社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

ネット上に暗躍する、「フェミ男性」の悪質性を批判せよ(その3、最終回)

2007-04-30 17:40:28 | 特集:「フェミ男性」の悪質性

 フェミ男性は、フェミ女性を唆し、調子に乗ったフェミ女性は更に身勝手になる。しかしそのために益々犠牲になる男性が増える。独身主義の女性が増えればその分結婚できない男性が増える、離婚したい女性が増えれば離婚させられる男性が増える、残業も転勤も嫌だが給料や出世は男性と同じにせよと言えば男性の負担が増える、企業が女性の採用を渋っても雇用均等法のために女性も雇わざるを得ず、男性の採用が減る。

 このように、家庭で、職場で、一般社会で、様々な形で男女間の軋轢が生じ、そのしわ寄せは女性全体に対する実力行使の攻撃という形で復讐されるのだ。

 しかし、こうした状況においても、全く実害を受けない者がいる。それがフェミ男性なのだ。いくら痴漢が増えたと言ってもフェミ男性は痴漢にも遭わない、勿論強姦もされない、殺されもしない。そればかりか、男は犯罪ばかり犯す悪い奴らだとフェミニズムが企てる性犯罪の厳罰化などに賛同して更に信頼されてしまうことになる。

 フェミ女性の場合は、自分達の身勝手によって女性の危険な環境が形成されるのだから、仮に実力行使で実害を受けてもある意味自業自得であろう。しかし、フェミ男性の場合は実害を受けることもないのだ。だから無責任なことが平然と言えるのである。

 つまり、フェミ男性というのは極めて悪質な腹黒い男達であると言えるだろう。これは狂信的にフェミニズムに陶酔しているフェミ女性などに比べればもっとたちが悪いだろう。女性を上手く操り、フェミニズムの世界へと導き、その中でフェミ女性の信頼を得ながらおいしい思いをして、更に実害にも遭わなくて済むということだ。読者の中にもこれなら自分もフェミ男性を演じた方が得ではないかと頭をよぎった人もいるのではないだろうか。

 これからは女性の時代だとか、女性の社会進出には大賛成だとか、公の場でこう主張する男性は沢山見かける。しかしそうした主張が本当に女性を幸せにしているのだろうか。甘い言葉には罠があるということを女性も再認識して欲しい。表向きだけ甘い言葉をかけて女性を悪の思想へと導くフェミ男性は、人の心を破壊しながら人々を食い物にする許せない存在なのだ。

 いつの時代でも、人間社会は情報戦である。ネット上では特にそうだ。実際にフェミ男性が主張している場合もあれば、フェミ女性が男性になりすましている場合もあるだろう。様々なケースを想定しながら、彼らの虚言を特に女性達には見抜いて欲しい。悪の道に引き込まれないためにも。

 それでも、貴女はフェミ男性を信じますか?
(おわり)


ネット上に暗躍する、「フェミ男性」の悪質性を批判せよ(その2)

2007-04-27 16:59:20 | 特集:「フェミ男性」の悪質性

 フェミ男性は、フェミ女性のおだて方が非常に上手い。そもそもフェミ女性というのは男性全体に対して偏見を持っているのだから、一般の非フェミ男性からは我侭で生意気な女という印象にしか映らない。だから男性から優しくされる経験も少ない。そんな状況の中、自分に好意的に接してくれるフェミ男性には簡単に乗せられてしまう。

 それだけではない。非フェミ男性の中でも特にフェミニズムに対して正面から批判している反フェミ男性の多くは真面目で、女性にはもてなくても男性の友人はいることが多いのに対し、フェミ女性は大抵同性からも嫌われて友人も少ない。つまり孤独な女性が多い。だから孤独の寂しさを紛らすために自分は自立しているなどと自己の現状を正当化しようとする。しかし本音では寂しさを感じている。だからフェミ男性の言葉を聞くとフェミ女性は舞い上がり、フェミ男性の虜になってしまうのだ。そして更に自分の現状に自信を持つようになってしまう。

 つまり、フェミ女性はフェミ男性の存在によって益々増長してしまうのだ。

 ところが、こうした悪循環が社会にもたらす悪影響というのは計り知れないほど深刻である。性の自己決定権などフェミニズムというのは全てにおいて女性に権限があるという考えを根幹としている。相手を思いやる、男性を思いやるなとどいう考え方は全くない。結婚するのも離婚するのも女性の自由、婚期を選ぶのも独身を通すのも女性の自由、仕事を始めるのも辞めるのも女性の自由などといった状況では、男性が自ずと従属的な立場を強いられることになってしまう。

 このような息苦しさに男性がいつまでも耐えられるわけがない。耐えられなくなった者が爆発して様々な犯罪を犯すようになる。その多くは痴漢、強姦、幼女連れ去りなど、主として女性が被害者となる犯罪となってはね返されることになる。スウェーデンなどのフェミニズム社会病理が蔓延してしまっている北欧の国々では、日本よりも性犯罪の発生率が異常に高いという。これはフェミニズムがいかに男性の性欲を含めた文化的生活に対して悪影響を及ぼしているかの何よりの証ではないだろうか。

 また、これら欧米の国々では、日本よりも犯罪の罰則が重い。にもかかわらず犯罪発生率が高いということは、厳罰化が犯罪抑止には何の役にも立たないということを同時に示していることにもなる。
(続く)

*** 連休中の掲載について ***
 4/28から5/6まで黄金週間の連休に入ります。
連休中は、投稿が不定期になりますのでご了承下さい。


ネット上に暗躍する、「フェミ男性」の悪質性を批判せよ(その1)

2007-04-25 18:44:23 | 特集:「フェミ男性」の悪質性

 2chなどの掲示板や、mixiなどのSNS、更にはブログなど、ネット上での情報交換の手段は今や多種多様と言ってもいいだろう。それらの中には当然、フェミニズム関連サイトも数多く存在する。

 これまで、我々はフェミニズムに賛同する女性達に対して主に批判をしてきた。仕事優先志向、家庭放棄、晩婚、非婚、離婚、産まない権利など、自己中心的なフェミ女性の態度にはとかく批判を強く行ってきたと思う。しかし、これら女性を影で支援してきた「フェミ男性」に対しては、その存在には気付きながらも余り批判してこなかったのではないだろうか。

 現状、フェミニズムがここまで蔓延してしまったのも、こうした「フェミ男性」の功績が極めて大きいと考えられる。例えば我国の国会議員の約9割は男性であるし、各省庁の官僚なども大半は男性である。しかし、男女共同参画をはじめとするフェミニズム活動が盛んであることはご覧の通りである。議員や官僚の男性全てがフェミというわけではないのだが、少数のフェミ男性がフェミ女性と手を組んで多数の非フェミ男性を黙らせて来たというのは容易に想像出来よう。

 こうした傾向は、ネット上でも同じだ。フェミ女性を持ち上げ、非フェミ男性を非難することでフェミ男性はフェミ女性から気に入られ、更に結束を強めていく。

 そこで、ネット上でのフェミ男性の特徴について言及してみよう。まず、語調は非常に穏やかで一見すると非フェミから見ても共感出来そうな雰囲気である。次に、論調はフェミ女性に対しては勿論彼女らの主張にほぼ全面的に賛同する。また非フェミ男性に対しては、フェミとは関連性の薄そうな話題には賛同する場面も見られるが、少しでもフェミに批判的な論調を見せると否定的態度を示す。

 しかし、彼らは自分から決して論理展開をせず、相手つまり非フェミ男性の主張に対し、根拠がない、そうは思わない、など相手を揺さぶる形で追い詰めようとする。逆にフェミ女性が非フェミなどから論理矛盾を指摘されても、新たな根拠を作り上げて主張するなど援護射撃をする。またこれらの活動は単独の場合もあれば複数で結託して行うこともある。

 しかも、こうしたフェミ男性は、ほぼ一日中ネット上に存在できる環境で生活しているようだ。何故なら掲示板やブログなどで新規のスレッドが立った時に彼らの反応は非常に早く、フェミに批判的な論調にはすぐに反論コメントを付けるからだ。
(続く)