社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

教育の正義はどこに、子供の心は健全に育つのか --日教組プリンスホテル訴訟--

2009-07-29 22:19:46 | 家庭、教育

 日教組の会場使用を拒否したプリンスホテルの判断は誤りだったのか。東京地裁の判断は全面的に日教組の主張を認めたものだった。しかし、日教組の集会当日に予想される混乱に関して今回の判決は言及しなかった。司法に果たして正義はあるのだろうか。

・プリンスホテルに3億円支払い命令 日教組集会使用拒否で 2009/07/28 15:09
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/283198/

 グランドプリンスホテル新高輪(東京都港区)が昨年2月に予定されていた日教組の教育研究全国集会の会場使用などを拒否した問題で、日教組や組合員がプリンス側に慰謝料など計約3億円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求めた訴訟の判決が28日、東京地裁であった。河野清孝裁判長はプリンス側に請求通り約3億円の支払いと全国紙5紙への謝罪広告掲載を命じた。
(一部引用)

・日教組会場使用訴訟 周辺への影響に言及せず 控訴審で論議を 2009/07/28 21:32
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/283362/

 プリンス側は、集会開催日に半径2キロ圏内で北里大や聖心女子学院、頌栄女子学院や品川女子学院など12の学校の入学試験が行われることを指摘。「7000人超の受験生が騒音や交通規制に悩まされ、取り返しのつかない事態になりかねない」と主張していた。

 右翼団体の街宣活動は開催前の1、2カ月前からあり、当日はさらに多く集まる。プリンス側は、道路封鎖や交通規制による渋滞、バス路線の変更、救急搬送や病院の制約などの懸念材料も列挙。企業としての責任を強調した。

 しかし、会場使用を認めた昨年1月の仮処分決定は「警視庁などが警備を了解しており、街宣車が取り囲む事態は想定し難い」とプリンス側の主張を退け、今回の判決も「右翼団体の行動を考慮したとする主張には根拠がない」とするにとどまった。
(一部引用)

 そもそも、日教組という組織に対する不信感があるのは自明だ。中山成彬元衆院議員の日教組批判発言や、昨今のフェミニズム勢力を教育に積極的に取り入れているのも日教組の影響だ。学校では女子が男子を支配し、また凶暴な女子同士が殴る蹴るの喧嘩をすることも珍しくないほど、女子が醜態化しているという報告もある。

 そんな組織が行う集会に場所を提供しようものなら、たちまち提供側の評判まで悪くなってしまうだろう。プリンス側の判断は今後の企業の印象低下を懸念したものであり、心情としては至極真っ当なものではないだろうか。

 しかも、集会の前後に受験生などが多数宿泊し、混乱に巻き込まれる危険性を考えれば、むしろ日教組から率先して会場使用を辞退し、人里離れた場所など他への影響が少ない場所を探すべきだったのではないだろうか。

 教育を基本理念とする組織が、受験生など教育の受益者を妨害するような行為をしていたのでは、益々日教組の存在意義が問われても仕方ないだろう。この訴訟は、プリンス側が即刻控訴した。まだまだ問題は尾を引きそうだ。

・<日教組訴訟>プリンスホテル側が控訴 7月29日19時59分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090729-00000087-mai-soci

<参考>
8/6 田母神氏講演会-日本会議広島が意見広告
http://prideofjapan.blog10.fc2.com/blog-entry-2255.html
「子供が自殺したのは教師がカンニング追及したせい」 母親が8000万損倍請求控訴審→高裁が控訴棄却…母親「配慮ない判決」
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1288251.html

 にほんブログ村 政治ブログへ
(ランキングにご協力下さい。リンク先にも関連サイト多数。)

(おわび)
多忙のため、コメント返信が遅れています。ご了承下さい。


男女離別の法権力で事態は更に悪化 --千葉団地殺人、DV法、ストーカー法--

2009-07-25 16:56:18 | 事件、事故

 羽田から那覇へ、そして沖縄県内でホテルを転々と渡り歩く。まさに純粋な恋人同士の逃避行。途中女性は幾らでも逃げる余裕があったのに何故。千葉県の団地での女性殺害、次女監禁事件には不可解な点がまだまだ多い。

・【衝撃事件の核心】千葉団地殺人の異様な“逃避行”2009/07/25 08:20
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/281983/

 「逃げたら…」。智美さんの言葉の裏には、この6日間に逃げ出すチャンスは多数あったことがうかがわれる。那覇で2人が訪れた携帯電話店の店長は「2人はカップルのように見えた」と話す。傍からみれば自然な若い男女が加害者、被害者という異常な関係だった。

 捜査当局などの調べで浮かび上がる逃避行の状況からは、智美さんが逃げようと思えば逃げ出せる場面が次々と明らかになった。
(一部引用)

 この事件報道に関しては、6日間に女性が逃げ出す機会はあったにもかかわらず、それをしなかった理由が一つの焦点になっている。テレビ、ネットなどあらゆるマスコミで専門家を名乗る者達が説明しているが、彼らの結論は判で押したように一定しており、「恐怖感に呪縛されていた」というものだ。

 中には、DVやストーカー被害相談を引き受けているという怪しげな女性がフジ系のニュースでインタビューに応じているものもあった。彼女が言うには、智美さんは仲田容疑者から完全に支配されていたということらしい。フェミニズムの基本理念である「男の支配から女が逃れる(解放される)」という概念をそのまま当てはめただけの論理はいかにも胡散臭い。連中にとっては、夫婦関係や恋人関係そのものが支配関係だというのだから、そんな思考の輩がマスコミに出てきた時点で、この事件の筋書きをフェミニズムに従って操作しようという魂胆がばれてしまっている。まさにフェミニズムが事件を支配していると言えるだろう。

 更に、専門家を名乗る者達の多くは現状の社会勢力などを勘案しながら分析するため、フェミニズムに汚染された現状の社会環境下では、それに沿った分析しかしない。たとえ本音と違っても、フェミニズムに迎合した解説をしなければマスコミにも取り上げてもらず、彼らの生活手段がなくなってしまうからだ。

 他にも、「ストックホルム症候群」という学説を持ち出してこの事件を説明しようという動きも見られる。上記リンク先のニュースにもこうある。

 精神科医の影山任佐(じんすけ)・東工大教授(犯罪精神病理学)は「智美さんはこのとき、『ストックホルム症候群』だったのではないか」と話す。

 ストックホルム症候群とは、犯罪被害者が犯人と時間や場所を共有することで、犯人への迎合や同情、さらには好意を持つようになることという。
(一部引用)

・ストックホルム症候群 2006/07/26 14:19
http://www.iza.ne.jp/izaword/word/%25E3%2582%25B9%25E3%2583%2588%25E3%2583%2583%25E3%2582%25AF%25E3%2583%259B%25E3%2583%25AB%25E3%2583%25A0%25E7%2597%2587%25E5%2580%2599%25E7%25BE%25A4/

概要:ハイジャックや立てこもり事件で、人質が犯人に対して同情を抱き、警察に恐怖や敵意を感じる現象

 長時間に渡るハイジャックや立てこもり事件などで、人質が犯人に対して同情や愛情を抱くようになり、救出にあたる警察に恐怖や敵意を感じる現象。1973年8月、スウェーデンのストックホルムの銀行に男2人の犯人が6日間、立てこもったが、事件中や救出後に人質が犯人を擁護する行動をとったため名づけられた。人質の女子行員のなかには犯人の男と結婚したものもいた。
(一部引用)

 そもそも、たとえ事件を起こすにしても相応の理由があるからであって、被害者が犯人と時間や場所を共有し、その間に数々の会話が交わされ、そこで今まで被害者が犯人に抱いていた印象が誤解だったということも考えられるだろう。つまり、犯人への迎合や同情、更に愛情を感じるようになることも当然あり得るし、互いを理解するためには最も重要なことではないだろうか。それを単純に症候群という名称で病気扱いするのは、フェミニズムのような男女敵対を促進する勢力のバイアスがかかっていると考えざるを得ない。

 DVやストーカーなど、一律に男性を加害者、女性を被害者とする社会風潮はフェミニズムの仕掛けた罠であることは今更言うまでも無いが、こうした女性だけの逃げ道を安易に作ることが、却って女性のコミュニケーション能力を低下させてしまい、相手男性の気持ちを全く考えず自らのエゴだけを押し付け、相手を怒らせ暴走させてしまうという事例が多発するのは目に見えている。DVやストーカー相談は年々増加の一途を辿っているというが、それだけ女性の特権意識が年々助長されていることの表れと考えられるのではないだろうか。

 事件に発展するのはごく一部だ。ほとんどの場合、DVやストーカーの法律により、男性が女性のなすがままにねじ伏せられる。自己中心的な女性に散々弄ばれた挙句、権力行使により無理矢理別れさせられた(捨てられた)男性は数知れない。また交際すらさせて貰えない男性も計り知れない。真の被害者を置き去りにして、ごく一部の事件を基準に女性全体が被害者であるかのような錯覚を世間に認識させ、更に女性保護の名目で女性の権力を強化させていく、そうしたフェミニズムの巧妙な戦略を見破る目を常に持っていなければならない。

 男と女の愛憎は本人同士しかわからない。そこへ法権力が介入することは、却って事態を悪化させることになりかねない。しかもその法権力がフェミニズムによって定められたものであれば尚更だ。従って、DV法やストーカー規制法のあり方を廃止も含め抜本的に見直す必要があるのではないだろうか。

<参考>
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1286535.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090725-00000110-san-soci

 にほんブログ村 政治ブログへ
(ランキングにご協力下さい。リンク先にも関連サイト多数。)


残念な皆既日食、天は観測者に味方せず(写真有) --皆既日食、衆議院解散--

2009-07-22 12:00:10 | 園芸、科学

 昨日は衆議院解散のニュース一色だった。そして本日は皆既日食のニュースで埋め尽くされることだろう。しかし生憎日本は全国的に悪天候で、悪石島などでも皆既日食の観察は出来なかったようだ。

・トカラ列島では“黒い太陽”見えず 2009/07/22 12:24
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/science/280768/
・皆既日食 喜界島で観測 46年ぶり天文ショー 2009/7/22 11:23 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090722-00000007-maip-soci

 私の地方も最初から部分日食しか観察出来ない場所なのだが、それでも時折雲の間から欠けた太陽が観察出来た。皆既日食の神秘さには到底及ばないが、貴重な体験だと思う。

 天は微笑んではくれなかったが、これが今の日本の閉塞感を表わしているのかも知れない。

  

雲の隙間から一瞬見えた太陽(クリックで拡大、11:47 某所にて撮影)

 にほんブログ村 政治ブログへ
(ランキングにご協力下さい。リンク先にも関連サイト多数。)

<参考>
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1285839.html


絶対に誤りを認めないフェミニズムの傲慢さが浮彫りに --男女共同参画10周年--

2009-07-18 22:35:06 | 家庭、教育

 男女共同参画社会基本法施行から今年で10年、社会はどう変化したか。晩婚化、少子化は進み、雇用環境は悪化し自殺者も依然として減少傾向にない。女性の社会進出は社会に何をもたらしたのか。女性の人格はどう変化したのだろうか。

女性の登用進んだが… 男女共同参画社会基本法10年 橋本ヒロ子さんに聞く 2009-07-16
http://www.chunichi.co.jp/article/living/life/CK2009071602000072.html

 -女性の社会進出が、非婚や少子化の問題を呼ぶと言われることもあるが。

 まったく違います。女性が結婚を嫌がるのは子育てや家事、介護の全責任を負う状態がまだまだ続いており、女性にだけ負担を強いていると感じているから。男性も女性も、仕事も家庭も協力して楽しめるのであれば、女性は進んで結婚するし、子どもを産むはず。男女共同参画社会はシングルを増やす社会では決してなく、みな家族を持って柔軟に生きようという社会。安心して休めるなら産みたい女性は多い。非正規職員だと安心して産むこともできない。
(一部引用)

 これを受けて、2chのニュース速報+板では非難が殺到。男女共同参画が社会を悪化させているという趣旨の意見が相次いだ。その一部を紹介しよう。

「今更『自分が間違えてましたのでこれからは過ちを認めて正しい認識を持ちたいと思います』なんて言う殊勝な識者がいると思うか?
だいたいこんな連中は結論ありきで動いてるわけで今現存している自分の考えてるものと異なる事象に対しては屁理屈を言って自分は間違ってないと言うだけだよ。」

「フェミの本音がでたね。フェミニストは少子化なんて興味ないんだよ。
あいつらにあるのは、女性の社会進出の促進だけ。」

「じゃあ、男がみんな主夫になっても女は平気なのか。
昼間から犬の散歩したり、ドライブしたり、ジムに行ったり、
みんなでランチを食べに行ったり、読書三昧だったり、
そんなこと平日昼間に堂々やれるのは女だけの特権。
男がやったらどんなに家事をしっかりやってもニート引き篭もり。
そんな風潮を女が積極的に打破しようとしない限り男女平等など
ありえないよ。」

「フェミの恩恵受けてる女性なんてごく少数のエリートだから、この人たちの出産は、全体にほとんど影響してない。
問題は、ごく一部のエリート女性が社会進出するために、大部分の普通の女性を犠牲にしてること。
大企業正社員とか公務員とかのエリート女性が育児休暇を取る裏には、派遣や臨時職員で仕事の穴埋めをしてる女性がいる。
この人たちは、育児休暇どころか、妊娠がばれたら解雇って世界で働いてる。
エリートなんてごく一部しかいないんだから、もっと、普通の女性のことを考えるべき。」

「フェミは説得力ないよ。世の中の半分は男なんだから、男女共同参画社会なるものを作り上げるには、どうしても男側の協力も必要。
しかし男に相手にされなかった恨みからか、フェミは徹底的に男を敵視するばかり。
本気で運動を広げたければ、男をどう説得するかを戦略的に考えないと。
じゃないと、結婚できなかったおばちゃんが、自分の人生を肯定したいがために大騒ぎしてるようにしか見えない。」

「今は一方的に男が負担しているのが現状なんだから、
本来なら女が努力して男を支えるのが正しい男女平等なんだが。
フェミは権利ばかりを主張して義務を果たさないからな・・・。
そりゃ少子化も未婚も進むわ。」

「国が女の社会進出を是認している限り、低所得労働層の拡大も少子化も変える事は絶対に不可能だ。
何故なら、女を社会進出させて何か効果が出たのか?寧ろ内需がどんどん縮小してるよな。

女を社会進出させる効果としてGDPが倍にでもならない限り、少子化は絶対に止められない。」

「『親権はとられても仕方ない』『子供の養育費を払うのも仕方ない』と思っていませんか?
『男だから』我慢したりすることがあっていいのだろうかと一度考えてほしい。」

「女性の社会進出がなければ、男性の給料は下がらなかった。
男性の給料が下がったのは女性の社会進出の結果。
男性と女性が共働きの家庭の場合、男性の給料は生活資金に全て注ぎ込まれ、
女性の給料は『貯金』或いは『女性の遊行費』に使われる。
女性が出産・育児などで休業すると、この『遊行費』がなくなり、
男性が給料から捻出する『生活資金』のみに頼らざるを得なくなり、
女性は自由に遊行費を賄えなくなる。
育児に対する負担云々よりも、この「女性の遊行費の確保」が出産育児を上回っていることは、現場からの報告で誰もが知るところだが、現場から最も遠い識者だけが知らない。」

「これが活動家の実態だな。まあ2ch見てるような人にはとっくに分かってた事だろうけど、自分たちの身勝手なイデオロギーを押し通し、社会を無理矢理不自然な状態に変えておきながら、何かしら問題が噴出するようになった時には反省もせずに『まだまだ目標に達してないから悪いんです!私たちの理想は完璧なはずなんです!』だもんな。
こういう狂った主張がまかり通る世の中なんか上手く回るわけ無いってのに。」

「高学歴、それなりの女性の育つ家庭環境は、
幼い頃より、習い事→母親送迎、
衣食住がまっとう→母親センス、家事(料理掃除)、家計管理が完璧
生活費・学費を稼げる父親→母親父親の健康管理精神面サポート完璧
お受験→母親規則正しい生活、食事、精神面サポート、塾送迎、などなど

専業主婦の母親がいなきゃ、
それなりに躾けられ、常識あり、性格穏やか、教養ある女性は育たない。」

「男は、頭が賢く、サバイバル能力(現代だと金稼ぐ力か)があれば、
家庭環境に少々難ありでも、社会に居場所も上等な女もついてくる。

共働き家庭が増えるほど、ビッチと呼ばれるような女性が増えるのは明白。

最近では若い女が子宮頸がんになりやすいって言う統計みたけど、
まさに原因は若い頃からの性交渉だもんな。」

「男女共同参画関係の予算は、小さな自治体で年間数百万円、政令市政都市で2~3億円。
約1800ある地方自治体で合算すると、大体、3000億程度だと思う。
この予算は、こんな下らない連中のために使われているわけだが。」

「女の社会進出の促進と少子化抑制、こんな相反するモンを同時に成功させようとしたって無理に決まってるじゃん。」

「識者の提言とか、理屈では色々言えるだろうが、そんなモン全て理想論・机上の空論の域を出ないものばかり。
大体、働きながら子供も欲しいなんて奴は、はなっから子育て丸投げしようとしてるワケで、そんな奴が人の親なんかになってはいけないんだよ。
本気で少子化対策するなら、家庭がいかに大切なものかを特に若い連中に教化する必要がある。
女にどんどん働きに出ろなんて奨励してたら、先ずまともな家庭なんて築けない。バカでも判るよそんなこと・・・。」

「別に、男でも女でも働きたい奴は働けば良いんだよ。
ただ、リスクを背負うのが嫌なくせに欲しいものは欲しがる。
そういう腐れ根性な奴を助けようとするのが間違いだと言うことに早く気付いて欲しい。」

「男女雇用機会均等法が出来て、何年だ?その後、女の所得大幅に上がったか?
そろそろ失敗だと認めりゃいいのにな。
何の役にも立たない部署作ってしまって、おまけに少子化の原因の1つになってるんだろ?」
(一部要約あり)

 これらを見れば男女共同参画が国民から支持されるものではなかったという結論が既に出ているようなものだ。しかしフェミニスト達はもっと男女共同参画を進めなければならないという意識しか持っていないようだ。何故こんな愚策に対し国会議員などが誰も公に批判出来ないのか。批判した者は社会的地位を失うから怖くて批判出来ないというのなら、フェミニズムは暴力団と同じだ。こうした悪質権力にこそ立ち向かう勇気が国民に必要ではないのだろうか。

 尚、本件に関する2chスレッドでは、結婚したがらないのは女性ではなく男性の方だというコメントも散見された。恐らく女性の「婚活」がマスコミで良く取り上げられているため、結婚に積極的なのは女性だけという誤解的世論誘導を狙っているのだと思う。

 しかし、男性は時代を問わず常に「婚活」をしているという事実を見逃してはいけない。女性の「婚活」とは自分の高い理想を誇示したまま相手を探そうというもので実質的には婚活してることにはならない。男性に対して敬愛的な意識を持つことがまずは大切なのだ。いきなり条件提示をするのではなく、相手の良い部分を見つける努力をしなければ結婚など出来ない。

 フェミニズムは、人を思いやる気持ちなど「人の心」を女性から奪い去った。しかも今後もそれを続けるわけだ。心を持たない人に果たして存在価値があるだろうか。命の価値があるだろうか。そう考えてしまえば、人の命を奪うことも、嫌がらせをやることも何の抵抗もなしに出来てしまう。女性を狙った事件が後を絶たないのは、こうした心の不在に原因があるのではないだろうか。

<参考>
「婚活」してるつもりの女性こそ結婚妨害している --婚活と草食系男子、民主党--
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/6b355c437f5e055ad95bc4a948860c55

 にほんブログ村 政治ブログへ
(ランキングにご協力下さい。リンク先にも関連サイト多数。)


【番外編】太陽、地球、月の位置関係と大きさ --皆既日食特集--

2009-07-17 16:00:00 | 園芸、科学

 皆既日食が間近に近付いて来た。但し皆既日食の見える地域は九州、沖縄、更には小笠原の一部の離島に限られる。しかし本土でも部分日食が観測され、太陽が隠れる比率(食分)も多くの地域で8割前後と、部分日食とはいえかなり見応えのあるものとなりそうだ。

 ところで、日食に関するサイトを検索すると(*1)、日食の仕組みを解説した図が幾つか存在する。しかし、これらは判り易く模式的に書いたもので、縮尺などは現実と全く違う。そこで、ここではより現実に近い形の図を用いて説明したい。

(*1)
・皆既日食の情報(国立天文台)
http://www.nao.ac.jp/phenomena/20090722/index.html
・太陽、地球、月
http://www.max.hi-ho.ne.jp/lylle/wakusei2.html

 まず、太陽、地球、月の各々の天体の直径を比較してみる。

 <各天体の直径と比率>
    (直径、万km) (月基準比率) (地球基準比率)
 太陽| 140    | 400   | 109    |
 地球|   1.3  |   3.7 |   1    |
 月 |   0.35 |   1   |   0.27 |

 つまり、月の直径が1cmならば地球は3.7cm、太陽は4mとなる。暗記する場合は地球基準の比率で覚えた方が良いだろう。太陽は地球の約100倍、月は地球の約1/4である。

 従って、これらの数字を基に各天体の図を描くと以下の図1の様になる。

  図1.各天体の大きさ比較(クリックで拡大)

 次は、各天体間の距離だ。

 <各天体間の距離>
        (距離、万km)(月基準比率)
 太陽と地球の間:15000 |  395 |
 地球と月の間 :   38 |    1 |

 同様に、これらの数字を基に各天体の位置関係を描くと以下の図2の様になる。

  図2.各天体の位置関係(クリックで拡大)

 しかし、これだけではまだ不十分だ。何故なら図1と図2とは縮尺が違うからだ。そこで、太陽の直径と太陽地球間の距離を比較してみる。すると太陽地球間の距離は太陽の直径の約100倍であることがわかる。

 従って、これらの数字を基に各天体の図と位置関係を実際の縮尺に合わせて書くとどうなるか。これはとても画面上では書けないくらい大規模なものになってしまう。

 例えば、月の直径を1mmの微小な円として描いても、地球は4mm、太陽は40cm、そして太陽地球間の距離は40mになってしまうからだ。

 それだけ天体間の距離は遠く離れている、ということだ。それでもまだ太陽系の中の話なら宇宙規模では極めて小規模の話で、これを夜空に輝く星の大きさや距離となるともっと想像を超えるような話になる。

 にほんブログ村 政治ブログへ
(ランキングにご協力下さい。リンク先にも関連サイト多数。)


皆既日食の日に衆議院解散で歴史に名を残すか

2009-07-15 18:03:48 | Weblog

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090715-00000587-san-pol

 東京都議選での自民惨敗を受け、国会も混迷している。自民党内での麻生下ろしの勢力が強まる中、麻生首相は来週中に解散の意向を表明した。当初は14日にも解散の意向だったようだが、様々な意見に配慮した結果らしい。

・麻生首相「決断」の舞台裏 自公の説得に折れ 2009/07/14 00:56
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/277607/

 衆議院の解散が決定的になったことで、事実上国会は機能停止となる。そのため審議途中の法案は全て廃案が確実となる。

・国会、事実上閉幕 17法案は廃案へ 2009年7月15日5時0分
http://www.asahi.com/politics/update/0715/TKY200907140474.html

 但し、議員立法で審議されている児童ポルノ法の改正案は、最後まで審議を続けることも画策されており、土壇場で成立という危険性もあり得る。特にフェミ関連の法律は世論を別のところへ向けさせている間にこっそり成立させるという姑息な手をよく使うので注意が必要だ。

・児童ポルノ禁止法:改正案、「解散」で廃案の見通し
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090715ddm041010002000c.html

 ただし、与党、民主党双方の委員らには、会期中に最終合意までこぎ着けたいとの意向もあり、解散ぎりぎりまで協議を続ける可能性もある。
(最後部引用)

 しかも、本法律は今後も再び改正の話が持ち上がるのは間違いない。だが臭い物に蓋をするだけでは状況は改善せず、子供を守ることにもならない。健全な社会を構築するために何が必要なのか、根本的に考える必要があるだろう。

 ところで、麻生下ろしに躍起になっている自民党内の反麻生勢力は一体何を考えているのだろうか。幾ら新総裁を立てて選挙に臨んだところで、選挙の時点では新総裁は何も実績を残しておらず、期待度は未知数だ。そんな得体の知れない新総裁率いる政党に投票したいと誰が思うだろうか。むしろ今までの麻生体制に対する国民の評価を問うことこそ意味のある選挙と言えるのではないだろうか。表紙だけを変えれば何とかなると考えている反麻生勢力こそ浅はかだと思う。

 解散の日時は明らかではないが、来週の22日はトカラ列島、屋久島、奄美大島などで皆既日食が観測出来る。それ以外の日本全国でも部分日食が観測出来る。この日に乗じた解散はあるのだろうか。だとすれば「日食解散」となるのだろうか。

・皆既日食まで1週間 トカラ列島や奄美、準備大詰め 2009年7月15日
http://kyushu.yomiuri.co.jp/nature/eclipse/20090715-OYS8T00208.htm
・下敷きやサングラスでは失明の危険も!安全、確実な日食観察方法 2009年07月15日
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20090713/1027715/

 にほんブログ村 政治ブログへ
(ランキングにご協力下さい。リンク先にも関連サイト多数。)


偽善的なセクハラ論を社会から追放せよ

2009-07-11 21:14:00 | 結婚、恋愛

 男性同士で女性の陰口を叩いてもセクハラで訴えられる、そんな時代が将来やってくる、というのではなく既に今現在がそういう時代だという。逆に女性同士で男性の陰口を叩いても全くお咎めなし、まさに女性権力の暴挙はここまで醜く蔓延しているのか。

・男同士の女性に関する噂話はセクハラになりうるか? プレジデント7月10日(金) 11時30分
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090710-00000001-president-bus_all

 この報道を受けて、2chのニュース速報+板では男性からの非難が殺到している。その主な意見を紹介しよう。

 「男にはキモイ、ハゲ、デブと言いたい放題で自分が言われると即セクハラか。」
 「職場の女性に『綺麗だね』など、容姿に関する言葉をかけたり、肩を軽く叩いたりすることは、イケメンの場合は褒め言葉や励ましで喜ぶが、ブサメンの場合はセクハラとなる。」
 「その場にいない人間の悪口を言うのは間違いなく女の集団、明らかに男女差別だ。」
 「もうほんとに最近の女の横暴っぷりはなんなの。男から児童を守れだ、エロい妄想禁止だ、ポルノは絶対悪だから一括りに犯罪者、あげく女に話しかけたらセクハラで人権侵害ですか。」
 「世の中ってこんな女ばっかなのかよ。もう女がとことん嫌いになったよ。」
 「大人の女というものがいなくなったね。幼稚なババァが多すぎ。」
 「女が職場を荒らしてる、ここまで酷いなら女を雇わなければ良い。」
 「男の噂話は平気でするくせに自分が言われたらセクハラ。実に女らしい身勝手さ。」
 「女性同士の会話で『あいつキモイよねwww』と言われてたら、これはセクハラにならないわけですね。わかりません。」
 「なんでもセクハラ認定する女の方が卑怯だ。」
 「受け手の主観を100%基にして、男性の態度が『セクハラ』もしくは『快感』の2種のみに色分けされるような世の中は非常に恐ろしいと思います。」
 「男性を痴漢扱いする、女性専用車両の導入も男性に対するセクハラです。」
 「もう5年くらい前かな、当時いた会社の別部署の後輩にさ、内向的って言えばいいんだろうか、あんま対人関係に慣れてない奴がいた。趣味もゲームとアニメで、俺もゲーム好きだからFFとかで話が盛り上がったことがある。そいつが同期の女社員に『存在自体がセクハラ』と言われ、会社から諭旨解雇された。すぐ後輩に電話して労組に訴えろと諭したんだけど、そのまま行方知れずになった。携帯は解約されて、他に友人とかもいなかったっぽいからどこ行ったんだかな。俺がこれを労組に報告したら今度は俺が真っ先にリストラされた。まああんな会社いるのも胸くそ悪かったし、不当解雇とか騒ぐ気も起きなかった。」
 「まずは、デブスがミニスカやノースリーブ着てきたらセクハラだと訴えることから始めようではないか。何か言われたら『存在自体がセクハラです』で言い返せばいい。今や男性は社会的弱者になりつつあるんだから。」
 「人事部に配属された初日に、女性社員が落とした資料を拾おうとしたら、セクハラと言われて次の日から部署が変わったことならある。訴訟は金かかるからなかなか出来ないしな~。しかも会社に目をつけられるし。」
 「『お早うございます』と挨拶をしたら、返事が『セクハラですか?』と言われた」
 「うちのイケメン課長、可愛い社員とちょっと話すだけで、ブサイク女共が二人の陰口叩き出すんだよ。超うぜえ。セクハラセクハラ言ってる奴、絶対ブサイクの自意識過剰の欲求不満だろ。」
 「自分のIPS細胞から精子作って自家受精して、さっさと女だけの単一国家創って世界征服でも何でもしてくれ。お前等の目指す理想郷を見せてくれよ。」
(一部引用、要約あり、具体例の真偽については不明。)

 これらを見ると、女も同程度のことをしているのに何の処罰もされないのはおかしいという男性の反発が多いようだ。「セクハラ」という概念が女の無敵の武器となった昨今、気に入らない男性は全部セクハラで訴え、解雇処分してしかも賠償金までふんだくれる。最早女は仕事などしなくても、男性の言動をいかに曲解してセクハラに結び付けられるか探してるだけでお金が儲けられる世の中だ。そうなると、男性は必然的に女性からの奴隷的な扱いを受けざるを得ないことになる。しかしこれはフェミニズムが主張してきた「女は男に支配されている」という架空の概念を基に、全くそれを逆転させたものに過ぎない。ここにもフェミニズムが単なる女性権力主義に過ぎないということが表れている。

 もしも、男女の意識を同等に評価するのなら、まず男性の性的欲求に女性も協力しなければならないはずだ。女性の拒絶意識だけか常に法的に保障されること自体が既に差別法律となっているのだ。つまり「セクハラ」という概念そのものが女性の絶対的権力ということになる。

 女性が不満を感じれば、被害者だ人権侵害だと騒ぎ立てれば周囲が男性を悪者に仕立て上げて処罰してくれる。そんな社会を当然と思うような女性が社会で闊歩すれば、ますます社会は凶暴な女性だけで支配されることになる。それでは凶暴な女性が得をするだけで全ての女性は快適にはならない。それどころか余計に暮らしにくい社会となるだろう。

 社会というのは、苦労があるからこそ幸せを感じられるものだ。同僚の男子社員からちょっかいを出された程度でセクハラなどと騒ぎ立てるのは、単なるクレーマーに過ぎない。そんな些細な事例までセクハラ扱いして男性に行動制限を強いるのは決して正義ではない。しかも、社長などの高い立場の者から性的欲求に絶え間なく応じさせられているような深刻なセクハラが影に埋もれてしまうことになる。しかしフェミニズムはそんなことはお構いなしで、本当の被害女性のことなど全く考えてないどころか、彼女らの被害を踏み台にして更に自分の利益として取り込んでいるのだ。

 そもそもセクハラという概念はフェミニズムが作り出した権力手段の一つに過ぎない。それに、男性側から見れば、女性から特定の言動を制限されることがそもそも嫌がらせをされているということにもなる。つまりセクハラという権力を女性が行使することが、男性に対するセクハラに相当するということになるのだ。

 こうした偽善的なセクハラ論などに国民は惑わされてはいけない。そこで大切なのは、男女の純粋な触れ合い精神をより親密にすることだ。職場でも特に男女間における日頃からの日常会話など絶やさず、お互い相手を好み、相手から好かれるように努めることが大切だ。仲間に溶け込めにくい人には無理にでも仲間に引き入れるくらいの強引さがあってもいい。男性の異性欲にも威勢良く女性が応じてやるなどして、むしろ男性の方から「そこまでしてもらわなくても」という言葉が出るくらいの対応をしてみるのも面白いと思う。

 にほんブログ村 政治ブログへ
(ランキングにご協力下さい。リンク先にも関連サイト多数。)


多数の反対論も無視して法改正を強行か --児童ポルノ法改正、単純所持処罰--

2009-07-08 17:14:35 | ネット媒体

 児童ポルノの単純所持規制は不要という意見が96%を占めるという結果が、北海道の地域マスコミのネット調査で明らかになった。明日にも国会で単純所持規制の修正協議が行われるという危機的状況に、この調査結果は何らかの風を呼び起こすのだろうか。

・365アンケート「児童ポルノ改正案、単純所持の是非は?」集計結果 09年07月06日(月)19時46分
単純所持に対する罰則が「必要」は、わずか1.6%。
http://www.hokkaido-365.com/news/2009/07/post-221.html

 6月26日から衆院法務委員会で、児童買春・児童ポルノ禁止法の拡散防止を目的とした改正審議が始まりました。

 児童ポルノの摘発に各国の連携が不可欠とされる中、日本では単純所持を禁止していません。また、アニメやゲームソフトにレイプや虐待の描写が氾濫していることもあり、各国からは「児童ポルノ大国」との批難を浴びています。

 与党の改正案は、個人が性的好奇心を満たす目的で児童ポルノの写真や映像を持つ「単純所持」を規制対象としています。

 一方、民主党の改正案は、「児童ポルノ」を「児童性行為等姿態描写物」と名称を改めて定義を明確化、児童ポルノを購入したり、繰り返し取得することを禁じた「取得罪」の新設を主張しています。

 期間中、2798人の方に参加していただきました。アンケートの投票結果は以下のとおりです。

 (1)児童ポルノ規制に単純所持の罰則は必要ですか。

 ・必要 45票
 ・不要 2697票
 ・判断できない 49票
 ・回答なし 7票
 
 (2)「必要」と答えた方にお聞きします。その理由は。

 ・有償、無償に関わらず、所持すること自体が問題 20票
 ・罰則を設けなければ、国が「合法」のお墨付きを与えたことになる 8票
 ・一生涯、おびえる女性が後を絶たないため 12票
 ・回答なし 1票
 ・その他(自由記述) 10票

 <「必要」と答えた方の主な自由記述>

 「自主的に取得した場合のみ単純所持でも問題」
 「児童の育成に深刻な影響を与えかねない」
 「現実の被害者が存在する媒体に限る」
 「児童ポルノを見られて傷つく児童の権利の方が遙かに重要」
 「他の国との調和のため。他に理由は無い」

 (3)「不要」と答えた方に伺います。その理由は。

 ・勝手に画像が送られてくる場合がある 299票
 ・「表現の自由」を踏まえれば、過剰な規制 1655票
 ・有償で取得した場合に限り、罰則を適用すべき 169票
 ・回答なし 21票
 ・その他(自由記述) 556票

 <「不要」と答えた方の主な自由記述>

 「児童ポルノの定義が不明瞭、児童ポルノとされる範囲が広すぎる」
 「性犯罪との関係性が証明されていない」
 「禁止されてない日本の方が性犯罪が少ない」
 「アニメやゲーム内には被害者など実在しない」
 「冤罪が出る可能性が高い」
 「ポルノは性欲の為に必要な物」
 「単純所持規制は児童の保護にはつながらない。政府が国民をコントロールしたいだけ。国民全員をいつでも逮捕できる法律だ」
 「児童ポルノの製造者と頒布者が罰せられるべきで、現行法内でも十分に対処可能」
 「平成の治安維持法、21世紀の禁酒法、現代の魔女狩りになりかねない危険極まりない内容であり、決して、認めることはできない。選挙前のどさくさにまぎれて、成立されることなど、絶対にあってはならない」
 「現在の児童ポルノにおける問題は、インターネットの普及による援助交際(子供同士含む)が増えてきていることだと思うので、単純所持問題は問題の本質をついていない」
 「テロリストの大多数がコーランを所持しているからといって、平和なイスラム教徒までコーランの単純所持で逮捕すべきではないというのと一緒」
 「勝手に送られることもあり、気付いていないうちに法律にふれる可能性もあり危険。 警察の点数稼ぎにつながる。」
 「自分の子供がプールで遊んでいる写真であってもアウトになる。そんな事で罰せられてはたまらない。」
 「自由の侵害もあるが、何より凶悪犯罪の予防としてポルノは必要」
 「単純所持の犯罪化により、児童ポルノが大金に化ける」
 「現行単純所持禁止されている銃や麻薬等と比べて、製造があまりに簡単で、他人を陥れる手段として『送りつけ』などがいとも簡単に出来てしまうから」
 「規制=性犯罪の増加につながる」
 「過去の写真や卒業アルバムまで処分しないといけないのか理解できない」
 「調査・議論が不足しすぎている」
 「容易に他者を社会的抹殺できるため」
 「現行法の三号規定(衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するもの)が曖昧すぎる 」
 「性的好奇心で所持しているのか、そうでないのかを、どこで判断するのか?判別不可能な時点でいくらでも恣意的逮捕が可能。よって単純所持の罰則を設けることは間違っている」
 「『表現の自由』だけでなく『思想・信教の自由』にまでをも縛る、国家による統制・検閲に他ならないから」
 「今度からは電車では痴漢冤罪じゃなくて、ポケットやカバンに児童ポルノ入れて嵌めるのが流行る」
 「児童ポルノの単純所持を取り締まっても、実際の児童の人権を保護することにはならない」
(部分引用、自由記述部分は抜粋、要約あり、
 項目はもう一つ児童ポルノ全般に関する意見があるのだが、これは余りにも大量なので、最後に回したい。)

 圧倒的に規制反対の意見が多かった今回の結果だが、敢えて規制賛成派の主張に目を向けると、国際的な流れだから、児童保護を優先すべきといった抽象的な理由が目立つ。しかしこれらの理由は反対派の主張で全てかき消されている。

 例えば、よく引き合いに出される、「単純所持を禁止していないのはG8では日本とロシアだけ」という賛成派の主張だが、これは恣意的な世論誘導であることは既に指摘されている。(*1)

(*1)
・【イチから分かる】児童ポルノ 「単純所持」めぐり議論 7月8日9時26分 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090708-00000527-san-soci
・規制強化は更に少女を危険にする --児童ポルノ法改正、単純所持処罰--
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/e558b85a6edde38df38646e1ca7c31b0

 反対派の主張をまとめると次のようになる。まず、児童ポルノの定義が不明確のため、政治権力や警察権力の乱用を招き、思想言論弾圧に繋がる、次に、ポルノ製造や配布を取り締まらない限り児童保護にはならない、続いて、規制強化で性犯罪が増える、児童ポルノサイトは海外の方が多いので日本が児童ポルノ大国というのは事実と反する、そして後述の意見にあるように、性欲の振り向け先の確保なしに規制だけを強化するのは誤っている、こんな具合だ。

 一部権力による統制社会の危険性もさることながら、最も危険なのは、フェミニズムによる性欲撲滅の発想が含まれているということだ。だいたいフェミニストというのは、男性との接触そのものを嫌っている。そのため、セクハラや痴漢など性的事例を否定的に強調し、嫌悪感を助長させることにより性犯罪の厳罰化などを主張し、更に結婚制度を破壊し男女分離を図ろうとしている。勤労女性を推進するのも女性に結婚させない目的があるからだ。だから少子化にもなるし、男性に対する偏見を持つ女性が増えてしまう。

 従って、適齢期には誰でも結婚するという家族保護社会を推進しなければ、児童ポルノも性犯罪も減少しないのだ。それは本ブログで何度も指摘していることだ。

 ところで、今回のような調査があると、必ず組織的な投票が予想されるのだが、今回は特に規制賛成派による組織的投票はなかったようだ。これは何を意味するのか。既に法改正成立の流れは出来上がっているという賛成派の勝利宣言なのか。いかにも不気味である。

 にほんブログ村 政治ブログへ
(ランキングにご協力下さい。リンク先にも関連サイト多数。)


<調査結果記事の続き>
 (4)そのほか、児童ポルノの単純所持などに関し、自由な意見をお書きください。

 「反対する人たちは何を恐れているのだろう?勝手に送られてきた場合、警察に連絡、相談すればよい。拳銃が勝手に送られてきたらどうするか考えれば分かりそうなものだが・・・表現の自由に関しては、見る相手を不快にさせないことが前提であり、氾濫する児童ポルノを厳しく規制することは仕方が無いように思われる。本来、法案が成立する前に各種業界のガイドラインなどで決めていけば良かったのだが、その努力を放棄した結果が今回の法案が作られる原因となったのではないか?」
 「児童ポルノの被害者の声を聞いた事があります。地獄です。単純所持も禁止しない限り苦しみ続ける女性が増え続けるだけです。表現の自由だとか、どこまで禁じるかが問題だ、という人がいますが、被害者がいる以上明快に年齢ではっきりと線引きするしかないのです。単純所持を禁じなければ、絶対に児童ポルノの被害者は増え続けるだけです。性のことについて知りもしないような幼い女の子まで性の対象にするなんて本当にひどすぎます。こんなことを許すような国は、国際社会の中の恥です」

 「女性議員がヒステリックに取り締まれ!と叫んでいるようにしか見えない」
 「かつての個人情報保護法成立時も、保護より不祥事を起こした人の隠蔽などに悪用される問題の方が多かった。今回も言論弾圧や検閲などに恣意的に利用されるとしか考えられない」
 「規制された国は規制されてから犯罪被害が増えたというデータが既に存在するのに、規制しようという動きは被害の減少という建前と全く逆の行動になっている」
 「処罰範囲の曖昧な単純所持規制は、不当逮捕を可能にし、いたずらに警察権力を拡大させるだけになる」
 「規制をする意図が見えない。児童ポルノを所持している人間が犯罪を犯すというデータもなければ、それがなくなれば犯罪が減るというデータもない。また、単純所持で罰則となれば、権力による罰則の濫用もありうる。」
 「ポルノを規制したところで人間の性欲はなくならないし、いままでそういったもので抑制されてきた性欲がどこへ向くのか考えてほしい。」
 「アニメやゲーム、性的なゲームや本、AVなどがある日本では、犯罪や強姦はどんどん減少している。しかし、外国では児童ポルノ法が成立した年から強姦や犯罪が増加している。よって、規制をすると外国のように犯罪が増加する場合がある。児童ポルノ法に賛成する人は、まず児童ポルノと犯罪の関係を調べ、正確なデータを出してから賛成してほしい。外国でレイプが増えていても、日本ではむしろ減っているのだから、外国の言う通りに規制する必要はない」
 「現行の与党案通りに施行されれば、宮崎アニメやドラえもんさえ、規制の対象にする事も可能になる。広範な規制範囲と、曖昧な条文によって、法律を恣意的に運用するための道を開き、国民の自由や権利に深刻な問題を及ぼさないか憂慮する。表現の問題に限らず、Nシステムや国会図書館資料への閲覧規制問題など、かつてこの国が、国民の権利や自由を認めず、戦争への道を歩んだ歴史を考えれば、少しづつ着実に、国民から表現や思考の自由を奪っていこうとする、今の政治や社会の傾向は恐ろしい」
 「自分で金の為にビデオ出てるものや創作物に被害者は存在しない。被害者が実在するものに限定すべき。」
 「本当に人権が侵害されている場合のみ規制できるような法令にすべき。被害者のいないポルノをわざわざ規制する必要は無い」
 「この法案、どんなメリットがあると言うのでしょうか。諸外国への顔が立つと言う事でしょうか。某活動団体へ顔が立つと言う事でしょうか。残念ですが、一市民として現時点では本来の目的である児童を守ると言う大義名分とは大きく逸脱している悪法であると言わざるを得ません。この悪法によって一体誰が幸せになれると言うのでしょうか。法案を押している規制派の方々はこの法案の矛盾について、一度でも深く考えた事が御有りなのでしょうか。全く与党には失望させられました」
 「好きな人は好きなんだし自由にするべき」
 「今回は見送られたようですが、一アダルトゲーム愛好者として、創作物にまで規制が及ぶことに関しては、表現の自由の侵害、『規制すれば性犯罪率が低下する』などに関する科学的な根拠が一切ない等々の理由から、断固反対の姿勢です。ともかく、自民・公明両党および日本ユニセフは頭を冷やすべき。自分たちは『良いこと』をしていると思っているのだろうか。持つことすら許されないのはどうかと...」
 「そもそも日本が児童ポルノ大国などといわれるのは筋違いです。日本はこういった犯罪率がもともと低い上に、ポルノサイトの数もダウンロード数もアメリカなどと比べると、ないに等しい状態です。それなのに他国と比べても高水準な規制をかける意味がわかりません。一度できてしまった規制はどんどん強化されていくのは他の国の例を見てもあきらかです。また、これは実際に児童の人権を守ることにつながっているのでしょうか。このような無意味で、表現の自由を侵害するような改正案には強く反対します」
 「単純所持が禁止になると冤罪が大量発生してしまうし、イタリアの児童保護団体の調査データによると単純所持処罰化を導入したイギリスとドイツで児童ポルノサイトの利用者数が急増しているので、児童の保護に対し逆効果にしかならず非常に危険。日本は過激なアニメやゲームこそ多いものの、生身の児童がレイプなどの被害にあうことは少なく、児童ポルノサイトの利用者数も2004~2007年の間に半減。現在はアメリカの10分の1以下しかいないのだから、安易な法改正はしない方がよい」
 「絵や写真などはその時、その瞬間を納めた大切な物です。それが家族の成長だったり、自分の想像を形にした物など多岐にわたると思いますがそうした人の自由な発想や家族の団らんを壊す権利は誰にもないはずです」
 「初めにこの改正を聞いたときには、児童ポルノの所持など禁止するのが当然だと感じました。しかし、単純所持の禁止を行った多くの国で犯罪発生率が悪化しています。子供を守る法律のはずが、子供を危険にする恐れが高いです。本当に守りたい大切な家族のために、単純所持禁止はするべきでは無いです」
 「28才女独身です。私には、16歳年の離れた従妹がいます。ただ、水着も駄目!というのがあって、え?っと。自分の子供や知り合いのお子さんの写真を持つのにもビクビクしないといけない時代が来てしまうのでしょうか?『性的好奇心』というのを、どこで線引きをするのでしょう?その後『拡大解釈』されていく事がないか、とても心配です。また、規制されれば表立って販売・購入することができなくなり『裏社会』等の資金集め目的に利用されてしまうのではないのでしょうか」
 「この法改正はとても遺憾に思います。心理学者や専門機関を通した上での正確な統計を取らないで行うのは非常に軽薄であり、表現の自由や冤罪の件から考えても、所持した人の心理傾向や、所持していない性犯罪者の心理傾向と所持者との比較、年齢別の統計など多面的に見て、完璧な資料を出した上で慎重に改正しなくてはならないと思う。海外からの批判や一部の世論の意見で即決改正してしまえるほど容易な法律ではないはず」
 「2003年の改定で児童定義が変更されましたが、18歳未満という定義に疑問が残ってます。結婚可能年齢、義務教育が終了している状態である16~17歳を含めるのはおかしいと思います。
 「データに基づかない、感情論による規制法案の成立は絶対に阻止すべき」
 「恣意的な運用が前提とされているとしか思えない悪法。未就学児童の性行為を商行為として現実に行われているケースのみに罰則を絞るべき」
 「客観的なデータを用意せずに感情論や憶測での妄言を聞く為に高い税金使って国会を開くのは許されない。国民は馬鹿かもしれないがあまり馬鹿なことをやっていればいずれ仕返しを食らうということを理解していない議員があまりにも多すぎる」
 「表現が規制されるって超怖い」
 「表現の自由は何をしてもいいという権利ではないので、表現の自由を盾に規制反対を唱える主張には賛同しかねる。ただし、『児童ポルノ大国』といわれる日本国内と海外各国における性犯罪の発生件数を比べてみると、日本はかなり性犯罪の少ない国である。したがって、むしろ規制を強めるべきは海外への流出に対してではないか」
 「日本国民が単なる性癖でしかないロリコンと、重度の精神障害に分類されるペドフェリアとの明確な違いなどの認識も広まっていない現状で、早急な問題解決をすれば、差別の温床になると考えられます、また、禁止したからと言って、媒体を欲しがる人間までは規制できません、よって、昔は日本で合法だった大麻のように、ヤクザや暴力団組員の新たな資金供給源となる恐れも発生します、こういったことを迅速な問題解決の為に、正しく報道して貰いたいです」
 「私は女性ですが、児童ポルノの単純所持規制には反対です。被害者を増やさないためには児童に行為を強要する側をもっと厳しく規制するべきだと思います。海外では児童ポルノ所持に対する規制から性犯罪率が上がった国がありますよね。写真や動画の所持を規制してしまっては、彼らのはけ口はどこに行ってしまうのでしょう?守るべき児童本人の危険が上がる事に危機感を感じます」
 「法務委員会を見ていると、アグネス・チャンを筆頭とした規制派の意見は『気持ち悪いから規制する』といった感情論に基づいていて、何ら根拠がありませんでした」
 「イタリアの児童人権保護団体『テレフォノ・アルバコーレ』がまとめた児童ポルノサイト数 (2003)は以下の通り
 1位  アメリカ (10503件/61.72%)
 2位  韓国   ( 1353件/ 7.95%)
 3位  ロシア  ( 1232件/ 7.24%)
 4位  ブラジル ( 1210件/ 7.11%)
 5位  イタリア (  423件/ 2.49%)
 6位  スペイン (  288件/ 1.69%)
 7位  チェコ  (  285件/ 1.67%)
 8位  日本   (  165件/ 0.97%)
上記から、 日本で単純所持規制を行っても拡散を抑制することは困難である」
(部分引用、抜粋、要約あり)


園芸(平成21年7月創刊号)

2009-07-06 12:00:00 | 園芸、科学

  

ミニバラです。でも結構大きく直径5センチくらいあります。(H21-07-05)

  

今年の朝顔第2号です。(第1号はすぐ下のしぼんだもの)
本当は第1号を撮りたかったが、忘れてしまっていた。(H21-07-14)

  

今年の向日葵第1号です。(H21-07-20)

 にほんブログ村 政治ブログへ
(ランキングにご協力下さい。リンク先にも関連サイト多数。) 


男性が法的に完全支配される社会が間近に --児童ポルノ法改正、単純所持処罰--

2009-07-04 21:35:33 | ネット媒体

 先月末から始まった児童ポルノ法改正審議だが、与野党それぞれの案に隔たりがある上、児童ポルノの定義が曖昧なままだ。それなのに、今国会中に成立してしまう見通しだ。フェミニズムと公明党による男性支配はもう間近に迫っている。

・宮沢りえヘアヌードで混乱 児童ポルノ法、消化不良で改正 2009/7/3
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090703-00000005-jct-soci
http://www.j-cast.com/2009/07/03044678.html

 この法律の狙いが単なる少女保護とは違うということは2chはじめ様々なネット上で指摘されている。上記リンクにもコメント欄が存在するが、そこでも公明党、創価学会の戦略が指摘されている。勿論そこに投稿された内容の真偽を判断する術はない。しかし全くの出鱈目を投稿しているとも考えにくい。闇社会の存在はどこの国でも同じことなのだろうか。

 他にも今回の法改正を危険視する意見は幾らでもある。その中の一部を以下に紹介しよう。

・再開133回目 ポルノと性犯罪の関係 2009/6/27(下から視線 -自由主義者の気儘な呟き-)
http://silver.ap.teacup.com/gakrnaiwuirta/134.html
・児童ポルノ禁止法改正案に反対します
http://ameblo.jp/doronpa01/entry-10289750279.html
・本日の児童ポルノ法改正審議のまとめ(「反ヲタク国会議員リスト」メモ)
http://d.hatena.ne.jp/killtheassholes/20090626

 最初と二番目は世界各国の児童ポルノ規制と性犯罪の関係を中心に言及し、三番目は6/26に行われた国会審議での葉梨康弘議員(自民党)、丸谷佳織議員(公明党)、そして参考人として出席したアグネス・チャン氏の様子を中心に言及している。

 ところで、本法の改正は既に与野党間で修正協議に入っているという。だが具体的にどう歩み寄るのかは報道されていない。ここでも何らかの政治的取引が行われる可能性がある。何れにしても、本法は改正どころか、撤廃すべきものであると本ブログでは主張し続けてきた。今後も主張を変えるつもりはないが、本ブログも改正後の法律を盾に閉鎖に追い込まれるというようなことがあるのだろうか。

 にほんブログ村 政治ブログへ
(ランキングにご協力下さい。リンク先にも関連サイト多数。)