解説したブログなどは無数に存在すると思われるが、特に警官の事件に関しては「速やかに身を引くのが男だ」とか、「欲しいものが手に入らない子供が駄々をこねているのと同じ」など男性を敢えて幼児化させて揶揄する論調が多い。もちろんそれらのブログ作者がフェミに侵されているとは限らないが、結婚文化が破綻し、恋愛格差が出来てしまった現代社会の病理というものを彼らがどこまで深刻な問題として認識しているのか甚だ疑問である。

 格差社会というのは、単に格差が出来上がるだけではない。格差によって出来た勝ち組が負け組を切り捨てて非難するという要素を伴っているのだ。事件を起こした犯人は皆負け組である。その負け組を非難することによって、自分が勝ち組であることを改めて認識し優越感に浸る。しかしそんな状況では至る所で足の引っ張りあいが生じ、格差は更に広がる悪循環となってしまう。

 フェミニズムは格差社会の象徴的な存在である。女性を勝ち組に、男性を負け組にするシステムと考えてもいい。ストーカー規正法も職場のセクハラ対策も、そして女性専用車両も全て女性の意識だけを優先させた政策である。社会を全て女性の思い通りになるように法体系も作り変えてしまう。しかしそれで社会が健全になるわけがない。社会に横たわる悪しき権力に国民が一早く気付いて欲しい。犯人を非難しているだけでは弱い者虐めと同じなのだ。

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女性の独身主義が事件の背景に --警官飲食店女性殺害--

2007-08-24 11:50:13 | 結婚、恋愛

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070824-00000062-mai-soci

 警官が思いを寄せていた女性を射殺し自らも命を絶つという事件が議論を呼んでいる。テレビや新聞など表のメディアでは、住民の安全を守る立場の警官が拳銃を凶器として使用したとして、警察組織の体質や管理体制を疑問視する報道に終始している。しかし、フェミニズムの影響で結婚難と言われている現代、問題は奥深いものがあると思う。

 この警官は40歳独身、どうも恋愛経験も乏しかったようだ。一方被害女性は32歳、飲食店の店員。警官はこの店に行きつけていたという。これを見れば接客業として愛想良く接する女性に警官が騙されてしまい、本当の恋愛と勘違いしてしまったと考えるのが妥当だろう。

 しかし、では何故今迄警官がこの歳まで独身を余儀なくされたのか。それまでに職場の同僚などが結婚相手を紹介するなど何故結婚出来るようにしてやれなかったのか。そこを考える必要がある。

 今や30代40代で独身は当たり前になりつつある。しかしそれを正常と考えてはいけない。好きで独身でいる者などごく僅かで、ほとんどが結婚したいと思っている。しかしその思いを侵害しているのが結婚したくない女性達だ。

 彼女らは、大抵の場合フェミニズムに汚染されている。結婚は束縛、独身は自由、しかし彼女らは結婚したいけどいい男性がいないからと自らの責任を認めず、男性側に責任を転嫁している。

 結婚というのは、相手の良い部分を見つけ、また互いに不足しているところを補い合いながら協力していかなければならない。しかしフェミが蔓延する現代では、女性が男性を軽蔑し、遊び道具のように扱う。自分の好きな時だけ付き合って、いらなくなったら捨てる。そうした男性を粗末にする女性達がいる限り、こうした事件はなくならないであろう。

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市場経済を破壊するフェミニズム --女性優位の労働環境格差--

2007-08-22 16:40:53 | 労働

 大卒女性は今後採用しない、そういう時代が果たしてやって来るのか、当然そんな事態はフェミニズムが許さないだろう。しかし企業からはそうした公言出来ない本音が至るところで聞かれるようだ。

 ある保守系の掲示板で次のような投稿を目にした。ある会社では近年入社した女子大出身の女性社員がほとんど皆フェミニズムの思想に汚染されていて、従軍慰安婦には全面的に日本側批判、日の丸や君が代にも否定的という有様だとか。そのため今後女子大出身の女性の採用を控えることも検討しているらしい。

 彼女らの存在により業務効率や職場の人間関係など具体的にどんな悪影響が生じているかはその投稿では触れられていないが、義務を放棄し権利だけを主張するのが近年のフェミニズムだから、彼女らの悪影響は大体想像がつく。

 だが、こうした事態はフェミニズムの性質を考えれば比較的容易に予測出来る。育児休暇や最近では社内に託児施設を設けるなど、女性の労働環境の整備のためだけに企業が経費をかけるとなれば、その分従業員には負担が重くのしかかる。

 しかも、入社してくる女性が男性に対する偏見と敵対心を持った攻撃的な性格となれば、職場の人間関係は勿論、従業員の士気そして業務効率も悪化し、企業の存続まで危ぶまれる事態にもなりかねない。

 そんな女性はいたとしてもほんの僅かではないかと言われるかも知れないが、そもそも集団というのは、少数の傲慢な者達で左右されるものだ。少数だからといって侮ってはいけない。しかもそうした質の悪い女性が増加傾向にあると言うのだから尚更である。

 このように企業がフェミニズムに占領されていく事情を憂いたのか、トヨタ、JR東海、中部電力が主体となって、将来の技術者を育成する中高一貫校(海陽学園)を設立した。この学校は男子校ということで、計画当時にはフェミ団体などから批判の声も上がったが、現時点では共学化の予定はないようだ。

 だが、ここで育成される技術者達は、フェミに汚染された非効率な従業員の負担を引き受ける役割を初めから背負わされているのではないだろうか。たとえ優秀でないからといっても、女性を雇用しないわけにはいかない。しかし雇用したからには、賃金も役職も相応のものを提供する必要がある。そこで1人で実質2人分も3人分も働いてもらえる従業員が必要になるというわけだ。

 そのため、フェミもこの中高一貫校に関しては表向きは差別を主張しつつも、実際は黙認するような気がする。むしろ黙認というより、ここに女子を入れてしまったら、負担を背負う側に女性が回されてしまうことになる。だから共学などにはしたくないというのが連中の本音ではないだろうか。

 男性は競争社会の中で過酷な労働環境に耐え経済の発展に尽力し、女性は恵まれた労働環境の中で残業も転勤も免除され快適に働けて、しかも昇給も昇進も男性と同等のものが得られる。これでは女性を雇いたくないという意見が出ても無理もないだろう。フェミニズムは市場経済すら破壊してしまうのだろうか。


女性の賃金労働は社会貢献にあらず --セクハラ対策、女性専用車両--

2007-08-20 12:13:09 | 労働

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070820-00000901-san-soci&kz=soci

 改正男女雇用機会均等法(均等法)が今年4月に施行された。今回の改正では男性へのセクハラも規定されたなど如何にも男性へも配慮しているかのような演出をしているが、家族社会の原点を考えれば、拒否意識だけを優先させる社会風潮は益々フェミ権力を加速させるだけである。

改正均等法 施行から150日 制度浸透へ(2007年8月19日)
http://www.chunichi.co.jp/article/living/life/CK2007081902042150.html

 この種の話題については何度も本ブログでも問題点を指摘してきたが、まず、セクハラだけを強調している点、次に決定権は全て女性にあるなど女性の意識を優先させている点、更に男女の性的な触れ合いそのものまで否定している点、そして女性の賃金労働だけを賛美している点、要点は大体こんなもんだろう。

 リンク先の中日新聞の記事では、職場恋愛もセクハラに該当するなどとしている。しかしここまで制限するのは、コミュニケーションの崩壊を招くのではないだろうか。これまで職場恋愛で結婚した人もいるだろうし、上司から見合いの紹介をされて結婚したという人もいるだろう。それすら法的に禁止するのは憲法の生存権や幸福を追求する権利などに抵触しないのか。

 フェミニズムは、少しでも男女の出会いの機会を剥奪しようと躍起になっているようだ。連中の目的は家族解体と男性差別である。男女が仲良く夫婦関係になってしまっては、夫の不利益は妻にも及んでしまう。従って、男女の仲を引き裂き、女性が男性を攻撃しながら快楽生活を送れるような仕組みを作りたいのだ。

 DVその他の理由による離婚や、独身女性を自立しているなどとして賛美し女性に非婚化を促す活動も全て家族解体に直結している。更に女性専用車両などを蔓延させて男性の利便性を悪くし、男性を疲れさせ、過労死やリストラに追い込もうという狙いもあるだろう。更に男性=痴漢という過剰反応を女性に認識させ、1人でも多くの男性を痴漢に仕立て上げ、仕事を首にさせて社会追放してしまえという狙いもあるだろう。

 要するに、フェミニズム政策は全ての政策が連鎖的に弊害を生み出してしまっているという点に注目したい。従って、個々の事例に限定して考えても良い結論は得られない。巨大権力の狙いは何かを常に頭に入れながら個々の事例を検証する必要があるのだ。


健全な社会規範を崩せば法律も無意味と化す --挑発して痴漢騒ぎ--

2007-08-17 16:33:02 | 結婚、恋愛

 ミニスカートやノースリーブなど肌の露出度の高い格好の女性は痴漢を誘発するなどの議論は何度も話題になるのだが、現状ではフェミニズムの権力により女性がどんな格好をしようが自由であるとして他の意見はねじ伏せられている。

 今回も、ライブドアニュースでその話題が取り上げられた。但し今回は他社の女性記者が女性に対し厳しい内容の記事を書いたことに対する見解が主になっており、女同士ということでなかなか批判もしにくい状況が読み取れる。

オーマイニュース女性記者 「挑発して痴漢騒ぎ、いただけない」
http://news.livedoor.com/article/detail/3269799/

 だいたい、露出度と痴漢との因果関係をわざと否定しようという女性の意識には実に腹立だしいものがある。児童ポルノなどは性犯罪を助長するといって制限ばかり主張するくせに、女性の露出だけは自由にさせろというのでは矛盾している。

 どんな格好も自由だという女性の主張は、男性がどう思おうが知ったことではないというものだ。つまり相手の気持ちを無視し、自分だけの快楽を満喫するという極めて身勝手卑劣な態度である。こうした女性の意識こそ「犯罪的」であり、処罰の対象とすべきではないだろうか。

 この様な身勝手な露出女性に対しては、痴漢されても犯罪として扱う必要性も失われると私は断言したい。例えばミニスカートなら膝上10センチなど一定の基準を設け、それを超える格好をしていた女性が痴漢をされても事件として扱わないなどの徹底した自己管理責任を女性に負わせる必要があると思う。痴漢の取締りにも貴重な税金が使われているのだ。

 しかも、露出女性が性欲を喚起させることになれば、その欲情が別の清楚な女性や幼い少女などに振り向けられることもある。つまり露出女性は痴漢の誘発或いは教唆をしていると考えることも出来る。痴漢は地味で大人しい子が狙われやすいというのは、実は露出女性の身代わりに犠牲になっているのだ。

 そもそも、結婚して子供を設け家族を営むという健全な家族社会が機能していれば、犯罪などそう簡単には起きないものだ。特に性犯罪という概念は、前提として家族社会における性生活を規範としているからこそ意味がある。結婚の根本とは、性欲の相手を独占的に確保するということだ。即ち結婚とは性の役割を果たすという意味で極めて重要、且つ必須項目なのだ。結婚するかしないかは本人の自由などというのは既にフェミニズムに汚染されている。

 ところが、結婚もせず女の性としての役割も果たさないばかりか、自らの性快楽と財布代わりのためだけに男性を利用し遊びまくるだけの独身女性や、遊びまくって貞操意識も醜く破壊した挙句、女に飢えた男の弱みに付け込んで金回りの良さそうな健全な男を捕まえて結婚し、何食わぬ顔をして我侭で贅沢な暮らしを追い求め、しかも自分の男性遍歴を誇らしげに思うような女性が当たり前のように大手を振って歩くような社会では、性規範そのものが破壊されてしまい、もはや性犯罪の有効性すらなくなってしまうのではないだろうか。

 しかしながら、今回のライブドアのニュース記事でも、「『独女通信がPJ記者に物申す』(6月18日)を書いた女性市民記者は多くの女性を味方につけた。」、「女性を代表したニュースサイトとして『一言言っておきたい』という気持ちがありました」などまるで独女通信(以下、独通)が正義の象徴であるかのような言い回しをしている。オーマイニュースの女性記者を正面から批判出来ないと思ったのか、特急列車内強姦事件に関する男性市民記者の記事で物議を醸した話題を再び掘り起こして批判の矛先を変えている。

 独通の問題点については過去にも触れたが(*1)、結婚を否定的に描き、男性を見下し、女性がなるべく結婚しないように洗脳するという、まさにフェミニズムの手本のようなものだ。つまり独通が描く女性の多くは反面教師として捉えるのが適切なのだ。そんな独通が「多くの女性を味方につけた」と言ったところで、それは知性の低い女性が味方になっただけで、そうした女性がフェミニズムの影響で増えているからこそ大問題なのだ。それを「女性を代表したニュースサイト」などというのは自意識過剰も甚だしい。「あんた達と一緒にされたくないわ」という女性の声が今にも聞こえてきそうだ。

 ネットのメディアは、テレビや新聞などの従来のメディアよりもフェミ色が薄いように見られがちだが、それは2chなど利用者が自由に情報発信出来るものに限られるのだ。ライブドアやJ-CASTなども含め、大手ポータルサイトやニュースサイトといった公共性の高いところが発信する情報はやはりフェミ色が強い。それだけフェミニズムが情報統制を行っているということなのだろう。しかしそんな不当な統制には絶対に屈服してはならない。

(*1)一番悪いのは独女通信の背景に根ざすフェミニズム --車内レイプ事件を巡る論争--
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/74d40a91c9a9681af42a270559c80524


終戦記念日、本当の平和はあるのか?

2007-08-15 11:27:17 | Weblog

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070815-00000903-san-pol

 本日は終戦記念日である。この時期必ず話題になるのが首相などの靖国神社の参拝や憲法第九条の問題である。小泉前首相は参拝するが、安倍首相はじめ全閣僚は参拝を見送るそうだ。これらについては他サイトでも有力な情報が沢山あるのでそちらを参照されたい。

 私は反戦や平和を主張する人達には、今の社会のどこが平和なのかと問い質したい。年間3万人を超える自殺者に代表されるような格差社会など、「国内冷戦」は今も尚続いている。勝ち組の人間だけが奇麗事で平和を主張しても何の説得力もない。格差社会は戦争社会そのものなのだ。


帰省ラッシュも家族社会の証、でも勝ち組だけの家族では困る

2007-08-13 14:47:21 | 家庭、教育

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070813-00000009-mai-soci

 お盆休みも既にUターンラッシュが始まっているそうだが、休みを故郷で過ごす人達が依然としてまだ多いということは、日本の家族社会もまだまだ健在だということの裏付けなのかも知れない。

 本ブログも今日と15日は休みの雰囲気で、それほど力の入った記事は書かないことにしようと思う。

 話は戻るが、テレビのニュースで映し出される帰省ラッシュの姿というのは、いわゆる「勝ち組」の人達だ。負け組の人達は帰省する金もないし、家族が持てない人もいる。マスコミも格差社会の問題点を指摘するのなら、勝ち組の姿ばかりを映し出すのではなく、負け組の取材もすべきではないだろうか。


家庭を大切にする良識ある女性の台頭が不可欠 --女性管理職調査--

2007-08-10 09:51:16 | 労働

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070810-00000112-san-bus_all

 「必要な知識や経験、判断力を有する女性がいない」、女性管理職の少ない理由として企業が挙げた最大の理由だ。この分析が多くの女性に、そしてフェミニズムに与える影響は如何なるものとなるのか。

 厚生労働省が9日発表した平成18年度女性雇用管理基本調査によると、企業の管理職における女性比率や男女の育児休業の取得率は、過去よりも上昇傾向にはあるものの依然として低水準であるという結果が出た。

 それにしても、「必要な知識や経験、判断力を有する女性がいない」という、女性に対する明らかに否定的な見解を政府が発表するのは意外である。男女共同参画関連の調査結果やそれらに対する見解はこれまで何度も発表されてきたが、それらは全て、男性の配慮が足りない、男性の協力が足りないなどといった、男性側の原因を指摘するものばかりだった。従って、今回の政府見解はようやく的確な分析に近づいたいわば「画期的」なものと言えるのかも知れない。

 勿論、今回の結果で社会の風が変ったと考えるのは早計である。相変わらずマスコミは保守派の安倍内閣叩きを行い、先の参院選では姫の虎退治はじめとする民主党の女性議員を増加させることに成功した。逆に、本ブログでも取り上げた「ドブネズミ色」など男性議員を揶揄する女性議員の発言に対してマスコミは全く問題視していない。

 また、中日新聞の学生向け記事では、お見合いパーティーに際し予め男性参加者のみにコミュニケーションに関する「教育」を行った上で参加させたというものがあった。最初から男性にはコミュニケーション能力がないと決め付けたやり方である。その「教育」の中身について知りたいものだ。

 この他、芸能やスポーツ関連に目を向けると、大相撲の朝青龍やフィギュアの織田信成に対しては厳しい処分を課し、米国で岩に落書きをしたことが問題となっている歌手AAAの伊藤千晃には何の処分も課される気配が無いなど、男性厳罰論と女性擁護論の傾向は相変わらずである。

 勿論個々の事例に違いがあるので一概に比較は出来ないが、例えばAAAの伊藤を擁護する女子中高生達から「みんながやってるからいい」と行為を正当化したり、批判する者達に対して「あなた達が口を出すことじゃない」、「おじさんたちは一体何様?」という意見が聞かれる点などは、女性は批判されるべきではない、女性を批判する男性は悪であるといった、女性上位、男性蔑視の悪しき風潮が学生達の間にも蔓延している気配がうかがえる。

 こうした女性の意見が大手を振って歩いているようでは、「必要な知識や経験、判断力を有する女性がいない」と言われても仕方が無いだろう。また今の中高生を見ていると今迄以上に女性の知性は悪化していくのではないだろうか。

 知性と教養ある女性であれば、仕事を優先して家事は旦那に押し付けとか、或いは結婚は邪魔だなどという反社会的な考えは絶対に持たないだろう。家庭を大切にする良識ある女性が台頭し、家庭を求める男性の当たり前の意識に報い、晩婚化や非婚化を解消してくれることを願うばかりである。

(この記事は、ヤフーニュースのブログ一覧に掲載されました。)